アカシアの三弟子のハイスクール D×D   作:ピック

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完結までよろしくお願いいたします。

仙術にオリジナル(?)の設定があります。


第46話 最後の修行食材!VS四獣!(後編)

全ての戦いが終わり・・・。

 

私達は皆で、人間界の中心部にいるわ。

 

理由は皆同じようで、自分達の倒したはずの猛獣が倒れておらず、人間界の中心部に向かっていったから、だそうなの。

 

中心部には、枯れた植物のような姿をした猛獣が居たの。

それは手足になっている猛獣達を吸収し、緑色の巨人のような姿になり、口から雨雲を上に向かって放出して黄緑色に近い雨を降らせたの。

 

リアス「さて、どうやって戦おうかしら?」

 

レイナーレ「手足になっている猛獣を倒した私達を、前にしても余裕そうよ。どうするの?一龍さん達に頼るの?」

 

リアス「一龍さん達に頼るのは最後の手段にするわ。この食材を捕獲する事が、グルメ界に入るための最後の修行なのよ?自分達で出来なくてどうするの?」

 

レイナーレ「そうね、私が間違っていたわ。力を合わせて、最後まで戦いましょう。」

 

リアス「まず、誰が行くの?」

 

ライザー「俺が行こう。攻撃されても、不死だから何とかなるだろう。じゃあ、行ってくる。」

 

向かっていったライザーがどうやって戦うのか見ていると、炎でそっくりの分身を何体も作っていたわ。

しかも、それぞれの分身が皆同じ能力を持っていて、攻撃されてもすぐに復活していたのよ。

 

帰ってきたライザーは、私達にこう言ったわ。

 

ライザー「俺は、手足になっている猛獣を吸収する事で、戦った経験も吸収しているかも知れないと思い、今まで使っていなかった技で四獣の本体に挑んだんだが、それは間違いじゃなかったようだ。

しかし、やみくもに攻撃しても駄目だ。すぐに再生してしまう。」

 

リアス「ありがとう、ライザー。皆!まだ出し惜しみしている技があったら使いなさい!

そういえば、ライザー。今、戦っているあなたの分身、あれは何なの?」

ライザー「あれはな、炎で自分そっくりの分身を作った後に、「命の灯火」を入れているんだ。これには、たった1つだけ欠点があるんだ。まぁ、あってないようなものだがな。」

 

黒歌「次は、私が行くにゃ。」

 

黒歌さんは、地面に両手を当てて仙術を流し始めたの。

すると、大地が盛り上がり変形して、とても大きなとげのようなものが何本も出てきて、四獣に刺さったの。

 

黒歌「どうかにゃ?これも食らうにゃ!『封』。」

 

すると、四獣がめちゃくちゃに周りを攻撃し始めたの。

 

何が起こったのか聞いてみると、こう言われたの。

黒歌「一時的に四獣の視覚を封印したにゃ。これで攻撃し放題にゃ。さらに駄目押しにゃ。『一時停止』。」

 

黒歌がそう言うと、四獣の動きが止まったの。

 

リアス「いったい、これはどういう事なの?」

黒歌「これは、言葉に仙術を込めたにゃ。いわゆる、言霊のようなものにゃ。」

 

リアス「言霊って何なの?」

 

黒歌「言霊っていうのはね、 言葉に宿ると信じられていた神秘的な霊力の事でね、発した言葉の内容どおりの状態を実現する力があるにゃ。今のは、四獣の行動を止めるために、時間を止めたにゃ。 」

 

リアス「他にも、どんなことが出来るの?」

 

黒歌「それは、これからのお楽しみにゃ。」

 

リアス「そう、じゃあ、楽しみにしているわね。そう言えば、今まで見た事無かったわね。」

 

黒歌「今まで、残像での目眩ましと仙術を直接相手に当てるだけで勝ててきたから、使おうという機会すら来なかったにゃ。」

 

リアス「すごいわね。私も、そんな事が出来るかしら?」

 

黒歌「きっとできるにゃ。」

 

その頃・・・。

 

一龍「皆、自分の力を生かして戦っておる。良いことじゃわぃ。」

 

次郎「四獣の本体は、本来あれくらいの強さなんじゃなぁ。」

 

アカシア「どういう事だ?」

 

次郎「私がアカシア様に頼まれて、グルメ界にいる四獣の本体をノッキングしに行った時は、先程のように枯れた植物のような姿をしておりましたから、手足の猛獣を吸収した後の本体の強さを知らないのです。」

 

アカシア「そうだったのか。おや?あれは、浴びてしまえば、1時間で死に至るというグリーンレインじゃないか。」

 

ジョア「1時間ですか?私達には長すぎますね。」

 

一龍「そうじゃのう。」

次郎「そうじゃな。」

三虎「あぁ、そうだな。」

 

一龍「ちょっと、私、皆に伝えてきますね。ジョア、ちょっと透影を借りていくぞぃ。それと薬膳餅の用意もお願いするわぃ。 」

 

ジョア「ちょっと待って下さい、一龍。あなたにもパートナーアニマルがいますよね?」

 

一龍「あぁ、おるとも。じゃが、巨大すぎて、皆がびっくりしないか心配なんじゃ。」

 

ジョア「わかりました。いってらっしゃい、一龍。」

 

(リアス達のもとに向かう一龍。)

 

一龍「皆、この雨はグリーンレインと言って、浴びてしまえば1時間で死に至る猛毒の雨じゃ。アーシアちゃん達に解毒食材を作るお願いをしておくから、四獣の捕獲は任せたぞぃ。」

 

リアス「分かったわ。一龍さん。」

 

(来た道を戻る一龍。)

 

戻った後・・・。

 

一龍「アカシア様!皆にグリーンレインについて伝えてきました!」

 

アカシア「ありがとう、一龍!今、ジョアに節乃、ブランチにアーシアが薬膳餅の調理の作り方を教えてもらいに、薬膳料理のプロの店に向かっている所だ!」

 

一龍「私達はどうしましょうか?」

 

アカシア「私達が途中で助太刀してしまってはあの子達の修行にならんだろうから、ゆっくり見守るとしよう。」

 

一龍「そうですね。今の時点では、四獣の本体を圧倒しています。」

 

アカシア「だが、もしも皆が危なくなった時に、すぐに助けに行く事が出来るようにしておいてくれ。」

 

一龍「分かりました。アカシア様。」

 

その頃、四獣の本体と戦っているリアス達は・・・。

 

リアス「この雨、そんなに危険だったの!

皆、ずぶ濡れになってしまったわよ。

ジョアさん達が解毒食材を作って下さるそうだから、私達は、この猛獣を倒してしまいましょう。」

 

皆「分かりました(分かったよ)(分かったにゃ。)、部長(リアス)。」

 

その頃、アーシア達はと言うと・・・、

 

アーシア「初めまして、ユダさん。私はアーシアと言います。」

 

ユダ「ご丁寧にありがとう。ワシはユダ。この店のオーナーシェフをしておるんじゃ。話は聞いておる。用事は、薬膳餅の作り方じゃろう。」

 

アーシア「はい!皆さん、かなり雨で濡れてしまっているので、すぐにでも教えて欲しいんです。」

 

ユダ「分かったぞぃ。すぐに取りかかろうか。」

 

ライブベアラー「久しぶりね。アーシアちゃん。」

 

後ろには、無精髭を生やしている浅黒い肌の男の人がいました。

 

アーシア「ライブベアラーさん!後ろの方はどなたですか?」

 

ライブベアラー「この人は、毒の専門家「タイラン」よ。人々が何もできず亡くなっていくのを見ていられなくなって、一緒に来てくれたのよ。」

 

タイラン「タイランだ。よろしく頼む。」

 

アーシア「私の名前はアーシアと言います。こちらこそ、よろしくお願いします。」

 

タイラン「薬膳餅の調理に取りかかる前に、ちょっとやりたいことがある。放送設備を使いたいんだが、いいか?」

 

ユダ「いいぞぃ。」

 

タイラン「今からやるのは、世界に向けた、毒の周りを遅くさせるためのマッサージだ。このマッサージで、毒が完全に身体中に回るまで1時間かかるのを最大3時間まで伸ばすことができる。」

 

ユダ「そんなマッサージがあるんじゃのぅ。すぐに、全世界に配信するぞぃ!」

 

タイラン「本日は晴天なり、本日は晴天なり。緑の雨を浴びた連中に言いたい事がある。その雨は猛毒でな、浴びれば1時間以内にあの世行きだ。だが、今から言うマッサージをすれば、その時間を伸ばす事ができる。

だが、このマッサージは複雑だ。上手くできない奴もいるだろうから繰り返し流すぞ。見てない連中にも見せてやるといい。」

 

ユダ「今から、薬膳餅の調理法を見せるぞぃ。」

 

(薬膳餅を調理するユダ。)

 

アーシア「すみませんが、雨に濡れている全世界の人々の分は配る事はできますか?」

 

ユダ「辛い事じゃが、それはできん。

その理由は、薬膳餅が米の配合、蒸す時間、臼でつく回数、全て1つでも違ってしまうと完成しない特殊調理食材じゃからじゃ。」

 

アーシア「特殊調理食材って何ですか?」

 

ユダ「調理するのに特殊な工程や技術がいる食材の事じゃ。更に調理の難しい超特殊調理食材というものもあるぞぃ。」

 

アーシア「ありがとうございます。ユダさん。」

 

ユダ「いいんじゃよ。」

 

アーシア「皆さん!私に10分だけ時間を下さい!必ず、簡単な調理法を見つけてみせます!

ですから、皆さんのお店の料理人に連絡をお願いします!そして、全世界の人々を救いましょう!」

 

ユダ「いいぞぃ。じゃが、それまでに見つけられなければ、調理を始めさせてもらうぞぃ。1人でも多くの人を救いたいからのぅ。」

 

アーシア「分かりました。私も頑張って簡単な調理法を見つけますね!」

 

(調理場へと入っていくアーシア)

 

ユダ「しかし、薬膳をいつも扱っているワシの考えじゃが・・・、まず、調理を単純にするのは難しいと思っておる。」

 

ライブベアラー「私達が悲観的になってどうするの?信じましょう。アーシアちゃんを。」

 

(アーシアが調理を始め10分が経った・・・。)

 

ユダ「アーシアちゃんには悪いが、薬膳餅の調理を始めようかのぅ。1人でも多くの人を救うために!」

 

アーシア「遅れてすみません!薬膳餅の簡単な調理法を見つけました!」

 

節乃「わずか10分で、薬膳餅の短時間で簡単な調理法を見つけるとはのぅ。驚いたわぃ。」

 

アーシア「10分ではありません。調理法は最初の5分で見つけ、残りの時間で、より美味しくするにはどうすればよいのか考えていました。

前に、ジョアさんから聞きました。この世界は、美味しい食べ物であふれている世界だ、と。

だったら、美味しくないと皆に食べてもらう事はできません。」

 

ユダ「すぐに、全世界に中継を繋ぐんじゃ!」

 

アーシア「今から、薬膳餅の簡単な調理法をお教えします。

まず、1リットルの美味なるウォーターに100グラムのおい塩を入れて、よく混ぜた後、色米を25秒浸して色止めをします。

すると、微妙に重さの違う色米が分けられるので、一番上と一番下の色米を取り出し、色の濃い米と薄い米を1:1の割合で30秒蒸します。

次に、蒸された色米をきねでついてこねます。色止めのおかげで色が変わらないため、つく回数や角度を気にする必要はありません。

最後に、ついた色米を団子状に丸めて出来上がりです。」

 

???「時間は!3分!3分だ!なんと、特殊調理食材“薬膳餅”をカップラーメン並みの時間でできるお手軽料理にして見せた!すごいぞ!」

 

ライブベアラー「調理する食材は足りるのかしら?」

 

十夢「大丈夫だ!俺達、卸売商がかき集めてやるから心配するな!」

 

ユダ「各地から500万人もの料理人が集まってくれた。一緒に作れば、2時間で2億個の薬膳餅ができる。それをどんどん被害地域へ運んでくれ!残りの3億個はワシらで何とかしよう!」

 

たくさんの料理人が自分にできる事を精一杯しました。

そうして、5億個の薬膳餅ができました。

 

アーシア「こちらは何とかなりそうです!後はお願いしますね。皆さん。」

 

すると、ポケットに入れていた携帯から着信音が流れました。

 

黒歌「もう、四獣の本体は倒しちゃったにゃ。」

 

アーシア「すごいです!皆さん!」

 

黒歌「今から、四獣の本体の肉を持っていくにゃ。調理は任せたにゃ。」

 

アーシア「はい、分かりました!私達は、薬膳餅を皆さんの所に持っていきます!」

 

黒歌「ありがたいにゃ。」




感想やアドバイスよろしくお願いいたします。

次回は「ついに始まるクッキングフェス!」となっております。

グルメ界の話の終わりで最後の修行として、アカシア(ネオ吸収)、ジョア、アカシアの三弟子、トリコ、スタージュンVSリアス眷属、ライザー、堕天使の三人の戦いを書きたいと思います。いいですか?

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