口の悪い呪術師(27)   作:道草屋

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お久しぶりです更新遅くなってすみません!



未来を担うべきは子 支えるは大人

 

 

 

矢車と監督官は拘束部屋へと歩く

 

「大丈夫なんですか?子供とはいえ夏油一派の仲間ですよ?」

 

「大丈夫だよ術式は使えないそれに俺の眼もある」

 

「ですが……」

 

「平気だっつの!俺を信用しろ」

 

「…分かりました」

 

 

 

拘束部屋へとたどり着き扉を開ける

 

 

 

「よう夏油のとこのガキども」

 

「なんのようだよ」

 

矢車を射殺すような視線を向ける

 

「お前らに報告はしておこうと思ってな」

 

「報告?なんの?」

 

「夏油傑は死んだ」

 

「は?」

 

菜々子はかすれた声が出る

 

「んなわけないでしょ!夏油様が死ぬわけない!」

 

「いや死んだ」

 

「デタラメ言うのもいい加減にしたら?」

 

「菜々子これはきっとカマをかけてるんだと思う」

 

「いやカマじゃねぇ実際に殺したヤツがいる」

 

「誰だよ!」

 

「五条悟だ」

 

「「……」」

 

部屋の中に重たい空気がたちこめる

 

「ふざけんな……ふざけんなよ!」

 

菜々子は絶叫する

 

「お前らは夏油様のことなんも知らないでしょ!本当は優しい人だったんだよ!いつも私たちのことを気にかけてくれて……!」

 

「本当の家族みたいに接してきてくれた」

 

「知ってる」

 

「なにを…!」

 

「俺が夏油を教えてきただから知ってる」

 

「「……」」

 

2人は静かに話を聞く

 

「あいつと出会った時は生意気なやつだって思ってたそれに何かと問題を起こすしなでもアイツは優しかった」

 

 

 

矢車は昔のことを振り返る

 

共に任務に行ったこと

飯を奢ったこと

体術について夜通し語ったこと

天内を護衛したこと

禪院甚爾と戦ったこと

死にかけた時肩を担いで必死に応急処置をしてくれたこと

そして術師の在り方について相談したこと

 

 

 

「まぁなんだ……夏油が死んで哀しんでるのはお前たちだけじゃないってことだ五条も含めてな」

 

矢車は自嘲するように笑う

 

「さて報告の続きなお前たちの処遇は俺が判断することになった」

 

「どういうこと?」

 

「お前らを俺が術師として育てる」

 

「はぁ?そんなん嫌だし」

 

「そう言うと思ったよでもそれならお前らは良くて捕虜…悪けりゃ死刑ってとこかな?」

 

「はぁ?!」

 

「そりゃそうだろ?少なくともお前らは3人殺してる」

 

「……」

 

「これでも俺は頑張った方だからな上の連中は即死刑にしろって言ってたとこを俺が懇願してここまで引き下げてやったんだ」

 

「どうしてそんなに私たちのことを気にかけるの?」

 

「未来を担うべきは子 支えるは大人」

 

「「?」」

 

「俺の師匠の言葉だ。意味は字のごとくって感じだ今度は俺が支える側になるそれに夏油の忘れ形見だ大切にしたい」

 

「わかった」

 

「ちょっ!美々子!こんなやつの言うことを信じるの?!」

 

「夏油様が言ってたいつか君達が信じれる大人が現れるって」

 

「それがこいつとは限らないじゃん!」

 

「でも夏油様は少なくともこの人を信用してた」

 

「美々子……わかった条件を呑む……」

 

「よしこいつらの処遇は決まった!お前らは今日から俺の専属アシスタントだ」

 

 

 

 

「良かったんですか矢車さん」

 

「なにが」

 

「あの二人のことですよいつ裏切るか分かりませんよ?」

 

「その事は心配すんなあいつらは高専の部下になるんじゃねぇ俺直属のアシスタントにする迷惑はかけねぇよ」

 

「そうですか……」

 

「さてと上層部に報告しなきゃな」

 

 

 

 

 

 

美々子と菜々子をつれて寮へと入る

 

「ここが今からお前らの家だ」

 

「狭!」

 

「菜々子そんなこと言ったら失礼」

 

「部屋は監視の意味も含めて俺の隣だ」

 

「プライバシーねぇじゃん!」

 

「しょうがないだろ一応お前らは要観察対象なんだから」

 

「ぐっ……」

 

「服は?」

 

「俺が付き添う形で買いに行くことは出来る逃げようとするなよ?まぁ無駄なんだが」

 

「ちっ…!」

 

「わかった今度の休日服を買いに行く」

 

「わかったそれじゃあ部屋は好きにしていいただ壊すのはやめろよ俺がドヤされる」

 

 

 

 

 

 

外に出て煙草に火をつける

 

「はぁ……疲れた」

 

「おつかれ矢車」

 

「おう硝子おつかれ」

 

「傑のやつ死んじゃうなんてね…」

 

「ホントだよあいつ俺たちに顔すら見せずにな」

 

「うんなんか置いてかれた気分だね」

 

「本当にな」

 

灰皿に吸殻を置く

 

「ほんと嫌になっちまうな」

 

「ホントにね」

 

「あれ〜?硝子に矢車じゃん!」

 

「げっ五条……」

 

「やほ〜悟〜」

 

「最近さ〜スタバに新しい味出たんだよね今度行かな〜い?」

 

「いいね〜」

 

「ああ…」

 

矢車にはわかる恐らく家入にも明るく振舞っては居るがだいぶ精神が参っているのだろう

 

「そういえば矢車が捕まえた子供は?」

 

「俺のアシスタントにさせることにした」

 

「まじぃ?」

 

「そうしないと上から守ってやれないからな」

 

「矢車らしいね」

 

「夏油の忘れ形見だからな……夏油は…なにか言ってたか?」

 

「────────」

 

「はっはっは!最期の言葉がそれかよ」

 

「ウケる」

 

「それだけ大事に想われてたってこったな」

 

「そうだな」

 

「……さて俺はあの二人の件で話を付けに行ってくる」

 

「じゃ僕は色々処理残ってるから!硝子は?」

 

「私は疲れたから寝てる」

 

「おっけー!」

 

こうして矢車は1人の教え子を…五条はたった1人の親友を…家入は大事な友人を失った

 

 




最後の文がどうしても思い浮かばなかったのでちょっと適当になってしまったかもしれない……今後修正案あれば書き直すのでよろしくお願いします

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