あとこれは箸休めなのでぶっちゃけ見なくても大丈夫です
読み飛ばしてしまって構いません
病室で目が覚める 乾ききった口の中が不快だ
口の中を潤すようにベッド横の冷蔵庫にあった水を飲む
「はぁ…煙草吸いてぇ…」
「起きて早々に煙草かい?」
「冥冥…いたのか…どうした?…」
「見舞いさ随分無茶をしたそうだからね」
「ああ…悪いな」
「そういえば病室に来る途中女の子にあったよ」
「女の子…?」
「三つ編みの子」
「天内か!痛っ…!」
ガバリと起き上がるも脇腹が痛む
「まだ完全には治ってないから動いたらだめだよ」
「はぁ…いてぇ…」
脇腹を擦りながら横になる
「そうだこれ」
「なんだこれ…報告書?」
「そう今回の件でのね」
「わかった目を通しておく」
「矢車くん」
「なんだ」
「あまり無茶はしないでくれ」
「そいつは……!」
冥冥の顔はいつものニヤけた笑顔ではなかった
「いや…すまない…」
「まぁ矢車くんがそういう性格なのは知っているそこに私は入れ込んだ訳だからね」
「ははっそうかい」
「それじゃあ私はもう行くよ」
「わかった」
「また来るから今度は土産でも用意しとくんだね」
「おいおい…俺は患者だぞ…」
「それじゃ」
冥冥は病室を出る
「さて報告書を読むとするかな…」
報告書に目を通す
「おいおい…こりゃとんでもねぇな…俺が寝てる間にこんなことが起きてたのよ…」
報告書の内容に驚愕しながらも詳細を見ていく
「五条のやつは反転術式取得で特級入り…夏油も今回の活躍で特級に推薦ねぇ…あっという間に抜かれちまったな」
報告書を置き脇腹を抑えながら立ち上がる
「煙草…吸いに行くか」
看護師の人に死ぬほど怒られてから2日ほどたった頃だろうか
新たな来客があった
「矢車!」
「おお!天内じゃねぇか!」
「良かったぁ!」
「ぐはっ」
天内に抱き着かれ声が漏れる
「夏油が血まみれの矢車を抱えてきて私は…私は…」
「理子様!矢車様は一応怪我人ですから」
「はっ!すまぬ矢車…」
「気にすんな、そこまで痛くは無いから。黒井さんの方こそ平気なのか?あの時だいぶ出血してたはずだが…」
「問題ありません。あの時矢車様が応急処置をしてくれたおかげでそこまで大事には至りませんでした。本当になんと礼をしたらよいか…」
「そうじゃ…改めて礼を言うのじゃ」
2人は頭を下げる
「いいんだよ、そういう任務だったし俺が好きでやったことだからな」
「そうですか…」
「矢車、その…私の…ボディーガードにならぬか?」
「ん?なんでそんなことを…」
「ほら…えっと…」
「理子様は矢車様のことを気に入ってるんですよ。お見舞いもかなりの頻度で行ってましたから」
「なっ!黒井!それは言わぬ約束のはずじゃ!」
「ははっそうかいそうかい」
天内の頭を撫でて矢車はいう
「でも断らせてもらうぜ」
「…なぜじゃ?」
「こっちの仕事の方が俺には向いてるんだ」
「…そうか…無理強いは出来ん…でも気が変わったらすぐ連絡してくれ!
いつでも雇う準備をして待っておる!」
携帯の番号を登録して矢車に渡す
「ああ、もし術師をやめたらすぐに連絡するさ。あと家も教えといてくれよ?五条や夏油を連れて遊びに行く」
「うん!」
その言葉に元気よく返事した天内達ら病室を出る
暫くしてまた病室の扉が開く
「やぁ」
「冥冥…また来たのか?」
「言っただろう?また来るって」
「こんな早いとは思わないだろ…土産ならベッドの横の冷蔵庫の中だ」
「おや…本当に用意してくれるとは嬉しいね」
「お前が用意しろって言ったからだよ」
「これは…お菓子かい?」
「ここは病院だからな高級なものは売ってねぇからそれで我慢しろ」
「ふふふっありがとう」
「礼はいらねぇよ」
お菓子を食べ終えた冥冥は矢車に質問した
「ところで退院はいつ頃になるんだい?」
「あと3日ほどで退院だよ。その後最低でも2日は安静にだそうだ」
「なるほど…案外治るのが早いね」
「まぁ臓器は避けたからな」
「器用だね」
「まあな」
「それじゃそろそろ帰るよ」
「ん?もうか」
「なんだい?まだ居て欲しいのかい?」
「うるせぇよ…今度は高専のほうで会おうぜ」
「そうだね」
「またな」
ガラガラと扉を開け冥冥は病室を去る
「天内にも退院日連絡しとくか」
差出人 矢車
要件 退院日を知らせとく
内容
あと三日で退院する
今日は見舞い来てくれてありがとよ
「送信っと…さて寝るか」
その後は天内が再び見舞いに来たりとあっという間に3日は過ぎていった…
冥冥さんのキャラが…本編でもあまり見ないからキャラが定まらん…
取り敢えずここからはアニメの玉折に入ります
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