吉井明久、桜庭学園でハーレムを・・・作ってしまった。 作:一日三食MEN
明久のいない文月学園。
「・・・・・・」
「どうしたの代表?」
「そりゃ、恋人のことを想っているに決まっているじゃない♪」
2-Aのクラスでは、代表の霧島翔子が無言で壁を見ていた。疑問に思う木下優子だが、友達の工藤愛子が見事答えを言った。
「うん・・・最近浮気するからどうお仕置きしようか。どうやったら、私だけを見るか考えていた」←秀吉や姫路と一緒にいることが多く明久がいないためその二人が雄二との距離が近くなって、それを浮気と思っている。
「あ~、浮気性な彼氏か。そりゃ苦労するわね」
「そういう彼氏はよく嘘ごまかしを言うって、興味本位で見た浮気アプリを見たことがあるよ(本当はムッツリーニ君が女子ばかり見るから思わず見ちゃったんだけど・・・いや、そんな関係じゃないんだけど)」
「そうなの。雄二は嘘をよく言うから」
「つまり、もう別の浮気相手がいるのね(確かFクラス代表の坂本だったわね・・・男子がほとんどだから、もしかしたら浮気相手は男?だったら面白そうだけど・・・いやいや!まあ、そんなことないっか)」
「だったら、代表も嘘をつくというのはどうかな?」
霧島の話に、木下は男同士の恋愛を工藤は自身の気になる男子の事を内心考えながら聞いた。
「嘘?私が?」
「例えば?」
「うん!もう私のお腹の中には子供がいるの!とか?」
「それは小学生の時に使ったけど、通用しなかった」
「そっか~(え?本当に使ったの?しかも小学時代に・・・今なら出来そうだけど、さすがに黙っておこう)」
「(年齢で無理があるでしょ・・・今は、うん、言うのはやめよう)代表は霧島財閥の娘だから、それを使ってネットに『霧島翔子の婚約者は幼馴染の坂本雄二!』って出したら?」
「それも昨日やった」
「「え!本当に!!」」
いろいろ対策案を出すが、それらを本当にやっている霧島に二人は驚く。しかも、今の木下の案も
『霧島財閥!ついに後継者か!一人娘の婚約者は幼少から想い続けているゴリラだった!』
工藤がスマホで調べたら本当にネットニュースになっていた。しかも、雄二の写真付きで・・・この日から、雄二はFFF団はおろか、いろんな男子から命を狙われるようになったそうだ。←雄二の写真とゴリラという文字に違和感を感じたものは誰もいなかったという。
明久のいる桜庭学園。
美空先生との水泳対決が決まって・・・まあ、象対蟻の対決といってもいいくらいに勝負がもうついているくらいに実力差がありすぎる。でも、悪あがきと言うか・・・最後の粘りと言うか・・・ああもう!ああそうだよ!認めるよ!
『あ、あの・・・お兄様。こんな時間に、どうされたのですか?』
「いや、根本的なことに気付けなかった自分のバカさにやっと気づけたところだよ」
僕はかなりの大馬鹿だということに!・・・ん?やっと気づけたか?と言う言葉が聞こえたような?
あの後、何やら心霊現象がこのプールで起こっていて、その被害で水泳部員が少ないとかなんとかと言う話を紅葉と来海先輩としたが、結局美空先生に勝つことが目下の目的と言うことになった。寮の自分の部屋のパソコンで学園のホームページに掲載されている事件(←半分は明久と紅葉が関わった事件)を見ながら考えていると、部屋にやってきた紅葉からこんなことを言われた。
『ねえ、あきちゃん。手伝ってほしいことがあるんだけど』
『手伝い?』
『それとも水泳の特訓する?さあ、どっち?』
こんなことを言われたら、そりゃ
『特訓してくるよ』
こっちしか選ばないでしょ!紅葉の実験の手伝いは、確実に身の危険が当たり前にやってくるんだ!実質一択だよ!次の日まで寝込んで不戦敗だけはマジごめんだよ!
と言うことで、僕はプールのある建物の前にいるんだけど・・・この時は既に夜中であり、水泳部だけじゃなく他の全部活も終わっている時間・・・早い話、鍵が閉まっていては入れないってわけ。こんな当たり前なことに気付けないんだから、僕ってバカだよね・・・だから!大馬鹿はここまでしないと気づけないって言うな!
「は~~、それがわからないくらい追い詰められていたのかな?」
『えっと、お兄様・・・すいませんが』
「いいって、気づかない僕が悪いから。サクラは仕事だからね。問題ないよ」
『は、はい』
この時間の警備システムの仕事をしているサクラに声をかけられ、今に至るってこと。は~、これは諦めて帰るしかなさそうだな。
「・・・ん?」
足音が聞こえる・・・やばい、このままここにいたら
『あ、多分大丈夫です』
「大丈夫?」
その辺の茂みに隠れようと思ったら、サクラが監視カメラで見回りをしている風紀委員の姿を見て、僕に大丈夫と言った。う~ん、この時間に僕と会っても大丈夫な風紀委員って、
「・・・吉井先輩?」
なるほど・・・菫ちゃんは好意的だから、事情を話せば許してくれるということか。
「ああ、僕だよ」
「何でこんな時間に?」
「まあ、ちゃんと説明するけど・・・菫ちゃんも何で?」
風紀委員も学園が開いているときは警備をするが、今の時間のように閉まっているときは他の生徒と変わらず下校して寮に帰るはず。
「えっと、その・・・」
「言えない事情でもあるの?」
困った顔をするが、実際は事情がないと今の僕のようにサクラから注意を受けるはずだ。どういう事情かぜひとも聴いておこう。
その後、菫ちゃんからの説明は非現実的で何でも学園内で心霊現象が起こっているので、その対策として夜の見回りをしているということだった。AIのサクラがいるくらい科学まみれなこの学園で心霊現象って、すごく違和感があるんだけど。
「まあ、この学園だからあり得るか」
これがこの学園以外だったら笑ったかもしれないが・・・さっきのプールでも足を引っ張られて溺れる水泳部員が続出して、プールをチェックしてもわからずじまいで、それで心霊現象と見られたからな。
「いいですか、先輩。絶対に興味本位でこっくりさんをやるとか、いわくありげな場所に行かないでくださいね!幽霊は本当にいるんですから!気を付けてください!」
「あ、ああ、注意ありがとう菫ちゃん」
どんなことにも真面目な菫ちゃんの真剣な顔を見たら、さすがに笑って流せなかったよ。
「それで、吉井先輩はどうしてプールに?」
『私も今それを聞こうとしたところです』
二人の視線が僕に来る・・・う、これは正直に言うか。水泳グッズを見せて話そう。
「見ての通り、泳ぎに来た・・・というか、特訓しに来たと言った方が正解かな」
「特訓?こんな時間に?」
「ああ、実は」
あ、ここら辺はある程度脚色した方がいいかもしれない。まさか、第三保健室をサイエンス同好会の部室にするための勝負が明日あるからそのための特訓と聞いたら、この二人なら反対するだろうし。
「今日いきなり決まったんだけど、美空先生と僕が明日の夜に水泳勝負をすることになったんだ。美空先生が勝ったら僕を好きにできて、僕が勝ったら紅葉はしばらく発明禁止という賭けも入れて」
う~ん、ちょっとこれは脚色しすぎ
『セキュリティ解除します!』
「そうですね!」
・・・は?え?ちょ!マジで信じるの!
『お姉さまが少しでも発明禁止になれば学園の平和になりますので』
「先輩!応援してます!頑張ってください!」
・・・う~~ん、まあ、入らせてもらえるならそれでいいか。つうか、紅葉が発明=学園がとんでもないことになる。という認識だから、OKがもらえたのかな?・・・実際、紅葉が発明して騒動・破壊等を起こした前歴がありすぎるから二人の思考は間違ってないけど。
それに勝たないと僕が先生の性欲処理係にされるから、負けられないのは確かだし。プールに心霊現象があるってことだったけど、
「まあ、大丈夫か。紅葉が言うには足をつったか。他の部員の手がたまたま足を掴んだって話だったし」
さ~~て!自由を手に入れるために頑張るぞ!
心霊現象何てあり得ない・・・そんな風に思っていた数分前の自分をぶん殴ってやりたい!
「が~~~ぼぼぼぼがががが!」
今、プールで絶賛足を掴まれ溺れていまずずず~~~!!!もう必死に空気を吸いたくてプールの底から腕を伸ばしているけど、息が続かなくて、力も出なくて、
「ご、ぼ」
ま、まずい・・・マジで意識が、あ・・・真っ白に、
「静心流!散星剣!」
あ~~(どさ!)ぐぎゃ!な、な、何だ!プールで息絶えかけていたけど、今はプールから出ている!す~~~~、ふ~~~ああ~~、呼吸って、こんなに幸せだったんだ!
「大丈夫ですか!先輩!」
「あ、ああ、ありがとう、菫ちゃん」
そっか、心配になって見に来てくれたんだ。そしたら、僕が沈んでいるのを見て助けてくれってことか。でも、菫ちゃん・・・制服どこも濡れてないんだけど。まさか、飛び散る水滴を全部よけたの?
「無事で何よりです!」
「本当に助かったよ・・・それより」
「いません。いったいどこに?」
「脚を掴まれたのは確かだけど・・・」
プールを見るけど、普通の誰もいないプールだ。いったい何だったんだ?多分、これが女子水泳部員のいう心霊現象だと思うけど・・・
「先輩、私言いましたよね。気を付けてくださいと」
「はい・・・不注意でした」
「まだ続けます?」
「いやいや、もうごめんだよ」
さすがにもう特訓はできないな・・・その後、僕は体を拭いて諦めて制服を着てプールを出て、サクラに頼んで元通りに鍵をかけてもらった。はあ、結局大した特訓ができなかったな。まあ、元々特訓してもほぼ勝てないけど。もう運を天に任せるしかないってことか。
次の日、勝負は夜なので普通に授業がある。休み時間に京子に声をかけられ、ある場所に案内された。
「明久・・・悔しいが今回は私の負けね」
「負け・・・あ、空き教室の事か」
その場所とは、僕が一人でいられる空き教室探しのことだ。もう、美空先生との勝負ばかり考えていたから忘れていたよ。
「全く、警備カメラには気をつけろって言ったのに!」
「・・・」
やっぱり、菫ちゃんの空き教室荒らしの情報はこいつが原因だったか。そして、今回の空き教室の鍵を開けた犯人があの化学部の開錠師のプライドやらなんやら言っていた人物であることも判明した。
「あとちょっとだったのに・・・」
「因みにどんな風にしたの?」
「見てみる?別にそれくらいなら構わないわよ」
一緒にくっついてきた紅葉に言われて、京子が空き教室の扉を開けると、
「すごいね~。たった一日でこれだけ用意できるなんて~」
「サクラに見つからなければ勝てたのに・・・」
「・・・馬鹿なの?」
そこにはマジで新婚夫婦の新居と思えるくらいの部屋があった。絵や花が飾られているのはまだいい・・・テレビも別にあっても不思議じゃない・・・問題はここからでゲーム機に冷蔵庫に、ムード満点にするための壁紙。更にどどん!と存在感のデカい三人どころか五人は寝れそうなベッド!!ただの空き教室にどうやって入れられたんだ!つうか、新居と言うよりラブ〇テルの一室にすら見えるよ!
「すっごく無駄なことに労力使ってどうするのさ!」
「でも、それが楽しく思えるからね。楽しめるなら全力でやるのが私よ!」
うう~~む、その持論には呆れるけど、僕が言ったからこんな空き教室を作らせてしまったとも言える・・・仕方ない。
「ここまでやってくれたのに、何も支払わないのはなんだし」
「え?いいの?」
使わないけど・・・うん、使わない!だから、紅葉。目を輝かせるのはやめろ!今度はここで抱き合おうか?と小声で言うのもやめろ!
「報酬として、ある程度は手伝うよ。もちろん、賭けはなしで」
「それなら、ちょうど学園祭の準備に人手が欲しかったのよ」
それくらいならいいか。多少こき使われるだけで済みそうだし。
そして、授業が終わり・・・ついに
「うふふ、待ってましたよ吉井君」
「は、はい」
やってきてしまった・・・はあ、ド〇えもんに頼んでタイム〇シンで過去に戻ってこの勝負をなかったことにしたいよ。美空先生の水着姿はエロい・・・という、現実逃避はやめよう。
「今日、私が勝ったら、吉井君にいろいろしちゃっていいんですよね♪」
「・・・冗談、ですよね?」
「冗談に見えますか?」
普段通りの笑顔に見えるけど・・・分かる。これは紅葉と同じく冗談に見えながら、本当は本気の笑顔だと、
「参考に聞きたいんですが・・・何をするつもりです?」
「それはもう~、保健室には万が一用の女子の制服やランジェリーがあるので、女装が学園一似合う吉井君にそれを着せて~そんな吉井君をベッドでたくさ~~~ん」
「もういいです・・・絶対に負けられない」
何が何でも負けられない!なんでそんなに目を輝かせて言うんですか!女子の格好何て、絶対にごめんだ!それに、ベッドで美空先生にいろいろ何てR18以外考えられないが・・・僕の本能が、確実にやばいと訴えている!負けちゃならない!負けられない!
「やっほ~~。先生~」
「あれ?紅葉、どうしたのスクミズに着替えて」
お前は参加しないだろ?それとも水泳部に・・・入るわけないか。
「いやね。あきちゃんだけに勝負させるのはさすがにダメだと思って・・・」
「でもお前。犬かきくらいしかできないよね?」
そもそも、運動全般が全然だめだし。
「まあ、それでも頑張るから・・・先生?私も参加していいですか?」
「はい~、問題ありません~」
まあ、美空先生の実力なら素人どころか、常人以下の運動音痴の紅葉が混ざっても問題ないか・・・正直運動神経抜群の菫ちゃんに参加してほしかったな。こいつじゃ、絶対に足手まといだ。何しろ、超インドアで体力は一般女性より低いからな。
「一先ず、体をほぐすために泳ぎますか~」
「そうさせてもらいます」
さて、まあウォームアップと言うことで
「それじゃあ!私の発明の出番だね!」
「は?」
プールに入ったところで、笑顔で紅葉が何かを入れた、
「さあ!頑張ってあきちゃん!」
その入れたのがサメ型ロボットで
「ぎゃあああああ!!!うおおおおおおお!ひいいいいいい!!!」
紅葉のバカがリモコンで操縦して僕に襲わせている!おいコラ紅葉!お前ええええ!
「ほらほら、そっち!」
「お前ええええ!!ふざけるなああああ!!!」
「これなら体をほぐせるでしょ?がんばれ~~!あきちゃん!」
「ほぐせるどころか、体力使い切るわああああああ!!!」
ぜ~~~~~ったいに!お仕置きするからな!!
サメロボットから逃げること数分後・・・僕はプールから出てぜ~は~ぜ~は~と息を整えている。
「大丈夫ですか~」
美空先生との勝負前に、ほぼ体力の全部を使い切った気がする。
「え、ええ、大丈夫、で、す・・・」
「うんうん!これでばっちりだね!」
・・・・・・今は体力の回復を呼吸を整えることで精いっぱいで勝負前だから勘弁してやるが、勝負が終わったらこいつにげんこつだ!もうこうなったら、女だからって容赦しない!私えらいでしょ!な笑顔で言う紅葉にお仕置き確定だ。
「今日は、やめますか~」
「いえ、やります。やれることなら今日で終わらせたいので」
「うふふ、そんな吉井君を先生は好きですよ~」
「あ、あ、ありがとうございます」
もちろんこの好きは生徒としてとわかっているけど、美人の先生に言われるとやはりドキドキするよ。それよりこの勝負の延期は得策じゃないので、今日の内に終わらせたい。す~~、は~~。くそ!いくぞ!
「では!美空先生。吉井君。津島さん。準備はいいかい?」
「私はいつでもいいですよ~」
「す~~、よし!いいです」
「ほ~~い」
どれくらい行けるかわからない・・・でも、やるしかないんだ!
「では!スタート!」
名前はわからないが、水泳部の部長と思える女子の掛け声で、三人はプールに飛び込んだ。
あ、あれ?僕、どうなったの?
「あ、意識戻りましたか?」
「美空、先生?」
「よかったです~、明久君、例のあれに足を掴まれて息ができなくなって水をかなり飲んだのですよ~」
「え・・・あ!」
そうだ、勝負が始まって美空先生がもうかなり前まで泳いだのを見た時に、昨日の特訓と同じようにまた足を掴まれてプールの底まで引きずり込まれたんだ!
「勝負は!どうなったんです!」
「終わりましたよ。ああ、でもまだ安静にしてください。溺れちゃっていたんですから」
そっか・・・まあ、無茶な勝負だったもんな。
「明久君の意識ないときは大変だったんですよ~。何しろ、紅葉ちゃんが作った河童君三号が暴走しちゃっていたんですから」
「何ですかそれ?」
河童君三号?紅葉が作った?何か嫌な予感が・・・その後の美空先生の話で的中した。
今回第三保健室を賭けにしたこの勝負で、紅葉は当初美空先生への妨害をこの河童君三号ですることを考えていたらしい。つまり、こいつがプールの特訓前に手伝ってほしいことというのは、サメロボットだけじゃなくこいつの事のあったということか。
三号と言うことは・・・多分先に作った一号と二号が女子水泳部員を溺れさせた原因と言うことだろう。そして、三号で先生の妨害しようと思って一緒に勝負したが必死に泳ぐ僕を見てやめたけど、リモコンを防水にしなかったから操作不能となって・・・いつも通りの暴走が起こって、僕がその被害に遭ったと。昨日とさっきのが三号の暴走ってことかな?
「はあ、何やっているんだという話ですよ」
「まあまあ、紅葉ちゃんは明久君のことを想ってやったんですから」
「ええ、それくらいはわかってます・・・勝負は美空先生の勝ちですね」
「いいえ、明久君と紅葉ちゃんの勝ちですよ」
・・・え?僕達の勝ち?
「いや、だって、僕は溺れて美空先生がゴールですよね?」
「いいえ、明久君がおぼれて苦しんでいたのですから勝負を放棄して助けたのです。私は保健の先生ですから人命優先ですよ」
ううう、先生!何で保健の先生なの?と疑って申し訳ございませんでした!あなたはまごうことなき立派な保健の先生ですよ!
「でも、それだったらどっちも引き分けと言うことじゃ」
「唯一残った紅葉ちゃんが、最後まで泳ぎ切ったので二人の勝ちです~」
・・・つまり、美空先生は勝負を放棄してまで僕の命を優先したのに、紅葉は僕が呼吸困難の意識不明になっている状態なのに、勝負を続けて最後まで泳いだと。僕の命より勝負を優先したと・・・どっかの坂本雄二みたいなことをしたと。ん?何でこんな名前が思い浮かんだんだ?
まあ、今はともかく・・・こみ上げる怒りを抑えることが優先だ。
「あれ?明久君。険しい顔になってますよ~」
「今必死に自分を抑えてますので、紅葉を出さないでくださいね」
今あいつの陽気な顔を見たら、手が出そう・・・うん、マジで。
「分かりました~。でも明久君。私一つ困ったことがあるんですよ~」
「困ったこと?」
あれ?勝負の結果に頭がいっていたから気づかなかったけど・・・先生がさっきから僕の事を吉井君じゃなくて、明久君と呼んでいるような・・・以前の緑みたいに苗字から名前に変えている。
「明久君をプールから出したときに、息が止まっていたので人工呼吸をしたのですよ~」
「あ、それはありがとうございます(ずずい)・・・えっと、何でどんどん近づいてくるんです?」
「うふふ~~♪」
ちょ!近い!近い!近すぎ!もうキスできそうな距離まで近づいてる!
「紅葉ちゃんから聞きました~。明久君の体液は紅葉ちゃんの薬で媚薬になっているようですね~♡」
そ、そうだ!人口呼吸は口をくっつけて息を吹き込む人命救助!その時にもし
「明久君の唾液を飲み込んだようで・・・もう、我慢が出来そうにないです♡」
「ちょ、ちょ、ちょっと待ってください!肩の紐を下ろさないで!み、見えそうですって!」
「しかも、新しい発見もあったそうですよ(どどん)」
「は、はっ、け、ん?」
僕の言葉を無視して、ついに水着の胸の部分を下ろしちゃって・・・出しちゃったよ。先生二つのメロンが、もろに目の前に出ちゃったよ!思いっきり目がいっちゃうよ!それより、何か発見があったとか言ってるけど、
「明久君の媚薬体液の効果は、周囲にも伝染するようですよ♡」
僕の体液が周りにも伝染・・・ま、さか!
「あ、はあ、はあああん♡」
「何、これ・・・これ、初めて♡」
「あ、あ、吉井、先輩♡」
「あきちゃん・・あきちゃん♡」
・・・うわ、女子水泳部員の皆が乱れてきている!もうほとんどの部員が慰めているよ・・・紅葉も案の定だけど!というか、何か部員の数が昨日に比べて多い気が・・・美空先生の勝負ってことで休んでいた部員全員が見学しに来たってことなの!
「さあ、こんなことにしてしまった私達の相手。よろしくお願いしますね♪明久君♡」
やめてえええ!美空先生!海パンを下ろさないでえええ!!水着ずらさないでえええ!
こうして僕は、次の日の午前零時になるまで美空先生と女子水泳部員全員の魅惑なボディを存分に味わった・・・紅葉はお仕置きで、徹底的にその時の光景を見せつけて最後まで回してやった。
次の日の放課後・・・
「ふんふんふ~~ん」
「紅葉、ご機嫌だな」
「そりゃそうだよ~。やっぱり研究できる場所が自分の部屋以外にあると張り切るからね~」
「まあ、それはよかったと言いたい」
紅葉は早速寮にある自分の機材を第三保健室・・・サイエンス同好会の部室に運び込んだ。普段ならこんな風に呼びかけないのだが
「あの・・・先生。お仕事は?」
「んん、保険の仕事はもう終わらせましたから問題ないです♪」
この先生が僕の股間に顔をうずめていろいろしている・・・その事実から現実逃避したかったから紅葉に声をかけたんだけど。はあ、この先生は・・・やっぱり保健の先生とは思えない!一応、あの勝負は僕達の勝ちだから女装やらランジェリー装着やらをやってこないのが幸いだ。
「紅葉~、美空先生をどうにかしてくれ~~」
「後でね!まだ、運び込むものがあるんだ~」
そう言って僕の悲鳴を聞き流して、部室を出ていった。
「まあまあ。紅葉ちゃんは部室を手に入れ、私と明久君は好きなだけここでセッ「それ以上は言わないでください!」うふふ♡さあ、まだまだ楽しみましょう♡」
「これじゃあ、勝っても負けても性欲処理係になったようなものじゃないですか!」
「そんなことはどうでもいいじゃないですか」
本気で楽しそうな美空先生が扉の方を向くと、
「「「「失礼します!!」」」」
昨日の水泳部員の皆が入ってきた。何で!と思っていたら、
「実は今日から毎日水泳部はここで課外活動をすることにしたんです~。実際、明久君とのあつ~~いひと時を堪能した後の方が部員達のタイムの早くなりましたし~」
「「「「「今日も、た~~~ぷり、可愛がってください♡吉井君(先輩)♡」」」」」
とんでもないことを美空先生は言ってきて、部員達は制服を脱いで下着姿で僕に抱き着いてきた・・・この後泳ぐのか水着姿の部員や下校時間までいるつもりなのかヌードになる部員がいたり・・・ああ、抗えない。肉体的にも、性欲的にも・・・うう、でも、僕のバカあああ!!責任取る女子が増えちゃったよおおおお!
この後、機材を持って戻ってきた紅葉も参加したのは言うまでもなかった。
心霊現象はガチだと怖いけど、大体はこんな感じだと思っています・・・まあ、紅葉のようなのは極めてまれでしょうが、大体は人の手でつくられたのでしょう。
タイトルでもうわかる通り・・・明久が肉体関係を持つ女の数がここからどんどん増えます。←もし、呼んでくれる読者様が増えたらR18も検討しようと思います!
悲しいリアルの事件を書きます。それはヒグマOSO18を撃ったハンター批判です。北海道に住んでいる私は、ガチで一度熊を見たことがあります。かなり遠くからですが、それでも恐怖が体を襲いました。また今は引っ越してますが、以前は山に近い場所で暮らしていて「クマ目撃」の張り紙を何度も見たことがあります。
熊を動物園で見ている感覚で批判しているならやめてほしい。もしくは知り合いでやった人がいたならもうやらないよう言ってほしいです。ハンターの皆さんは人々の命を守るために頑張っています。動物園の熊と野生の熊は住んでいる環境が違うので、危機感の持ち方が本当に違います。
どうか、お願いします。