機械龍物語   作:IF君

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 おぼん大変でした。(今もまだ途中か……)

 そんな中で書いたやつですからね期待しないでください(元々期待している人がいるのかは疑問ですけど)


機械龍リオレウス

 「あ~くっそ!どこなんだよここは」

 

 一人のハンターが大声で悪態をつきながら歩いていた。装備はジンオウSシリーズ。武器はブラッディネルソード、ネルスキュラの素材を使って作られた、睡眠属性がついている切れ味鋭い片手剣だ。

 

 「なんでこんなに草がおいしげってんだよ。うわっ!?」

 

 大きく地面に出ていた大木の根っこにつまづき転倒する。

 

 「痛ってぇー。どうしようかな~」

 

 地図を忘れたあげくに間違った道に入ってしまい、宛もなく歩いたことによって今にいたる。

 

 片手剣を使い、絡み付いてくるツルを切り落としながら前へと進む。

 

 「というか、どうすればいいんだ?」

 

 と、一人でうずくまり事態の打開に苦慮する。こんなに森奥はさすがにギルドも調査が行き届いていないだろう。

 

 「こうなったら行けるだけ行ってやるぜ!」

 

 今までもこんなことがあったけど、適当に突き進んだらうまくいったはず。

 

 そのこんなことの原因が適当に突き進むこととは知る余地もなかった。

 

 「ん?なんか開けたところに出たような」

 

 そこでハンターは驚きの光景を目の当たりにする。

 

 周りより少し窪んだ大地に、鋼鉄をまとったリオレウスが卵を守るように体でかこい寝ていたのだ。

 

 「なんだ……こいつは」

 

 ハンターは信じることができないこの光景に驚愕する。

 

 ヤバイこれは逃げた方がいい気がする。

 

 目の前からは恐怖が塊となって襲ってくる。人間の本能が警鐘をならすが、ハンターとしての好奇心を押さえることができなかった。

 

 ちょっとだけ、ちょっとだけ近くで見てみよう。

 

 その時。リオレウスが守っていた卵と思っていたものが動きだし、飛び始めた。

 

 なに!?卵じゃないのか?

 

 よく見るとプロペラがついた楕円形の物体だった。

 

 しかし、目はないなと思って油断したハンターは、レーダーで感知していた卵に見つかってしまう。

 

 ビィィィィー!ビィィィィー!

 

 辺一帯に響くサイレンがならされる。

 

 音に気づいた鋼鉄のモンスターはゆっくりと起き上がる。

 

 やっべ……でも、こいつやっぱりリオレウスそっくりだ。倒せるかはわかんないけどやってみるしかない!

 

 うおぉぉぉぉ!

 

 見つかったなら仕方がない。素早く近づき先制する。睡眠属性は効きそうにないな、攻撃力も高い訳じゃないからなこの片手剣は、ならば純粋に切れ味で勝負だ!

 

 頭に向かってとびかかりながらブラッディネルソードを降り下ろす。

 

 カキン!

 

 渾身の一撃は頭に直撃するが、惜しくも弾かれてしまう。

 

 !?

 

 切れ味に自信があっただけに動揺は大きい。さらに弾かれたことで大きくバランスを崩してしまう。

 

 ヤバイ、固すぎる。

 

 ブラッディネルソードは片手剣の中でも、切れ味がトップクラスの剣だ。

 

 武器全体でも軽く上位には入る。

 

 それが弾かれたということはかなりの武器が太刀打ちできないということだ。

 

 頭は弱点のはず!頭じゃなかったらいったいどこに剣がとおるんだ?

 

 一瞬だが、考えたことによって動きが止まってしまう。

 

 そこを狙い鋼鉄のリオレウスは火球ブレスをはく。

 

 溜め動作なしでだと!

 

 辛うじて横に跳び回避するが、なぜか目の前に飛んできているブレスに当たってしまう。

 

 横に飛んだんだから普通は前にはこないはずどんな軌道をしているんだ?

 

 思考をめぐらせながら体についた火を消す。

 

 遠くから観察してみるか……

 

 少し距離をとり、リオレウスを観察してみる。

 

 鋼鉄のリオレウスは赤い目で睨みながらじっと動かずにいた。

 

 ん?よく見ると翼と体の関節部分。あそこは少し内部が見えるな。なんとか刃がとおりそうな気もするけど、もう少し狙いやすそうな部位はないだろうか?

 

 動かないことをいいことにできる限り思慮するが、思い付くことは少ない。

 

 やっぱり攻撃しないとわからないな……うわっ!

 

 いよいよ業を煮やしたのか、恐ろしい勢いで疾走してくるリオレウスの姿が目に入った。

 

 恐怖のあまり動きが止まるが、すぐに己を叱咤し、横に跳ぶ。

 

 なんて速さだ。あそこまで距離をとっていたのに一瞬で縮められた。

 

 リオレウスはしばらく止まらずに木をなぎ倒しながら走っていたが、左足を軸に180度回転し、今度は翼を使い離陸する。どんどんと高度を上げ、しまいにはどんな武器でも攻撃できないだろう、という高さまでになった。

 

 なんて高さだ。武器での攻撃は無理だな。そうだ打ち上げタル爆弾なら。でも今持っていないしな。降りてくるのを待つか。

 

 リオレウスから目をはなすことなく後ろに後退する。

 

 すると、逃がさないとばかりに爪をつきだし滑空してきた。

 

 緊急回避か、いやなぜかガードのほうがいい気がする。

 

 自分の直感に従い腰を深く落とし、盾を顔の前に構える。

 

 襲ってくる恐怖は尋常じゃないが震える足を抑え、衝撃を待つ。

 

 う、うおぉぉぉ!

 

 やって来た衝撃は想像より遥かに大きかった。

 あまりの威力に受け止めきれず、なんとか盾を斜めに動かしいなす。

 

 リオレウスはそのまま後ろまで突っ込んでいった。

 

 なんていう威力だよ。なんであの速さでこの威力!?

 

 リオレウスの滑空速度はそこまで速くなかったはず。俺が盾を構えてから何が起きたんだ?

 

 盾を見ると爪を受け止めたところが大きくえぐれていた。

 

 直撃したと思うと……今でも恐ろしい。

 

 しかし、ハンターは油断しすぎていた。

 

 リオレウスは体制を建て直しブレスを放っていた。

 

 やばっ逃げれない。

 

 最後に見たのは3方向からやって来る火球ブレスと、まったく刃が通らなかった鋼鉄の顔だった…………

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 はっ!ここはどこだ?

 

 目を冷ました時にはベッドの上だった。

 

 俺は生きていたのか、それにしてもなんてやつだ。最後のブレス、あれはホーミング性能でもあるのか?曲がって3つが、必ず狙ったところにいくようになってやがる。

 

 「……起きたか」

 

 「誰だ?」

 

 少し探るような口調で問いかける。

 

 「何がいったいあったんだ?お前は森の奥で倒れていたんだ。かなりの重傷だったな」

 

 やっぱり俺はブレスをくらって……

 

 「装備を見る限りハンターと見るが、あそこは狩り場ではないだろ」

 

 「迷ったんだ。そして適当に歩いていったら……」

 

 「歩いていったら、どうしたんだ?」

 

 「見たことのないリオレウスがいた」

 

 「ほう、それはどんな感じに?」

 

 なんか、不気味だな。

 

 「鋼鉄だよ。鋼鉄におおわれていたんだ」

 

 「やっぱりか……」

 

 「何か知っているのか!?」

 

 「そいつは恐らく機械龍だ」

 

 機械龍?そんなの聞いたこともないぞ。

 

 怪訝な顔したのがわかったのか説明をつづけてくれた。

 

 「最近、よくこの辺で怪我をするやつが多くなってな。そいつらは口を揃えて言うんだ。機械のモンスターに会ったと」

 

 「ギルドも知らない機械のモンスターがここにはいるんだ。機械龍は俺がつけた名前だ」

 

 安直……

 

 「まあいい。お前はハンターだ。ギルドにかえって報告するといい。一番この辺で近いのはナグリ村かな?」

 

 「あの火山を目指して歩け、そしたらじきにつく」

 

 親切な人だな。こういう人が世界にたくさんいればいいのに

 

 「ありがとうおっさん」

 

 「例には及ばん。さあいけ」

 

 

 少し歩いてから……

 

 あっ、名前聞くの忘れてた……

 




 少しおかしな漢字があったら報告お願いします。

 今、今回出てきた子を名前つけてオリ主にしていくかどうか迷っているんですよね。(特に意見を応募している訳じゃありません。単に書いただけです)

 まあ頑張っていきます。
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