デザイアグランプリ異世界ゲーム   作:0101シュート

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ステータスと理想

皆様こんにちは。ナビゲーターのツムリです!

異世界トータスを舞台についに始まったデザイアグランプリ異世界ゲーム。

今回ゲームにエントリーされたのはギーツ、バッファ、ロポ、ナッジスパロウ、

ニード、バンプの6名!今回は生徒たちを救うために結成された

少数精鋭とも言えるメンバーです!

さて彼ら6人は生徒たちに事情を説明しました。しかし!あまり

いい感じではないみたいです............。

 

 

 

 

 

大広間

 

「ちょっと待ってください英寿さん!!あなたはこの世界の

人達を見捨てるんだすか?」

 

「………悪いがゲームのルール上君たち生徒の安全が一番重要だ。

その魔人族とやらとことを構える気はない」

 

「な、なんですか!?さっきからゲームとかなんとか!!

貴方たちは世界の平和のために戦ってるんじゃないんですか!?

なら俺たちと世界を救いましょうよ!」

 

エースの言葉に納得がいかず声を荒げる。その言葉を聞いた

道長はフッと鼻で笑い光輝に意見した。

 

「笑わせんなガキ。テメーなんかに世界を守る覚悟なんてあるのかよ?」

 

「ああ!守って見せる!!そして俺がこの世界の人達を救って見せる」

 

それを聞いた道長は頭を抱え「こんな奴を守らなきゃいけないのかよ」と

ため息を付く。

そんな中英寿が鋭い眼光を光輝に向けて口を開いた。

 

「お前本当に現状がわかっているのか?お前はただあの爺さんたちに

利用されようとしてるだけだぞ?」

 

「な、なにを言ってるんですか?」

 

「話を聞いた限りこれはただの異種族での間に起こった戦争だ。世界を救うとかそんな大したものじゃない。

お前はこれからその戦争の兵器にされようとしてる。戦死するまで人殺しの道具にされようとしてるんだぞ?」

 

その言葉を聞いた生徒たちの顔が青ざめる。自分たちがこれから辿る確かな未来を

感じ取ってしまったのであろう。生徒たちの顔は絶望の色に染まった。

 

「み、みんなが不安になることを言わないで下さい!!

それに誰にも人殺しなんてさせません!俺が全員を守ってみせます。そしてこの

世界を救って見せる!!」

 

ぞれを聞いた大半の生徒たちは再び歓声を上げてしまっていた

光輝のこの言葉に流石の英寿もため息を付いてしまう。

 

「どうやら今は何を言っても無駄なようだな」

 

「英寿さんどうしましょう?」

 

「このままじゃあまずいですよ」

 

ハジメと優花は英寿に不安そうに言う。しかし

英寿はフッと笑いながら二人の頭に手を置いた。

 

「安心しろ。こいつらが戦争に参加する前に

俺がゲームをクリアすればいい話だ」

 

「いやいや今回は君に勝ちを譲る気はないよ。

まあけどなるべく早くゲームクリアしなきゃいけないっていうのは

僕も同感だ。だからどうだろう?ここはしばらく............

6人の力を合わせるというのは?」

 

大智が眼鏡をくいっと上げながら怪しい笑顔で言う。

その言葉に道長が嚙みついた。

 

「おいおい。テメーまた何か企んでやがるのか?」

 

「いやいや。今君たちやそして自分にとっても都合のいい提案を

しただけさ。悪くない話だとは思わないけど?」

 

道長と大智が睨みあう中、冴が間に入った。

 

「はいはい。二人ともそこまで!まあその提案は

いいと思うよ。今はとにかく時間がないみたいだし。

道長くんも今回は協力すれば?多分手を組むのは今だけだし。ね、英寿」

 

「そうだな。二人はどうする?」

 

「僕は賛成です」

 

「私も」

 

「じゃあ決まりだな」

 

「チ............!仕方ない。けど慣れ合うつもりはないからな」

 

こうして6人のライダーは同盟を結ぶことに決めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして翌日。生徒とライダーたちは訓練所に集まれる。

そし兵士たちがてステータスプレートと呼ばれる板を全員に配り始めた。

ハジメと優花もそれを受取ろうとしたが英寿がそれを止める。

 

「二人とも。ステータスはこのスパイダーフォンで確認できる」

 

二人は慌ててスパイダーフォンを取り出し画面を確認した。

そして画面にステータスと表記されたアプリを発見。

それを押してみると画面にステータスが表示される。

更に実体化と書かれたボタンを押すとステータスプレートが

スパイダーフォンの画面から出てきた

 

 

 

===============================

 

 

 

南雲ハジメ 17歳 男 レベル:1

 

 

 

天職:錬成師 仮面ライダーバンプ

 

 

 

筋力:70

 

 

 

体力:90

 

 

 

耐性:70

 

 

 

敏捷:80

 

 

 

魔力:10

 

 

 

魔耐:10

 

 

技能:錬成・変身・言語理解

 

 

 

===============================

 

 

 

 

===============================

 

 

園部優花 17歳 女 レベル:1

 

 

 

天職:投術師 仮面ライダーニード

 

 

 

筋力:50

 

 

 

体力:50

 

 

 

耐性:30

 

 

 

敏捷:70

 

 

 

魔力:10

 

 

 

魔耐:10

 

 

 

技能:変身・気配感知・言語理解

 

==============================

 

 

 

「これがステータス」

 

「色々便利だねこれ」

 

 

二人がスパイダーフォンでステータスを確認し合ってるなか

生徒たちもステータスを確認していた。

 

 

「全員見れたか? 説明するぞ? まず、最初に〝レベル〟があるだろう? それは各ステータスの上昇と共に上がる。上限は100でそれがその人間の限界を示す。

つまりレベルは、その人間が到達できる領域の現在値を示していると思ってくれ。

レベル100ということは、人間としての潜在能力を全て発揮した極地ということだからな。

ステータスは日々の鍛錬で当然上昇するし、魔法や魔法具で上昇させることもできる。また、魔力の高い者は自然と他のステータスも高くなる。詳しいことはわかっていないが、魔力が身体のスペックを無意識に補助しているのではないかと考えられている。それと、後でお前等用に装備を選んでもらうから楽しみにしておけ。なにせ救国の勇者御一行だからな。国の宝物庫大開放だぞ!」

 

 メルド団長の言葉から推測すると、魔物を倒しただけでステータスが一気に上昇するということはないらしい。地道に腕を磨かなければならないようだ。

 

「次に〝天職〟ってのがあるだろう? それは言うなれば〝才能〟だ。末尾にある〝技能〟と連動していて、その天職の領分においては無類の才能を発揮する。天職持ちは少ない。戦闘系天職と非戦系天職に分類されるんだが、戦闘系は千人に一人、ものによっちゃあ万人に一人の割合だ。非戦系も少ないと言えば少ないが……百人に一人はいるな。十人に一人という珍しくないものも結構ある。生産職は持っている奴が多いな」

 

「なるほど............俺たちはライダーの才能があるってわけか」

 

エースはぼっそと呟いた。

 

 

「後は……各ステータスは見たままだ。大体レベル1の平均は10くらいだな。

まぁ、お前達ならその数倍から数十倍は高いだろうがな! 

全く羨ましい限りだ! あ、ステータスプレートの内容は報告してくれ。

訓練内容の参考にしなきゃならんからな」

 

すると、メルド団長の呼び掛けに、早速、天之河がステータスの報告をしに前へ出た。そのステータスは……

 

 

 

============================

 

 

 

天之河光輝 17歳 男 レベル:1

 

 

 

天職:勇者

 

 

 

筋力:100

 

 

 

体力:100

 

 

 

耐性:100

 

 

 

敏捷:100

 

 

 

魔力:100

 

 

 

魔耐:100

 

 

 

技能:全属性適性・全属性耐性・物理耐性・複合魔法・剣術・剛力・縮地・先読・高速魔力回復・気配感知・魔力感知・限界突破・言語理解

 

 

 

==============================

 

 

 

「ほお~、流石勇者様だな。レベル1で既に三桁か……技能も普通は二つ三つなんだがな……

規格外な奴め! 頼もしい限りだ!」

 

「いや~、あはは……」

 

そして隊長が生徒たちのステータスを確認。そして順番がライダー6人達に回ってきた。

まずハジメがプレート............じゃなかったスパイダーフォンの画面を見せる。

今まで、規格外のステータスばかり確認してきたメルド団長の表情はホクホクしている。多くの強力無比な戦友の誕生に喜んでいるのだろう。

その団長の表情が「うん?」と笑顔のまま固まり、ついで「見間違いか?」というようにプレートをコツコツ叩いたり、光にかざしたりする。そして、ジッと凝視した後、もの凄く微妙そうな表情でプレートをハジメに返した。

 

 

 

「天職が二つある?ライダー?ってのが何なのかはわからないが

錬成師というのは、まぁ、言ってみれば鍛治職のことだ。鍛冶するときに便利だとか……」

 

メルドのその言葉を聞いた檜山がニヤニヤしながらハジメに馬鹿にした態度を取る。

 

「おいおい、南雲。もしかしてお前、非戦闘系か? 鍛治職でどうやって戦うんだよ? 

メルドさん、その錬成師って珍しいんっすか?」

 

「……いや、鍛治職の十人に一人は持っている。国お抱えの職人は全員持っているな」

 

「おいおい、南雲~。お前、そんなんで戦えるわけ?」

 

流石のハジメもその言葉にムッと怒りの感情を覚えたが、

今何言ったって仕方ないと思い感情を殺し言い返したいという思いを

グッと堪えた。

しかし今までライダーとしてハジメと戦ってきた優花はその発言に納得が

行かず抗議の声を上げようとした。しかし意外にも英寿が檜山の前に

立ち優花が声を上げる前に口を開く。

 

「ああ。こいつは戦えるよ。少なくとも

命を懸けて戦ったこともないお前らよりはな」

 

「な、なんだとこの野郎!」

 

檜山が怒りの声を上げるが英寿は構わず話を続ける。

 

「それに他人を馬鹿にしてるような奴の力や想いなんて

どの時代、どの世界だってたかが知れてる。

本気でこの世界を救いたいなら改心した方が良いんじゃないか?」

 

檜山は言い返そうとしたがエースの鋭い眼光に怯えてしまい

目を背けてしまう。そして英寿は生徒たちに

向かって声を上げた。

 

「いいか。強さってのは自分の理想の世界を叶えたいという

想いの強さだ。お前たちこの世界を救うために戦うらしいが............

それは本当に全員の共通の理想なのか?」

 

エースの言葉に生徒たちの間に沈黙が走る。

 

「別にその理想を否定する気はない。けどな自分の本当の理想を

自覚できてないやつはどっちにしろ戦いでは生き残れない。

だからもう一度聞く。お前らの理想はなんだ?」

 

「ちょっと英寿さん何を言って............」

 

光輝がエースに抗議の声を上げようとした。しかし

生徒の一人である宮崎奈々が突然叫ぶ。

 

「わ、私やっぱり戦争に参加したくない!この場にいる全員で

生きてお家に帰りたい!!こ、こんな理想でもいいんですか?」

 

その言葉を聞いた英寿は優しく微笑みがら宮崎の頭を撫でた。

 

「ああ。みんなと生きて帰りたいか............いい願いだな」

 

そして宮崎の言葉に続いて他にも菅原、玉井、谷口、遠藤も

声を上げた。

 

「私もやっぱ帰りたい。だってやっぱ戦いは怖いもん」

 

「俺も............やっぱ帰りたいよな」

 

「私もやっぱみんなと帰りたい!またみんなと学校に通いたいよ!!」

 

「俺もそっちの方がいいな............でも本当に帰れるんですか?

南雲、園部。お前たちを信じていいのか?」

 

遠藤の問いにまず英寿が答える。

 

「ああ。全員帰してやるよ。俺が理想の世界を叶えるついでにな!」

 

それに続いてハジメと優花も答えた。

 

「うん。ちょっと頼りないかもだけど、みんなは俺が守るよ。

だから全員で生きて帰ろう!」

 

「任せて!私だって叶えたい理想がある!

だから私たちライダーを信じて」

 

その言葉を聞いた五人の目に希望の光がともった。

だが光輝はその光景を納得のいかない顔で見つめていた。

 

(な、なんでだよ............みんなでこの世界を救うんじゃないのかよ............)




他の四人のステータスプレートも見たいですか?
もしご意見があるなら頑張ってステータを頑張って考えてみます。

ちゃんと書けたか不安なのでもしよろしければご意見をお願い致します。
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