この素晴らしい世界に法則を! 作:ベビーカステラ食べたい焼き
次の日
ゆんゆんと晴れてパーティーを組んだ俺は、ギルドでゆんゆんと朝食を取りながら、今日の予定を話している。
龍星「ゆんゆんは今日何か予定は?。」
ゆんゆん「特にありませんよ。」
龍星「じゃあ、俺の装備を見て貰っても良いか?。」
いい加減この格好をどうにかしたかったのだ。(なお、今の格好は学校の制服である。彼は現実では上から降ってきた鉢植えが頭に当たり死んだのである。因みに入学式当日のことである。)
ゆんゆん「それなら、良い店を知っていますよ。」
龍星「じゃあ食べ終わり次第、行くか。」
ゆんゆん「はい。···あ、そう言えばリュウセイさんはレベル上がりましたか?。」
龍星「おう。いまは8だ。」
そう、昨日のクエストで7つも上がったのだ。これは速いのか遅いのかはわからないが。
ゆんゆん「スキルは習得し無いんですか?。」
龍星「昨日の2つに使いきったからな。」
ゆんゆん「2つ?。1つじゃなくてですか?。」
ああ、そうか。ゴミを木に変える能力は知らなかったっけ。
龍星「2つだぞ。1つは昨日使った『吸収』。もう1つは木の能力の制限を無くすのに使ったんだ。」
ゆんゆん「制限なんてあったんですか?。」
龍星「ああ、木の能力はな、手で覆える位のゴミを木に変えることが出来るんだ。言い換えればゴミがないと使えないんだ。」
ゆんゆん「なるほど。制限を無くしたって言うのはゴミを使わなくても木を生やすことが出来るようになったと言うことですね。」
龍星「そういうこと。」
唯、消費ポイントがすごかったけどな。
ゆんゆん「因みに他にどんなスキルがあるんですか?。」
龍星「えっと、『吸収』みたいに作った木に特性を付けるのがあと4つ(成長、配給、枯死、レベル2)、天界人用のスキルが12(神器×10、神器の同時出し、天界力の操作)、あとは魔法とか耐性だな。」
ゆんゆん「いっぱいありますね。」
龍星「まあな。」
次取るとしたら、「天界力の操作」だな。身体能力、能力、神器、もしかしたら魔法の強化も出来るかもしれないからな。唯、30ポイント使うんだよな。まあ、原作でも手こずってた技術だしな。
龍星「どうかな?。」
ゆんゆん「似合ってますよ。」
朝食を食べた後、ゆんゆんおすすめの店で装備を買った。(格好は七つの大罪 戒めの復活のメリオダスの服からロゴを無くした感じです。)唯、
龍星「やっぱり刀はなかったか。」
そう、刀はなかったのである。転生者は俺以外にもいると思うのだが···。あと、ショートソードよりも使いなれてるからな。(なお、なぜ彼は刀を使えるのかと言うと、彼の祖父が道場をやっていたからである。)
ゆんゆん「まあ、材料を揃えたら作って貰えるんですし。」
そう、一応どんな見た目か木で再現し、作り方も教えたのだが、職人魂に火が付いたのか、
店の店主「金は入らんから、良い材料が手に入ったら持ってきてくれ、最高の一品にする。」
と、言われたのだ。少し楽しみだ。
ゆんゆん「これからどうします?。」
龍星「んー。カエルでも良いか?。少し試したいことがあるから。」
ゆんゆん「分かりました。」
龍星「さてと、じゃあ···『あああああ!助けてくれ!アクア、助けてくれえええええ!。』!?」
向こうから誰かの叫び声が聞こえた。
龍星「行ってみよう。」
ゆんゆん「は、はい。」
???「···ひゅぐっ!?。」
???「アクアー!、おま、お前、食われてんじゃねえええええ!。」
そこにはカエルに食べられかけている何かと、ジャージを着て助けようとしている男がいた。だが、男は後ろから来ている別のカエルに気付いていないようだ。
龍星「ゆんゆんは奥のカエルを頼む。俺は手前のをやる。」
ゆんゆん「分かりました、ライトニング!。」ビカッ
流石の威力だな。俺も負けてられないな。
龍星「いくぜ、新技『木縛陣』!」
そう言い、片手を地面に叩き付けると、カエルの下から木が3本生え、カエルに巻き付いた。カエルは苦しさに耐えきれず、
ゲボッ ???「あああああ!?。」
何かを吐き出した。俺はそれを受け止めると、それは全体的に青い綺麗な女の子だった。
カズマside
昨日は心を踊らせて眠りに就いた。ああ、やっと冒険者らしいことが出来るって。なのに、
カズマ「あああああ!助けてくれ!アクア、助けてくれえええええ!。」
こんなでかいカエルに追い掛けられるなんてきいてねえええ!
アクア「プークスクス!、やばい、超うけるんですけど!、カズマったら、顔真っ赤で、涙目で、超必死なんですけど!。」
よし、こいつは後で埋めてかえろう。必要最低限の武器として、俺はショートソードを買ったが、こんなん倒せるかー!。
カズマ「アクアー!、アクア!!、お前いつまでも笑ってないで助けろよおおお!。」
アクア「まずはこの私をさん付けするところから始めてみましょうか。」
カズマ「アクア様ー!。」
あいつは後で、首からしたを地面に埋めて、カエルに狙われる恐怖を味あわせてやろう。俺は半泣きになりながら、追い掛けてくるカエルをみる。だが、カエルは、すでに逃げ回る俺とは違う方向を向いていた。その視線の先には。
アクア「しょうがないわねー!。いいわ、助けてあげるわよヒキニート!、その代わり、明日からはこの私を崇めなさい!。街に帰ったらアクシズ教に入信し、1日3回の祈りを捧げること!、ご飯の際には、私が頂戴って言ったおかずを抵抗せずに寄越すこと!。そして、ひゅぐっ!?。」
ふんぞり返りながら何かを言っていたアクアが消えた。ふとみると、俺を追い掛けていたカエルの動きが止まっている。そのカエルの口の端からは、ぷらんと青いものが生えている。その青いのは···。
カズマ「アクアー!、おま、お前、食われてんじゃねえええええ!。」
カエルに食われたアクアの足が、カエルの口の端から覗き、ビクンビクンと震えている。俺はショートソードを抜くと、カエルへ向かって駆け出した!。その時だ、
ゆんゆん「ライトニング!。」
龍星「木縛陣!。」
と聞こえ、いつの間にか、俺の後ろにいたカエルは雷に打たれたように黒焦げになっており、アクアを食ったカエルは、生えてきた木に縛られて、アクアを吐き出した。
アクア「あああ!。」
と叫んでいるアクアを男が受け止めた。そこに仲間と思わしき女の子が近寄った。俺より1つか2つ位年下だろうか?。とりあえずお礼を。
カズマ「仲間を助けていただきありがと···。」
とそこで俺は言うのを止めてしまった。なぜって?、アクアを受け止めた男は
カズマ「う、植木耕助えええ!?。」
あの能力者バトル漫画の主人公。植木耕助だったからだ。
「木縛陣」···対象の下から木を何本か生やし、対象を拘束する技。そのまま、絞め落とすことも出来る。なお、ダクネスに見られたときは、
ダクネス「何て凶悪な技だ。是非私にもー。」
と言い、龍星に引かれた。
ダクネス「そのゴミをみるような目も、いい!。」
次回は、カズマ達と話し合います。