この素晴らしい世界に法則を!   作:ベビーカステラ食べたい焼き

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3話目です。
最後にせつめいを入れます。
本編をどうぞ。


この素晴らしい世界にクエストを!

無事に、冒険者登録をした俺はクエストを受けるために情報を得ようと、隅っこのテーブルでトランプタワーを作っている同い年と思われる女の子に声をかけた。

龍星「あのー。」

???「ひゃ、ひゃい。」

龍星「あ、驚かせてしまいましたか?。」

???「い、いえ、あ、あの、その。」

女の子はテンパっているようだ。そして覚悟を決めた顔で立ち上がり、

ゆんゆん「わ、我が名はゆんゆん。アークウィザードにして、中級魔法を操る者。やがては紅魔族の長となる者···!。」

···おおう。えっとここでは、そう言った名乗りをしたほうがいいのか?。

龍星「えっと、我が名は木山龍星、天界人にして、能力を極めんとする者。やがては魔王を倒す者。···っと、こんな感じでいいですか?。」

ゆんゆん「···笑わないんですか?。」

龍星「?···何が?」

ゆんゆん「その、名前とか名乗り方とか。」

龍星「別に笑いませんよ。第一、名前を笑うって結構失礼なことですし。あと、良い名前だと思いますよ。」

ゆんゆん「!!」

うんまぁ、実際やってみてあの名乗り方は恥ずかしかったけど。

( ;-;)ポロポロ

龍星「!?」

えっ、なんで泣いてるの、俺なんかやっちゃった!?。

龍星「ご、ごめん。何か気に障ることでも···『違うんです。』え?」

ゆんゆん「今まで、この名乗り方が嫌で『(嫌だったんだ。)』いざ言ったら変な目で見られるか、笑われてばかりだったので、そんな風に言われた事が無かったから。」

·····。 ヨシヨシ ( *´・ω)/(;д; )

ゆんゆん「!!」

龍星「大変だったんだな。」

 

数分後

 

ゆんゆん「あ、あにょ。」

龍星「ん?」

ゆんゆん「頭。」

龍星「······あ。」

やべ、無意識に撫でてた。これってもしかして、通報案件?

龍星「ご、ごめん。つい。」

ゆんゆん「あっ。」

 

数分後

 

龍星「なるほど、つまり舌と着地の位置、打撃系の攻撃が効かないことを気を付ければ良いんですね。」

ゆんゆん「は、はい。そうです。」カー///

あの後、顔を赤くしたゆんゆんからジャイアントトードのことを教えて貰った。風邪か?

龍星「よし、情報ありがとう。早速言ってくるよ。」

ゆんゆん「あ。」

さて、まずは剣を買わないとな。今日の夕飯と宿代を稼がなきゃいけないし。

ゆんゆん「あ、あの。」

龍星「ん?」

ゆんゆん「わ、私も一緒に行きましょうか。サポートとか出来るかも知れませんし、あ、駄目なら別に『本当ですか!?。』え。」

龍星「こちらから頼みたい位ですよ、本日はお願いします。」

ゆんゆん「はい!!」パァ

やっぱりこの街の人は優しいな。

 

グエッ ゲコッ

龍星「あれがジャイアントトード、思ってたより大きいな。」

武器として、ショートソードを買った。神様から貰ったお金は底をついたため、何がなんでも稼がないと。

龍星「行くぞ。」

そう言い、俺は前世よりも速いスピードで駆け出した。カエルはこちらに気づき、舌を伸ばしてきた。

ゆんゆん「危ない!。」

そう言い、俺を助けようとするゆんゆん。だが、間に合いそうもない。

 

ここだ。

 

龍星「ゴミを木に変える能力!!。」

舌が俺に当たる寸前にそこら辺で拾ったゴミを使って、能力を発動させた。それにより、カエルの舌は大木を捕らえた。そして、

ゲゴッ!?。

大木なので丸飲みにできず、口と舌を封じるとこに成功した。その隙を見逃さず、

龍星「ハァッ。」スパッ

一閃。

ゲッ ドスン

龍星「まずは一匹。」

ぶっつけ本番だったけど、出来るもんだな。と思っていると。

ゆんゆん「すごいです!。」

と、ゆんゆんが近づいてきた。

ゆんゆん「ジャイアントトードを難なく倒すなんて。本当に初心者ですか。」

龍星「アハハ。昔、護身術を習ってたから。」

ゆんゆん「あと、あのスキル?、魔法?は何ですか。初めて見ましたが。」

うーん。どう説明するべきか。そうだ。

龍星「この力は天界人のスキルです。」

ゆんゆん「···!、なるほど。」

よし。納得してくれた。嘘ではないしな。天界人が子供に能力を渡していたわけだし、天界人である植木やロベルトも使えていたし。

龍星「この調子で頑張ろう。」

ゆんゆん「はい!。」

 

ゆんゆん「ファイアボール。」

ゲゴー

ゆんゆんの放った火の玉に当たったカエルが黒焦げになった。

龍星「すごい威力ですね。」

ゆんゆん「わ、私なんてまだまだですよ。」

そうはいっても結構倒してるよ、ゆんゆんさん?。

龍星「今日はここまでにしましょうか。」

ゆんゆん「はい。」

あの後も倒し続け、俺は21匹、ゆんゆんは19匹倒した。

ゆんゆん「ギルドの人に頼んで運んで貰わなきゃ。」

ああ、そう言えばそうだったな。なら。

龍星「それなら問題ないですよ。」

ゆんゆん「え、···でもこのままだと傷んじゃいますよ。」

俺はカードを使って2つのスキルを習得した。

龍星「吸収!。」

そう言うと、カエルはどんどん、俺が作った小さな木の壺にゆっくりと入っていった。

龍星「よし。報告に行きましょう。」

ゆんゆん「えぇー!?。」

この後、ゆんゆんを落ち着かせるのが大変だった。

 

冒険者ギルド

 

ルナ「はい、確かに。ジャイアントトードを3日以内に5匹討伐。クエストの完了を確認しました。そしてこれは、クエストと残りの35匹分の報酬の38万エリスとなります。ご確認くださいね。」

龍星「···はい。大丈夫です。」

ルナ「ご苦労様でした。」

龍星「ありがとうございました。」

今回の報酬は山分けなので19万エリスか。数日は持つな。お金をゆんゆんに渡した後、一緒に食事をした。

龍星「カエルの肉ってこんなにうまいんだな。」

前世でも鶏肉に近いと言われていただけはあって少し硬いが意外にイケる。

ゆんゆん「あの、リュウセイさん。私と、その···。」

なんだろうか。

ゆんゆん「もしよかったら、友達になってくれませんか?。」

龍星「はい。良いですよ。」

ゆんゆん「ほ、本当ですか。」

龍星「本当だから一旦落ち着いて。」

ゆんゆん「あう、すいません。」

龍星「じゃあ一つ、おねがいをきいてもらおうかな。」

ゆんゆん「な、なんでしょう?。」

龍星「私とパーティを組んでくれないか?。」

そう言うと、ゆんゆんはとても嬉しそうな顔をして

ゆんゆん「はい!!。ぜひお願いします!!。」

こうして、この世界で初めての友達兼パーティーメンバーができました。

ゆんゆん「あの私も一ついいですか。」

龍星「?」

ゆんゆん「お互い楽に話しません?。」

龍星「!。そうだな。改めてよろしくな。ゆんゆん。」

ゆんゆん「こちらこそ、リュウセイさん。」

今日は本当に良い日だ。

って言うかさん付けのままなのね。




「吸収」···その名の通り、木を介して吸収する。今は、本編でやったように入れ物の中にしまったり、ドレインタッチと同じことが出来る。(衝撃や魔法も吸収することが出来るが、今のレベルだとあまり期待はできない。)ゆっくりとなら、ジャイアントトード50匹は入れることが出来る。(小さい木の壺)だが、あまりに速いと5匹も入らない。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
書籍版ではゆんゆんは裁判の後に上級魔法を使っているので、今はまだ中級魔法しか使えません。
ここから、オリ主の技としてオリ技や他作品の技を使っていきます。
次回は、閑話でゆんゆん目線です。最後の方にあの人目線を少し書きます。
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