まるで宇宙空間のような暗く明るい空間にポツリと存在する一つの部屋。
これはオーディエンスたちが各々の部屋でデザイアグランプリを楽しむための
部屋である。さてここに一人のオーディエンスがいる。ちょっと覗いてみましょう。
とあるオーディエンスルーム
「ったく!なんで生徒たちを戦いに駆り出そうとしないんや!?ライダーたちの
足を引っ張ってくれんと今までのデザグラと変わらへんやないか!!」
ソファーに座りながらそう呟く。
黄色のスーツを身にまとい髪を金髪に染めピアスとサングラスを付けてるオーディエンス。彼の名前はワクワ。
彼が今回のデザグラの流れに対する不満をこぼしていた。
「ヤッホー!元気かいワクワ?」
その時このオーディエンスルームに髪を虹色に染め黒色マスクを付け、黒色パーカーを着けた少女が入ってきた。
「ん?なんのようやメロメ?」
「別に~。今のゲームに関する感想を語り合おうと思って!」
メロメはニコニコしながらワクワの隣に座る。ワクワはため息を付いきながらも感想を口にする。
「最初はよかった!だが!最近は生徒たちという斬新な妨害要素があらへん!!ギーツの野郎どもは
いつも通りアイツらだけでゲーム攻略をしようとしちょる!その生徒たちの半数も
ギーツが何とかしてくれるかもと無理に戦って強くなろうとしてへん!!これじゃあ
マンネリ化も時間の問題やで!!」
「確かに!でも大丈夫だよ!これからこのゲームは更に面白くなる!」
「ん?」
「実はね。生徒たちの中にはいくつか爆弾ともいえる感情を持っている子が何人か存在する。
彼らはゲーム攻略の上で絶対必要な存在。
そんな彼らの爆弾を僕の手で爆弾させたらギーツたちはどう対処するだろうね?」
「へ~。なんか企んでそうやな?けどいいんか?俺らオーディエンスの介入は
基本的に禁止やで?あの世界へのアクセスはできな............」
「大丈夫大丈夫!もう僕はとっくに出来てるから!!」
「は?ホンマかい!?どうやって............?」
「僕みたい奴に力を貸してくれるオーディエンスは結構いるってことだよ!
こんな危険なものを渡してくるくらい」
そういってメロメはデザイアドライバーとジャマトバックルを取り出しワクワに見せつけた。
「お、おい............それってまさか............」
「じゃあそろそろ僕は行くね」
そういってメロメは部屋から退出した。
「な、なんや...........これは...........すごいワクワクするやないかい!!
それにしても、あいつはライダーではなく一般人を押しとするんだからくるってるよな?」
メロメは異世界トータスの生徒たちのいる城の前へと召喚される。
「おっと、この姿の姿のままじゃいけないよね」
メロメはレイザーレイズライザーを取り出しトリガーを引く。
すると彼女の姿は黒髪ショート、少女へと変わった。
「今の私は中村恵里なんだから。さあ光輝...........早く絶望して私をメロメロさせて」
彼女は笑顔でそう呟くがその顔はひどく不気味で恐ろしいものだった。
次回、ハジメたちはオルクス大迷宮に挑む!