デザイアグランプリ異世界ゲーム   作:0101シュート

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真の歴史

皆さんこんにちは!ナビゲーターのツムリです!ついに攻略されたオルクス大迷宮。

浮世エース様、南雲ハジメ様、園部優花様、彼らはついに反逆者の住処に辿り着きました!

さて今から私は彼らにお祝いの挨拶をしてまいります!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「浮世エース様、南雲ハジメ様、園部優花様

ミッションコンプリートおめでとうございます!!」

 

ツムリの元気のいい声と美しい笑顔が門の中へ進んだ疲労困憊の4人に向けられる。

いつもならなにも感じないが今回ばかりは少し鬱陶しく思っていた。

 

「えっとツムリさん?なんでここに?」

 

「はい!皆さんに今のゲームの状況についてお伝えにまいりました!

まずここにいる三人はここで神代魔法を習得できるのでリラックスしてください!

そして3日前、五十鈴大智様御一行もグリューエン大火山の大迷宮を攻略しました!」

 

「お!?マジか........」

 

「私からの報告は以上です!それとこれはゲームマスターからの差し入れです!」

 

ツムリはとあるビニール袋を地面に置いて姿を消した。ハジメたちはすぐさま

そのビニール袋の中身を確認する。その中身はなんと大量のカップラーメンや

インスタントカレーなどの食品だった。

 

「うわー!カップ麺だ!やったー!!」

 

ハジメはその中身に目をキラキラ光らせながら喜んでいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

その後エースたち一行は反逆者の住処を探索する。先に目に入ったのは太陽だ。

頭上には円錐状の物体が天井高く浮いており、その底面に煌々と輝く球体が浮いていたのである。

 

「すごいな........人口太陽があるのか」

 

そのほかにも魚が生息している川や大きな畑、そして大きな屋敷が存在してたのだ。

 

「よし。この屋敷を早速調査しよう。油断するなよ」

 

エースの一声に一行は屋敷の中へと入っていった。

 

取り敢えず一階から見て回る。暖炉や柔らかな絨毯、ソファのあるリビングらしき場所、台所、トイレを発見した。どれも長年放置されていたような気配はない。人の気配は感じないのだが……言ってみれば旅行から帰った時の家の様と言えばわかるだろうか。しばらく人が使っていなかったんだなとわかる、あの空気だ。まるで、人は住んでいないが管理維持だけはしているみたいな……

更に奥へ行くと再び外に出た。そこには大きな円状の穴があり、その淵にはライオンぽい動物の彫刻が口を開いた状態で鎮座している。彫刻の隣には魔法陣が刻まれている。試しに魔力を注いでみると、ライオンモドキの口から勢いよく温水が飛び出した。どこの世界でも水を吐くのはライオンというのがお約束らしい。

 

 

「うわー!お風呂だ!みんなお風呂があるよ!」

 

優花は湯舟を見つけるなりすぐさま駆け出しお湯に手を入れ、子供のように目を輝かした。

それはそうだろ。迷宮に入ってから一切暖かいお湯などで体を洗っていない。

女性である優花にはよほど厳しい環境だっただろう。なので優花は心底喜んだ。

 

それから、二階で書斎や工房らしき部屋を発見した。しかし、書棚も工房の中の扉も封印がされているらしく開けることはできなかった。仕方なく諦め、探索を続ける。

四人は三階の奥の部屋に向かった。三階は一部屋しかないようだ。奥の扉を開けると、そこには直径七、八メートルの今まで見たこともないほど精緻で繊細な魔法陣が部屋の中央の床に刻まれていた。いっそ一つの芸術といってもいいほど見事な幾何学模様である。

そして前にに進んでいくと魔法陣が発動する。すると四人の頭の中に何かが侵入し、まるで走馬灯のように奈落に落ちてからのことが駆け巡った。

やがて光が収まり、目を開けた4人の目の前には、黒衣の青年が立っていた。

 

『試練を乗り越えよく辿り着いた。私の名はオスカー・オルクス。この迷宮を創った者だ。

反逆者と言えばわかるかな?

ああ、質問は許して欲しい。これはただの記録映像の様なものでね、生憎と君の質問には答えられない。

だが、この場所に辿り着いた者に世界の真実を知る者として、我々が何の為に戦ったのか……メッセージを残したくてね。この様な形を取らせてもらった。どうか聞いて欲しい。……我々は反逆者であって反逆者ではないという事を』

 

こうして始まったオスカーの話は、ハジメが聖教教会で教わった歴史やユエに聞かされた反逆者の話とは大きく異なった驚愕すべきものだった。

 

 

 

 それは狂った神とその子孫達の戦いの物語。

 

 

 

 神代の少し後の時代、世界は争いで満たされていた。人間と魔人、様々な亜人達が絶えず戦争を続けていた。争う理由は様々だ。領土拡大、種族的価値観、支配欲、他にも色々あるが、その一番は〝神敵〟だから。今よりずっと種族も国も細かく分かれていた時代、それぞれの種族、国がそれぞれに神を祀っていた。その神からの神託で人々は争い続けていたのだ。

 

 

 

だが、そんな何百年と続く争いに終止符を討たんとする者達が現れた。それが当時、〝解放者〟と呼ばれた集団である。

彼らには共通する繋がりがあった。それは全員が神代から続く神々の直系の子孫であったということだ。そのためか〝解放者〟のリーダーは、ある時偶然にも神々の真意を知ってしまった。何と神々は、人々を駒に遊戯のつもりで戦争を促していたのだ。〝解放者〟のリーダーは、神々が裏で人々を巧みに操り戦争へと駆り立てていることに耐えられなくなり志を同じくするものを集めたのだ。

彼等は、〝神域〟と呼ばれる神々がいると言われている場所を突き止めた。〝解放者〟のメンバーでも先祖返りと言われる強力な力を持った七人を中心に、彼等は神々に戦いを挑んだ。

しかし、その目論見は戦う前に破綻してしまう。何と、神は人々を巧みに操り、〝解放者〟達を世界に破滅をもたらそうとする神敵であると認識させて人々自身に相手をさせたのである。その過程にも紆余曲折はあったのだが、結局、守るべき人々に力を振るう訳にもいかず、神の恩恵も忘れて世界を滅ぼさんと神に仇なした〝反逆者〟のレッテルを貼られ〝解放者〟達は討たれていった。

最後まで残ったのは中心の七人だけだった。世界を敵に回し、彼等は、もはや自分達では神を討つことはできないと判断した。そして、バラバラに大陸の果てに迷宮を創り潜伏することにしたのだ。試練を用意し、それを突破した強者に自分達の力を譲り、いつの日か神の遊戯を終わらせる者が現れることを願って。

 

 

長い話が終わり、オスカーは穏やかに微笑む。

 

『君が何者で何の目的でここにたどり着いたのかはわからない。君に神殺しを強要するつもりもない。ただ、知っておいて欲しかった。我々が何のために立ち上がったのか。……君に私の力を授ける。どのように使うも君の自由だ。だが、願わくば悪しき心を満たすためには振るわないで欲しい。話は以上だ。聞いてくれてありがとう。君のこれからが自由な意志の下にあらんことを』

 

 

そう話を締めくくり、オスカーの記録映像はスっと消えた。同時に、4人の脳裏に何かが侵入してくる。ズキズキと痛むが、それがとある魔法を刷り込んでいたためと理解できたので大人しく耐えた。

四人の頭痛が収まるとエースは三人の安否を確認する。

 

「お前ら........大丈夫か?」

 

「は、はい。どうやらなにか魔法を覚えてみたいですね。生成魔法?」

 

四人はその後再び屋敷を探索。オスカーの指輪で開かない扉を開けていく。

すると書斎や工房などの部屋を見つけ出したのだ。

 

 

とりあえず部屋の把握が終わったあと四人は今後のことについて話し合った。

その結果しばらくここにとどまり生成魔法で今後の旅で役立つアイテムを

作り出そうという結果になった。ハジメとエースが一緒に作成を続けた結果

色んなアイテムが開発されたのだった。

 

 

 

 

 

アイテムを少し紹介。

 

赤色のスポーツカー

サングラス(エース用)

ミニコンロ(料理ができるよ!)

電気ポット(お湯がすぐに作れるよ)

ビデオカメラ(エース様の撮影用)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「じゃあバンプ。撮影を頼む」

 

「あ、はい」

 

エースはスター・オブ・ザ・スターズ・オブ・ザ・スターズの服装に着替え

優花は電気ポットでお湯を作り、ゲームマスターからの差し入れで貰ったカップ麺の一つである

赤いきつねにお湯を注ぐ。

 

「ど、どうぞ」

 

そして五分後出来上がった赤いきつねをエースに手渡す。

そしてエースが麺を箸でつまみ上げた瞬間香りがふんわりと広がる。出汁の中には、

甘辛いたれが絡まり、食欲をそそる香りが漂う。

 

「ズー........」

 

口に麺をすすり込むと、温かい出汁と麺のコントラストが口の中で広がり、心地よい満足感が

口の中いっぱいに溢れた。

 

「ガブり........」

 

そして味わい深い汁をふんだんに吸った

お揚げはとても柔らかく噛んだ瞬間その汁が口いっぱいに広がった。

そして最後にゴクリと汁を飲み干すとエースはカメラに向かって語りだした。

 

「ジュワと染みた甘いお揚げ。これを食べれば君も俺みたいに................スターになれる!」

 

パチン(指を鳴らした音)

 

「かもな」

 

「私も食べたい!(⌒∇⌒)」⇐ユエ

 

 

 

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赤いきつねが現れたら、

それは完食への片道切符。

食べたくなったら。止まれない

 

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「「赤いきつねと緑のたぬき~♪」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「パク!ん~!赤いきつねおいしい!」

 

 

 

赤いきつね絶賛発売中!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「いやなんですかコレ?」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけ

 

「は~........疲れた」

 

「うん。お疲れさん」

 

エースとハジメはアイテムの作成を一旦終え例の温泉にゆっくりと浸かっていた。

 

「いや~。やっぱりお風呂っていいですよね~!日本人に生まれてよかった」

 

「ああ、そうだな」

 

「そういえばエースさん。前から気になってたんですけ................

エースさんのこの世界での職業ってなんですか」

 

「フフフ................知りたいか?」

 

「はい!是非良ければ!」

 

「俺の職業は................

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スター・オブ・ザ・スターズ・オブ・ザ・スターズだ」

 

 

 

 

 

 

「え?いやだからステータスプレートに表記された職業を................」

 

「だからそうなんだって................ホラ」

 

エースは着替えの近くに置いていたスパイダーフォンを起動しステータスアプリを起動。

そしてハジメに見せつけた。そこには職業スター・オブ・ザ・スターズ・オブ・ザ・スターズと

表記されたいたのだ。

 

「え!?いやいやいや!スター・オブ・ザ・スターズ・オブ・ザ・スターズってこうなんていうか…こう........概念的なものなんじゃないんですか!?」

 

「さあな俺にもよくわからん」

 

「え~。なんか締まらないな」

 

しかしハジメは見落としていた。エースの技能欄にステータス偽造のスキルがあったことに。

 

 

 

 

(化かされな)




今回の話はギーツ味があまりなかったのでcmをしてみました!
赤いきつねおいしいですよね!
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