吉井明久、桜庭学園でハーレムを・・・作ってしまった。   作:一日三食MEN

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 前回の更新で、すでに半年以上経過に気付いた作者です・・・最近は、横島忠夫シリーズも停滞しているし・・・何とかちょっとずつ書いていますが。言い訳に聞こえますが、マジで中々思いつかないのです。でも、頑張りますのでそちらを楽しみにしている読者様は気長に待っていただけると幸いです。


 今回はついに吉井玲登場です!


予想外は必ず突然やってくる・・・でも、これはないでしょ!

  明久のいない文月学園

 明久と同じように男子達からの殺意を受けることになった雄二はどうなっているのか?というと、

 「「何でこうなっているんだあああ(のよおおお)!」」

 FFF団から逃げるために逃げ出す雄二・・・その隣には、何故か試召戦争で敗北してDクラスに移動した島田美波がいた。この二人の後ろにはFFF団だけじゃなく、

 「雄二、また女を作るの?」

 「オネエサマ~~~!私よりケダモノがいいのデスカ~~~!」

 スタンガンを持った霧島と、言語が不安定になりながら妖しい薬を持った清水がいた、ここで、この二人がどうして一緒に行動しているのか説明・・・するまでもなく、つまり清水から逃げている島田に雄二がぶつかってしまったのだ。その時に壁ドンならぬ床ドンしてしまい、それをお互いの愛する人を捕まえるためにやってきた二人に目撃してしまったということだ・・・しかも、

 

 

 「島田にキスしたなんて、絶対に許せない」

 「オネエサマノクチビルハ、ワタシガキレイニシテアゲマスワ~~~!」

 

 

 雄二が押し倒しているように見える床ドンは、二人にはキスしたように見えたようだ・・・これを見たことで、清水はついに日本語をきちんとしゃべれなくなるくらいに怒り狂っていた。

 「っく!とにかく!追っ手を少なくするために二手に分かれるぞ!あの左右に分かれる廊下を俺が左行くから島田は右へ行け!」

 「分かったわ!」

 「行くぞ!せ~~の!・・・(ぐるん!だだだだだ!)・・・って!何で、お前まで左に来るんだよ!一緒じゃ結局全員来るだろうが!」

 「そうやって、私を生贄にする坂本の考えはわかっているわ!その手には乗らないんだから!」

 「そもそも、清水は俺には関係ないだろ!そっちはそっちで「「「「「坂本を痛めつけよう!」」」」」・・・何だ!あの女子達は!何で、FFF団みたいに殺意が俺に向いているんだ!」

 雄二の言う通り、FFF団の隣にはこの話だけの女子だけで作られたオリジナル集団(美波様(M)、毎日(M)、密着しましょう(M))通称・MMMと言われるグループが作られていて、

 「私もDクラスにいてわかったけど・・・美春のような女子が実はかなりいるらしいの。多分、私とキスをしたと思われているあんたに我慢できなくなって」

 「ふざけるなああああああ!!」

 「さあ!私達はもはや「れんこんこんにゃく」よ!逃げ切りましょう!」

 「もしかして、一蓮托生と言いたいのか!だあああ!なんで俺がこんな目にいい!!」

 その人達からも雄二は抹殺対象になっていた・・・因みに、彼女らは不審者なFFF団みたいな姿はしておらず、「美波様ラブ」と書かれた鉢巻をつけているだけである。そこは同類と思われたくないのか、FFF団みたいな服装はしなかったようだ。

 まあ、島田さえ絡まなかったら彼女らは普通の女子達なので、まだまともだろう・・・FFF団は普段から感性がくるっているし。

 必死に逃げるこの二人の結末は次回明らかに!

 「「まだ続くの(かよ)!」」

 当り前じゃないですか!本編の修羅場が終わってないのですから!

 

 

  明久のいる桜庭学園

 前回までのあらすじ・・・僕はある女子のせいで、緑と来海先輩との肉体関係を男子達にばらされてしまった。そのせいで、殺意マックスな常盤達から逃げる逃走劇が始まっちゃったよ。途中その二人の助けもあったけど、追い詰められて慌てて入った部屋がまさかのお約束が発動・・・女子更衣室だった。そこで冷や汗と謝罪の大声から出した唾を出してしまって、中にいた女子バスケ部員の皆を発情させてしまい、ますます肉体関係を持った女子を増やしてしまったというわけ・・・あ、あはははは。その後、部員の一人から提案された苦し紛れの女装をして僕を探してボコるために廊下を走りまくっている男子達の誤魔化しに成功。やっと、本当~~~に、やっと第三保健室の前までやってきた、というわけ。因みに女子バスケ部員の皆は、それぞれの教室に戻っている。

 

 

 あれ?前回って何?どうして、僕は誰かに説明するようなことをしたんだ?ま、まあ!何とか第三保健室までやってきたんだ!後は恥を我慢して着ることになったこの女子の制服を脱いで元の服に着替えるだけ!この中にいるであろう美空先生に「お着替え、手伝いますよ~~」とか言われて、最終的にはベッドで僕の上であんあん言いながらハッスルしそうだけど、事情を話せばさすがに我慢してくれるはず!弱っている生徒にとどめを刺すようなことはさすがにしないはずだ!一応、先生だし!

 とりあえず、落ち着ける空間にやっと着いたんだ。早く入って落ち着こう。

 

 

  ガラ。←僕が第三保健室の扉を開けた音

 

  「戻ってきましたね、あき君」←姉さんの声と姉さんの姿が僕の目の前にある。

 

  ぴしゃ←僕が第三保健室の扉を閉めた音

 

 

 あれ?何か桜庭学園にいないはずの人がいたんだけど?しかも、今の声って・・・いやいやいや、そんなはずないでしょ。そうか!さっきのバスケ部員の皆との濃密な触れ合いで疲れたから、疲れからくる幻覚を見ただけだよね!うんうん、そうに違いない!変な幻覚は~~~ない!

 

 

  ガラ。←再び僕が扉を開けた音

 

  がし!←姉さんが僕の腕を掴んだ音

 

  ぐい!ぴしゃ!←姉さんが僕を引きずり込んで扉を閉めた音 

 

 

 ・・・うう、やっぱり幻覚じゃなかった。

 「あき君、お姉ちゃんは嬉しいです。ちゃんと、反省してお姉ちゃんと抱く気満々な服装を着てきたのですから」

 「何で姉さんがここにいるのさあああああ!」

 何故だ!何故!姉さんが中学時代からどんどん僕の事を性的に見てきて、ついには夜中に僕を襲ってきたことだってあったから逃げるために寮のある桜庭学園に逃げたのに!後、女装した僕が何で反省して姉さんに抱かれる格好だと思うのさ!

 「紅葉ちゃんが教えてくれました。不特定多数の女子を抱きまくったと」

 「紅葉~~!!!姉さん誤解だ!全部紅葉の薬のせいで!」

 「え~~。確かに私の薬のせいだけど間違ったことは言ってないでしょ?」

 「そうですよ~~。私に水泳部員に来海ちゃんに料理部員を」

 「やめてえええええ!それ以上言わないでえええええ!」

 「うふふふ。どうやらあき君は、いかにお姉ちゃんのおっぱいが大好きなのかを思い出させてあげる必要がるようですね♪」

 「いいいいいっやあああああああ!!め、め、目に光が入ってないいいいい!!おおおおお、犯されるううううう~~~!!」

 この話では、原作と違って僕と姉さんに血のつながりがないんだよおおおお!だから、理性何それ美味しいの?と言わんばかりの事をしてくるんだ!紅葉に美空先生もお願いだから助けて!後で僕の事好きにしていいから!

 

 

 「じゃあ・・・しばらく二人きりにさせてもらいますね♡」

 「は~~い。せっかくの再会に割り込むようなことはしないから♪」

 「存分にどうぞ~~」

 

 

 ああ、事情を話しても我慢も許しもしてくれない人がいるなんて、完全に予想外だよ。二人も助ける気、ゼロだし・・・ううう。誰か~~~た~~すけて~~!!

 

 

 

 

 ・・・返事がない、ただの屍のようだ。そんな状態に見える僕です。

 「大変でしたね~。やつれてますよ~」

 「骨が見えちゃってるよ、あきちゃん」

 そりゃ、やつれるよ!バスケ部員の皆から搾り取られても、かろうじて残っていた精力を残さず姉さんに搾り取られたんだからさ!忘れていたけど女装していたから余計に姉さんの欲望に火をつけちゃったんだよね・・・今は男子の制服に戻したけど。

 しかも、やつれている理由はここまで搾り取られただけじゃなく

 

 『昨日からここの先生になりました。これからは毎日会えますね、あき君♡』

 

 姉さんがこの学園の教師になっちゃったんだよ・・・しかも、2-Bの副担任になったんだって。美空先生との関係がいつばれるかひやひやものなのに、姉さんまでいたらと思うと・・・そりゃ、げっそりやつれるよ!

 「ううう、辛かった。まさか、第二ラウンドがあるなんて・・・」

 ベッドから全く動けない。美空先生のマッサージも気持ちいいけど、すぐには動けないくらいに体が疲れ切って、酷使しまくっている状態だ。

 「あき君。お姉ちゃんの前にすでにお楽しみをしたのですか?」

 「・・・あ、い、いや、これは」

 「まあ、今回は許しましょう。ですが、これからのここでの活動ではちゃんとお姉ちゃんも入れるのですよ。美空先生も紅葉ちゃんもずるいですよ。もっと早く教えてほしかったです」

 「あらあら、また増えちゃいましたか♪」

 「いや~~、私もあきちゃんの薬や発明に意識がいっていたから中々伝えられなかったんだよね~」

 失言をしてしまったが、僕とのR18の余韻とこれからのここでの性活に加わることで許してもらえた。それより、数日前までアメ〇カのハー〇ード大学にいた姉さんがどうして教師になれたのか聞かないと!

 「全部不可抗力だよ!というか!姉さんはどうやって教師になれたのさ!」

 「お金の力です♪」

 「まさかの紅葉と同じなのおおお!!」

 そりゃ!紅葉の母さんと同じくらいうちの母さんもとんでもない人だからできそうだけど!

 「まあ、まあ、玲さんの事はここまでにして話を戻そうよ」

 「・・・ぐ、確かに今はこの状況を打破することが先決だ」

 うう、まさか紅葉に諭されるなんて。

 「でもいずれこうなると思っていたから、これは仕方ないんじゃないかな?すごいね~~、学園中の男子があきちゃんを探しているよ」

 「ああ、やっぱりそうか」

 端末をいじっていた紅葉も

 『お兄様、いったい何をなさったのです?端末は、全部お兄様の居場所を探すのでパンパンになっております。なので、全く機能しておりません』

 その中にいるさくらも、学園中の男子達が僕を探すのに目を血走らせているのを映像で見ている。いや、僕だってここまでやばくなるなんて夢にも思わなかったよ。

 「まさか、ここまでの大騒ぎを起こすとは思わなかったよ」

 「男子があきちゃん討伐に燃えている反面、女子は冷静だね。まあ、関係ないし」

 「職員の皆さんは明久君が勝つか、男子達が勝つかで賭けをしてますね~」

 「生徒の危機を賭けの対象にする先生がいることに呆れますが・・・まさかとは思いますが、職務中に飲酒とかもやってます?」

 「それはもちろんですよ。やはり、先生達も楽しみがないとやっていけませんからね」

 もちろんって・・・とんでもね~教師達だよ。この学園は生徒だけじゃない。もはや、教師どころか関係者全員がぶっ飛んでいると考えた方がいい・・・僕みたいにまともな生徒は除いて。

 「あ、そうそう、明久君をかくまっているのを知っている先生もいますよ~。一部だけですけど」

 「そうなんですか?」

 そうか・・・そうだよね。出なければ、こうしてマッサージを受ける余裕もないだろうし。

 「でも~~、その先生達もそろそろ見返りが欲しいと言ってましたね~」

 「見返り?」

 「はい~~、その一部の先生が学園長や女性の教師なんですよ」

 ・・・その時点で僕はわかってしまった。その見返りというのが、

 「それって、お金ですか?」

 「もちろん、体で、ですよ~♪明久君とのことを話したら興味を持ったので♪」

 「つまり、女子生徒達だけじゃなく美空先生や私以外の女の先生達とも肉体関係になるということですか・・・あき君、どっかの兵藤一誠のようにハーレム王を目指すつもりですか?」

 「さっきも言ったけど、全部不可抗力だからね!」

 うん。これは予想できたよ。多分、既にこの同好会の顧問みたいな感じになっている美空先生が、第三保健室でやっていることを学園長や女性の先生達に隠さずに話したんだろうな。紅葉の入っている同好会だし、そもそもこの同好会の存在を許したのは学園長だ。その後はどんな活動になっているのか?そんな感じの経過報告的な感じで・・・そこで美空先生が夢中をなっている僕に興味を持って、学園長や他の女教師の皆さんも面白半分で肉体関係になろうと。←この文章を見てわかると思いますが、学園長は美空先生とほぼ同年代の女性です。

 うん、多分これで間違いないだろう。教師と生徒の禁断の肉体関係?そんなの美空先生と姉さんでとっくに諦めたよ!特に姉さんに至っては、血はつながってないけど姉弟の関係なんだよ!

 「男性の先生も何人かは気づいているようですが、体を張って止めましたから安心してください♪」

 ・・・マッサージをしてもらっている背中がぞっとした。後ろを見ると笑顔の美空先生がいるんだけど、その笑顔がすごく怖かった。こういう人のことを言うんだろうな・・・絶対に敵に回したくない人って。体を張って・・・これって、文字通りだろうな。そこで弱みを掴んで・・・やめよう。これ以上考えたらもっと怖くなってしまう。

 「うふふ、大丈夫です。私は明久君の味方ですから♪」

 「もちろんお姉ちゃんもずっとあき君の味方ですよ♪」

 「心底、そうであることを願って、ます」

 でも、そのおかげでこの同好会は今も活動できて、僕の体を元に戻すための薬の開発ができている・・・うん、本当の本当にそうであることを切に願おう。見返りの件はこの騒動が終わってから考えるとしよう!

 「ん?」

 「服が震えてますね?」

 スマホが震えているんだ。着信音のないバイブ機能にしないと、居場所がばれる可能性もあるからね。

 「・・・やっときたか」

 スマホの画面には元凶であろう名前が出ている・・・・・・そう、京子の名前が。

 『やっほ~~♪』

 「やっとき(ずき!)のぐおおおおあああああ!!」

 こ、腰が!姉さんにヤられたダメージが!

 『あら?悲鳴なんか上げて、連中達にやられたの?』

 「まあ、痛い目に遭ったとだけ言っておく」

 その痛い目が姉さんとの濃密な触れ合いとはさすがにわからないだろう・・・言いたくもないけど。

 『ふ~~ん。まあ、それはいいとして・・・端末ないかしら?顔を見て話をしたいんだけど』

 「・・・さくら」

 『はい!』

 言いたいことはすぐにわかってくれた。端末に京子の顔が出てきた。と同時にさくらが逆探知をして、居場所を

 

 

 『わ、わかりません!』

 

 

 特定・・・って、はああああ!わ、わからない!

 『あ、あの、隔壁が勝手に上がった時と同じで。表現するなら・・・見えない壁に阻まれて調べられないというか。そこから先が探索できなくて』

 『そういうこと♪いう前にやっちゃうんだから♪』

 バカな!京子がそういうことをできるはずがない!京子は情報通だけど、機械通じゃない!・・・あいつじゃない別の誰かが手を貸していると考えるなら・・・京子以外に一人いるじゃないか!さくらのセキュリティに介入できるほどのプログラムやウイルスを作れるやつが・・・そう、僕の隣に!

 「も~~み~~じ~~」

 「あはは、京子ちゃんが買ったあれって、こういう時に使うためだったんだ」

 「やっぱりかああああああ!!!」

 すぐ自首したよ!ああもう、どうしてこいつは僕のメンタルを削るんだ!

 「でも、買ったのはだいぶ前だよ。開発に使うお金が高かったからね。その分を請求しても買ってきたし、まさか本当に使うとは思わなかったんだよ」

 「いくらさ?」

 高い開発資金を請求してもなお、京子が金を出して買ったのなら出せてもせいぜい数万円くらいだと思うが?

 「想像しているお金のゼロは、あと一つつくよ」

 はああ!つまり数十万!あ、あり得ない!緑なら出せそうだけど、京子がそこまでのお金は絶対持ってない!いくら普段から賭けをして手に入れた賭け金や奪い取ったものを売った金を集めてもそこまで貯まるはずが・・・ん?待てよ?

 「そういえば、先生・・・一つ聞きたいんですが」

 「えっと、明久君はこういいたいのですね?先生たちの賭け・・・そもそも、誰が提案したのか?って」

 「まさかとは思いますが」

 「はい。今回の賭けの胴元も京子ちゃんです」

 つまり、そこまで金を貯めれたのは教師から手に入れた賭け金ということか!先生達の賭け金は僕達生徒と違って確実に賭ける金額が一桁は多くなるはず!しかも、今までも何回かやっていた口ぶりだから・・・払える金額は貯まるということか。

 『これでわかったでしょ?今のあんたはどうこう言える立場じゃないってことに』

 なるほど、それなりに準備を備えているってことか。この騒ぎを沈めるのも、もっと騒がしくするのも、自分次第ってわけね。

 「話を聞こう」

 『うんうん、それでいいのよ』

 「まだやると決めたわけじゃない」

 『あらあらいいのかしら?女をとっかえひっかえして毎日抱いているなんて噂流されても』

 とっかえひっかえはしてないけど、毎日抱いているのは事実なんだよね。あはは、そう言われて思い返すとそう見られてもおかしくない立場なんだな、僕って。

 「とにかく、京子が僕に頼みたい用件は何なの?」

 『今、校内地図を出すわね・・・この光っている部分を通れるようにしてほしいのよ』

 「この部分?ここって隔壁で閉じている部分だろ?確か補修工事中で」

 『学園祭の物資はここが通れればもっと楽に運べるのよ。全く会長も頭固いんだから』

 ・・・つまり何?工事中で危ないかもしれない通路を、学園祭の物資の運搬通路にしたいから開けろってこと?いくらなんでもそれは聞き入れられない!

 「あのね!図々しいのもいい加減にしなよ。万が一が起こったら責任は緑がとることになるんだよ!他人事のように、人に責任を押し付けるにもほどがある!」

 『ふ~~ん、そんなこと言うんだ。さっき言った噂。もっと誇張して流してもいいのよ~』

 こいつ、完全に上からの立場になって図に乗っている!そりゃ、京子は噂を更に真実味ありそうな誇張で流すこともできる立場だ。でも、屈するわけないだろ!

 「そもそも、生徒の安全を考えての処置なんだよ!お前の通りたいから通せ。という自分勝手なやり方で緑に迷惑を「どういうこと?」・・・え?」

 後ろから・・・み、緑がいるううう!京子の腹立たしいやり方に怒鳴っていて気付かなかった!しかも、この顔・・・完全に怒りに燃えている!

 『あら。会長もいるのね。うふふ、ちょうどいいわ~』

 「明久君」

 「は、はい」

 「どうして言ってくれなかったの?」

 言えるわけないだろ・・・だって、

 「言ったら、協力してくれるの?」

 「・・・そう」

 責任を押し付けることになるからさ。

 『どう?会長。協力してくれるかしら?』

 少しがっかりした緑にうまくいったみたいな声で言う京子・・・緑の返答は

 

 

 「ううん。徹底抗戦だよ」

 

 

 ビシッとした顔と口調で宣戦布告をした。

 『え・・・』

 あ、画面の京子がきょとんとしている。ははは、予想外だったようだな。

 「明久君は私がそういう人間だって知っているから、何も言わなかった。そして、明久君は京子ちゃんの言う通りになってほしくないと思っているなら、私はそれに答えなきゃね♪」

 う、うん。確かにそうだけど・・・あはは。何これこわい。

 『明久がどうなってもいいのかしら?私の一声で学園中の男子を全員敵にすることだってできるわよ』

 「別に問題ないと思うけど?だって、私や来海先輩はずっと味方だし。どっちが強いと思う?」

 ・・・そりゃ、こっちの二人だよね。実際僕を助けてくれた時もかなり時間を稼いでくれたし・・・男子達は嫌われたくないから絶対に緑とは敵対をしたくないはず。

 『ええ~~、微妙に計算外なんだけど・・・明久さ、会長達に何したのよ?』

 「まあ・・・色々と、ね」

 これしか言えないよね・・・京子もある程度は想像ついていると思うけど、今までの事を話せるわけないし。

 「それに、京子ちゃんは気づいてないと思うけど・・・明久君にここまでして紅葉ちゃんがずっと黙っていると思う?ううん、もう手遅れだね」

 「え?」

 そう言われて保健室内を見回すと、紅葉の姿がない。

 「紅葉ちゃんと美空先生に明久君のお姉さんの吉井先生も出ていったよ。京子ちゃんを捕まえるためにね。だから、京子ちゃんの居場所がわかるのも時間の問題だよ」

 な!確かに美空先生と姉さんの姿もない!こ、これはまずい!

 「京子!今すぐお前が拡散した動画や噂は全部嘘だったと言って、取り消すんだ!」

 『はあ~~、何言ってるのよ。そんなことするわけないじゃない』

 こ、このバカは!今の自分の立場がどんなものかわかってないのか!

 「バカなの京子!いいかい!今君は紅葉を敵に回している立場なんだよ!今、自分のいる場所が絶対にばれないって思っているのなら、それは大きな間違いだ!」

 しかも、美空先生と姉さんもプラスされている状況でもあるし!あの三人が動いて京子の居場所がばれないことなんてありえない・・・何故なら、

 

 

    どっごお~~~~~~~~んん!!!

 

 

 

 学園内にいるのが確実なのはわかっている。だから、見つかるまで紅葉が徹底的に探しまくるからだ・・・手段を選ばずに。京子の奴、こうした紅葉の行動はクラスメイトであり報道部でもあるから知っているはずなのに、まさか自分に向けられることはない。って思っていたのか?しかも、紅葉だけじゃない。美空先生に姉さんまで探しているんだ。僕ですらお手上げ状態に、京子はなっている。

 『い、今のって・・・』

 表情をこわばらせながら、つぶやく京子。どうだい?自分がターゲットにされた気分は?君が賭けをするがために、この一年で僕に何度もさせてきたことだよ。

 「放送室の方だけど・・・緑?」

 「後でいい」

 即答した・・・これ以上ないくらいに怒りに燃えているよ。

 「じゃあ、京子ちゃん。反撃を開始させてもらうよ。あなたが所属している報道部の部費は来期は全カット。そして、京子ちゃんを賞金首にするわ。罪状は騒乱罪・・・そうね、捕まえた人にはその人の所属する武の部費をアップして、私個人からもいくらか出すわ」

 『え、ええ~~。か、会長さ・・・それって、公私混合じゃない?』

 うん、僕にもそう聞こえる・・・でも、

 「何で?私はこの騒動の原因である京子ちゃんを捕まえるために全力を出しているだけだよ?」

 京子・・・普段大人しくて男子に人気者な緑しか見てないから、生徒会長としての緑の顔を情報として知っているけど、実際に見たことはなかっただろ。この時の緑はとんでもなく口と頭が回るんだよ・・・身に染みて思い知っただろうね。予想外がたて続けにやってきたんだからさ。

 「あ、そうだ。京子ちゃんが拡散している動画や噂。全部京子ちゃんが編集をして流したデマだってことも流しておかないとね」

 お!そうだった!それのせいでかなり・・・まあ、大体真実だどさ。でも、そうしておかないと男子連中が絶えず襲撃してくるから、そうしてもらいたい!

 

 

 『あら~~、全部デマってことはないでしょう?』

 「全部が本当・・・でも、ないでしょ」

 

 

 京子の言葉にそう言い返す緑・・・二人は笑顔だけど、火花がバチバチしているのがわかる。

 「こ、怖いね。明久君」

 いつの間にかやってきた来海先輩がでっかい冷や汗を流しながらそう言ってきた・・・当然、僕は頷いたよ。僕も冷や汗を流せていたら流していたんだろうな。

 「やれやれだよ」

 さて、紅葉達が本腰入れて探し始めたから、後は京子の奴がいつ捕まるかだ。

 




 今回はここまでにさせて頂きます。中途半端みたいな感じで終わって・・・え?前にもあった?あっはっは~~←紅葉な笑いで誤魔化せるわけないでしょ!



 では、久しぶりのヒロイン紹介をどうぞ!

  吉井玲・・・原作では明久の実の姉だが、ここでの吉井玲は本文でも書いた通り血の繋がりはありません。どっかの橋の下に捨てられた明久を玲が拾ってきた設定です。そのため、明久との肉体関係を簡単にやってのけるほど玲の理性は弱いです。原作では(彼女なりに)踏み込まないラインもあったけど、ここでは思いっきり踏み込みませることにしています・・・現にもう肉体関係作りましたし。

 次回で、明久と雄二の騒乱に決着をつけます!お楽しみに!
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