吉井明久、桜庭学園でハーレムを・・・作ってしまった。   作:一日三食MEN

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 横島シリーズも並行して書こうと思いますが・・・多分、気温が落ち着くまではこっちがメインになると思います。そこをご理解お願いします。


 この作品における設定の一つとして・・・明久はヒロインの一人と幼馴染で小学は一緒だったけど中学でいったん離れ、高校の桜庭学園で再会したという設定にしています。
 そのヒロインへの意識は全然してません。その理由は本文を読めばわかります。


こんな日常・・・頭が痛い。

 僕こと吉井明久は桜庭学園の生徒だ。今は、体育館で隣の学園とバスケ勝負をしている・・・と言っても、自分はあくまでバスケ部にヘルプとして呼ばれただけの無所属の帰宅部である。

 「う~~~ん」

 前半が終わってお互いの得点差を見たんだけど・・・

 「こりゃ、絶望だ」

 もうゲインラインを突破している得点差だった。そりゃそうだ、そもそも向こうのようなバスケガチ勢がこっちのチームには一人もいないのだから。ベテランと素人の勝負だよ、こりゃ。

 「何だよ、これ。全く、ベテランと素人の戦いじゃないか。どう見ても負け確定じゃないか」

 「・・・(しゅ)」

 「(ばかん!)ぶげら!」

 あれ?なんか急にアッパーしたくなったからしたら誰かに当たったのかな?

 「あれ?常盤。何で血を吐いているんだい?」

 「ぐぎぎ、お前が殴ったからだろうが!」

 何だ常盤か。こいつなら別に謝らなくていいや。

 「覚えがないね。それで、何しに来たの?」

 「そりゃもちろん応援さ!」

 コイツが応援・・・寒気がしたんだけど。

 「お前が僕を応援?」

 「親友じゃないか!応援して当たり前!頑張ってくれ!」

 ・・・そういうことか。

 「京子と何をかけているのさ?」

 「ふ、俺の瑞々しい体(しゅ)おおっと!ちょ!嘘に決まっているだろ!」

 まあ、こいつが僕を応援する理由はこれ以外考えられない。

 「その嘘をつくからだよ。つうか、当たり前のように嘘をつくなといつも言っているだろ」

 全く、お前の裸をギリギリ妄想しかけたじゃないか!それにせっかく殴ろうとしたんだから殴られなよ!

 「何を言う。俺から嘘をとったら何が残るというんだ」

 目の前の嘘ばかりつく男・加藤常盤から嘘をとったら・・・う~~~ん。う~~~~~~~ん。

 「待て明久。そこで真剣に考えられると悲しいんだが」

 嘘以外であるとしたら・・・とんでもなく不死身で、果てしなく不死身で、これでもかっていうくらいに不死身で、大気圏・溶岩に突っ込んでも横島忠夫のように「あ~~死ぬかと思った」と言いながら無事に帰ってきそうなくらい不死身で、前人未到の不死身・・・後、ボケ体質くらいだから・・・うん!

 「何も残らないね」

 「その結論になった上に言い切るのか!」

 何さ、お望みの答えを出してあげたじゃないか。何が不満さ・・・あ、そうだ。

 「そんなことはどうでもいいとして、京子との賭け。本当は何を賭けたの?」

 「ああ、DVDプレーヤーだ。因みに、京子は自分の体。こっちは本当だ」

 ふ~~ん、自分が嘘つき野郎って自覚があるのはいいけど・・・あのさ常盤。京子とは僕達同じクラスで結構交流あるよね?だからさ、自分の体を賭けの対象にするってどういうことかわかるよね?

 「このバスケで僕達の勝ちにお前が賭けて、負けに京子が賭けているんだよね・・・あの点数を見てもう既に決まっているようなものでしょ」

 「何を言う!後半戦であの得点差を逆転できるくらい点をとればいいだけの事だろう!俺の性欲のために勝ってくれ!明久!生身の女を味わいたいんだ!」

 「うん、それって同じ分の点を相手が取ることを無視してるね」

 それを聞いて逆に負けてもいいやと思ってきたよ・・・京子を得させることになるけど、こいつに得させる事よりましだし。

 「あああああ!DVDプレーヤーがあああああ!」

 ははは、自業自得だよ常盤。

 

 

 「こ~~~んにちは~~♪!料理部からの、差し入れで~~~~す♪」

 

 

 そんな絶望感あふれれる常盤の声とは真逆のこの明るい声は・・・お、真鍋来海先輩か!うんうん、相変わらずの小学生にしか見えない体型と幼顔に高い声!!いや~~。純粋に癒されるな~。そんな来海先輩が体育館入り口からカートを押して持ってきたのはバナナとドリンクだ。だけど、一つ問題があって・・・

 「あの、先輩。多すぎませんか?」

 バナナが確実に何十人分はあるでしょ。とりあえず、僕達と他校の皆が食べても余りまくると思うんだけど、

 「そして、そのドリンクに下剤を混ぜているのですね。ふふふ、見事です先輩!(しゅ、ばかん!)ぷげら!」

 ・・・こいつは論外だから殴っておこう。一応、その質問をしたら余ったらその時は料理の材料にするから問題ないとのことだ。さすがは料理部部長、食材は一切無駄にしない考えはご立派です。

 「何なら、明久君は何か食べたいものある?来海が作ってあげるよ!」

 「いや、バナナで考えられるのって「それでしたら俺はバナナ味噌煮込みうどんとバナナ茶漬けをお願いします!」・・・それ、作ったら本当に食べるんだな?」

 「へ?」

 常盤・・・本能レベルで出すボケは時に

 「来海先輩!常盤がバナナ味噌煮込みうどんとバナナ茶漬けとバナナ濃厚だし鍋とバナナの漬けものをご所望です!ぜひ、彼のために作ってあげてください!」

 「へ?そうなの?じゃあ、来海頑張って美味しく作るから」

 いつも以上の自滅になることを思い知らせてやる!ついでに倍返しにしてな!使い方が間違っている気がするけど気にしない!

 「ちょ、ま!明久!」

 「恨むなら、自分のボケ体質を恨むんだね」

 さ~って、とりあえずお腹もすいていたし、顔を青ざめる常盤を見ながらバナナを食べるか・・・数分後に、数本のバナナを食べ終わったころにバスケの中間結果を見た来海が

 「明久君。後半は頑張ってね!」

 と応援してきたところに常盤が茶々を入れてきたのが腹立ったから、隠してやろうと思った賭けの事を言ってやることにした。

 「常盤がこのバスケで賭け事をしてるんですよ」

 「賭け事?」

 「ふふふ、この勝負で明久たちが勝ったら俺が賭けの勝負をしている女を好きにできるんですよ!」

 な!まさか、自分で言うのか!これはさすがの来海先輩も

 「う~~~ん」

 あれ?なんか考え込んでいる?この言葉を聞いて考えこむことってあったかな?軽蔑することくらいしかないと思うんだけど・・・

 

 「好きにできるって、ただ働きってこと?」

 「「・・・・・・」」

 

 この瞬間、僕と常盤の思考が止まった。お子ちゃま体型な来海先輩は性知識もお子ちゃまだったのか・・・まさかの返答に、常盤は渾身のボケを完全にスルーされたことにショックで体育館の隅に行ってシクシク悲しんでいる。これだけはざまあみろとは言えないな・・・慰めの声はかけないけど。

 「そういえば、明久君!相方の紅葉ちゃんは?」

 「あの、何で僕と紅葉がワンセットという考え方なんです?」

 「だって、いつも一緒だし」

 「いつもはいません!あいつはただの幼馴染なだけです!・・・因みに紅葉なら外ですよ。来海先輩も見ましたよね、グラウンドにあったあれです」

 「あ!それって、あのバカでかいロボット!そっか、あれやっぱり紅葉ちゃんだったんだ!」

 「そういうことです」

 僕とワンセットになっている幼馴染の名前は津島紅葉と言って、とんでもなく頭がいい。滅茶苦茶頭がいい。とんでもなく頭がいい。滅茶苦茶頭がいい・・・まあ、重要なことだから二度言うくらいにマジで頭がいい。

 「すごいよね!現実で見るなんて、ガン〇ムみたいなロボット!」

 たった一人でそのロボットをマジで作れるくらい頭がいい。まあ、ガン〇ムのロボットを完全に再現することはできないけど・・・それでもたった一人で作れるのは本当にすごい。そこは僕も素直にそう思う。

 「確かにすごいですが・・・問題は作った後、何ですよね」

 「あ、あはは・・・」

 そう、問題は作った後。必ずと言っていいほどの周囲に被害を出す。しかも本人は反省なし。本来ならあまりにもひどくてとっくに退学レベルの事をしているが、桜庭学園の学園長はとんでもなく寛容で笑って許すのだ。もし修理費を請求されたら、0がいったいいくつ着くことやら・・・その被害のひどさは桜庭学園の生徒なら誰もが何度も見ているので当然来海先輩も知っているから汗を流した・・・一度ではない、本当に何度もだ。

 来海先輩曰く、あれだけのものを作れるのは評価できるんじゃない?と言うが・・・発明品を作るたびに、毎回この学園の建物のどこかを瓦礫にする姿を見ていれば評価は急降下だよ。あの破壊することしかしない破壊神な超暴走無神経幼馴染がちょっとくらい抑えてくれれば、僕も落ち着けることができるのに。因みにその被害の大半はなぜか僕も共犯者になっているのだ・・・そこが解せん。

 「う~~~ん」

 「どうしました、来海先輩」

 何かまた急に考え込んだ先輩。今度は何が、

 「・・・外の音、おっきくなってない?」

 さっきよりさらに大粒の汗を流しながら言う来海先輩。外の音と言うと、紅葉が動かしているロボットの音・・・ガシャンガシャンの男が近づいてくる!げ!マジだ!

 「ま、まずい!」

 「皆、逃げて~~~!」

 皆に逃げるよう言って音がする方とは逆に逃げる皆・・・な!

 「おい!常盤!逃げるんだ!」

 「へ?」

 その音が全然耳に入らないくらい落ち込んでいた常盤がまだ逃げていなかったので逃げるよう言ったら、こっちにきょとんとした顔を向けた時に、

 

 

         どっがっしゃああああああああああんんん!ぐしゃ!どご!べき!

 

 

 そんな音とともに体育館の壁・窓などが破壊された。そして、その場所には

 「う~~ん、やっと止まったか~~」

 そんな場違いな女の声が聞こえた・・・そう、この声こそ、

 「全く、何でいきなり方向転換したのかな?もうちょっと、部品に予算をかけるべきだったのかな?やっぱりもっとお金をかけないとダメだよね~~」

 僕が内心ヴァッ〇ュ・ザ・ス〇ンピートという人がかつて言われたヒューマノイドタイフーン・別名人間台風は、まさにこの女にふさわしいと思っている幼馴染であり、

 「お、お、お」

 「ん?」

 僕の毎日感じる頭痛の原因でもある

 

 「おいコラ紅葉~~~~~~!!何やってるのさああああああ!」

 「あ、あきちゃん!やっほ~~~♪」

 

 津島紅葉である。

 「この惨状を作っておきながら何のんきにやっほ~~♪なんて言えるのさ!」

 「いや~~、ちょっとロボットが暴走して~~ま、よくあるよくある!」

 「よくあるかああああああ!」

 自分は悪くない!これは仕方のないこと!と満面の笑顔でのたまってくれた!ああもう、全くこいつはあああああああ!子供の時からいつも暴走・爆発をしてくれたもんだから、僕の体はいらないくらいに頑丈になっちゃったんだよ!

 

 

 

 

 現実逃避したい余りに視線を下に向けると、

 「(どくどくどくどく)が、あ、ぎ」

 常盤がいた。ただ、紅葉が体育館を破壊したときに出来た破片が頭に強く当たったのか血を噴き出していて、押しつぶすかのように重そうな破片が倒れている背中にのしかかっていて、腕の一本が曲がってはいけない方向に曲がっていた。

 なるほど!どっがっしゃああああああああああんんん!って、紅葉が体育館の壁を思いっきりぶっ壊したときに聞こえたぐしゃ!どご!べき!って音は、常盤の頭やら体に瓦礫の破片が落ちた音だったのか!なるほどなるほど!QED!証明終了!

 

 「ま、常盤なら死なないからあのままでも平気だよね!」

 

 うんうん、今の常盤の姿がどっかの殺人現場か崩落した家に押しつぶされた感じみたいに見えるけど、まあ死なないから問題ないない!!

 「そ、そんな、わけ・・・あるが・・・」

 そんな声が聞こえたけど・・・見ろ!周りの皆を!あっちゃ~~、また津島か~~。って感じで状況を見ていてお前の心配は誰もしてない!つまり、周りの皆もお前なら死なないから問題ないと判断しているんだ!よかったね!常盤!皆がお前は生き残ると信じているんだぞ!

 「いっや~~(がちゃがちゃ)とにかく、そっちに行くね~~」

 「ぐぺ!」

 何か紅葉がロボットの操縦レバーをガチャガチャ動かしたときにロボットの足が常盤を踏みつけたけど・・・死なないからどうってことないない!

 

 

 

 は~~、全く紅葉は・・・今日もいつも通り頭が痛いよ。

 




 まだまだ序盤の序盤ですが・・・本当に原作・がくパラそのままの話の流れです。特に常盤のボケのためにいろいろバカをやる行動もほとんど変えずに書いてます。


 ヒロインの発明品の爆発をその身に受け続けてきた明久。これが意識しない理由です・・・そりゃ、身の危険が何度もあっては意識できませんよね。果たして、これからどんな展開になるのか?ご期待ください!あと、今回の話で出てきた京子と言うクラスメイトに関しては次の話である程度説明します。
 バカテスの明久は常盤と同じくらいの自滅するボケを出しますが、ここでの明久は逆のツッコミの立場が多いです。そこをご理解ください。




 次回辺りからヒロイン紹介もこのあとがきに書こうと思います。今回は明久の立ち位置と説明をします。

 吉井明久・・・桜庭学園で本来ならあまり目立たない生徒だが、幼馴染津島紅葉の幼馴染で彼女のブレーキ役と言うことで悪い意味でかなりの有名人になってしまった。実はちょっとした能力があり・・・これは原作がくパラの主人公・井上青児が持つ能力「複写(コピー)」です。これは相手の技や能力を見たり受けたりすればそのまま自分の技や能力として使うことができるものですが、あくまで使えるだけであり威力や強さは本来の持ち主の方が上です。
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