デザイアグランプリ異世界ゲーム   作:0101シュート

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なんか思いついたので書いてみました。



異世界召喚とエントリー

「………今回も駄目だったか」

 

燃え盛りボロボロになった町の真ん中でハジメは

スパイダーフォンの画面を見ながらそう呟く。そのは内容スコアランキング一位のギーツの勝利を

知らせる内容だった。

 

「はぁ。あの人チートすぎるでしょ」

 

ハジメがため息交じりのつぶやき。そのつぶやきにとなりにいた

一人の少女が返事した。

 

「仕方ないよ........。でも今回はせっかく最終ウェーブまで生き残れたのにな........」

 

「優花ちゃん……ドンマイ」

 

「いや私は諦めないよ!きっと次もエントリーできるかもしれない!

だから次は........次こそは........う........」

 

優香はあまりの悔しさに嗚咽とともに涙を流してしまう。

 

 

 

 

ゴーン、ゴーン

 

 

 

 

その時鐘の音が町中に高らかに響き渡った。

 

「ああ。もう世界が創り変えられるのか。優香ちゃんこれでお別れだ」

 

ハジメの言葉を聞いた優花は涙を拭いハジメに微笑む。

 

「そうだね。また機会があったらその時よろしくね」

 

その時二人の存在が一旦この世界から消える。そしてその場に残ったのは

二つの地面に落ちたデザイアドライバーだけだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「は~。眠いな~」

 

 月曜日。老若男女を問わず苦行苦役たる五日乃至六日間の始まりにして、やがて訪れるその苦行苦役より解放されし魂の安息の楽園エデンたる土曜日と日曜日。人はその僅か二日乃至一日の安息の刻に苦役によりその身と心に刻まれた疲労を癒やすが、しかしその安息の時間は刹那の間に過ぎ去ってしまい、無限ループの如く再び訪れる苦行苦役の時間の始まりを告げる日。そんな月曜日。

 

 「ふぁぁ〜っ………眠っ……」

 

 始業のチャイムが鳴る迄もう十分弱と云う遅めの時刻に教室の扉を開けつつ、口をつく欠伸を押し殺す事も出来ずに流れるままに垂れ出してながら、南雲ハジメは教室の何時もの己の席に座ると速攻で上半身を机の上に預け突っ伏してしまう。

 

「よぉ、キモヲタぁ!まぁた徹夜でゲームかぁ? どうせエロゲでもしてたんだろォ?」

 

「うわっ、キモ~。エロゲで徹夜とかマジキモイじゃん~」

 

自分のことが気に入らないのかことあることにつっかかてくる

檜山とその悪党三人組。ハジメはうんざりしていたが言い返してもめんどくさい

と感じていたため適当に返事するだけであった。

そして自分がこのように嫌われている原因となっている人物が自分の

机にやってくる。そう白崎香織だ。

 

「南雲くん、おはよう! 今日もギリギリだね。もっと早く来ようよ」

 

なぜこんな自分に話しかけてくるのか理解できないが

正直やめてほしい。なぜなら………。

 

「南雲君。おはよう。毎日大変ね」

 

「香織、また彼の世話を焼いているのか? 全く、本当に香織は優しいな」

 

「全くだぜ、そんなやる気ないヤツにゃあ何を言っても無駄と思うけどなぁ」

 

このようにめんどくさい男もつっかかてくるのだから。

 

「おはよう、八重樫さん、天之河くん、坂上くん。はは、まぁ、自業自得とも言えるから仕方ないよ」

 

「それが分かっているなら直すべきじゃないか? いつまでも香織の優しさに甘えるのはどうかと思うよ。香織だって君に構ってばかりはいられないんだから」

 

「? 光輝くん、なに言ってるの? 私は、私が南雲くんと話したいから話してるだけだよ?」

 

「え? ……ああ、ホント、香織は優しいよな」

 

この男どこかずれてるのだ。ハジメは苦笑いするしかなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして午前中の授業事件が起きた。

なんと教室全体に眩い光が包み込んだのだ。

 

「な、なんだ!?」

 

そしてクラスにいた生徒全員と担任が姿を消した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ようこそ、トータスへ。勇者様、そしてご同胞の皆様。歓迎致しますぞ。私は、聖教教会にて教皇の地位に就いておりますイシュタル・ランゴバルドと申す者。以後、宜しくお願い致しますぞ」

 

なんとクラスごと異世界転移したのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 現在、ハジメ達は場所を移り、十メートル以上ありそうなテーブルが幾つも並んだ

大広間に通されていた。そして全員椅子にすわりイシュタルが話を始めた。

 

 

 

 

 

 要約するとこうだ。

 

 

 

 まず、この世界はトータスと呼ばれている。そして、トータスには大きく分けて三つの種族がある。人間族、魔人族、亜人族である。

人間族は北一帯、魔人族は南一帯を支配しており、亜人族は東の巨大な樹海の中でひっそりと生きているらしい。

この内、人間族と魔人族が何百年も戦争を続けている。

魔人族は、数は人間に及ばないものの個人の持つ力が大きいらしく、その力の差に人間族は数で対抗していたそうだ。戦力は拮抗し大規模な戦争はここ数十年起きていないらしいが、最近、異常事態が多発しているという。

それが、魔人族による魔物の使役だ。

魔物とは、通常の野生動物が魔力を取り入れ変質した異形のことだ、と言われている。この世界の人々も正確な魔物の生体は分かっていないらしい。それぞれ強力な種族固有の魔法が使えるらしく強力で凶悪な害獣とのことだ。

今まで本能のままに活動する彼等を使役できる者はほとんど居なかった。使役できても、せいぜい一、二匹程度だという。その常識が覆されたのである。

これの意味するところは、人間族側の〝数〟というアドバンテージが崩れたということ。つまり、人間族は滅びの危機を迎えているのだ。

 

 

 

「あなた方を召喚したのは〝エヒト様〟です。我々人間族が崇める守護神、聖教教会の唯一神にして、この世界を創られた至上の神。おそらく、エヒト様は悟られたのでしょう。このままでは人間族は滅ぶと。それを回避するためにあなた方を喚ばれた。あなた方の世界はこの世界より上位にあり、例外なく強力な力を持っています。召喚が実行される少し前に、エヒト様から神託があったのですよ。あなた方という〝救い〟を送ると。あなた方には是非その力を発揮し、〝エヒト様〟の御意志の下、魔人族を打倒し我ら人間族を救って頂きたい」

 

 

イシュタルはどこか恍惚こうこつとした表情を浮かべている。おそらく神託を聞いた時のことでも思い出しているのだろう。

イシュタルによれば人間族の九割以上が創世神エヒトを崇める聖教教会の信徒らしく、度々降りる神託を聞いた者は例外なく聖教教会の高位の地位につくらしい。

ハジメが、〝神の意思〟を疑いなく、それどころか嬉々として

従うのであろうこの世界の歪さに言い知れぬ危機感を覚えていると、突然立ち上がり猛然と抗議する人が現れた。

 

愛子先生だ。

 

「ふざけないで下さい! 結局、この子達に戦争させようってことでしょ! 

そんなの許しません! ええ、先生は絶対に許しませんよ! 私達を早く帰して下さい! 

きっと、ご家族も心配しているはずです! あなた達のしていることはただの誘拐ですよ!」

 

「先ほど言ったように、あなた方を召喚したのはエヒト様です。我々人間に異世界に干渉するような魔法は使えませんのでな、あなた方が帰還できるかどうかもエヒト様の御意思次第ということですな」

 

「そ、そんな……」

 

愛子先生が脱力したようにストンと椅子に腰を落とす。周りの生徒達も口々に騒ぎ始めた。

 

「うそだろ? 帰れないってなんだよ!」

 

「いやよ! なんでもいいから帰してよ!」

 

「戦争なんて冗談じゃねぇ! ふざけんなよ!」

 

「なんで、なんで、なんで……」

 

パニックになる生徒達。それはそうだろう。全員戦争とは無縁な

日本で生きてきたのだ。それなのにいきなり戦争に参加しろといわれても

納得できるはずもない。

そんななか光輝が高らかに声を上げる。

 

「皆、ここでイシュタルさんに文句を言っても意味がない。彼にだってどうしようもないんだ。……俺は、俺は戦おうと思う。この世界の人達が滅亡の危機にあるのは事実なんだ。それを知って、放っておくなんて俺にはできない。それに、人間を救うために召喚されたのなら、救済さえ終われば帰してくれるかもしれない。……イシュタルさん? どうですか?」

 

 

 

「そうですな。エヒト様も救世主の願いを無下にはしますまい」

 

 

 

「俺達には大きな力があるんですよね? ここに来てから妙に力が漲っている感じがします」

 

「ええ、そうです。ざっと、この世界の者と比べると数倍から数十倍の力を持っていると考えていいでしょうな」

 

「うん、なら大丈夫。俺は戦う。人々を救い、皆が家に帰れるように。俺が世界も皆も救ってみせる!!」

 

 ギュッと握り拳を作りそう宣言する光輝。無駄に歯がキラリと光る。

同時に、彼のカリスマは遺憾なく効果を発揮した。

絶望の表情だった生徒達が活気と冷静さを取り戻し始めたのだ。

光輝を見る目はキラキラと輝いており、まさに希望を見つけたという表情だ。

女子生徒の半数以上は熱っぽい視線を送っている。

 

 

 

「へっ、お前ならそう言うと思ったぜ。お前一人じゃ心配だからな。……俺もやるぜ?」

 

「龍太郎……」

 

「今のところ、それしかないわよね。……気に食わないけど……私もやるわ」

 

「雫……」

 

「え、えっと、雫ちゃんがやるなら私も頑張るよ!」

 

いつものメンバーが光輝に賛同する。

後は当然の流れというようにクラスメイト達が賛同していく。

愛子先生はオロオロと「ダメですよ~」と涙目で訴えているが

光輝の作った流れの前では無力だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「すいません!お話中に失礼いたします!!」

 

その時可愛らしい女性の声が全体に響いた。

その場の全員が声の方を向くとそこには白と黒を基調とした

不思議な服装をした女性いた。両手に黄色の箱を持っている。

 

「何者だ貴様!!」

 

衛兵たちが声を荒げるが女性はそれに構わず

生徒たちに近づく。

 

「南雲ハジメ様。園部優花様。おめでとうございます。

あなた方は今日から仮面ライダーです!」

 

その女性はハジメと優花に黄色の箱を渡した。

怪しみながらも二人はその箱を受け取る。そして二人は

恐る恐る箱の蓋をスライドさせ中身を確認。するとそこに入ってたには

黒い機械と円形の小さいなにか。

 

「な、なんだこれ?」

 

優花の箱にも同様のものが入っており、二人は

とりあえずその円形のものに触れた。その時........

 

「う!?」

 

「きゃ!?」

 

二人の頭に一瞬にして激しい痛みと……

失われたはずの記憶が入り込んできた。

 

(そうだ........俺は........)

 

(そうだった。私........)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

((仮面ライダーだ!!))

 

ハジメと優花は椅子から立ち上がり部屋を出ていこうとした。

しかし光輝が声を上げる。

 

「おい二人ともどこに行くんだ!?」

 

「ごめん!急用!!」

 

二人はそのまま部屋から出て行ってしまった。

 

 

 

 

 

 

 

部屋を出て行った瞬間二人は異空間に飛ばされる。

そこはライダーたちが集められる不思議な空間。デザイア神殿である。

その空間に入った瞬間二人の服装もプレーヤーコスチュームへと変わる。

いつもならたくさんのライダーたちがいるのだが今回は違った。

 

「あれ?今回これだけ?」

 

そういつもなら30人ほどが集まるのだがこの場にいるライダーたちは

自分たちを含めて6人ほどであった。

 

「あ。ハジメくんに優花ちゃん来たんだ」

 

「ああ!サワさんお久しぶりです!」

 

「サワさんご無沙汰しています」

 

でも知ってる人はちゃんといる。まあ

好意的な人だけではないが………。

 

「フン。テメーらも来てのか」

 

「まあまあ道長くん顔が怖いよ」

 

「フン」

 

「それにしても彼はもしかして今回エントリーしていないのかな?」

 

「彼とは俺のことか?」

 

眼鏡の男が後ろを振り向く。するとそこにいたのは不敵な笑みを

披露する無敗のライダー。ギーツこと浮世英寿だった。

 

「フッやっぱり君も来てたか。英寿」

 

今回ゲームにエントリーしたのは

南雲ハジメ(仮面ライダーバンプ)、

園部優花(仮面ライダーニード)、

五十鈴大智(仮面ライダーナッジスパロウ)

我那覇冴(仮面ライダーロポ)

我妻道長(仮面ライダーバッファ)

浮世英寿(仮面ライダーギーツ)

全員がそろった後しばらくしてツムリが話を始めた。

 

「皆さんこんにちは!ナビゲーターのツムリです!ようこそデザイアグランプリへ!

全員経験者なのでご理解頂いてるとおもいますがデザグラを説明させていただきます。

デザイアグランプリ。世界をジャマトから守る命がけのゲームです!

そして見事最後まで生き残ったライダーはデザ神となり理想の世界を

叶えることが出来ます!!」

 

「ああ、知ってるよ」

 

「しかし今回は救う世界が違います。今回のゲームの名前はズバリ

デザイアグランプリ異世界ゲームです」

 

ツムリの言葉に全員が首をかしげる。救う世界が違う?

一体どういうことだろうか?

 

「ハジメさんと優花さんはご存知だと思いますが実は

とある高校で集団失踪事件が起きました。実はその高校の

クラスごとその生徒たちが異世界に飛ばされてしまったのです!

それだけじゃありません!なんとその影響でジャマトもこの世界に

来てしまったのです!!」

 

「な、なんだって!?」

 

この驚愕の事実にその場にいた全員が驚きました。

ツムリの説明を聞いたライダーたちの表情には戸惑いと不安が交錯して

いた。まあ大智だけニコニコしながら「へー」と言っていたが。

 

「そしてジャマトは各地に散らばってしまい、その土地の魔物を捕食して

未知なる進化を遂げてしまっています!ライダーの皆様には

この世界のジャマトを倒しつつ生徒の方々の命を守り、そして

神代魔法を手に入れ現実世界への帰還を目指してください!

神代魔法は全部で七つ!それらを全部手に入れ、

生徒の皆さんと現実世界への帰還方法を提示できた方が今回のデザ神です!!」

 

なるほど。今回はだいぶ長期戦というわけだ。

しかしいくつか疑問がある。ハジメは手を上げ質問した。

 

「ツムリさん。舞台は異世界なんですよね?

なんで6人だけなんですか?もっと居た方がいいと思うんですが」

 

「それは企業秘密です。他に質問は?」

 

「えっと一旦現実に帰れたりは……」

 

「申し訳ございません。このゲームがクリアされない限り

現実への帰還はできません。しかもデザグラの休憩所も

今回はご使用不可能となっておりますのでご了承ください。

代わりと言っては何ですが、皆様には最初からバックルを与えます!

シークレットミッションもちゃんとあるのでそこでもゲットできますよ!

それとスパイダーフォンの方にこの世界についてに

最低限の必要情報とそれらに関するアプリを入れておいたので

有効にお使いください!」

 

するとハジメたちの足元にピンク色のボックスが出現する。

全員そのボックスを手にとり中身を確認した。

 

「あれ?これ初めて見たな」

 

ハジメのボックスに入っていたのは黄色の大型バックル。

 

「お、パワードビルダーじゃないか」

 

「英寿さん知ってるんですか?」

 

「ああ、知ってる。それまあまあ強いぞ」

 

「英寿さんはなんだったんですか?」

 

英寿はハジメに自分のバックルを見せる。

種類はマグナム。

 

「英寿さん引き強いな。優花ちゃんは?」

 

「私はビートだったよ」

 

ちなみに

道長はゾンビ

大智はモンスター

覇冴はニンジャだった

 

 

 

 

 

 

 

それからしばらくして6人はデザイア神殿から出た。

そして6人は生徒たちがいる大広間に転送される。

 

「南雲!園部!一体どこに行ってたんだ!?」

 

光輝の疑問にハジメはどう答えようか悩んでいると

後ろにいたエースを見た生徒たちが声を上げた。

 

「あ、あの人!スター・オブ・ザ・スターズ・オブ・ザ・スターズの

エース様じゃない!?」

 

「きゃー!!ほんとだ!!エース様だわ!!」

 

主に女子生徒たちが椅子から立ち上がりエースの所へと

向かう。とにかくキャーキャーと叫びサインや握手を求めた。

まさか前回の優勝でこの願いを叶えたのか………。

 




優花とハジメの願いは何なのか?話が進むとわかるかも........。


けいわとネオンですが二人は今回は出てきません
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