Permeate   作:コンテナ店子@コミケ出ます

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前回から地続きの話です


第13話「クライムズ・オブ・ザ・パスト」

 私がまっすぐにただ立っているだけにしていた間、視界の中に映っている中でソフィアがいる様子以外に見えている物は本当にわずかで、さっき座っていた時とは逆側の旋回を見せているカモメくらい。そして、そこでわずかな鳴き声をずっと同じ音で繰り返している。他にはただ草が揺れている様子くらいな物。強いていうのであれば、でこぼこしてごつごつしている岩盤があるくらい。そこに今も私が島に来た時と何も変わらない波がただただひいてはぶつかりながら持ち上がってを繰り返しているようであった。

 

 空の方では今もただまっすぐに引き延ばしたような、ほとんど同じ灰色で描かれているだけの光景が広がっているだけ。それは私が視線を左側に垂らすようにしたところですらも変わらない。島の向こう側の地平線のようになっている場所で、その雲がその先へと海の向こうにまで続いているかのようであった。ただ、島の地面が邪魔なせいでそれを端の方まで見ることが出来ない。

 

 ただ、こっちの言葉が終わった途端、向こうが急に勢いよく息を吸いながら視線を

横へと向けている様子が音で聞こえてきて。こっちもわずかに目を大きく広げながら相手の様子を見つめる。互いに息のせいで肩が何度も上下に動きながら顔も同じようなのを繰り返す。数秒間それだけを私も向こうも繰り返してて。その間にこっちは急にすするくらいの勢いで鼻から息を吸う。

 

 向こうも唇同士をくっつけてそこに力を入れながら、一度だけ瞬きすると視線を斜め下に落っことした。しかし、それはほんのわずかな瞬間だけ、小さく口を開けながらそこからわずかな勢いを出しながら息を吐く音をこっちにも聞こえさせてくる。一方で、視線は斜め上へと向けるような形にして、そこで何度も口から息を繰り返す。さらに、下の唇をまた一気に持ち上げながら口を閉じるが、それをずっと続けていることはできていない。

 

 続けて、ソフィアは力を入れて肩を落っことすけれど、目には強くしわを作りながら鼻を上へと持ち上げる。そして、ずっと下へと落っことしていた両手の内の左手を胸元へと持ち上げた。続けて、右手をそれの手首に力なく当てたまま、左でロザリオの先端だけを触れて、そこで上下に揺れるような動きをさせる。さらに、上の唇を強く下へと起こしこんで目線もそっちへとずっと向けていた。

 

 その様子をずっと海風が激しく揺らし続けていたが、数秒間ただ同じように立っているだけ。急に風がやんだと思うと、それと共に髪の毛や制服を横へと吹き飛ばそうとしていた動きが止まってその体へと戻っていた。

 

 ただ、その数秒後に顎を上へと持ち上げるような動きをしているその子は、ロザリオを左手で強く握りしめると、もう片方の手をこっちへと向けてわずかに関節を曲げながらゆっくりと持ち上げる。それと一緒に確かにわかる間髪入れない呼吸の動きと、手のわずかに揺れている様子。そして、目を大きく開けている姿を私に見せていた。

 

 こっちは立ったままスカートを片方の手で握り締めながら目を細めつつ口も力を入れて体をこわばらせながら、相手の様子を視界のわずかな端の方でただ見たり見なかったりを繰り返す。しかし、向こうのほんのわずかな指の所でわずかな肌が擦れてくすぐったいような感覚を感じた瞬間、息を強く吸い込んで、何度も大きく開けた口から呼吸をしている上に、頬を厚くしている様子が見えたところで、私は視線を動かすのを終わらせられた。

 

 向こうの手に入ってる力をわずかに感じそうなくらいの所でずっといると思っている間、こっちの息もだんだんと荒くなっていくのを感じて、視線を左右に動かすのを繰り返し、酸素を求めて息を苦しくする。目を両方の瞼で限界まで大きく広げながら両方の手に掻いた汗をスカートで拭くように何度も握り締める。それでわずかに一歩下がるような動きと一緒に相手が目線を上目遣いにしている様子を見た。

 

 ただ、こっちの動きを追いかけるように一歩足を出した向こうは一緒に息を吐く。それのせいで私は一瞬だけ足のバランスを崩しそうになって。それでも相手は片方の頬の奥を指で触れそうになっているのを一切隠さないでいる。息が苦しくなっているのをそのままに、おでこが茹ってしまいそうな感覚をずっと味わっていたので意識が遠くなっているのが続いた所で、気づけば私の顔から向こうが顔を少しずつ離して行く様子が見えた。真っ暗だった所へとだんだんと周囲のわずかな太陽の光が入り込むことで、目尻を両方とも下げて眉も同じくしている感じで口元だけを濡らしているように輝かせているのをこっちへと見せている。一度だけ私も瞬きすると、ただ相手の方を見つめていた。

 

 ただ、向こうもほんのわずかに目の白い場所を広げるような形にしているだけにしていて。そこで口からわずかな呼吸を繰り返す。こっちもこっちで下の唇へとわずかな力を入れながらいようと思いきや、気づけばまた相手の様子をじっと見ているだけにしていた。

 

 

 

 ドアを思い切り締める大きな音を一瞬だけさせるのと一緒に籠っていた空気を外へと出すような動きをさせる。顔を下へと向けながら何度もそこで呼吸を口で激しく、同時に胸を限界まで膨らませながらそれをまた反復させるようにへこませる。背中を後ろ側のドアへと押し付けながらそこと同じ場所に両方の手のひらも同じように。

 

 その状態で目を大きく開きながらただまっすぐ自分の部屋の様子を見続けている。それに対して周囲では何も音は聞こえない。そのような中でしばらくした後に目線を左右に動かし始めているも、それの勢いも最初は限界まで早かったものの、だんだんとそれもゆっくりになっていくようで、同じ所で息をゆっくりと下へと向けるように吐いた。

 

 しかし、顎を体へと近づけるような形で顔が下へと向かうと自身の胸に乗っかるようなロザリオの存在に気づき、喉の息が苦しくなるような感覚を味わう。ただ、すぐに鼻から息を吐くと小走りでベッドの方へと進み、そのままそこの上へと体を転がす。

 

 靴を履いた足をそこの外へと出していることで勝手な動きだけで上下に動いているのをそのままに、うつ伏せにした体で枕を抱きしめてそこに顔を斜め前にするような形で押し付けている。唇を強く締め付けながら目を相当に細くした状態でただベッドの白いシーツが、外の暗い青と黒が交じり合っているような夜の闇の中に交じり合うようで、元々の色がだいぶ見えにくい上に、そこに自身の影が出来上がることで色の後者がより濃くなっている様子を眺めている。

 

 一方で、私は腕へと視線を向けながらいる物の、口から見てだいぶ近い位置にいるのにそこへと息が当たることはない。それでただただ呆然としているかのようであった。しかし、ずっとそのままでいようとしていたとこで急にドアが開かれる音が聞こえると、両方の手をマットレスの上に突いて体を勢いよく上へと持ち上げる。そうすることで、息を吸い込みながらソフィアの様子を見た。

 

 肩紐で体にぶら下がった白いネグリジェだけを身に付けているその姿を見ているだけで、口を少しだけ開けたままにしていて。同じ体勢のままただただベッドの上で上半身だけを起こしたままいる。いつもは結んでいるはずの髪の毛も肩より少し下の辺りにまでまっすぐ伸ばしていた。

 

 そして、自身の右手を反対の肘の所に当てた状態のまま体をわずかに前のめりにしていると、目線を中心部分と右側だけで移動させるのと繰り返す。両側から押し込むことで唇を潰すようにしているその子はドアを開けた後は一歩も前に進んでいないようで、今だ灯りが付いている廊下でまっすぐに立っているだけ。それのせいもあり、後ろ側の見えている範囲は明るい色に染まっていながらも、こっちに近い場所ではほとんど部屋の中の暗さに染まっているようであった。

 

 しばらく視線を逸らしていたその子だけど、少ししたら顔は斜め下に向けたまま視線だけをこっちへと向けてくる。それを見てるだけで、私は喉を一気に締め付けるような動きをしながら目を瞑り、顔をわずかに後ろへと持っていくような動きをしてしまった。

 

 ゆっくりとシーツの上へから落っことすような折り曲げた足を滑らせて行き、その衣擦れの音を聞く。ただ、床の上に降り立った時にはそのぶつかる音は一瞬で止まっていた。

 




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