誰か文才くれー!くれー!
「なに?転校生に呪具の扱いを教えろ?」
「そ!だってほら高専での呪具使い矢車くらいしかいないじゃん?」
「いや…そうだが…真希あたりはダメなのか?」
「う〜ん真希にも頼んでみたんだけど矢車の方が最適だって言われちゃってね〜だってほら真希に呪具扱い教えたのも矢車じゃん?」
「う〜ん…わかった引き受ける」
「ほ〜んと助かるよ憂太には呪具渡してあるからよろしくね」
「ったく年寄りには優しくしろよ」
「矢車はそこまで歳じゃないでしょ」
「もうアラフォーだっつの!」
乙骨に竹刀を渡し構えるように指示する
「いいか刀ってのは力を真っ直ぐに込めなきゃいけねぇ横だったり斜めだったり…力の伝え方を誤ると直ぐに折れちまう」
「な、なるほど…」
「だがお前はまだ力をかけるってことを知らねぇだから竹刀で慣らす。
まぁ体で覚えるのが早いとりあえずかかってきな!」
「はい!はぁぁぁ!」
「遅い!まず小手!」
「痛っ?!」
「走り込みだな足の速さがない。それは実践だと致命的だ」
「うぅ…」
「次!」
「は、はい!」
矢車の指導によって今の乙骨に何が必要かがわかっていく
「視線で行く先と狙っている場所がわかる!」
「振りかぶりすぎだ!最低限の動きでやれ!」
「攻撃を外したら直ぐに防御の姿勢に入れ!もたもたしてると首を落とされるぞ!」
「受け続けてるといずれ看破されるぞ!」
「はぁ…はぁ……」
「今日の訓練はここまでだ先に課題点を言っとく
走り出しが遅い
受け身がちになる
動きが大きいから隙ができる
フェイントが苦手
全体的に瞬発力が足りない
こんなとこか」
「改めて言われると…へこむなぁ…」
「そう落ち込むな、最初はみんなこんなもんさ」
「そうですかね…?」
「飲み物買ってきてやるからまってろ」
「ええ?!いいですよそんな…」
「遠慮すんなよそういう時はありがとうございますつって貰うもんだ」
矢車の脳裏には灰原がチラつく
「なにがいい」
「じゃあ…ポカリで…」
ガタンとペットボトルが落ちてくる
「ほらよ」
「ありがとうございます」
「いいってことよ」
「あの…僕って強くなれますかね…」
「んー筋は悪くない鍛えさえすればそれなりの強さになるしプラスでその呪力量だ上手く呪具に伝えることが出来れば準一級レベルを切り裂けるはずだ」
「な、なるほど…」
「ま、まずは体を鍛えて筋力をつけろ刀は意外と重たいからな」
「確かに重たかったですね…」
「だろ?だから腕と足…とくに腰あたりだなそこを鍛えろ」
「分かりました!」
それから1ヶ月間ひたすらに呪具の扱いと体力作りに専念する
「刀は真っ直ぐ力を込めろ!」
「呪力を込めすぎるな!呪具の方が耐えられなくなって壊れるぞ!」
「踏み込みが浅い!刀の重さに引っ張られるな!」
「あと2周だペース落ちてるぞ!」
「スクワットあと2セットしたら今度は腕立てだ気合い入れろ!」
厳しい鍛錬をかさねついに…
「よし…短いスパンだったから大雑把だが呪具を扱えるようになったな」
「ほんとありがとうございました!」
「呑み込みが早くて助かったぜ」
「まぁ…真希さんには負けちゃいますけどね…」
「そりゃあそうだろあいつは俺の一番弟子だからな」
「えっ?!そうなんですか?!」
「真希から聞いてないのか?」
「全然ですよ!初耳です!」
「ははっあいつは自分のこと語りたがらねぇからな…さて俺は五条に報告でもしてくるか」
「あ、はい!」
「お前も寮にもどっとけよ」
矢車は乙骨を後にして職員室へと戻る
「五条、乙骨の教育終わったぞ」
「おっまじ〜?早いね」
「呑み込みが早かったからな」
「僕の目に狂いはなかったでしょ?」
「そうだな。あと来週は有給を取らせてもらうぞ」
「え?どうして?」
「そろそろ天内の所に顔を出してやりたいからな」
矢車は携帯の画面を見せる
差出人 天内
要件 遅い!
内容
矢車!今度はいつ家にくるの?
前来た時から結構経つぞ!
五条はそのメールをみてすぐに察する
「あーなるほどね…ほんと矢車は天内に好かれてるね」
「うるせぇよ」
「わかった学長には僕から言っとくから先休んでていいよ」
「成長か?お前が気遣いできるなんて」
「僕は元々パーフェクトだよ」
「気遣い感謝するぜ五条」
矢車は職員室をあとにする
て事で次は理子ちゃんとの話です!流石に放置はしませんよ?
冥さんとの話も書きたいから更新どんどんするぞ〜!
評価・感想お待ちしてます!
追記: 理子ちゃんとのデータが消えたため話の続きを更新しました
ごめんなさい