世界を破壊し世界を救う白狐の創世神と魔王達とその弟子が異世界に来るそうです 作:ふわふわなプリン
これは5000年間に渡って
悪辣な未来人達から未来を護り続けて
この世界と戦死した仲間達の墓を今でも守り続けている
悲しき魔王の物語
独りぼっちの魔王はいつも侵攻してくる宇宙怪獣や
グランドエンドを執行しようとする悪辣な未来人達を
退け続けている気がついたら、5000年の月日が流れていました。
世界の中心にある荒野にて
いつものように塵芥のように湧いてくる未来人達を
いつもの日課のように消滅させていると
そんなある時、この世界の創造主にして
破壊の神であり創世の神でもある
自身の並行同位体が現れた。
なんでも勝ったら、私の家族になれと言う
なんとも無茶苦茶な要求をしてきた。
……正直、もう墓守りを辞めても大丈夫なのではないかと
思ってはいたが
それでも死んでいった仲間達に向けて、素直に
はい、辞めますとは言えなかった。だから
実力で私が彼女にいつか負けるまでは…
それまでもう少しだけ続けさせて…………
それからというもの、私の並行同位体は
幾度も敗北するも決して諦めることはなかった。
究極の時の王者の絶対的な力を目にしても
嬉しそうに笑いながら私に勝つまで
何度でも何度でも何度でも何度でも何度でも……
並行同位体の私は私に挑み続けた。
勝負の回数も百を超えた頃からだろうか…
徐々に並行同位体の私の実力が上がっていって…
ありとあらゆる者を超越する絶対勝者の理を掴み
徐々に最強の存在として覚醒し、この私を追い越していったのは…
やがて、フィジカルや身体能力では
完全に私を追い越してしまい
オーマジオウの鎧やオーマシグナルの効果が無くては
確実に勝てる勝負か分からなくなっていった…
しかし…オーマシグナルよりも速く無限に戦闘力が上昇し続けている
並行同位体の私は息を切らしながらも楽しそうに戦闘をしている。
まるではじめて対等な遊び友達が出来たかのように。
???
『ぜえ……ぜえ………ぜえ……
いや〜体を動かすのって案外楽しいね〜
実力が近いやつとの競争ってやつは』
魔王
『……いい加減諦めたらどうだ…?』
???
『え〜いやだよ!私がお気に入り!妹認定!
絶対に仲間にするって言ったらするの!
勝ってあんたを連れて帰るまで諦めないからな!
なぜなら〜私は世界最強!
私が国で私がこの世界のルールだからだ〜!』
魔王
『………そうか』
???
『う〜ん………生身だとなかなか決着付かなくなってきたねー
それなら〜この切り札なら………どうじゃあ…!』
SET!
【BOOTH………MarkⅢ】
Lady…Fight!
空間ごと何もかも…制御不能な世界を壊す力
破滅の白狐の三本の尾が
究極の魔王に振るわれる。
しかし魔王は空間ごと破壊し自身に進行していた尻尾を
何でもないように軽く片腕で受け止めて弾き飛ばす
『……無駄だ………』
『なら…こいつはどうだ!』
SET…ディアルオン…!
BOOTH…MarkⅢ…!
BOOTH…! Lady…Fight!
世界を壊す破滅の切り札である白のブーストと
世界を救う切り札の赤のブースト
紅白のギーツが誕生した。
荒れ狂う破滅の力を存分に振るうが
オーマジオウには届かない。
ブオンッ!ブォンッ!ブオンッ!…ブーストタイム
BOOTH…BOOTH…グランドビクトリー
『うおおおおおっしゃおらああああああ!!!!』
『……………』
終焉の刻…!!!
逢魔時王必殺撃…!!!!
お互いの必殺技がぶつかりあい
残ったのは生身の両者のみ。
倒れていた両者は同時に立ち上がり
???の方が先に走り出し
魔王はゆっくりと歩き始め…
お互いの拳が同時に顔面に炸裂した。
しかし倒れたのは魔王だけであった。
???
『………よっしゃ〜…やっと勝てた〜
連れ帰るのに手間がかかる妹ですこと』
さとり
『………どうしたんですかその子!?』
???
『アハハハ…お姉ちゃんにサプライズプレゼント…
として拾ってきました〜
私の双子の妹で〜す!
いや〜こいつが頑固ちゃんで連れ帰ってくるの
大変だったぜ〜 河原での決闘みたいな?』
さとり
『最近、ボロボロで帰ってきてた理由
そういうことだったんですね。』
???
『それでそれで〜この子の新しい名前も考えて来ちゃいました〜
命名〜!今日から貴女の名前は
久遠 零だよ〜!』
零
『…………わかった。』
???
『そんじゃ〜これからよろしくね未来の私』
零
『…………なぜ5000歳の私が妹なのだ…?』
???
『ワーハッハッハ!…………それは〜気にするな!』
零
(……………なんとなく感じでいたが
あいつは100を超える戦いの中で成長したのは確かなのだろう…
しかし、全く本気を出しているとは思えなかった。
まるで手加減……力のほとんどを抑えていたような気がした。
もしも奴が世界の理を滅ぼすあの始祖の魔剣を抜いたら…
最強種の竜となり世界を理を統べる神竜となり
始祖の魔剣に総当する拳を振るう可能性もあった…
本来なら私など瞬殺出来る瞬間や
実際に私に勝利した並行世界も沢山あったのだろうな…
もし奴が遊びでなく殺し合いとして戦っていたら
おそらく最初の勝負で私が負けていたと思う。
奴は私を仲間にして喜んでいるのだろうが
こちらとしては私の力を遥かに超えている
あんな化け物と敵対せずに済んでホッとしている……気がする)
ティア(仮名)(仮名その2:日向海 狂海)
(真名:??????)
久遠 零(ゼロ)(真名:オーマジオウ)