個性:フェンリルに転生した   作:入魂ロフス

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本当に申し訳ございません。砂藤B組で鱗不在にしてしまいました…。
A組21人の理由がしっくりこなかったのです……。


4話

雄英受験の数日後ーー…

 

……狼視点……

 

 俺の家族は母上が個性「巨大化」、父上が個性「狼男」、姉上が個性「巨大化」で俺が個性「フェンリル」の強個性一族だ。

 そんな一族に新たに入ってきたのが…

 

「シ…シンリンカムイことに…西屋森児です。

 今日は優さんと結婚を前提にお付き合いさせてもらっている旨をお…お伝えしにきました」

 

 まさか姉上とシンリンカムイが付き合っているとは…ていうか俺の受験の邪魔にならないように待っててくれたか…ありがたい……正直混乱しているからな…考える時間が欲しい。

 

「姉上に彼氏ができるだと…!?明日は槍が降るな…」

「…潰すわよ」

「ヒエッ」

 

 くっ…!やはり姉上の威圧は凄まじい…!

 

「シンジサン!ヨロシク!」ニョキ!

「っ!?聞いてはいたがすごいな…!意思を持つ個性か…!」

 

我が魔狼がシンリンカムイこと森児殿に挨拶する。

 

「あらあら…優ちゃんに彼氏が…?」

「グルルルルルルル……優は迷惑かけてませんか?」

 

「お父さん!?ここは娘はやらんって言うとこでは!?」

「いえいえこちらこそ…優さんには辛い時に支えてもらって…」

「森児くん…」「優…」

 

ジーー……

 

「ラブラブダナ!」

「「っ!いやっこれは/////」」

「「「……………」」」

 

 こら我が魔狼よ。よく二人の激甘空間に割って入れるな。

 なんかビミョウな空気になっただろうが。どうしてくれる。

 

ピンポーン

 

 無言でチラチラ目配せし合う謎の時間が過ぎていたところに救いのチャイムの音が鳴り響いた。

 

「あら?郵便かしら…ちょっと行ってくるわね?」

 

 微妙な空気から抜け出そうと母上が急いで玄関に歩いて行った。

 母上め反応が速い…!

 それにしても郵便か…雄英受験の通知はまだだろうか….。

 

「狼〜!雄英の合格通知来たわよ〜!」

「「「「!!!」」」」

 

 タイミングがいいな…!

 

「さあて…落ちてたら慰めてあげなきゃね…!」

「趣味が悪いぞ優」

「グルル…昔は姉弟ヒーローになるって言ってたのになあ…」

「フン…!姉上に慰めてもらう必要など全く無いわ!」

 

 姉上が口にした戯言を森児さんと父上が注意する。

 全く…!姉上は笑えない冗談を言うな!今になって動悸がしてきたぞ!?

 

「皆…いくぞ」

「「「「ゴクリ……」」」」

 

びりっ!

 

『んっんん〜〜!私が投影された!』

「「「「オールマイト!!?」」」」

 

なぜオールマイトが雄英の合格通知に!?……これも我が魔狼が言っていた未来への繋がりか…!!!

 

『何故私が雄英の合格通知に登場したかって?

 なぜならこの春から雄英に勤めることになったからなのさ!

 ええなんだい!?巻きで?あとがつかえてる?あーあーわかったOK……。

 さっさと話そう!

 君の敵Pは84P!これだけでも合格に値する!

 …が!先の入試!見ていたのは敵Pだけにあらず!

 救助活動P!しかも審査制!我々雄英が見ていたもう一つの基礎能力!

 岳山狼10点!合計94点で主席合格さ!

 来いよ岳山少年!ここが君のヒーローアカデミアだ!!』

「承知したぞオールマイト!!」

 

 ふむ…オールマイトが関わってくる悪か…案外オールマイトの宿敵だったりするのかもしれんな…ん?そうなったら俺の出番無くないか?

 もしかしてオールマイトが負けるのか…?そうなったら俺が勝てるのか…?むむむ…分からん…!

 

「「「「う…うおおおお!!!」」」」

「うわっ!」

 

 なんだ突然!今考え事してるのだ!

 ってそういえば合格通知の直後だったか…忘れてた…。

 

「ちょっと狼!あんたすごいじゃない!私の時より点数断然高いじゃない!!すご!!」

「すごいぞ狼くん!!雄英の主席って相当すごいぞ!?もっと喜んでいいんだぞ!?」

「あらあらあら…!あらあらあらあら…!!」

「グルルルルル…ガウガウグルルガウ…アオーーーン!!」

「スゴイ!スゴイ!」

「アオーーン!って違う!皆あまり褒めるな…!俺の中の魔狼が疼き出すではないか…!!」

 

「「「あっ…」」」「あらあら…」

「そういえば狼くんって…」「そうよ、厨二病」

 

 …なんだこの微妙な雰囲気は。

 あと俺は厨二病ではない。世界を救うものはそれ相応の立ち振る舞いをせねばならんといつも言っているだろうが!

 

「「「ソウダネ…」」」「グルル…」

 

 

 

 

 

 

「実技総合成績出ました」

 

「救助P0で2位とはなあ!」

「「1P」「2P」は標的を捕捉し近寄ってくる。

 後半他が鈍っていくなか派手な"個性"で迎撃し続けた。タフネスの賜物だな。

 対照的に敵P0で8位。」

 

「アレに立ち向かったのは過去にもいたけど…今回は二人もぶっ壊すとはね…。

それにしてもブッ飛ばしちゃったのは久しく見てないね」

「思わずYEAHって言っちゃったからな!」

「しかし自身の衝撃で甚大な負傷…まるで発現したての幼児だ」

「妙な奴だよ、あそこ以外はずっと典型的な不合格者だった」

「細けえことはいいんだよ!俺はあいつ気に入ったよ!」

 

………………………

 

「1位のやつは…すごいな。確かマウントレディの弟だっけ?」

「個性婚かよってぐらい両親の個性が噛み合った挙句突然変異で意思にも目覚めたんだってな」

「にしてもデカすぎだろアレ。

 0Pが文字通り喰われるなんて想定してなかったぞ」

「とんでもないわね。あの子も苦労したでしょうね…」

「ていうかエグいなこれ…試験中に心折れたやつめっちゃいるじゃねえか…同情するぜ…」

「意思を持ってるおかげで暴発の可能性は低そうだが…一応イレイザーのクラスに入れるか。

 頼んだぞイレイザー!」

 

「…ったく……わいわいと…」

岳山狼の表記どうする?

  • ロウ
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