Permeate   作:コンテナ店子@コミケ出ます

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もし昨日のコミケに来てくれた方がいましたらありがとうございます。
次回は10月の遊戯王OCGのオンリーイベント「強欲で謙虚なイベント」への参加を予定しています。


第6話「ごめんなさいって言っておくね」

 ほんの少しだけ目に力を入れることで、その部分をわずかに細くしながらただ机の上に開いてあるハードカバーの本を眺める。でも、そこから目の焦点が外れることも多くて、そこから戻るたびに読んでいた箇所がどこだった忘れてしまい、また探すところから始めている。

 

 しかし、それに対して私の頭も顔の位置も一切変えず、その作業は目線だけで行っていて。それ以外で動いているのは右手だけで。そこでページをめくるためにそうしているだけ。肘を本とは離れた場所に突きながらそこから伸びた手の平に頭を乗せたままずっといる。その指で髪の毛に触れている位置は先端の腹の部分のみであった。

 

 木で出来た机の上にページをめくる側の指がそうしていない時では、何度もその爪痕のように鋭く出来上がった細い線のへこみに爪を引っかけて、力を入れたり抜いたりしながら上下に動かし続けている。ただ、それが急に低い音を立てながら外れて。それが少しだけ浮かんだらまた同じ場所へと引っかけるような形に。同じ動きを辞めたらページをめくるために指をそこへと戻す。

 

 ただ、そこへと意識を向けているせいでまたどこを読んでいるのか忘れてまた私がここに来るために歩いて来た方に向けていた視線を元へと戻し、一度だけ瞬きしながら本を読みなおす。でも、ページをめくるためにそれの端っこへと触れた瞬間、それがだいぶ古くなったみたいで、一組のスールが映してある写真が貼られているそれの半分くらいが細かい砂になって零れ落ちる。

 

 その瞬間、顔を一気に上に向けながらわずかな声を上げて顔を前に持っていくけれど、向こうの方で雑草がわずかな隙間から生えている所だけを照らしている、空からのわずかな灯りしか見えることはない。ただ、そっちの方を見ていると、ずっと暗い場所で本を読んでいたせいか、すごくその場所が眩しく見えて。何度も瞬きを繰り返した。

 

 一度ゆっくりとため息を吐きながら顔を下に向けて。上唇を強く下のに押し付けるみたいに。それから一度瞬きをしながら視線を下に向ける。そしたら、当然ながら次のページの冒頭の部分がすでにつぶれてしまっていた。それを見てから無造作に本を閉じてから両方の手を机の上に強く突くような動作と一緒にそこへと力を入れて体を起こす。さらに、体の向きを変える流れと一緒に本を拾うようにして、来た道を戻るように吹き抜けになっている場所から上の階層の下側になっている本棚の方へとゆっくり歩いて行った。

 

 しかし、数歩歩いて暗くなっている場所へと入って行くかのようになっているところで、非常に大きな、周囲がきしみながら砂がいくつも垂れ下がって建物自体が崩れようとしている様子を感じさせる音がする。ただ、周囲を何度も揺らし続けるその音と地震のような揺れがした瞬間、私は顔を上に向けたまま静止していたけれど、それがもう一度したら、息を止めたまま顔を左右に向ける。

 

 一方で、それが収まった時にはもう周囲の様子が何も音が聞こえない状態が続いているだけになっていて。そこで私は視線を一周させるように顔を斜め上に向けている状態のまま左右に動かし続ける。ただ、その間息をゆっくり吐いているまま上瞼をだんだんと縮めていく。

 

 ほんのわずかな鋭い音を聞かせている様子と一緒に息を吸い込みながら目を大きく開けていると、何度も呼吸を小さく開けた場所から繰り返しながら、胸が上下に動き続けるのを感じている。そのまま目線を一度だけ左右へ、上下の動きを数回はさみながら動かしながら行った。

 

 それから両方の唇を潰しながら片方の横に向ける。ただ、そっちの方には小さな花を咲かせているのが、周囲の振動の余韻でわずかに揺れているの以外で動いている物の様子なんか見えなくて。私の様子がさっき本を読んでいた時よりも暗くなっているのに対して、そっちの方は全く明るさに変化はない。

 

 ただ、親指で片方の面、人差し指と中指でもう片方の面を支えている本はだいぶ周囲の振動で滑っているようで、最初は中間の辺りを持っていたはずなのに、だいぶそれが下の方へと滑ってしまい、先端の方だけを持っているかのようにしていた。

 

 しばらくずっとそのままでいようとしたけれど、その本を投げ捨てるようにしながら両方の手を振りながら勢いよく正面に向けて走り出す。それと共に、何度も激しく呼吸を繰り返すことになった。

 

 

 

 

 

 ずっと何度も同じような動きを全身で繰り返しながら左右に視線を向け続けていることもあって、等間隔で足が周囲を何度も叩き続ける音であったり、私の息が激しく左右に動き続けるのを感じ続けている間、ただただまっすぐ進み続けている。ただ、それでもずっと照らしている場所を上下左右にぶれさせ続けた片方の手で持っている懐中電灯。それが何度も強く持っているはずなのに汗のせいで滑って行きそうになっていた。

 

 髪の毛が揺れると一緒に体に何度もにじみ出ている汗が体を滑り続けていて。それのせいで辺りへと何度もそれが落っこち続ける。でも、それをぬぐったりなんかせずにそのままにして、左右に顔を動かす動きだけでそれを払おうとする。

 

 そうしている間にやっと私の以外の灯りが見つかると、一瞬だけ足の勢いを元に戻すも、すぐに体をわずかに前のめりにする勢いと一緒にそっちの方へと近づき、喉を強く締め付ける。ただ、本棚同士の間の通路に落っこちているそれは、ただ悪魔が現れる前の文明の頃に書かれた小説を映しているだけにしてて。床に転がったままそっちにただ放置されているだけの小さながれきに灯りを向けているだけにしていた。

 

 数秒間ただ立ったままそっちの方を向けているだけにしていた物の、息を吸いながら体を前に倒すみたいにしながらそれを拾って。同じ素早い動きで体を起こしたら、すぐに真っ暗でほとんど何も見えないまま、奥の方からゆっくりとある程度の厚みを持った血がゆっくりと範囲を伸ばしている様子に気づいた。

 

 すぐに体を前のめりにしながら唇を紡いで、勢いよく体を前に出しながら目を細くする。そこで何とか表情の動きを止めようとするも、全然それが出来なくて、一瞬ではあるが顔を振るいながら目を瞑る。ただ、それもすぐに戻すと、顔を勢いよく前にあげる。

 

 懐中電灯を見つけてからほんの数秒間しか経っていない物の、血すらも踏みしめる音を立てながら小走りで到着した場所では、本棚すらも踏みつぶすほどの瓦礫の雪崩が起きてしまっていて。目を大きく開けながら息を吸い込む。

 

 ただ、そのまま胸を上下させているのを数回してから、すぐにまた顔と同じ高さに懐中電灯を持ってきた状態で視線を左右に向ける。その間も息を繰り返すことしか私はできず。どんどん苦しくなりながらも、口でそれをしてた私は、山のわずかな隙間を血の海に変えながら何度もかすかな音の咳と一緒に血液を噴き出し続けるエクソシスターの子の姿を見つけた。

 

 一気に息を吸い込みながらそっちの様子、頭と肩くらいまでしか見えてないそっちの様子を見ながら視線を左右に動かして。その間呼吸を小さく吸ったりを繰り返していた。けれど、唇を両方とも強く締め付けながら、近くにあった石を小さい物から一つずつどけて行こうとする。

 

「辞めろよ!」

 

 でも、その瞬間、数回その子の咳が繰り返し聞こえて、一度声の最初の音だけを何回か聞かせた後に息を数回繰り返してから今までで一番大きな声を出してた。それのせいで静止するこっちは両方の手を持ち上げるみたいにしながら息を止めてる。でも、唇を閉じてるままいるこっちは、指をわずかに折り曲げて、ただ今も何度も目に強い力を入れながらそこにたくさんのしわを作っている。

 

 そのまま何度も高い音で喉を鳴らすみたいなわずかな音が繰り返されてるけど、それもだんだんと声が含まれてくみたいで、どんどん音が高くなってく。それを見てたら、こっちも目元に強く力を入れるまま顔を少しだけ左右に振って。一度喉を動かしながら頬をわずかに膨らませ、そのまま何度も呼吸を口から繰り返しながらがれきを移動。その子の手を見つけ出して、それ同士をわずかな指の先端だけで絡ませるみたいに。

 

「もう、こんなの終わりでいいんだよ……!」

 

 でも、その瞬間、またそっちの子から頭をわずかな範囲だけで上から下の方に頭を動かすと一緒に出る声。それは、さっきよりももっと音が高くて、その上、息が限界みたいで、ほんとにわずかな範囲でだけ出てるみたいだった。それが終わると、私は相手のようやく出てきた手に触れるか触れないかくらいの位置で両方の指を持ち上げるみたいにしたままただただ静止。口同士を離さないままその重なる位置を上手く見つけられずに動かして、相手から目線を反らしつつ数回瞬きする。

 

 両方の唇を強く潰すような動きをさせたまま上の瞼を出来るだけ下のと平行にさせるような感じにしてる私は、その部分をへっこませながらいるのもあって、だいぶ影が出来ているような気がしてた。ただ、視界の中に入ってるその子の体の中から溢れてる血の中に私が映っている様子はない。

 

 ずっと閉じてた口を小さく開けながら小刻みに右側に視線が反れてしまいそうになっている上、その時には息が吐き出されながらいたけれど、音がだんだんと大きくなっていくようで、はわずかに唾液の音が混じりそうになっていた。

 

 しばらく横を見てたのをまた自分の下の方で瓦礫に埋まりながらうめき声と咳を繰り返しているまま指をわずかに動かしながら、そこに力を入れたり抜いたりを繰り返しているかの姿を見せていた。

 

 ただ、私の胸元でわずかに揺れているエクソシスターの証の存在にまた気づいて。また上瞼をわずかに上下に揺らしながらゆっくり鼻から息を吸って口から息を吐く。それから一度だけ相手に謝る声を出したけど、でも、それの最初の一瞬はそっちにも聞こえているのかどうかもわからないくらいの大きさで。それからまた血でぬれた手に力を入れて自分の胸元にあったロザリオを握り締めた。

 




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