この素晴らしい世界に法則を! 作:ベビーカステラ食べたい焼き
では、本編をどうぞ。
龍星「さてと、まずはギルドを探さないとな。」
あそこのおばさんにきいてみるか。
龍星「すみません、私は冒険者になるためにこの街に来たのですが、ギルドはどこにありますか?。」
おばさん「おや、ギルドを探しているのかい?。駆け出し冒険者の街、アクセルへようこそ。ここの通りを真っ直ぐ行って右に曲がれば、看板が見えてくるわ。」
龍星「ありがとうございます。」
おばさん「頑張ってね。」
親切な人で良かった。
おばさん「そういえば2週間ぐらい前にもいたわね。遠くから来たって言う子が。」
何か言ってた気がするが、特に気にせずギルドに向かった。
冒険者ギルド
龍星「おお!。まさにギルドって感じだな。」
俺はそういうと中に入った。すると、
???「あ、いらっしゃいませー。お仕事案内なら奥のカウンターへ、お食事なら空いているお席へどうぞ。」
短髪赤毛のウェイトレスの女の人が、愛想よく出迎えた。酒の匂いがすることから、酒場が併設されているようだ。そこかしこに鎧を着た人や、そんな格好で大丈夫なのかと思う人もいた。
龍星「あの、冒険者登録はどこでするのですか?。」
と、さっきのウェイトレスさんにきいた。
ウェイトレス「冒険者登録ですね、でしたら、向こうのカウンターでできますよ。」
龍星「分かりました。ありがとうございます。」
俺は早速カウンターへ向かった。丁度空いている時間帯だったのか、直ぐにやってもらえそうだ。なので、1番近い受付に向かった。
???「はい、今日はどうされましたか。」
受付の人は美人だった。少し緊張するな。
龍星「えっと、冒険者になりたいのですが、遠くから来たばかりで、何も分からない状態でして。」
???「そうですか。では、登録手数料が掛かりますが大丈夫ですか?。」
神様からお金貰っといて良かった。
龍星「はい。いくらですか?。」
???「お一人千エリスになります。」
龍星「ではこれで。」
???「ちゃんとあるみたいですね。」
龍星「ん?、どういうことですか?。」
まるで、俺がお金を持っていないような言い方だけど。
???「いえ、実は以前あなたと同じ様に冒険者登録をしに来た人達がいらっしゃったのですが、その人達はお金を持っていなかったものでして···。」
龍星「な、なるほど。」
そういうことか。しかし、「あなたと同じように」か、その人達も転生者だったりするのか?。
???「ぶあっくしょい」
???「ちょっと、移さないでよね、ヒキニート。」
???「俺は引きこもりでもニートでもねーよ、この駄女神。」
???「あー、また言った。???が私のことをまた駄女神って言った。」
なんだろう、どこかで漫才が起こってる気がする。
ルナ「改めまして、私の名前はルナと言います。冒険者になりたいと仰るのですから、貴方もある程度理解しているとは思いますが、改めて簡単な説明を。······まず、冒険者とは街の外に生息するモンスター······。人に害を与えるモノの討伐を請け負う人のことです。とはいえ、基本は何でも屋みたいなものです。······冒険者とはそれらの仕事を生業にしている人達の総称。そして、冒険者には、各職業というものがございます。」
おぉ!、こうやって聞くとワクワクしてくるな。職業か、俺の場合は戦闘職のオールラウンドな感じかな。
そう考えていると、ルナさんがカードを差し出した。だいたい免許証ぐらいの大きさのそれは、身分証みたいなものだろうか。
ルナ「こちらに、レベルと言う項目がありますね?。ご存じの通り、この世のあらゆるモノは、魂を体の内に秘めています。どの様な存在も、生き物を食べたり、もしくは殺したり。他の何かの生命活動にとどめを刺す事
で、その存在の魂の記憶の一部を吸収できます。通称、経験値、と呼ばれるものですね。」
経験値か。ゲームの中だけだと思ってた。こういうのって、モンスターの知識、戦闘経験、何年もかけて手に入れた技術とかを使って、戦うものだと思っていたが。
ルナ「それらは普通、目で見る事などはできません。しかし、このカードを持っていると、冒険者が吸収した経験値が表示されます。それに応じて、レベルというものも同じく表示されます。これが冒険者の強さの目安になり、どれだけの討伐を行ったかもここに記録されます。経験値を貯めていくと、あらゆる生物はある日突然、急激に成長します。俗に、レベルアップだの壁を超えるだのと呼ばれていますが···。まあ、要約すると、このレベルが上がると新スキルを覚えるためのポイントなど、様々な特典が与えられるので、是非頑張ってレベル上げをしてくださいね。」
龍星「幾つか、質問いいですか?。」
ルナ「なんでしょう?。」
龍星「先程言った新スキルなのですが、どうやって習得すればいいのですか?。」
ルナ「スキルの習得ですね。スキルはカードに出ている現在習得可能なスキルと表示されているところから欲しいスキルを選ぶことで、習得ができます。」
龍星「それは、職業によって違うのですか?。」
ルナ「はい。例えば、プリーストならば、回復魔法や支援魔法と言った具合ですね。唯、冒険者は少し特殊ですね。」
龍星「特殊?」
ルナ「すべてのスキルを習得できるのですが、スキル習得には本職の方より多くのポイントが必要なうえに、補正がないため下位互換になると言った具合です。そして、カードに表示されないので、誰かにスキルを教えて貰わないといけないのです。」
龍星「いわゆる器用貧乏って事か。」
ルナ「で、ですがステータスが上昇すれば転職が可能ですよ。」
ふむ、良さげなのがなかったら冒険者にするか。すべてのスキルが習得できるのは利点があるからな。
ルナ「他に何か質問はありませんか。」
龍星「いえ、大丈夫です。」
ルナ「それではこちらの書類に身長、体重、年齢、身体的特徴等の記入をお願いします。」
身長は169センチ、体重は57キロ、年は16、緑髪に黒目と。
ルナ「はい、結構です。では、こちらのカードに触れてください。それで、あなたのステータスが分かりますので、その数値に応じてなりたい職業を選んでくださいね。」
さて、どんなもんかな。
ルナ「はい、ありがとうございます。キヤマリュウセイさんですね。ええと、幸運が低いことを除けば、すべて平均値を越えてますね。特に、生命力と敏捷性、知力が高いですね。」
思ってたよりいいな。幸運が低いのってコーヒーと関係あるのかな。
ルナ「これならどんな職業でも···って何かしら。「天界人」?初めて見る職業ですね。」
龍星「!!」
ルナ「リュウセイさん、どうしますか。一応上級職のクルセイダ『天界人で』ってよろしいのですか!?。」
龍星「はい、天界人でお願いします。」
ルナ「そうですか···。では、冒険者ギルドへようこそ。キヤマリュウセイさん、今後の活躍を期待しています。」
まさか天界人が職業になってたなんてな。多分俺が原因だよな。まぁ、頑張りますか。
龍星「あの、初心者でも受けれるようなクエストはありますか?。」
ルナ「それでしたら、ジャイアントトードの討伐はどうでしょう。」
龍星「では、それで。」
ルナ「分かりました。」
さて、クエストを受けたはいいが、情報が欲しいな。名前からして、大きいカエルってところか。誰かにきいてみるか。そう考えた俺は、隅っこのテーブルでトランプタワーを作っている女の子を見つけた。同い年かな?。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
原作キャラを出すと言っときながら、出せませんでした。次回は必ず出します。次回は初クエストへ行きます。