機械龍物語   作:IF君

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 久しぶりの更新です。今回は機械龍が出てこないので、恐ろしくつまんないと思いますのでご了承ください。


<機械龍の秘密>
土竜族のニヒル


 「だからこの目で見たのが証拠だって言ってるだろ!」

 

 怒鳴るが相手のギルドナイトは特に怯んだ様子もなく返してくる。

 

 「そんなものは証拠にはならない。人の目などあてにはならない」

 

 「お前は人じゃないのかよ」

 

 「もちろん人だ。だが目に頼りすぎるのはいけない。体全体で感じとり敵の動きを読んで狩るのだ」

 

 「それに今は別の案件で忙しいんだ。どこかへいってくれないか?」

 

 「いや、見とめてもらうまではテコでも動かないぞ」

 

 「ならばこちらも……」

 

 「やめなさい」

 

 人混みの奥から威厳のある声が響いた。

 「落ち着きなさい、二人とも。怒りに身を委ねるのはよくありません」

 

 静かだがどこか威圧のある声。

 

 「無礼を申し訳ない。しかし、今は本当に忙しいのだ。どうか引き取ってもらえるとありがたい」

 

 なぜか反論をすることができない。まるで返答を許さないかの雰囲気を出している。

 

 「はい、わかりました。迷惑をおかけしました」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 「ただいまー」

 

 「おうよく帰ったな。何でもギルドナイトとやりあったそうじゃねぇかニヒル」

 

 話しかけてきたのは僕の父。土竜族なので背が低くがっしりとし体をしている。

 でもなぜか僕はそうならず普通の人と変わらない体型。なんでそうなったかはわからないけどそうなっちゃった。

 

 力も土竜族と変わらず強く。ハンターになるときはほぼトレーニングせずによかったから、ちょうどよかった。

 

 火にも強かったため、火球ブレスのダメージがあまりなかった。

 

 もちろん手も器用だ。正直いっていいことだらけだった。

 しかし、目標が見当たらなかった。

 ハンターにはなったもの目標を見つけることはできなかった。

 

 そんなことをしているうちに上位ハンターとなり、今にいたっている。

 

 ここはバルバレ。土竜族中でも代々バルバレにいるらしい。表では父さんが加工屋をやっている。

 それを継ごうとは考えたんだが、どうも性に会わない気がしたのだ。

 

 父さんに苦笑をしながら2階にある自室へと向かう。

 

 本棚に囲まれたその部屋は、今まで読んできた本が全ておかれていた。

 

 本の背表紙を眺めながら窓際の机に座る。

 

 全く相手にされなかった。

 

 俺が見た鋼鉄のリオレウス、あれは絶対に見間違いじゃない。

 こうなったら徹底的に調べ尽くしてやる。

 ニヒルは机の奥にしまってあった白紙の本を取り出す。

 

 一度小説を書こうと思った時に買った本だ。

 

 表紙に機械龍と書き、目次を作り機械龍リオレウスと書く。

 

 そういえばあいつはどうやって繁殖していたんだ?卵と思っていたものは卵ではなかった。まるで侵入者を知らせるための装置のようだったな……

 

 その時気配もなく後ろから

 

 「なぁなにしてんだ?」

 

 「うわあぁぁぁ!」

 

 「うおぉぉぉ!!」

 

 「なんだよ父さんか」

 

 ビックリした、誰かと思った。

 

 「いや、俺はちゃんとノックをしたんだがな……」

 

 そんな音聞こえたっけな?

 

 あっこれに熱中してたからか。

 

 「俺にも夢ができたんだ……」

 

 「ん?何ていった?」

 

 「機械龍の秘密を暴くことそれが俺の夢だ!」

 

 「おお!ついに俺の息子に夢ができたのか。このへぐなちゃごが!!!」

 

 号泣しながら部屋を出ていった。

 

 絶対に調べ尽くしてやる全てを。待っていろよ!機械龍!!

 




 わからない人がいるかもしれないので、書いておきますが、ニヒルは第3話で出てきた片手剣を使っていたハンターです。一応ここで紹介しときます。
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