もうすでに修正済みです
あと、サブタイトルの元ネタの「わたしは最悪。」のわたしはひらがななのでそこも修正しました
どんどんと波の音が大きくなるのを感じながら荷物をまた背負い直すみたいにする。そして、それと一緒に空の上を飛んでいるカモメがだんだんと増えていて、その鳴き声も一緒に大きくなるのを感じ取る。
さらに、それだけでなく周囲に吹いている海風も勢いを増しているようで、私の体が見に纏っているエクソシスターの制服であったり髪の毛へと強く当たり一気に吹き飛ばそうとしてくる。そのたびに、こっちは腕をおでこの少し横の辺りに当てながら体をかがませて強く歯を噛みつつ目を閉じる。
何度も同じような動きを繰り返しながら、わずかに顔と共に視線を上に持ち上げると、海へと斜め上に伸びるような形になっている崖を眺めることに。そして、それの先端に2つの影で暗くなった物が出来上がっている様子がわかって。その奥のいくつもの雲が重なりその色を黒に近い灰色として染め上げているのと、短い草が風に飛ばされそうになっている姿に包まれながら、ただただその2つのだけが動かないでいるのが見えてた。
その2つの中で私に近い側は、自身の顔を相当下へと下げながらただ正面にあるもう1つの方を見つめるだけにしている。一方で、それを見ている以外には何もしてない私は、わずかに開けていた口を閉じながら自身の胸元に片方だけ力を入れてない握りこぶしを当てる。そして、そこで服と一緒にロザリオが重い飾りを一番先端にするような形で飛びそうになっている様子に気づいて、ただ私の首にだけ引っかかって何度も胸元に戻ろうとしてまた次の風に吹かれるのを繰り返す。
一度顔を自分の体へと近づける。ただ、そこで何もしないで眉を下へと下げながら目を細くする。唇を動かさずに力を入れる箇所だけを動かしながら、胸元に当ててた手を自分の肩に背負ってる荷物から伸びたベルトへと映した。肘を力入れないまま体に当てて。だが、もう片方の肘は私の体には当てずに、カバンのベルトに沿わせつつ落っことすかのようにしている。
一方で、その間もずっと周囲を荒らし続けている激しい風が何度も音を立て続けていて。それとカモメが鳴く声だけが周囲で聞こえているよう。セットした髪の毛が乱れて持ち上げるかのようにしているのがこっちの顔にまで飛んできて、細く他と束になっていないものが顔に張り付いてくるかのよう。
だが、それをすぐに振り払おうとするために指を動かしながら荷物を一気に肩を滑らせるような勢いで落っことすと、体を前のめりにしながら両方の手を握り締めつつまっすぐに音を出して歩き出す。さらに、その足にも強い力を込めることで、草が擦れる音だけでなく、その下の硬くなった土がわずかに崩れる音もさせていく。
そのまま数秒間足を進めている間も、私がその真後ろに到着した所でも、そっちで今も帽子を深くかぶったままにしている子は何もしないでずっとその場にしゃがんで片方の膝だけを土の上に立ててるようだった。その前には、彼女の影の形も見えないままそれ自体の影に染まってしまっている石碑。さっき私がもらった物よりも少ない量の花を彼女が持っている物の、それの前に備えられている物なんか何もない状況。さらに、手にしたそれすらも周囲の波風でずっと持ち上がったり戻ったりを繰り返している。
そんな中で、目の前の背中はただただ片方の膝だけを上に向けた状態でそれを腕だけで抱えるような体勢で体を前のめりにしているだけで。私は相手のことを後ろから見ているせいでほとんど表情は見えない状況。一方でこっちは両方の目尻を落っことしながら自分の上唇に力を込めずに上へと押し込むような表情をしていた。
ただ鼻の上側に息を押し付けるような形にしていた私はそれ以外に一切動けずに、相手も同じくなっている姿を眺めていることしか出来ずにいて。向こうがいきなりまっすぐに立ち上がってくるまでその状況が続いた。
相手がまっすぐ下に両方の手を落っことしながら顔も下に向けている状況でだけいるのもしばらく続いたが、その所で、私の耳元にも向こうがわずかな高い声を数秒ごとに一度出しているような物が聞こえて来る。ただ、それは不規則な感覚で出ている上に、周囲の海が私たちのいる崖の側面に衝突してくる物やそれで起きる風の音の方が大きいため、かなり聞き取りにくくはあった。
ただ、私はそれを同じ表情のまま自分の制服を体の前の辺りで握り締めるような体勢で見つめているが、一方でその子も花を持ってない方の手は何も掴んでいないがただ空気だけを握り締めるような手の形で拳に強い力を込めている。ただ、そのまま帽子のつばだけを下へと向ける。そのままずっと時間だけが過ぎているよう。それが終わったのはそっちの子の方から足を翻して私の横を通り過ぎようとした時。小走りでも早歩きでもないくらいのその中間くらいの早さで歩いて行き、そのままこっちを通り過ぎていく。
しかし、私は同じ姿勢のまま正面にある石碑の様子を眺めていて、潮風に煽られ続けているせいもあり、だいぶ見えにくくなっている物の、目を凝らすことで何とか見えて来る女性の名前がほられている様子。そのへこみはかなり文字が細く書いてあるせいでむしろ掘り込みが石碑の中へと隠れてしまいそうで。しかし、それの上側にある十字架の模様はそんな風に見えにくくなることはない。
濃い目で黒に近い色になりつつある灰色の石碑の様子を見つめている間に、私は力も入れずに眉全体を落っことしながら目線をそこから反らす。斜め下の方を見るようにしていた物の、一番目線が端の方まで向かう位置にずっといさせられることもできずに、数秒間に一度瞬きをしながらその角度を変えるように。そうしている間、喉を強く締め付けるような形でいることしかできずにいた。
しかし、確かに力を入れてやっている呼吸を繰り返しているはずにもかかわらず、自分でも音を聞こえているのかいないのか怪しいくらいになる。何度かその場でしゃっくりを繰り返した後、勢いよく体を翻して走り出す。
ずっと風に吹かれて右肩側から左側の方へと吹き飛びそうになっている髪の毛が、私の動きの勢いに引っ張られて逆の方へと一瞬だけだけど翻る。そのまま両肩を前後に振るうような勢いで走っていくのに合わせて、何度も苦しい息を吸ったり吐いたりする。
ずっとただ上下に揺れ続ける視界に対して、私は何もせずにただ手と足だけを動かし続けていたが、細く伸びていた崖がだんだんと広がっていた辺りで、ただゆっくりと足を動かしているその子のことを見つける。背中から離れそうな勢いで髪の毛が持ち上げっている状態を走っているが、向こうがこっちの方を見てくることもないせいか、その相手へと体の勢いを押し付けるようにして肩の辺りで両方の腕を回す。
私の体の前側を相手の背中へと押し付けるような体勢でいる間、その肩の辺りに頭を乗せて、細かく息を吸いながらそれを一本の線として吐き出すような形になっているのを繰り返す。それ以外には自然の重力に従わせるような形で目を閉じたままにしているだけ。
「ごめんなさい……」
私がいつも以上に周囲へと響かせるような高い声を出している物の、自分でも周囲の風で消えてしまいそうでそれがその子に聞こえているのか怪しい。ただ、一緒に音に合わせるような形で体を震わせているまま、言葉が終わった後もそれを繰り返している。でも、気づけば私の手の所に向こうが片方の指だけを重ねるような気がして。こっちのも向こうのもほんのわずかに肉がつぶれそうになる。
目を限界まで見開きながら何度も口で息を吸ったり吐いたりを繰り返してる私に対して、そっちの子は今も指は同じ位置でただ頭を下げるような姿勢でいて。でも、こっちからだと相手の表情も何も見ることはできない。顔を私の方から遠ざけるように斜め下を見ているだけにしていて、もう片方の手を自身の手首を包むような形にしている。
体越しに向こうがゆっくりと呼吸を繰り返しているのはこっちにも感じ取れるかの様。しかし、その音はこっちに聞こえてこないようで、ずっとただ体をくっつけることで相手の呼吸だけを感じている。でも、その間もブーツ越しではあるが、地面から生えて来てる草が左右に揺れてそこを擦り続ける感覚を味わいながらずっと自分の顔を下へと向けたままにしていた。
読了ありがとうございます
反応、コメント等お待ちしています