どきなさい!私は「お姉ちゃん」よッ!!   作:とろねぎ

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バカみたいなことを言うんですけど、そろそろ18歳になるから記念にR-18書きたい...書いてみたい...ご都合アーツか、困った時のワルファリンしてみようかな。


なんか記憶が無いのだけど...

時間は流れ、昼に伝えた19時30分に差し掛かった。

 

「ギョクソウ?来たぞー」

 

「はいはい、ちょっと待なさいって。...はい!これ持って!」

 

「あ?んだこれ...」

 

「おつまみ兼夕食よ。」

 

「それは分かってる、なんで私が運ばなきゃなんねぇんだよ。」

 

文句を言いつつも、先頭を歩き始めたギョクソウについて行く。

 

「働かざるものなんとやらってヤツよ。なんなら今のうちにあっためといて欲しいのもあるんだけど...」

 

「ほう。この私をレンジ扱いかぁ...!?」

 

「ってなるから良いわ。温めときたいのはガウに運ばすから。」

 

「はぁ...お前も大変だな?ガウー?」

 

『...がうっ!』

 

「色々含みのある吠え方やめなさいって。私が悪いみたいじゃないの。」

 

「あはは!お前のご主人様は扱いが雑だよなー?...そういや、面を付けてたやつはどこ行った?」

 

「あの子は...うん...」

 

「なんだよ、気になんじゃねぇか。」

 

「さぁ、酒が入ったら口が滑るかもしれないわね。」

 

「ほーお?言ったな?」

 

「『かも』だからね?聞いてる?」

 

「とっておき飲ませてやるよ。」

 

「うんやめてね?私強くないんだから。好きだけど飲めないタイプなのよ?」

 

「わかった!」

 

「よしわかってないわね。アルハラやめなさい。」

 

そんなやりとりをしながら、二人は夜の廊下を歩いて行く。

 

お互いに口数が減り、靴の底が床を叩く音しか聞こえなくなってきた辺りで、ギョクソウは一つの部屋の前で立ち止まる。

 

「着いたわよ。もしもーし?」

 

ギョクソウが部屋の扉を叩くと、すぐさまマウンテンが迎えた。

 

「はい...あぁギョクソウ殿。ようこそ来ていただきました。そちらの方は?」

 

「ニェンちゃん、私の友達よ。」

 

「なんでオメーが答えんだ?まぁいいや、邪魔するぜー」

 

「勝手にはいるんじゃないわよ!聞いてる!?」

 

「うお!すっげぇ本の数!」

 

「...はぁ、ごめんなさいね。」

 

「あ!?なんでオメーまでいやがんだ?」

 

「いえいえ、ギョクソウ殿も上がってください。」

 

部屋に招かれるままに上がり込み、持ってきたつまみをテーブルに並べようとしたところとさっきの三人とはまた違った声がした。

 

「やぁギョクソウ。」

 

「...マウンテンくん?私の見間違いじゃなかったら...あれドクターよね?」

 

「私がお誘いしました。」

 

「私がいたらダメだったかい?」

 

「別に?意外ってだけよ。」

 

「ドクターは何持ってきたんだ?」

「持ってきて...ないね。」

 

「そうでしょうか?彼は私の数少ない友人なのですが...今日はあまりにも疲労していたので誘ってみたのです。」

 

「うん、いいと思うわよ。」

 

「はぁ!?持ってきてねぇって...なんなんだよ?」

「私普段から飲まない人だから持ってるわけないよね!?」

 

「それに、私以外...女性というのは色々問題があるのではと思いまして...」

 

「あらやだただの紳士...でもドクターって性別不詳じゃ...」

 

「あ...」

 

「なんだと?そうだ。じゃあこれ飲んでみろよ。」

「飲んだら...許してくれる?」

「ん、考えとくわ。」

 

「んんっ...私は紳士などでは無いですよ。」

 

「(誤魔化した...)またまた〜」

 

コンコンコン

 

「小官です。開けてくれませんか?」

 

「行ってきます。」

 

「はーい...で、二人はなにやってんの?」

 

「あぁ?んなもん見りゃわか「いや無理無理無理!すっごい匂いしてんだけど!?」

 

「そんなもんほぼ水だろうがよ。ほーれグイッと!」

 

「ホシグマ殿、こんばんわ。」

「こんばんわ。あとコレ、お届けものです。」

「...?何かを頼んだ覚えは無いのですが...」

 

「ニェンちゃん?それなによ。」

 

「私オリジナルの酒。焼酎に粉末状にした鷹の爪ぶち込んだだけだよ。」

 

「もしかして私、今『死ね』って言われてる?」

 

「な、なんですか?この山は...」

「わぁたぁしぃ〜良い奴いっぱいあってさ〜」

「ここに来る途中に会いまして、運ぶのを手伝っていたのです。」

「そ、それはそれは...どうぞお上がりください。」

「ありがとうございます。」

 

「...おや、ドクターも居たのですね。」

 

「うん。誘われたから来ちゃった☆あと助けてくれないかな。」

 

「ほらっ、飲めよー...!」

「無理って言ったよなぁぁ!!」

「ほら〜さっさと飲もうよ。」

「あなたもう飲んでるじゃないのよ!テーブルの上の料理は好きにつまんでねっ!」

「もうもらってる。美味しいねこれ。」

「ありがとっ!」

 

「...」

 

「マウンテン、どうしたんだい。ボーッとしちゃって。」

 

「...あ、いえ、私の部屋にこれだけの人が集まったことを考えると...少し思うところがありまして。」

 

「はは、確かに。まあさ、ほら飲もうよ。」

 

「...そうですね。ドクター」

 

「みんなは何持ってきたの?私は梅酒!」

「私は〜色々。」

「オリジナルブレンド。」

「鬼ころし」

「ホシグマ?なんかすごいの持ってきてなかった?」

 

「...はは。」

 

「マウンテンくんは!?」

 

「そうですね、故郷のワインとブレイズ殿から貰った...『想天坊』?という極東のものを。」

 

「鬼ころしレベルの度数のもの増やさないで?」

 

「飲むぞ〜いぇあー!」

 

「彼女、もう酔っていませんか?」

 

「いつもあんな感じだよ。だからもう...」

 

「スキあり!」

 

「ちょ!?ごぼぼぼ...」

 

少しの隙を見つけたニェンがすかさずドクターに自前の酒を流し込み始める。

 

周りは「少しが止めたほうがいいかな...いやでも面白そうだな」と思いながら見守っていた。

 

「どうだ!?」

 

「ざい゙あ゙ぐ...なんか酒の苦味辛味と鷹の爪のただただ辛いのがお互いに個性殺しあってて今私の体内で戦争起きてる...辛味組と苦味組がドンパチしてる...」

 

「「「(案外語彙が豊かだな。)」」」

 

「これどうぞ。」

 

「ありがとう...」ポリッカリッ

 

「なにこれ?」

 

「漬物。まぁ一日でやったから浅漬けか。」

 

「???」

 

「どれどれ...さっぱりしてていいなぁこれ!」

 

「ふむ...本当だ。懐かしい味です。」

 

「まだまだあるから遠慮しないでね。唐揚げ...極東版フライドチキンと明太ポテサラ、ピリ辛揚げ餃子、カマンベールチーズにナッツやら乗せたヤツ、あと塩キャベツと塩トマト。」

 

「ぞれ゙ば...だぐざん゙づぐっだね゙...」

 

「ドクターめっちゃ声枯れてぇるぅ〜あひゃひゃひゃ!!」

 

「手伝ってくれた子が居たから平気よ。そこまで手間のかかるやつばかりじゃなかったし。」

 

「それでも美味しいものばかりですよ。」

 

まぁなんやかんやで無事に飲み会は始まった。

 

そこからはお互いに持ってきたものを飲みあったり、パラスが吐いたりした。

他にもギョクソウがすぐに出来上がったり、ドクターが泣き上戸だったことが判明した。あとパラスが吐いていた。

 

飲み会開始から二時間後──

 

マウンテン、ホシグマ、ニェン、ドクターは変わらず自分のペースで酒とつまみを楽しみでいたがギョクソウとパラスは目も当てられない状態だった。

 

「パラスちゃぁぁん!みれのれ!えひゃのーる消毒液!飲も!今ならなんでも分解できる気がひゅるの!ひゃひゃ!」

「いいねいいねいいねぇ!しぇーのでほら、しぇーのぉっ!」

「「オ゙ゥ゙エ゙ッ!!」」

「「マッズ!あはははぁはぁ!!」」

 

どこからか取り出した消毒液を二人で同時に飲むとどこからか取り出したビニール袋に吐き出して、爆笑し始める。

 

「...なかなか、楽しそうですね。」

 

「見事なまでに酒に呑まれたなぁアイツ。誰か動画取れよ、んでそれをリサに見せんだ。」

 

「やること最低だな?頻繁に酒入ってるわけじゃないんだしたまには許してあげてよ。」

 

「これからはあんまり飲ませないようにした方がよさそうですね。」

 

「あはははは!...うわぁぁぁん!!情けないお姉ちゃんでごめんねぇぇぇ!」

「おっ大丈夫か大丈夫か...泣いてるっ!あははひゃははひ!」

「わあぁぁぁ!何をやってもぉ!おんなじやおんなじやおもてえ!」

 

「今度は泣き上戸ですか...」

 

「どうすんだこれ。誰がアイツら連れて帰るんだ?私ゃ絶対にゴメンだね。」

 

「やっぱり悪酔いが過ぎる...」

 

「自分で袋を持っているのは...マウンテンへの気遣いか?こうなってる時点で気遣いも何もないとは思うのですが。」

 

「ほぉらのめのめ!やぁなことはのんべ忘れるのぉー!」

「うわぁぁぁん!」

「わらひのいれたしゃけが飲めないっていうのはぁ!?のめぇ!のめぇ!」

「わぁぁ...!んぐっんぐっ...ぷはぁ。」

「じんせい楽ひんだもんがちぃー!」

「そうねぇ!?あははひゃひゃひゃ!」

 

「「「「(そろそろ止めないとまずいのでは?)」」」」

 

こんこんこん

『がふっ!がふっ!』

 

その場の四人全員の考えが一致し、ドクターを除いた三人が取り押さえに動こうとした時、扉をノックする音と獣の鳴き声が聞こえた。

 

「...?開いているので、どうぞ上がってください。」

 

『...』ペコ

 

『わふっ!』

 

がちゃ、と扉が開く音と共に狐面と炎狐が現れる。その後狐面は少し申し訳なさそうに頭を下げるとギョクソウを指さした。

 

「...?え、えっと...」

 

「おぉ、お前らギョクソウ迎えに来たのか?」

 

『...!』

 

「合ってたっぽいぞ。」

 

「それでは...そろそろお開きにしますのでお願いしてもよろしいでしょうか。あ、余った料理はどうすれば...」

 

疑問をうかべるマウンテンに狐面がふところから一枚の紙を渡す。

 

「『余った料理は冷蔵してまた今度食べちゃって!』ですか。なにからなにまでありがとうございます。」

 

「あはははは!」

「あっははぁはは!」

「「あはひゃはははひゃあ!!」」

 

「...オメーの感謝してるギョクソウは今あんなになってるけどな?」

 

「言わないであげて。」

 

「私はパラスを部屋に運べばいいのか?」

 

「うん。ホシグマ、お願いするよ。」

 

『...ガウゥゥ!』

 

「へぇあ?なぁにぃ?」

 

『ウゥゥゥ...!ギャウッ!』

 

「あははは!すんごい噛まれれらぁ!あははは!あれ?なんか血ぃ出れなひ?ちょっと?あらまいらいんれすけろ?」

 

炎狐がギョクソウの頭に噛み付くと狐面が手招きをする。炎狐はそれに大して返事をすると、そのまま呂律が壊滅的なギョクソウを引き摺っていく。

 

「あふぁふぁあ!すごいよこれ寝てるられらろに部屋うごりてるー!」

 

『...』ペコ

 

「おもしれーもん撮れそうだな!おいちょっと待て!」

 

扉の前でもう一度頭を下げると、そのまま扉を開けてそのまま出ていった。

 

その後を気が変わったニェンが追いかけて行った。

 

「では私も彼女を送り届けてきます。」

 

それに続いてホシグマも「まだのめまふぅ〜!」と訴えかけているパラスを抱え部屋を出ていく。

 

部屋にはマウンテンとドクターだけになり、一気に静かになる。

 

「色々...凄かったね。片付け手伝うよ。」

 

「ありがとうございます。片付けと言っても料理を保存するだけですが。」

 

「確かに、なんやかんやでぶちまけたりはしなかったもんね。ファブ〇ーズも置いてったし。」

 

「えぇ、それに...」

 

「どうしたのさ。」

 

「あんなに大人数で飲んだのは初めてでしたが...とても楽しいものでした。」

 

「そっか、それはよかったね。」

 

「はい。」

 


 

 

マウンテン...その見た目のせいで他の人から少し距離を置かれていたけど、それでも気にせずにぐいぐいくる陽キャヴァルポのお陰で良い思い出が出来た。お気に入りは唐揚げ。体は肉を求めるからねしょうがないね。

 

ホシグマ...鬼ころし→梅酒→想天坊をローテーションしながら合間合間に料理を食べながら飲んでた。お気に入りはピリ辛揚げ餃子。ピリ辛がミソなんですよ!

 

パラス...飲み会に来る前からもう飲み始めてた。持ってきた大量の酒はほとんど自分で消費した。基本笑い上戸で時たまアルハラ仕掛けてくる。『全部料理美味かった』とのこと。お前酒飲んでばっかだったろうが。

 

ニェン...唐辛子焼酎をマウンテンが少し気に入ったのが嬉しかった。最近は段々とギョクソウのヤバさに気付いてきた。怖い。

お気に入りは唐揚げ。体は肉を(ry

 

ドクター...飲み会初心者、開幕大人気ない奴に潰されかかったけど案外平気だった。お気に入りは漬物とレタス、トマト。暇な時ずっとレタスしゃくしゃくしてた。

ドクター=コータス説。

 

ギョクソウ...お酒は好きだけど、アルコールにバチクソ弱い。その癖して肝臓はしっかり分解できるからどんどん飲める。

明日は二日酔い確定。控えめに言って生き地獄。

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