吉井明久、桜庭学園でハーレムを・・・作ってしまった。 作:一日三食MEN
明久のいない文月学園
注意!この話から、坂本雄二君はかなりキャラ崩壊を起こします。原作通りに読みたい!と思っている読者様は・・・諦めてください。
文月学園の二年生は強化合宿が始まった。雄二はいつもの明久のいないメンバーで、現場に向かう。今回は姫路のあの薬品弁当による事件はなかった。原作では想い人である明久に食べてもらいたいと思って作ってくるが、一緒の学園ではないし緑の番外編で完全に恋は消滅しているからである。
そして、何事もなく合宿先である旅館にたどり着いた。夕食が終わり
「「「坂本!土屋!覚悟しなさい!」」」
原作通り、女風呂の盗撮が起こり・・・案の定この二人が疑われ、小山・島田を筆頭に女子達が押し掛けてきた。
「ま、待つのじゃ!この二人は犯人ではない!」
「木下!かばう必要はないわ!」
だが、秀吉が二人をかばう。島田は完全に二人が犯人と思っているから、秀吉を押しのけて二人に殴りかかろうとするが、
「それ以上はやめろ」
「え・・・西村先生!」
その腕を西村が止めた。そう、この部屋には三人だけじゃなく西村もいたのだ。
「木下の言っていることは正しい。何故なら夕食後からずっと私が監視していたのだからな」
「まあ、そういうことだ」
「・・・(こくこく)」
西村は女子達が夕食時に、風呂の時にこの二人が覗きに来るのでは?と言う話を雑談として話していたのだ。実際土屋はそれをしてもおかしくない前科を持っている。その為、夕食後はそのことを二人に話して、風呂が終わるまでの時間を監視していたのだ。もちろん、ここまで疑われて尚且つ西村が同じ部屋にいることに腹を立てたが、今回はそのおかげでアリバイが手に入ったのだ。
「だ、だから、違うのじゃ!」
「・・・うん。ごめん、雄二」
「・・・まあ、わかってくれればいい」
みんなと同じように雄二を疑った霧島は素直に謝罪した。Aクラス代表が頭を下げた姿に、他の女子達も頭を下げた。さすがに、西村の前では「疑われるようなことをいつもする方が悪い!」とか「やはり土屋がやったんじゃないの?」とか言えない。むしろ、そんなことをすれば説教が待っている。
女子達が素直に謝罪した姿に驚いた雄二だったが、ここであることに気付く。
「ちょっと女湯へ俺達を連れていってくれないか?もちろん、てつじ・・・西村先生の監視付きでいい」
「「「はあ?どういうこと?」」」
「もし俺やムッツリーニが盗撮カメラを仕掛けるなら、この騒動の最中に仕掛けるからだ。もしかしたら、今頃犯人が仕掛けているかもしれない」
「(こくこく)俺も同意見だ」
それは、ある人物がいないからだ。女子・・・いや、島田が盗撮されそうになったのに、激怒してここに来ていない・・・そう、ある人物が。
「な、ななななな!何で、皆が!」
清水が、まさにその盗撮カメラを仕掛けている最中だった。仕掛ける場所を必死に考えていたのだろう。扉を開けると明らかに隠すように仕掛けている姿が皆の目に入ったのだ。だが、
「わ、私はこの二人が仕掛けたカメラを見つけたのです!そう、私はそのためにここにいたのです!」
そう言って雄二とムッツリーニに冤罪を擦り付けようとした。だが、
「もしそれが本当なら、渡してもらおうか。指紋や入り口前に設置した監視カメラで仕掛けたかどうかを調べることができるからな」
「・・・・・・」
西村のこの一言で分かりやすいくらいに黙ってしまった。これを見た女子達はさすがに清水を疑い、素直に認めるように促す・・・が、
「こいつらで間違いないです!全部こいつらがやったんです!こいつらなんですうううう!!」
あくまで認めようとしない清水は、その辺に置いていた脱衣所のかごを二人に投げつけた。もう犯人だと認めているようなものだが、それでもあがく。
「やめないか!清水!」
「違う違う違う~~~!!」
そのかごが顔に覆いかぶさった雄二・・・すると、
「・・・・・・清水美春」
雄二の声色が変わった。隣にいたムッツリーニはさすがに切れたか?と思ったその時。
「ふうううおおおおおお!!!我が名は変態仮面!悪を成敗する正義の味方!」
何といきなり服を全部脱ぎ去ってパンツ一丁の姿になった。
「「「「「いいいっやあああああああ!!!!」」」」」
女子達は悲鳴を上げる。その行動も驚いたが、一番驚いたのは雄二の顔である。何とパンティをかぶっていたのだ。
「・・・あ、私の」
そのパンティは霧島のだった。おそらく着替えで用意していたのをかごに入れて、そのまま盗撮騒動となったので忘れていた。その着替えが入ったかごを雄二に投げて・・・たまたまパンティが顔にかぶったのだ。雄二は霧島の求愛を断るたびに受けたSなお仕置きをうけていたが、それが彼をMな性癖にしていた。
そして、今回の清水の蛮行に内心怒っていた雄二は、その怒りと霧島のパンティを顔にかぶって変態な性癖がダブルで開花したことで・・・変態仮面になったのだ!←原作ではこんな設定ありませんよ!あくまで、雄二君が変態仮面になるにふさわしい逸材だったから、この設定を作ったのです!
「いいいいい、やああああああ!!近づかないでえええええ!!」
男を毛嫌いして絶対に見たくない清水に、突如パンツ一枚になった雄二が近づく。しかも、顔にはパンティをかぶり、怒っている目つきになり、
「いい加減にするんだ!貴様にはお仕置きが必要だ!」
と言って、パンツの両端を掴むと何と肩まで持ち上げて左のパンツの端を右肩に、右のパンツの端を左肩にかけたのだ。
「「「「「いいいややあああああああ!!!!」」」」」
清水だけじゃなく、女子達も更に悲鳴を上げる。当然だ・・・何しろ今の雄二の姿は股間の雄二君しか隠されておらず、お尻の方は完全に丸見え状態だ。
「・・・素敵♡」
「・・・か、格好いいのじゃ♡」
・・・どうやら恋は盲目な状態になっている霧島と秀吉。こんな変態仮面な姿になっても雄二が好きみたいだ。
「ごごおっごご、ごめんなざい!私がじぇんぶやっちゃのでじゅううう!!あやばりばじゅうううう!!だだだ、じゃがら、ゆるじで、ぢがよばないで!ごべんばざいいいいいいいい!!!!!」
もう口が回ってない。泣きまくって、土下座しまくって、許しを請う清水。
「うむ、もうするなよ!わかったな!」
といって、眼前まで近づく雄二・・・顔をあげたことで、彼の股間にある膨らみのある布を思わず見てしまった清水は・・・
「・・・(ぶくぶくぶく)」
泡を吹いて失神してしまった・・・彼女の股間から何やら液体が流れたらしい。
「事件解決!では、さらばだ!」
そう言って、雄二・・・いや、変態仮面はあっという間に出ていった。
「・・・・・・」
西村は雄二のあまりにも頓珍漢な変貌に呆然として、後を追うのを忘れていた。因みに部屋に戻った雄二は元に戻っていて、眠りについていた。次の日に西村が女風呂の一件を聞いたが、全く記憶がなく一緒に入り口を入って清水が逆ギレしたとこまでは覚えているが、それ以降は覚えてないらしい。
因みに清水は
「いやああああああ!!助けてえええええ!」
部屋に引きこもって、変態仮面の悪夢に襲われていた・・・まあ、自業自得である。
明久のいる桜庭学園
・・・ん?あれ?
「ここは、第三保健室?」
紅葉のひどい実験・・・うん、あれは実験だ!でも、ここがサクラのシステムの中なんだろうなというのはわかる。だって、僕を拘束していた拘束具が一つもなくなっていたからね。
「全くひどい実験だった」
『ひどいな~~。本当にあれしか思いつかなかったんだよ』
「それはわかっているが・・・あれ?」
『やっほ~~、どうやら無事に着いたみたいだね』
目の前に紅葉がいる。ただ、さっきまで一緒にいたはずの緑に来海先輩に京子に菫ちゃんの姿がない。
「ここって、桜のシステムの中だよね。どうして紅葉がいるの?」
『ああ、これはね私が作ったイメージ画像だよ。そして、声の方はタイピングで作っているの』
「イメージ?」
『そうなの。まあ、サポートになるかどうかはわからないけどね』
ちゃんといつもの紅葉のようにしゃべっているように見えるから、確かめるために紅葉を触ろうとしたら・・・僕の手が体をすり抜けた。本当だ・・・まるでイリュージョンだよ。
「今は第三保健室いるけど・・・人が一人もいない」
『そうなの?私はあきちゃんしか見えてないから分からないけど、サクラのシステムの中ってそんな感じなの?』
「ああ、桜庭学園そのままだ・・・だけど、ゴーストタウンと言っていいほど人が一人もいない」
『なるほどなるほど』
現実の学園内だといつも人の声や騒動の音が聞こえるが、それが一つもないのは違和感を感じる。というか、さくらはいつもこの中をずっと一人でいたのか。
「寂しいな」
だから思わず呟いてしまった。
『寂しい?』
「ああ、マジで誰もいないし音も聞こえない。静かすぎるよ・・・もしこの中に僕がいたら三日も持たないね。ずっとこの中で生活していたら、きっと発狂しちゃうよ」
『でも、さくらっていつも普通に話しかけてこなかった?』
「それは多分システム内の桜庭学園はこの状況が当たり前。という認識になっていたんじゃないか?現実の桜庭学園の騒々しさを知っている僕だからこそ、この感想になったんだよ」
そういえばドラ〇もんの漫画で独〇者スイ〇チとかいうアイテムがあったな。謝って押して世界中の人をいなくさせてしまった・・・うん、まさにそんな感じだよ。人が本当に一人もいないから余計に寂しさを感じる。
『ふ~~~ん。サクラがよく話しかけてきたのは』
「いつもこの中では一人だから。だね」
そう考えると、桜はいつもさみしい思いをしているんだね。これからは、よく話しかけるようにした方がいいな。
『まあ、それに関しては後で何とかするとして、今はサクラのところに行くのが先決だね!』
「ああ・・・でも、いったいどこに」
『それに関しては心配しないで。こっちでもうわかっているから、今から案内するから従って』
「分かった。それじゃあ早速」
『あきちゃんそっちじゃないよ。こっちの壁の方だよ』
「何言ってるのさ。真っすぐ行けばそっちの方だろうけど」
全く、まさか壁に向かって突き進めなんて馬鹿なことを・・・
で、できちゃったよ。今僕は宙に浮きながら前に進んでいる。教室やら特別教室やらを突き抜けて目的地に向かって飛んでいる。
『あきちゃんが今見ているのは全部データで作った学園。つまり、実物じゃないからこれができるんだよ』
「わ、わかっているけど・・・なんか変な感覚だよ」
『さくらのデータの中の状況は、あきちゃんに聞いてやっとわかるんだよね。う~~ん、もしこれを人間で例えるとすると食堂は胃袋ってところかな?』
「いきなり何を言っているのさ。もうちょっと真面目にできないの?」
『無理!』
「即答かよ」
だけど、ここまでよく真面目を持っていたとほめていいかな?妹を心配する気持ちがそうさせているんだろうな・・・はあ、その気持ちを幼馴染である僕にも持ってほしいよ。
だって、いくらこの世界がデータでできたものと意識しても・・・うん、慣れない。慣れないから壁をすり抜けられるのがおかしく感じる。
『あ、ここは』
「ん?何?」
僕が図書室のところまで移動すると、紅葉が何か見つけたようだ。移動をやめてその場に止まっていると目の前に画面が突然現れた。おそらく、紅葉がやったんだろう。その画面に映っていたのは、
『よ、よう』
『こ、こんにちは』
サクラと僕の姿・・・でも、最近ではない。まだ桜庭学園に入学する何年も前の時だ。そうだ、紅葉に連れられてこの研究所に来て、初めてサクラと会った時の記憶が映像となっているんだ。
『あ、これって初めて会った時だね』
「ああ、そうだな」
そう、この時は実はこっそり驚いたんだよね。紅葉に妹ができた。と言われてきたら、まさかのAIのサクラを妹と呼んでいたんだから。でも、もっと驚いたのは紅葉とは真逆の大人しい性格だったことなのは僕だけの秘密だ。
そうだ。この時だったんだ。
『お兄様』
姉の紅葉が友人だからって、サクラが僕をそのように呼び始めたのは。まだこの時は本当にできたばかりだったからミスとかもまだあったし、それのメンテナンスや調整をいろいろして、桜庭学園のプログラムとして導入しようとしている段階だった。その後も、紅葉に連れられてきたことも何度かあったけど・・・まあ、その時とても嬉しそうにしていたから来てよかったと思ったし。
そっか・・・サクラって、あの時から既に誰もいないプログラムの中の桜庭学園で一人でいたんだ。
『こうして、あきちゃんはサクラの刷り込みに成功しましたとさ♪以上、ファーストコンタクトでした~』
「余計なことを言うな」
『でもでも、さくらってあきちゃんがいる時といない時じゃ性能差が違うよ。数字にするならいないときが30だとするなら、いるときは70くらいに上がるんだよ』
「そうなのか?」
だって、僕は僕がいる時のさくらの状態しか知らないし。
『うん、同年代の男性があきちゃんしかいなかったからというのも理由かもしれないね。研究所にいた男性は皆年上だったし。余談だけど、あきちゃんの入学が決まった時からの性能があきちゃんの入学が決まる前とは格段に上がったのも付け加えておこうかな♪』
・・・・・・何か照れくさいな。僕と会うのを心待ちにしていたってことだよね、それって。
『も~~、照れちゃって。私はず~~~っと毎日愛を囁いているのにあきちゃんは聞き流すし~~』
「サクラと紅葉じゃ違うよ」
『でも、起こるかもしれないけどサクラはプログラムだよ』
・・・まあ、言いたいことはわかる。
「でも、幼馴染でお前の妹だよね?」
だけどさ、僕にとってはこっちが一番先に出る言葉だね。紅葉の言葉の意味は、流石の僕だってわかっているさ。でも、やはりこの言葉が僕の中のサクラという認識だよ。
『・・・・・・』
「どうしたの?無言になって」
『いやいやいや、参ったね~~これは、あはは、も~~』
「変なの」
『あきちゃんほどじゃないよ」
はあ!!お前以上に僕が変だというのか!←うん!と言う作者である。
「侮辱罪に値するぞ!その言葉!」
『ええ!!褒めたのに!』
「いつも破壊活動と変なことしかしないお前よりおかしいと言われれば侮辱に聞こえるよ!僕はごく普通の男子高校生なんだから!」
『も~~~!あきちゃんの鈍感大魔王!ヘルメットを取っちゃうぞ!』
「やめんかああああ!!」
今それをされたら、僕がどうなるかわからないんだから!
図書室を抜けて、ついにさくらのいる場所までたどり着いた。
『・・・・・・』
だけど、さくらは意識がないまま。しかも、プログラムに入る前は手錠だけだったが、今は鎖で縛られている状態だった。ここまでしないとさくらが暴走するのか?
「着いたはいいけど、どうすれば目を覚ますの?」
『な~~に言ってるの。目を覚ます方法は一つしかないでしょ?』
「何さ?」
だって、紅葉はせいぜいアドバイスすることしかできないからプログラムに関わることできないし。僕だってそこまでその知識がないから、どうすればいいのかわからないんだけど。
『眠り姫の目を覚ますのは、王子様のキスって相場が決まっているでしょ♪』
・・・・・・。
「あのな。お前はどこまで」
『まあ、まあ。実際やってみなって。それに、さくらにとってあきちゃんが王子さまっていうのはあながち間違いじゃないんだし♪』
くっ、図書館の時のあの話を聞いた後だと悔しいけど本当にそれしか方法がないように聞こえる!相手が紅葉や京子だったら頬を叩いて起こすけど、さくらにそんなことしたくないし
「するしか、ない、か」
『そうそう!ほらほら!私達にいつもやっているように!』
・・・聞き流そう。いつも、愛欲・性欲満載な時間の時にやっているキスをさくらに出来るわけないだろ!
「・・・ん」
寝ている女性の唇を奪う罪悪感を持ちながらも、僕はさくらにキスをした。
『ん、あ・・・お、お兄、様?』
・・・本当に目を覚ましたよ。は、ははは、もう、何が何だ
「明久君!」
「どわ!え、は?み、緑!」
か、わ!も、紅葉じゃない!ってことは、今は緑がキーボードを打ってるの?
「た、たたた、大変なの!」
「え、は?何が大変なの?」
焦っているのはわかるけど、いったい何が。
「もう、扉や窓ガラスがすごい勢いで開閉したり、監視カメラがぐるぐる回ったり、廊下の方もたくさん音が聞こえて・・・もう、説明が追い付かないくらいに大変なの!」
・・・え?何それ?
『あ、そ、それは、多分、私のせいです』
「さくらのせい?」
『おそらく、今の私の心情が、現実の方に現れているんだと思います』
「どういうこと?」
すると、さくらは真っ赤になって
『お、お兄様がわ、私の、目の前に、いる。一緒の空間に、二人だけで、いる・・・そう思うと、どう、しても、ドキドキが、止められ、なくて///』
理由を言った・・・あ、あああ、そうだ、そもそも僕の媚薬効果が何故かさくらにも影響を及ぼしたから、僕がプログラムの中に入ったんだった。
「ごめんね、さくら。僕のせいで」
『い、いいえ。それに、解決方法はもう、わかっていますから』
「・・・それって」
『はい・・・私を、だ、抱いて、ください///』
うん、それしかないよね。
「それで本当に、いいの?」
『はい、それしか方法はありませんし・・・それに』
うるんだ目で僕を見て、
『今まで、お姉さまは生徒会長・・・他の女性の皆さんを抱くお兄様に、い、いつか、私も抱かれたい。その想いが、私の中にありましたから♡わ、私だって・・・お、お兄様を、あの出会いの時から、ず、ずっと、想って、いました、から///』
僕に抱き着いてきた・・・ここまで自分の気持ちを言うさくらを、受け入れるしかないよね。
そして、さくらと繋がり、想いを受け止めてどれくらい経ったのかな?すべてが終わって、
「どう?戻った?」
『あ、はい・・・うん、問題ないです。戻りました』
笑顔のさくらにもどった。うん、いつも見る笑顔だ。
「そうか、よかった」
『はい・・・ご迷惑、おかけしました。そ、それより・・・私、大丈夫でしょうか?』
??大丈夫って何が?
『す、すごく学園の皆様に迷惑を、かけてしまいました。処理、されないでしょうか?』
「ははは、問題ないって。何しろ、さくらは今回が初めてだけど。君のお姉ちゃんのほうがもっとたくさんの迷惑をかけているからね」
それこそ毎日と言ってもいいくらいに迷惑をかけているし・・・主に僕に!
『・・・ふふ、そうですね』
「じゃあ、これで終わったから戻るね」
『・・・そう、ですね』
寂しそうな顔・・・あ、そうだ。さくらはまたあの無人の桜庭学園のプログラムに一人でいないといけないんだ。また一人でいないといけない・・・これはちょっと、さすがに、ね。
「う~~ん。ねえさくら」
『何ですか?』
「今度は紅葉を連れてくるよ。今回は緊急だったけど、さくらとこうして会う方法ができたんだ・・・まあ、もうちょっと物騒じゃない方法を見つけたらになるけど」
『!!・・・はい!お待ちしております!』
よかった・・・これからは端末をもっと覗いてさくらと話すようにしよう。
こうして、さくらを元通りにして現実に戻った僕(がちゃ)・・・って、そうだった!椅子に拘束されたままだった!さくらも戻って、意識も現実の僕に戻ったんだから、早く解除し、て?
「「「「・・・・・・」」」」
「ど、どうしたの?皆、大変な目に遭った顔をして」
「言葉通りよ・・・」
「本当に、大変だったん、だから」
京子と緑が心底疲れた顔をしている。
「い、いったいどんな目に遭ったの?」
だって、京子がここまで疲弊した顔なんて初めて見たから思わず聞いてしまう。
「来海、初めて知ったよ・・・レーザー兵器がこの学園に搭載されているなんて」
はああああ!!れ、レーザー兵器!!
「教室があっちに動いたりこっちに動いたり、その度に私達も右に左に重力に逆らず」
そ、そりゃ、疲弊するよね。京子、今だけはお疲れ様と心で言ってあげるよ。
「あのミサイルの数は、いったい何をするためだったんでしょうか・・・」
す、菫ちゃん?ミサイルって言葉が聞こえたんだけど?し、しかも、数って一つじゃないの!
「はあ、この後。私事後処理に追われそう・・・こんなに疲れているのに。何日かかるのかしら」
み、緑が、悲愴感に打ちひしがれてる!
「さくら・・・処分、されるかもしれないぞ」
思わず口走ってしまった・・・って!そうだ!まだ椅子に拘束されていたんだ!
「その、疲れているところ悪いんだけど拘束を解いてくれないかな?」
「は~~~い、先生にお任せください♡」
「全部脱がせてあげますから、お姉ちゃんに任せなさい♡」
は・・・なああああ!!何で美空先生と姉さんが!
「いや~~、流石に先生として紅葉ちゃんが大丈夫か確認しに来たんですよ~~」
「そうです。だから、あき君は裸になって私達に調べられるのです」
目を輝かせている!ま、まずい!逃げないといけないのに、必死に力を込めても外せない!しかも、汗をかこうにも制汗剤の効果がまだ続いているのか、かけない!
「さあ、さあ、明久君の股間を調べないといけませんね」
「するするっと・・・はい、ズボンとパンツを脱がせましたので拘束具を外しましょう」
「普通逆だよね!」
制服も脱がされてもうシャツ一枚なんだけど!
「それなら手伝います」
「うん!来海達頑張る!」
「わ、私がやったのですから、私が外しますので」
「後は、全部脱がせて・・・任せてね♪」
何でさっきまで立つのも億劫なくらいに疲れていた四人も参加しているのさ!
「さあ、いつも通りの生活だよ!あきちゃん!」
菫ちゃんが外した拘束具の後に、笑顔でてきぱきシャツを脱がすなああああ!!確かに皆が僕を襲うのはいつも通りだけど!!ああああ~~~!!やめてえええええ!!←既に彼女らが自分を襲うことがおかしいと思わなくなっている明久君である。
その様子を、
『・・・ドキドキ』
端末から見ているさくらの姿があった。
『・・・私の体が、美空先生か玲先生くらいのスタイルになれば、お兄様はもっと私を求めてくるでしょうか?私の姿、何とか変えられないでしょうか?』
そして、明久好みの体になるための方法を考えるようになった。
こうして、さくらちゃんもヒロインになりました!まあ、この作品はいろいろとごちゃ混ぜになっているし、ご都合主義が満載なので、これも普通なのでしょう!
遅くなりましたが、やっと終了です!次回は時々やっている番外編をやります!この話のヒロインは京子にします。お楽しみに!