機械龍物語   作:IF君

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 どうもぽーらすたーです。活動報告にも書きましたがサブとして投稿します。
 メインの後々の物語に繋がるかも知れません。そこまで自分の小説が書けるかわかりませんが。

 他の人の作品と似た雰囲気が出ますが文才の差があまりにも大きいため(こちらの文才がないです)多分大丈夫です。すみません!


ー機械龍の生態ー
とあるラボにて……


 ついに、ついに完成する……長年の夢が叶う……これを使えば多くの人が救われるはずだ。

 

 ここは森の奥のとある研究所。

 ここには一人科学者がいる。

 親もいない、子供もいない、妻もいない、友達や知り合いすらもいない。

 正確には忘れたが正しい。

 執念、それが彼を動かしていた。

 

 「ニャ~ ご主人様。ここに薬をおいておくニャ」

 

 彼の命はそう長くない。

 山奥に研究所がある理由は人の目を避けるため、もうひとつはこの周辺にしかない特別な薬草があるためだった。

 誰も知ることがない、モンスターすらも知らないこの場所は忘れられた秘境と。

 昔、はるか昔この場所を訪れた探検家によって発見され、ハンターギルドの奥底の倉庫にボロボロの古文書に記されていると言われているが、場所すらも書かれていないその場所はまさしく忘れられている場所だ。

 

 そして声の主は科学者とずっと一緒に生活し、科学者の身の回りを世話をしてくれているアイルーだ。

 

 名はラボと言う。研究所にいるアイルーの名前がラボ。もちろん名をつけたのは科学者だ。

 

 「ラボ、いつもありがとう。まもなく完成するぞ。これが完成したら……きっと」

 

 科学者はそこで止まってしまう。

 

 「どうしたニャ?」

 

 「いや、何でもない。さて続きをしよう」

 科学者はまた、前にある鋼鉄で作られた物を見る。

 

 リオレウスのような形状をした鋼鉄。これが科学者が長年打ち込んできた物だ。

 

 機械仕掛けのモンスター。モンスターを機械で作り、人里を守らせる。

 特殊なAI、人工知能を入れているため、戦いを学びどんどん強くなっていく。今までは理想だった。

 

 しかし、やりとげたのだ科学者は。人と誰とも接することなく、時間の概念すらなくなる森の奥。アイルーという話す相手がいなかったら言葉すら忘れていただろう。

 

 「よし、これでラストだ」

 

 まだ終わっていない場所は目だけ、目を入れれば動き出す。

 

 「まさに画竜点睛だな」

 

 「ついに完成するのニャ~」

 

 目は全ての情報を読み取る重要な場所だ。

 本体をおおうアーマーの部分には強度を保つため、感覚をあまり入れていない。なので攻撃を受けても威力が小さいと気づかない恐れがあるが、モンスターが相手だから大丈夫だろう。

 モンスターの攻撃は威力が小さいのうちには入らない。

 慎重に目を入れていく。

 

 カキン

 

 「よし、はまったぞ」

 

 電子音がなり響き、少しだけ動く。

 

 「まずはこの辺りをモンスターから守ってくれ」

 

 煙をはきだす音と駆動音がなり、足を踏み出し前足を上にあげる、羽で体を覆い隠し丸まっていた状態から通常の二足歩行の体制へと入る。

 「ご主人様なんか怖いニャ……」

 

 ラボは敏感におかしな気配を感じとるが、科学者は気づかない。

 

 「さあ、動け試作品0号(プロトタイプクレアシオン)

 

 その時。狂気に満ちた赤い目が光る。

 

 ニャーー!!

 

 0号は科学者に噛みつき、リオレウスにはない発達している前足で掴み、体力付くで引き裂く。

 

 アイルーにとっては刺激が強すぎる映像だった。

 

 アイルーは科学者が最後にとっさに言った言葉を聞き取り、即座に逃げる。

 0号は完全に科学者をバラバラにして、科学者のバラバラになった体を飲み込んでいく。

 周りはまさに血の海だった。そこにただひとつ、残っていたのは科学者の目。

 

 アイルーは後ろを振り向かず、前も見ずただひたすら走った。何度も木に引っ掛かりながら、つまずいてこけそうになりながら。ただひたすら走った。

 

 

 ゴアァァァァァァ!!!!!

 

 

 小屋はバウンドボイスの衝撃波によって吹き飛び、そこには何もなかったかのように0号(クレアシオン)が静かにたたずんでいた……

 




 次からはモンスターを紹介していきます。もしかしたらオリジナル主人公も登場させるかも知れません。どんどんモンスターを機械かしていきます。
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