この素晴らしい世界に法則を!   作:ベビーカステラ食べたい焼き

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この素晴らしい世界に男のオアシスを!

カズマside

屋敷を手に入れた。1番懸念されていた冬越しという案件が解決された訳だ。早速パーティーメンバー6人でここに移り住む事になった訳だ。まあ、1番広い部屋はリュウセイに譲ったけど。中身が残念な奴が3名いるが、異性と同じ屋根の下、一緒に暮らすという新生活に内心ワクワクしてたのだが、

カズマ「おいこら、そこを退け。今から内職するんだよ。寒いのなら、自分の部屋で布団にでも包まってろよな。」

初日にして、早速問題が起こっていた。いや、これは2番目か。

 

今朝リュウセイが起きたら布団が膨らんでいた。そこには昨日体を手に入れたアンナが寝ていたのだ。リュウセイはそういったことに耐性がないのか顔を真っ赤にして気絶し、第一発見者がゆんゆんだったので朝からとんでもないことになった。なお、今回の被害者は部屋で新商品の開発、加害者は人形を総動員させて掃除をしている。ちなみに加害者は

アンナ「妹が兄のベッドで一緒に寝たらだめなの?。」

と、発言しており約2名が怒るべきか悩んでいた。アンナ、結構やり手だな。昨日、リュウセイの事をお兄さんと呼んでいたからlikeなのか、loveなのか分からなくしやがった。そういえば、幽霊として過ごしていたのなら、アンナはリュウセイよりも歳う ヒュン あっぶね!。避けた先の壁には包丁が刺さっていた。

 

話を戻すと、冬は強いモンスターしか活動しないので、街に籠るしかないのだが、金を貸してもらった人と一緒に過ごすとなると落ち着かないのだ。金を返してダラダラする生活のため、ギルドから内職をもらってきたのだが、この寒さで手はかじかみ、作業が上手く捗らないのだ。なので、暖炉の前を使いたいのだが、ここは自分の特等席だと勝手に決めているアクアが、ソファーにしがみつき、現在激しい抵抗を見せていた。

アクア「嫌よ。お布団なんて、1度外に出ちゃったら冷えちゃうじゃない。私に再び布団で寝て欲しいのなら、お布団をレンジでチンして頂戴。」

カズマ「お前、ここにレンジなんてある訳ねーだろ!。ていうか、わがまま言ってないでとっとと退けよ!。元はと言えばお前の借金なんだぞ!。これ以上邪魔する気なら、俺にも考えがあるからな。」

アクア「なによやる気?。お互い素手の勝負ならステータスが超高い私の方に分があるわよ。暖炉の前は我が聖域。これを侵す者には天罰があああああーっ!。」

言う事聞かないアクアの首筋と背中にフリーズという名の天罰をくれてやると、アクアは悲鳴を上げてソファーから転がり落ちた。空いた暖炉の前のソファーに座り、抱えていた材料をテーブルに置く。他の3人はというと、ダクネスとめぐみんはこの世界のチェスにも将棋にも似たボードゲームにきょうじている。2度とやるか、あんなクソゲー。ゆんゆんは机の上でトランプタワーを作っていた。後で一緒に遊ぼうかな。

カズマ「そういえばゆんゆん。リュウセイは今何を作ってるんだ?。」

ゆんゆん「えっ、あ、はい。どうもカズマさんはよく知っている物らしいです。」

それだけじゃ分かんないんだよな。するとさっきまで震えていたアクアが冒険者カードを取り出して俺に突きつけてきた。

アクア「ちょっとカズマ、これを見なさいな、レベルの欄を!。今私は、この5人の中で1番の高レベルなのよ?。」

ちゃっかりリュウセイをいれてないぞこいつ。

アクア「もうベテランと呼ばれてもおかしくないレベルなの!。レベル20にも満たないひよっこの分際で、おこがましいわよ!。ほら、分かったなら格上の私に暖炉の前を譲りなさいな!。」

確かにレベルは上がってるな。21か。そういえば最近こいつアンデッドを浄化しまくってたわ···。あれ?。

カズマ「なあアクア。お前、レベルは上がってるんだけども。ステータスが最初見た時から一切伸びてないんだが?。」

アクア「バカねカズマ。私を誰だと思ってるの?。ステータスなんて最初からカンストしてるに決まってるじゃない。そこらの一般冒険者と一緒にする事が間違っているわ。」

···つまりこいつはどれだけレベルを上げても、これ以上知力は上がらない訳だ。俺は知らない方がよかった事実を受け止めきれずにカードを落とし、膝をついた。俺はカードをアクアに返すと暖炉の前を譲ってやった。

アクア「あら?。なによ、随分素直じゃないの。···ねえ、何で泣いてるの?。何で私の肩をぽんぽん叩いて優しくするの?。何でそんな可哀想な人を見る目で私を見るの?。」

仕事をする気分ではなくなった俺は気分転換に街に繰り出す事にした。

 

龍星side

作業が一段落した後、用事があったため広間に行くと途中気分が悪そうなカズマが出掛けて行った。何かあったのか?。

龍星「なあ、俺これから出掛けて来るんだけどさ、カズマが深刻そうな顔してたんだけどお前ら心当たりない?。」

ゆんゆん「アクアさんの冒険者カードを見て落ち込んでいましたよ。」

めぐみん「大方、レベルが抜かされた事がよほどショックだったのでしょう。」

ふーん、まあ大丈夫だろ。多分。

ダクネス「そうだ、今日実家から食べ物が送られて来るから早めに帰ってきてくれ。楽しみにしてるぞ。」

龍星「了解。」

実は食事は当番制なのだが、俺の料理がうまいということで、みんな俺の日を楽しみにしているのだ。料理スキルを取ってないのにこんなに美味しいなんてと、言われるぐらいは好評である。ちなみに今日用事済ませるついでに取るつもりである。鍛冶スキルも取ってあるので店の商品開発が楽である。

 

カズマside

屋敷を出た後、俺は挙動不審なキースとダストと出会い、ダストに俺の苦労を理解してくれたことに感動していた。今はギルドで酒を飲みながら話をしている。

カズマ「なあ、2人はあそこで一体なにしてたんだ?。」

あの時2人は、あの路地裏にある1軒の店に、入るかどうしようかと悩んでいたようだった。俺の言葉に、2人は顔を見合せ、頷くと。キースが握っていたジョッキを置き、真剣な顔をした。

キース「カズマ。俺はお前なら信用できる。今から言う事は、この街の男性冒険者達にとっては共通の秘密であり、絶対に漏らしちゃいけない話だ。カズマの仲間の女達に、絶対に漏らさないって約束できるか?。」

その重々しい雰囲気に、俺は若干押されながらも頷

カズマ「リュウセイには?。」

そう、俺のパーティーにはご存じのようにもう1人男がいる。それに対しダストが周りには聞こえない様なとても静かな声で言った。

ダスト「カズマ。この街には、サキュバス達がこっそり経営してる、良い夢を見させてくれる店があるんだが、その事をあの頭の固い奴が知って何も起きないと思うか?。」

カズマ「無理だな。あと、お店について詳しく。」

リュウセイが知ったらその店に突撃しそうだ。あっち系はリュウセイ許さなそうだし。それか赤面するだろうな。

ダスト「この街にはサキュバス達が住んでいるんだ。って言うのも、連中は人間の持つムラムラする欲望の感情、つまり男の精気を吸って生きる悪魔だ。となると当然、彼女達には人間の男って存在が必要不可欠になってくる。で、だ。当然彼女達は俺達から精気を吸う訳だが。ここの男性冒険者達とこの街に住むサキュバス達は、共存共栄の関係を築いている。俺達は基本馬小屋暮らしだろ?。つーとだ。その、色々と溜まってくるじゃないか。でも、周りには他の冒険者が寝てる訳だ。ムラムラ来たってナニする事もできないだろ?。」

カズマ「そ、そうですね。」

···やったことあるんだよな。

ダスト「かといって、その辺に寝てる女冒険者にイタズラでもしてみろ。そんなもん即座に他の女冒険者に気づかれて袋叩きにされるか、もしくはイタズラしようとした相手が隠し持っていたダガーで、逆にアレを切り落とされそうになったっておかしくねえ。」

言ってダストが青い顔でブルリと身震いした。まさか、

キース「お前、まだリーンにちょっかい掛けた時のトラウマ、治ってなかったのか。」

ダスト「う、うるせえ!。で、そこでこのサキュバス達だ。こいつらが、俺達が寝てる間に凄いのを見させてくれる訳だ。俺達はスッキリできて、彼女達は生きていける。彼女達も、俺達が干乾びたり冒険に支障をきたさない程度に手加減してくれる。精気を吸いすぎて冒険者がヤバイ事になった例は無い。どうだ、誰も困らない話だろ?。」

ダストのその言葉に、俺はコクコクと何度も頷いた。素晴らしい、まさしく男のオアシスじゃないか!。サキュバス達もむやみに人を襲う理由がなくなり、馬小屋でモンモンとする冒険者達もいなくなる。誰もが常に賢者タイムでいられれば、争いなんて起きないんだ!。素晴らしい、世の中って物はちゃんと上手い事成り立っているものなのだ。

キース「実はその店の事を教えて貰ったのって、俺達も最近なんだ。で、今日初めて、俺達もそこの店に行こうって事になってな。そこでカズマに出くわしたって訳だ。」

ダスト「と、言う訳だ。どうだ?、なんなら一緒に『ぜひ行きます。』」

俺が即答し、いざ行かんとした時だ、

龍星「カズマ、昼間っから酒を飲むのはどうかと思うぞ。」

ラスボスが現れたのは。さっきバレてはいけないリストに認定された奴がここに召喚された。キースとダストも油断していたらしく、動揺しているようだ。ここは俺が何とかしなければ。アクセルの平和のためにも!。

龍星「ダスト、昼から酒飲む金あるならリーンに返してやれよ。カズマは少しずつだけどちゃんと返してくれてるぞ。」

あっ、なんか嬉しい。リュウセイに最近褒められてなかったからかなんかしみる。

ダスト「ほ、ほっとけ。」

流石のダストも強く言えないみたいだな。

キース「こ、こんなところでどうしたんだ?。」

龍星「ギルドの食堂で使われる果物を届けに来たんだ。そういう契約を結んだおかげで月収があるんだよ。ていうか何をそんなに動揺してるんだ?。まさかとは思うが、」

どうやら俺が思ってる以上に大物のようだ。ああ、すまない。まだ知らぬサキュバス達よ。キース達も顔面蒼白だし。

龍星「ギャンブルにでも行くのか?。」

···はい?。

龍星「カズマの幸運の高さに目をつけてギャンブルで稼ごうとしてるんだろ。」

セーフ、ナイス勘違い。このままのりきれば、

龍星「まあ、やるなとは···いや、ダストはダメだ。絶対に。ま、ほどほどにな。俺はまだ契約を結んだ所に行かなくちゃいけないもんで。」

リュウセイがギルドから出ようとすると赤髪の男勝りな給仕の子が絡みに行った。あいつ、ああいうのには平気なのに何で今朝のはダメなんだ?。

ダスト「けっ、これだからモテる奴は。」

それには賛同する。

 

死神から難を逃れた俺達は若干の緊張を滲ませながら先程の店の前に戻ってきた。仲間って素晴らしいね。1人でやるのには勇気がいるが、大勢でやるなら怖くないという、あの不思議な心理だ。パッと見、何の変哲もない飲食店に見えるのだが、

サキュバス「いらっしゃいませー!。」

ああ、天国はここにあったのか。多くの男が、女性の体はこうあるべきと夢見る様な、そんな魅惑の体をした女性。そんな体のとてつもなく綺麗なお姉さんの出迎えを受けながら店に入ると、中にはものの見事に男性客しかいなかった。テーブルの上に食べ物や飲み物が置かれている所は少なかった。皆、アンケートの様な紙に一心不乱に何かをカリカリと書いていた。俺達をテーブルに案内してくれたお姉さんは、メニューを手に笑みを浮かべ。

サキュバス「お客様は、こちらのお店は初めてですか?。」

俺達はコクリと頷く。

サキュバス「では、ここがどういうお店で、私達が何者かもご存知でしょうか?。」

再び俺達が頷くと、お姉さんはテーブルにメニューを置き、アンケート用紙を渡してきた。

サキュバス「ご注文はお好きにどうぞ。勿論、何も注文されなくても結構です。そして、こちらのアンケート用紙に、必要事項を記入して、会計の際に渡してくださいね。」

俺達はアンケート用紙を受け取り、目を通すと、

カズマ「あの、夢の中での自分の状態、性別と外見、ってのは?。」

そんなよく分からない事が書いてあった。俺達の質問に嫌な顔をせずに、丁寧に教えてくれた。途中大丈夫かと思う事もあったのだが、

サキュバス「大丈夫です。だって夢ですから。」

その一言で納得した。夢なら何も問題はない。なんて事だ、最強じゃないかサキュバスの淫夢サービス。俺達は無言でアンケートを書き続けた。そう、店内の他の客と同じ様に。

サキュバス「いらっしゃいませー!。」

どうやら、俺達の同士が来たようだ。

サキュバス「毎月ありがとうございます。リュウセイさん。」

···はっ!?。バッ 俺達3人は一斉に同じ方向を向いた。そこには、

リュウセイ「いえいえ、こちらこそありがとうございます。今後ともよろしくお願いしますね。」

果物がはいった木箱を持ったリュウセイがいた。

カズマ「リュウセイ!?。何でここに?。」

龍星「ん?。ああ、カズマ。あーそういうことか。さっきこそこそ話してたのは。」

 

カズマ「で、何でここにいるんだ?。」

龍星「何で俺が厄介者扱いされてるのは分からんが、ギルドで言ったろ。果物を届けに来たって。」

それは分かる、分かるんだが。

ダスト「リュウセイてめえ、なんでサキュバスの子を膝に乗せてるんだ!。」

そう、そこだ!。なんでサキュバス達とそんな仲良いんだ!?。

龍星「それは、何回も来てるから?。」

何回も···だと。

カズマ「なんで教えてくれなかったんだ!!。俺達仲間だろ!。」

キース「そうだ。俺達に教えてくれたってよかっただろ!。」

龍星「ちょっと落ち着けお前ら。『お待たせしました、苺デラックスパフェと紅茶のセットです。そしてクッキーと紅茶のセットです。』ありがとう。とりあえず話すから落ち着け。」

そうしてリュウセイは苺パフェを食べながら話し始めた。ちゃんと俺達の分を頼む所は流石だよな。

______________________

ベルディア戦から何日か経ったある日。俺は掲示板にあるチラシを貼っていた。それは料理屋のお店と契約し、一定の期間に果物を届けるというサービスを始めるといったものだ。当初は2店舗位かと思っていたが、想像していたよりも、多くのお店と契約ができた。日程を確認しながらどのぐらい必要か等を決め、

龍星「ここが最後か。」

最後の契約先に到着した。そして扉を開け、

龍星「すいません、木山青果店のものですが···。」

サキュバス「いらっしゃいませー!。お待ちしておりました!。」

意識が遠くなっていた。

 

龍星「うう、はっ!。」

俺は一体何を···そうだ、契約内容の決定だ。扉を開けて従業員の人が出迎えてくれて···。

サキュバス「お気づきになりましたか。」

龍星「ああ、はい。ありがとうございま···。」

な、なんて格好してるんだ!?。え、え!?。あと、膝枕!。え?、なんで、ナンデヒザマクラ!?。俺が混乱していると膝枕をしている人が説明をしてくれた。

龍星「な、なるほど。そういうことでしたか。でも何で俺と契約を結ぼうとしたのですか?。」

サキュバス「はい。理由は2つあります。1つ目はあなたが知らないうちに結構溜まっておりまして、体の方を心配してこういった形で来ていただこうと思いまして。」

···。

サキュバス「2つ目はこの店を存続させるためです。」

龍星「どういう事ですか?。」

さっきの話だとこの街の男冒険者と共存共栄を結んでいるとのことだったけど。

サキュバス「実はこの店は怪しまれているのか、よく調査をされるんです。」

まあ、喫茶店なのに男しか利用しないとなれば怪しむわな。

サキュバス「なので、魔王軍幹部を単独で倒したリュウセイさんと契約をすれば、この店は何も怪しいことは無いと言う証明になるので···。」

なるほどな。

サキュバス「身勝手な願いなのは承知しております。どうかお願いできないでしょうか。」

そういってそのサキュバスは頭を下げた。周りにいるサキュバス達も心配なのかこちらを凝視している。

龍星「別にいいですよ。」

その言葉にサキュバス達は一瞬呆けた顔をしたのち、大喜びをした。

サキュバス「本当ですか!。ありがとうございます!。」

龍星「今、私は冒険者ではなく商売人として来ているので、相手が非合法な事をしていない限り誰とでも商売をしますよ。」

実際、この店のおかげでこの街の犯罪は少ないからな。この店を失くすのは得策じゃない。

サキュバス「ではこのようにお願いします。」

そういって書類を渡そうとするサキュバスを止めると、

龍星「ちなみにこちらはどうでしょう。」

俺はあるお香を渡した。

サキュバス「?、こちらは?。」

龍星「これは俺の天界力を馴染ませながら作ったお香です。本来作ろうとしてたものとはかけ離れたものになった失敗作ですが、あなた方には役に立つものです。」

そうして渡したお香をまじまじと見ている。

龍星「それに火をつけると、その部屋の臭いを消すもので悪魔特有の臭いにも効果があります。」

サキュバス達「!?。」

龍星「商品作りのために本を呼んでいたのですが、悪魔の臭いに反応する魔道具がありましたので、それにも効果はあると思いますよ。」

ほんとはアンデッドが近寄らないように作ったものだったけど。

サキュバス「この様な品物も売ってくださるのですか!。」

龍星「じゃあ条件として、夢を見せなくていいので私が果物とお香を届けに来たときに精気を吸い取ってくれませんか?。」

サキュバス「それだけで良いのですか!?。」

龍星「ええ、大事なお客様を守るためですから。」

______________________

龍星side

龍星「とまあ、そんな感じで交流が始まった訳だ。」

丁度パフェも食べ終わった。

カズマ「色々と言いたいことはあるが···。」

3人「よくやった!。」

さて、料理スキルも取ったし帰るか。

ダスト「けどよ、なんで夢を見ないんだ?。どうせスッキリするなら夢を見て良い気分を味わった方がいいだろ。」

龍星「いやな。夢で見た人と次の日現実であったら話しずらいだろ。」カァー

なんだよ、ニヤニヤして。

キース「どうやら天下のリュウセイさんはウブのようだ。」

こいつら。

カズマ「って、違和感ないから忘れてたけど、そのサキュバスとはどういう関係だ!。」

ああ、その事か。

龍星「俺がここに来たときの担当みたいなもんかな。俺、ここでたまにお茶するから。」

以前俺がケーキを食べてたときジーと見てたから1口あげたら懐かれたんだよな。この子だけ普通の服だし。

(なお、間接キスだったのを龍星は知らない。そしてそれを狙ったこのロリサキュバスは他のサキュバスから睨まれていた。)

龍星「ああ、そうそう。カズマ、お前に悪い情報だ。」

カズマ「な、なんだよ。」

多分泣き叫ぶだろうな。

龍星「うちにはアンデッドだけじゃなく悪魔も浄化できるであろうアクアがいるんだぞ。どうやって夢を見させて貰う気だ?。」

カズマ「あっ。」

さて、今度こそ帰るか。そうして俺の背後から泣きわめくカズマの声が聞こえた。

カズマ「なんで俺だけ、くっそおおーっ!。」

キース·ダスト「南無。」




次回はデストロイヤーです。ちなみにカズマは今回サービスを受けてないのでサキュバス騒動はありませんでした。
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