世界を破壊し世界を救う白狐の創世神と魔王達とその弟子が異世界に来るそうです 作:ふわふわなプリン
幻想郷に放り込まれた
さとりんは魔法の森を彷徨っていた。
彷徨っているうちに
木々が生い茂る森を抜けて
魔法の材料が採れる数々のエリアを抜けて
半日彷徨って霧雨魔理沙の家に到着した…とさ
さとりん
『ゼェ…ゼェ…ようやく…泊まれそうな所に辿り着きました…
すみませ〜ん(ドアノック)
あの〜!誰か居ますか〜?
(返事が返ってこない)
………おじゃましますね〜。』
古明地さとりの視界に飛び込んできた風景は
キノコやら魔法の研究に使う材料やらなにやらが散乱した汚部屋と
山積みとなった魔導書、その中心には
寝不足と空腹で倒れている霧雨魔理沙の姿があった。
さとりん
『…………あらら、これは……』
心を読んで色々と察したさとりんは
魔理沙が起きるまで
魔導書の整理に部屋の片付けやら家事を済ませて
自前で持ってきていた食料と魔理沙の部屋にある図鑑から
食用のキノコを見つけて夕食の準備に取り掛かった。
すっかり日が暮れて夜になろうとしていた頃
魔理沙
『ぐおおお………zzz…………
(´⊙ω⊙`)ハッ!?寝ちまっていたか!?』
魔理沙は後頭部に人肌のような僅かにムッチリとした温かな膨らみを感じながら目を覚ました。
さとりん
『フフフ……お目覚めですか魔理沙さん
ずいぶんと気持ちよさそうに寝ていましたね〜?
そんなに気持ちよかったんですか?膝枕』
魔理沙
『うおっ!……なんださとりか…
引き篭もりのお前が地上にいるなんて珍しいな
何か用でもあったのか?』
さとりん
『……いえいえ〜そんなことは〜
特に無いですよ。たまには外に出るのもいいと思いまして〜
アハハ…
そんなことより
倒れている魔理沙さんを介抱したり
お部屋を片付けたりしましたので
遅くなりましたがお食事を作っておいたんです。
一緒に食べませんか?
それとあんまり頑張り過ぎて
食事や睡眠を疎かにするのはダメですよ〜』
魔理沙
『うぅ…気をつけるんだぜ〜
おん?……確かにいい匂いがするな〜
お前って料理出来たんだな?ちょっと意外だぜ』
食卓には
(妹が創業した年から57年間通い続けたが閉業してしまった
スッポン専門のメニューを提供していた
老舗のお食事処の仲良くしていた店主から
店を畳むの際に譲り受けたという
長年使われ続けて
水と醤油だけでも濃厚なスッポンの風味を感じられるお粥が作れる。
スッポンの味が染み込んだ特別な土鍋で作られた。)
ふわふわな卵とキノコが乗っているシンプルなお粥
辛子マヨネーズと明太子のパスタ
シャケとキノコのホイル焼き(砕いたコンソメ入り)
キノコのコンソメスープ
大根おろしポン酢にキノコを添えた和風ハンバーグ
余り物の人参、玉ねぎ等の野菜と鯖の缶詰で作り
水溶き片栗粉とポン酢と鯖缶の汁を混ぜ合せて作ったソースをかけた
ふわっふわに焼き上がり肉のように肉厚な鯖のハンバーグ
レストランで食べるメニューのような
高いクオリティに仕上がっており
非常に美味しそうな品々である。
さとりん
『アハハ…そんなことないですよ
私は不器用ですし
妹にはいつも料理対決に負けちゃいますし
色々作れるようになったのも
妹に熱心に色々と教えられて出来るようになったばっかりなんですよ。』
魔理沙
『へえー
(こいしってそんなに料理出来るのかー意外な一面だぜ。)』
それでは…
いただきま〜す!
さとりん
『どうですか?魔理沙さん美味しく出来たと思うんですが…』
魔理沙
『 (´⊙ω⊙`)!?…………』
反応がない。ただのカカシのようだ…
さとりん
『魔理沙さ〜ん???』
魔理沙
『う………』
さとりん
『う?』
魔理沙
『美味すぎるんだぜーーーーーー!!!!!』
その時、あまりの美味に魔理沙が吠えた。
再び動き出した魔理沙は空腹なこともあってか
凄まじい勢いで次々と料理を完食していく。
さとりん
『アハハハ…私なんかの料理を
こんなに美味しそうに食べてくれたら
なんだか私も嬉しくなります。』
魔理沙
『いやいやいやいや
お前の腕なら幻想郷一の料理人になれるぜ!
私が保証するぜ』
さとりん
『アハハハ…そこまで言ってくれるんですね…』
そのあと軽く談笑しながら
魔理沙とさとりは眠りについた。……とさ。
翌日
魔理沙
『……もう行っちゃうのか?』
さとりん
『はい、引き篭もってばかりでは勿体無いので
外の色んな所を見てまわってみようと思いまして
……料理なら次に会った時にでもご馳走しますので
そんな子犬のような目をしないでください。
約束しますから。』
魔理沙
『本当だな!?約束だからな!?ほんとにほんとに守ってくれよ!?』
さとりん
『はいはい分かりましたよ〜
それでは。』
古明地さとりの次の目的地は博麗霊夢のいる神社
………ここでも主人公は行き倒れていた……とさ。
霊夢
『チ───(´-ω-`)───ン』
さとりん
『………………』
(世界を救う者の姿か……?これが……?
主人公が二人揃って空腹で倒れてるとはこれいかに…)
(たしか…ティアちゃんの説明だと
どんな状況でも霊夢さんは食べ物の匂いや
お賽銭の音に反応して復活するんでしたっけ?)
古明地さとりは財布を取り出し
1円玉、5円玉、10円玉のみを全て取り出して
賽銭箱にジャラジャラと大量に入れた。
霊夢
『おおおおおおおお!!!!
お金!お金!お金!お金ーーー!!!!!!!』
うわっほんとに復活した
さっきまでゾンビみたいに干からびてたのに…
さとりん
『あの〜霊夢さん…?
昨日の夕飯の残りとチョコパン作ってきたんですけど〜
食べますか?』
霊夢
『おお〜神だ………神がいいにいる……』
霊夢はさとりを拝めた後に
無我夢中に食料にかぶりついた。
さとりん
『そうですね〜霊夢さんが元気になったことですし〜
………次は紅魔館にでも行きましょうか〜』
(次は普通に行けたらいいな〜
この前はほとんど行けてませんでしたし〜
あわよくば暫くの間、 泊めてくれると助かりますね〜)
古明地さとりの次の目的地は紅魔館。
はたして次は穏便に済むのかどうか……とさ。