三虎side
私は今、皆で「グルメ馬車」に乗っている。
カラワーナから「グルメ馬車ってなんですか?」と聞かれたから「グルメ馬車は、人間界を約2年かけて一周する豪華客馬だ。この馬車は、世界中のグルメ都市を繋ぐ超巨大線路である「ワールドコネクト」を移動し、乗るには5年前から予約しなくてはいけないんだ。」と教えてあげたんだ。
三虎sideout
カラワーナside
私は今、「グルメ馬車」というものに乗っています。
三虎さんにこの馬車について聞いてみると「この馬車に乗るには5年前から予約しなくてはいけない。」と言われました。
そんなに人気なんですか!びっくりです!
そして、馬車の中で、アーシアさんに新しい包丁をみせてもらいました。
とてもきれいで触りたくなりましたが、危ないのでやめました。
すると、アナウンスが鳴りました。
「皆様、「黄泉への門」が見えて参りました。
この場所には、引いている「ギガホース」に襲いかかってくる猛獣もたくさんいます。
そのため、停車時間は5分間とさせていただきます。」と。
すると、トリコさんから「ゼブラの奴に会いに行く。ついでに、ハニープリズンの中を見学しよう。」と言われました。
カラワーナsideout
三虎side
私達は今、馬車から降りてハニープリズンに向かっている。
すると、トリコが急に「何か食べ物を持って来いだと?分かった。今から捕まえて持ってくるよ。」と言ったんだ。
皆で、持っていくための猛獣をたくさん捕獲したんだ。
「すまねえな。何か礼がしてぇ。だが、渡せる物が何もないんだ。」と聞こえ、トリコが「いいんだよ。見返りが欲しくてした訳じゃないからな。」と返したんだ。
よく聞いてみると、誰かと話しているようだったんだ。
トリコ「いいみやげ話があるんだ。なんと、オヤジや次郎さんにまた会えたんだ。びっくりしたよ。」
その後、少し歩くと「見えたぞ!あれが「ハニープリズン」だ!」と言ったんだ。
見てみると、蜂の巣のようなものが崖から垂れ下がっていたんだ。
私が「あれはなんだ?」と聞くと、トリコは「あれは、ハニープリズンと言って、人間界で死刑もしくは懲役100年以上が確定した奴らが入る刑務所だ。」と答えたんだ。
三虎sideout
カラワーナside
私達がハニープリズンに着くと、フランケンシュタインの怪物とドラキュラを合わせたような見た目をした人が出迎えてくれました。
その人は「一龍元会長やトリコ殿は私の事はご存知と思いますが、私、「ハニープリズン」で所長をつとめている「オーバン」と申します。
前は、副所長をしておりましたがラブ所長が退職されたため所長に昇進いたしました。
今から「ハニープリズン」を案内いたします。私についてきて下さい。
この世界には、世界三大グルメ刑務所と呼ばれる監獄があります。
1つ目が、竜巻が頻繁に発生する上空1万mに浮かび、周囲には人肉が好物の怪鳥が飛び回る空の刑務所「スカイプリズン」です。
2つ目が、400気圧の水圧がかかり、凶暴な肉食魚が泳ぐ深海2000mにある海の刑務所「プリズンサブマリーン」です。
最後の陸の刑務所が、この「ハニープリズン」です。」と言いました。
カラワーナsideout
三虎side
私達がオーバンに着いていくと、「メニューⅣ」と書かれた看板が見えたんだ。
私が「あれはなんだ?」と聞くと、「あれは、「刑のフルコース」です。中でも、食材を食べすぎた、などの人々にとても迷惑をかけた重罪人に用意されたものがこちらです。その名も「奪食のフルコース」です。しかし、これは「前菜」、まだ好きなものを奪われるだけで済んでいます。「スープ」では、美味しくない食事や、臭いの強い食材が与えられますが、まだ食べられるだけましです。「魚料理」や「肉料理」では、食事や水分は与えられなくなり、まだ生きている重罪人は、処刑され、切られ、煮られ、焼かれて、下にある「死季の森」に落とされて、確実に生き絶えます。」と答えたんだ。
三虎sideout
カラワーナside
私達(三虎さん達以外)は、奪食がなぜ罰になるのか分かりませんでした。
するとオーバンさんが私達に「皆さんに質問です。この世界で、最も幸せな事は何でしょうか?」と聞いてきました。
私が「美味しいものを食べる事です。」と言うと、オーバンさんは「その通りです。では、最も不幸な事は?」と聞いてきました。
私は「食べられない事でしょうか?」と答えました。
オーバンさんは「その通りです。そのため、食を奪う事がこの世界では罰になるのです。」と答えました。
カラワーナsideout
三虎side
私はオーバンの言った「刑のフルコース」の説明を聞いて「私は昔、美食會という大規模なグルメ犯罪組織のボスだった。組織の中には、うるさい、という理由だけで命を奪う奴もいたな。」と返したんだ。
三虎sideout
カラワーナside
私は、三虎さんの言った事が信じられませんでした。
人が酷いことを言われていたら、怒ってくれるような優しい方が昔の事とはいえ、犯罪組織のボスだったんですから。
三虎さんは「気にする事はない。昔の話だ。」と言っていましたがとてもびっくりです。
カラワーナsideout
三虎side
道中、私はトリコに「ゼブラという奴はどんな奴なんだ?」と聞いてみたんだ。
トリコは「いい奴とも悪い奴とも言えない奴だな。」と返したんだ。
私が「どういう事だ?」と聞き返すと、「これからわかるさ。」と言われたんだ。
三虎sideout
カラワーナside
私達は、オーバンさんについて行きました。
そこは、小さな窓がいくつかありました。
私は、オーバンさんに「この場所はどんな場所なんですか?」と聞いてみました。
すると、オーバンさんは「この場所は「処刑場」です。この場所の処刑の仕方は、処刑獣と呼ばれる猛獣が、死刑囚の両手足をつないだ鎖を引っ張るというものです。
本来なら体は無事ではすまないのですが、1人だけ引っ張られた鎖を力で抑え、処刑獣を気絶させてしまった人がいます。」と教えてくれました。
すると、後ろから「おい、トリコ。待ってたのに、無視するなんてひでぇじゃねえか。」と低い声がしました。
振り返ると、トリコさんを上回る大男で、左の頬が大きく裂けている人が立っていました。
オーバンさんは「その人が今、後ろにいるゼブラという男です。」と私達に言いました。
カラワーナsideout
三虎side
私はゼブラを見た後、トリコに「なぁ、トリコ。今、オーバンからこいつが前に、この処刑場にいた話をしたが、何をしてこの場所にいれられたんだ?」と聞いたんだ。
トリコは「言い忘れていたな。あいつは、気に入った食材やムカついた生物がいると、その種が絶滅するまで食べる奴でな、絶滅させた生物は26種にもなる。とても悪いことだが、あいつの存在が世の中に悪影響しかないかと言われるとそうでもねぇ。」と返したんだ。
そして私に「あいつが絶滅させた生物は生態系を狂わせる危険生物ばかりだから、その事を感謝している人達もいるんだ。」と言ったんだ。
この話が皆にも聞こえていたようで、口々に「26種類も生物を絶滅させているんですか!」と言っていたな。
すると、ゼブラが
「おぃ、小娘共。事実とはいえ、人の事情を声に出すのは駄目じゃねえか?他の奴がこの事を聞いてどう思うか分からない訳じゃないよなぁ?」
と言ったんだ。
それを聞いて、カラワーナ達は俺に「すみません。私達が間違っていました。」と謝ったんだ。
「それと、人が善人か悪人か自分だけで判断せずに他の人の意見も聞いた方がいいぞ。そうすれば、その人の本当の人柄が分かるだろうよ。」と言ったんだ。
皆、その言葉に納得していたな。
私が「そういえば、トリコ。この場所に来るまでに、たくさんの猛獣を倒したが、あれは何だったんだ?」と言うと、トリコが「この場所の周りは「死季の森」と言ってな、春夏秋冬の四季ではなく、獣溶霧凍の死季が来るんだ。人間界で唯一グルメ界に負けないくらいの過酷な修行ができるんだ。
それぞれ説明すると、さっき言った3月から5月までの「獣季」は、数百万頭の凶暴な猛獣が目覚める事から「モンスターシーズン」と呼ばれているんだ。平均捕獲レベル60の猛獣が辺り一面を埋め尽くす姿はまさに地獄だ。
6月から8月までの「溶季」は、一面に溶岩が吹き出す事から「マグマシーズン」とも呼ばれているんだ。地上の気温も70度を超えて空気の熱だけで皮膚がやけどするくらいだ。
9月から11月までの「霧季」は、1メートル先の視界もきかないほどの濃霧がただようから「ミストシーズン」って呼ばれているぞ。この濃霧は猛毒でな、1呼吸で呼吸困難になり、2呼吸で意識障害に、3呼吸で心停止になるほど強力だ。絶対に吸うんじゃないぞ。
最後に、12月から2月までの「凍季」は、-200度のブリザードがすべてを凍らせる事から「フリーズシーズン」と呼ばれているんだ。この猛吹雪は3ヶ月は決して止まないそうだ。
皆も、環境への適応の訓練として1年間過ごしてみたらどうだ?
いい修行になるぞ。」と言ったんだ。
三虎sideout
カラワーナside
私達は、あれから1年間「死季の森」で環境に体を慣らしていました。
「モンスターシーズン」では、最初は数に押され身も心もボロボロになりましたが、日が経つにつれて少しずつ対応し、反撃できるようになりました。
「マグマシーズン」は、とても暑く、くじけそうになりながら「これを乗り越えられなければ、グルメ界には行く事はできない」という思いで何とか乗り越えました。
「ミストシーズン」は、呼吸ができない中、意地で頑張りました。
「フリーズシーズン」は、アイスヘル以上に厳しい環境でした。ライタースーツを着ていてもすぐに凍ってしまいそうでした。
カラワーナside
三虎side
私は今、「リフトハウス」に乗っている。
皆、景色を見たり、くつろいだりと思い思いに過ごしていたな。
カラワーナに「これから、どこに向かうんですか?」と聞かれたんだ。
私は「これから向かうのは、「サンドガーデン」という場所だ。その場所は、天然米で出来た「米砂漠」や、砂糖で出来た「黒糖砂漠」、石炭やレアアースでできた「資源砂漠」、砂金やダイヤでできた「ジュエル砂漠」など、様々な種類の砂漠がある砂の楽園なんだ。」と教えてあげたんだ。
それを聞いた皆から、「私は「ジュエル砂漠」に行きたいわ。」等と言われたなぁ。
三虎sideout
カラワーナside
私達は今、砂漠を行き来するのに必要なラクダを借りにふもとの村に来ています。
カラワーナ「すみません。砂漠に行くためにラクダを借りたいのですが・・・。」
おばあさん「いいですよ。何匹お貸しすればよろしいでしょうか?」
カラワーナ「1匹に2人座るとして・・・。8匹貸していただきたいのですが、大丈夫でしょうか?」
おばあさん「いいですよ。今は生物兵器もいませんから。」
カラワーナ「1つお聞きしたいのですが、生物兵器とは何ですか?」
おばあさん「兵器として使役している猛獣です。戦争などで敵国に送り込まれることもあります。その猛獣によって私の子や孫が亡くなりました。
ですが、ある方のおかげでその猛獣は倒されました。」
私は、生物兵器と言われるくらいに危険な猛獣を倒した人というのが分かりませんでした。
すると、後ろからゼブラさんの声がしました。
カラワーナsideout
三虎side
今はラクダを借りるために、カラワーナがおばあさんにかけ合っているところだ。
すると、ゼブラが「探したぞ。置いてくなんてひでぇじゃねえか。」と言いながらこちらに来たんだ。
それを見たおばあさんが「今、そちらの方をゼブラとおっしゃいましたか?」と言ったんだ。
すると、おばあさんは周りにいた住人の方々に「ゼブラ様が私達の町に来てくださいました!」と言ったんだ。
それを聞いた住人の方々がゼブラの周りに集まってきて口々に感謝していたな。
三虎sideout
カラワーナside
私は、ゼブラさんがふもとの村の住人の方々に感謝されているのを見てびっくりしました。
私は、「皆さんは、ゼブラさんが慕われている事を知っていたんですか?」と聞いてみました。
三虎さんは「あぁ、私はトリコから聞いてその事を知ったんだ。皆に言わなかったのは、聞いただけでは信じてもらえないのではないか、と思ったからだ。」と答えました。
カラワーナsideout
三虎side
私達は今、グルメピラミッドの通り道の「デザートラビリンス」に向かっている。
すると、目の前に砂漠鮫が現れたんだ。
トリコが「こいつの肉は固くて食えねぇ!」と言うと、ジョアが
「固くて食べられないですって?この世界には食べられないものなどありません。食べられないとすれば、柔らかくするなどの調理をしないでそのまま食べているからです。私が持っている調味料で味付けや下ごしらえなどをしますから、調理道具を貸していただけないでしょうか?」と言ったんだ。
アーシアから調理道具を借りたジョアは、砂漠鮫をすぐに倒してしまい、持っていた調味料で肉を柔らかくしてムニエルを作ったんだ。
とても美味しかったなぁ。
三虎sideout
カラワーナside
皆で砂漠鮫のムニエルを食べた後砂嵐がきました。
私達は何とかそれを耐え、デザートラビリンスに着きました。
すると、体の水分が奪われていくのを感じました。
そのため、アーシアさんに水分を取るように言いましたが、返事が帰ってきませんでした。
おかしいと思った私が後ろを振り返ると、アーシアさんがいなくなっていました。
その後、私達の目の前に砂の階段や樹木といった異様な光景が現れたのでとてもびっくりしました。
カラワーナsideout
三虎side
私達は今、全てのラクダが暑さで倒れてしまったため、歩いてグルメピラミッドに向かっている。
だが、グルメピラミッドへの道は蜃気楼に阻まれている。だからゼブラが頼りだ。
すると、ゼブラが「この技を使っている時は、俺は戦えねぇ。戦闘は任せたぜ。」と言ったんだ。
それから私達が戦い、ゼブラがアーシアを探すという風に役割を分けたんだ。
ゼブラについていくと、あいつは「この場所は一本道だ。しっかりとついてこい。」と私達を気遣うような言葉をかけてくれたんだ。
三虎sideout
アーシアside
私は今、たった1人でどこかの建物にいます。
すると、ゼブラさんの声がしました。
「おい、小娘。お前には今回の旅の後にやる宴会の献立を作ってもらいてえんだ。だから絶対に生き残れよ。」と。
私は、その言葉を心の支えにして進むことにしました。
アーシアsideout
カラワーナside
私達がゼブラさんに着いていったところ、「小娘を見失わないようにしていたらグルメピラミッドに着いちまったぞ。」と言いました。
目の前には、高さ500mほどはありそうな巨大な建築物がありました。
ゼブラさんは、続けて「だが、この部分は屋根だ。この下にとても巨大な宮殿が埋まってやがる。」と言いました。
では、グルメピラミッドは宮殿の屋根が地上に出ているということですね。
え…、こんなに大きな部分が屋根なんですか!
そんな建物があるんですね。びっくりです!
カラワーナsideout
三虎side
私達は、アーシアを探すためにグルメピラミッドを降りている。
下に降りていくにつれて少しずつ猛獣が強くなっていったからリアス達は苦戦したようだが、私達には準備運動にすらならなかったな。
三虎sideout
カラワーナside
ゼブラさんが「近道するぜ。」と、「サウンドバズーカ」という技を使いました。
すると、立っていた地面が崩れ、下の階にいたアーシアさんに会う事ができました。
目の前には、とても大きな猛獣がいました。
トリコさんが「こいつはサラマンダースフィンクスという猛獣だ。体内から「メロウコーラ」が取れるんだ。…あれ?こいつ、前にも見なかったか?あの時食べてしまったと思っていたが…。」と言いました。
すると、ジョアさんが「知り合いの再生屋に頼んで、再生してもらいましたよ。」と言いました。
私は、「再生屋」について聞いてみました。
ジョアさんは「荒廃した自然や絶滅した生物種などの再生を営む技術者の方々です。」と教えてくれました。
そんな方々が知り合いにいるんですか? すごいです!
私達がこの猛獣から、どのようにメロウコーラを入手するか考えていると、アーシアさんが「皆さん、見て下さい!あそこに本がありますよ!」と言いました。
その本はとても古く、私達が見たこともない言葉で書いてありました。
ですが、書いてあるさし絵からたくさんの猛獣の調理法が書かれたレシピだと分かりました。
それを全てジョアさんが解読し、アーシアさんが私達に伝えるという風に役割を分担して、サラマンダースフィンクスからメロウコーラを手に入れる事ができました。
帰る途中で、ジョアさんが私達に「皆さん。今回のように昔の本にしか正しい調理法が書いていない、という食材も世界には沢山あります。私がいつまでもいるとは限りません。教えますので、古代語を読めるようになりましょう。」と言いました。
グルメピラミッドから戻った後、ラクダを貸してくださったおばあさんにラクダを返せなかったおわびとして「メロウコーラ」を渡しました。
それを見た住人の皆さんはとても喜んでいました。
ゼブラさんはメロウコーラを渡したことに怒っていましたが何とかなだめました。
カラワーナsideout
感想やアドバイスよろしくお願いいたします。
※面白かったです。などの一言でも構いません。
製作の支えになります。
次回は「アカシアの三弟子達 リアス眷属とライザーと一緒に世界を回る ~宴会、そしてグルメ神社へ~」となっております。
グルメ界の話の終わりで最後の修行として、アカシア(ネオ吸収)、ジョア、アカシアの三弟子、トリコ、スタージュンVSリアス眷属、ライザー、堕天使の三人の戦いを書きたいと思います。いいですか?
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はい
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いいえ