機械龍物語   作:IF君

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 第5話目ですね。結構短期間で書き上げました。その代わりメインが更新されていません。さらに被お気に入り数もメインより多い。なんか……

 なんかオリ主を決めるか決めないかでぐだっております。

 ささっと決めないといけませんね。


機械龍グラビモス

 「なぁプロード。俺たちはグラビモス亜種をこの原生林に狩りに来たんだよな」

 

 「あぁ、そうだなナル」

 

 「黒くていかついグラビモス亜種だよな」

 

 「あぁ、そうだな」

 

 2人の目の前にいるモンスターは、あきらかに黒ではなく鋼鉄の鋼色。

 

 形はそっくりではあったが、少々なめらかな甲殻になっていた。

 

 一方、プロードとナルという二人のハンターは、グラビモスの防具にグラビモス亜種の武器、ヘビィボウガンのグラビドギカロア。全身グラビモス!グラビモスをこよなく愛する2人グラビモスハンターだ。

 

 「これはもしかしてグラビモスの新種!?」

 

 プロードが目を輝かせながら隣にいるナルに話しかける。

 

 「あぁそうかもな」

 

 少々冷めた感じだが内心はプロード以上に興奮していた。

 

 2人の夢はグラビモスのことで歴史に名を残すこと。グラビモスの新種を見つけたとなれば歴史に名を残せる。

 

 どちらかと言えば機械龍の新種なのだが、そんなことは知るはずもない。

 ちなみにお目当てだったグラビモス亜種は、数分前に機械龍の手?によって原生林の地面に倒されていた。

 

 「よし!そうとなれば狩らない訳がない。いくぞナル!」

 

 「おう、プロード」

 

 2人は機械龍の左右に陣取り武器を構え、ヘビィボウガン特有の技、しゃがみ撃ちの体制へとはいる。

 しゃがむことによって銃が安定し、連続で弾を撃つことができる。そのかわりスキは大きく、敵が動きを止められているときに行うのがベスト。

 

 今はまだ気づかれていない状況。

 

 グラビモスの装備に身を包んだ2人は何も言わずに、同時に引き金を引いた。

 

 機械龍の甲殻に貫通弾がどんどん撃ち込まれていく。

 

 ダンダンダンダンダンダン

 

 息は完璧にあっていてきれいなリズムで機械龍の腹にあたっていく。

 

 しかし一度射撃を中断する。

 

 「おい!全く効いていなさそうだぞ」

 

 「あぁ、まさか貫通弾が通じないとは」

 

 貫通弾はボウガンから撃ちだすことで、全てのモンスターを貫通していくようになっている通常弾とは違う弾丸だ。

 その貫通弾が効かないのだから2人が驚くのも無理はない。

 

 機械龍はやっと2人の存在に気づいたのかゆっくりと振り向く。

 

 「くそっ!おいナル、こうなったら色々なもん試してみるぞ」

 

 「まずは……こいつでどうだ!」

 

 ナルが投げたのは閃光玉で、機械龍の頭の前で閃光が弾けた。

 

 「くらったか?」

 

 機械龍は特に2人のことを見失った様子はなかった。

 通常のモンスターがくらえば全く的外れの方向に攻撃したり、その場から動かなかったりする。

 

 「「明らかにこっちに向かって走ってきてるよな……」」

 

 機械龍は寸分狂わずプロードの方へと向かって突進してきた。

 

 プロードは武器をしまうことなく回転回避によって突進を避ける。

 

 その間にナルは落とし穴を作り、機械龍の誘導を試みる。

 

 どちらも実力自体は互角なのだが、性格によって2人の狩りは大きく違った。

 

 プロードは遠距離攻撃が得意なガンナーのくせに、近距離で弾をばらまく。一方ナルは慎重に動き、滅多にモンスターからの攻撃を受けない。それにより回復アイテムが少なくすみ、落とし穴や閃光玉等のアイテムをポーチに入れる余裕ができる。

 

 豪快なプロードと控えめなナル。その2人が出会ったのは3年前だ。2人とも16歳で新人のハンターだった。

 

 機械龍は次にナルを標的と決めたのかプロードからは離れ、ナルの方へとまた突進する。ナルと機械龍の間には落とし穴がある。

 

 よし、かかる。

 

 2人が思った時、機械龍は翼と強靭な足を使い落とし穴の上を跳躍する。

 

 な、なにぃ~!

 

 機械龍は見事に落とし穴を避け、そのままナルに自身の重さを利用し、プレスをお見舞いする。

 落とし穴にかかると思って疑わなかったナルは、そのプレスに潰され横に弾かれる。

 

 「大丈夫か!ナル!」

 

 砂ぼこりでナルの姿が見えないが、弱々しく「大丈夫だ~」と聞こえるので、大事にはいたっていないようだ。

 

 素材を与えてくれたグラビモスに感謝しながら、目の前にいる機械龍を全力で狩る!

 

 「よくもナルを!」

 

 激しく激昂しながらずっと狙っていた関節部分に、貫通弾Lv3を至近距離でしゃがみ撃ちする。危険が大きくともなう行動だが、ナルが危機に陥ったことで冷静さがかけている。

 

 「うおぉぉぉぉ!!いい加減にくらいあがれ!!」

 

 他の部位よりはダメージを与えられているような気はするが、機械龍は特に痛くもないといった感じだ。

 

 くっそぉ!

 

 機械龍はなぜか動かない。

 

 動かないのなら好きなだけ撃たせてもらうぜ!!

 

 ナルのほうも回復したのか、火炎弾によるしゃがみ撃ちをおこなっていた。

 

 なるほど属性攻撃か、貫通弾より効果はありそうだな……

 

 機械龍は頭に飛んでくる火炎弾を鬱陶しくおもったのか、頭を降っていた。

 

 プロードはそれを見て貫通弾から火炎弾に切り替え、その場から移動することなくまたしゃがみ撃ちを開始した。

 

 

 もう50発ほど撃ち込んだはず、プロードも貫通弾から変えて火炎弾を撃っているから、もっと多く与えている。なのに、まだ微動だにもしない。

 こいつは本当に生きているのか?

 

 ナルがずっと思っていたことが、いよいよ本格的に確信へと近づいてきた。

 

 ヤバイこれで火炎弾が最後だ……

 

 60発ある火炎弾をこの短時間で全て撃ちきったのだ。

 

 いい加減に怯めー!

 

 魂をのせて撃った最後の火炎弾は機械龍の目に直撃する。そして思いが伝わったのか変化が起きた。

 

 ドゴオォォォォーン

 

 機械龍を中心に大規模な爆発が起きたのだ。もちろん至近距離で撃っていたプロードはその爆発にまきこまれる。

 

 「プロード!!」

 

 ナルは急いでプロードのもとに駆け寄る。幸い、息はあるようだが意識を完全に失っていた。

 機械龍は爆発してから、先程と同じように全く動かないのですぐにプロードに回復薬を無理矢理飲ませ、担ぐ。

 

 急いでここから離れないと。

 

 今は動かない機械龍だがいつ動き出すかわからない。

 

 ベースキャンプに近づいたとき、プロードの意識が少しだけ戻った。

 

 「ここは……どこだ?」

 

 その声にほっとするナル。

 

 「ここはまだ原生林だ」

 

 「グラビモスは!?」

 

 「今はそんなことを言ってられない!死んだら何もかも終わりだ」

 

 「そうだな、くっそ!」

 

 「もう安静にしろ」

 

 「絶対に狩ってやるぞ!鋼鉄のグラビモス!首を洗って待っていやがれ!」

 

 宣戦布告とともにプロードは静かになった。一瞬最悪の場合がよぎったが寝ただけのようだ。

 

 俺だって次こそは……

 

 

 

 その頃機械龍はまだ動かずに赤い目だけが不気味に光っていた。よく見ると所々鋼鉄のアーマーが剥がれ落ちていた。

 

 それからも機械龍はしばらく動かなかったそうだが、あまりにも不気味なもので原生林にいるどんなモンスターも近づかなかったという。

 




 多分また意味のわからない文章が多かったかな?すみません。

 次は3話に出てきたアイツを登場させようかな?
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