変態の双子の兄弟として   作:篠白 春夏秋冬

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Life.38 謁見

 電車が冥界へと入って十数分。

 

 一誠たちが自身のもらった土地に関して頭を悩ませていると、アナウンスが流れ始めた。

 

『間もなくグレモリー本邸前。間もなくグレモリー本邸前。ご乗車ありがとうございました』

 

 その声に窓の外を見ると、駅と思しき場所に人だかりができており、よく見ると兵装をしていることが伺えた。

 

 停車が近づいたことでリアスが窓を閉めるように指示をし、それに従うと、同時にゆっくりと列車が速度を落とし始めた。

 

 列車が停止し、リアスの先導で下車の準備を始める中、天魔とアザゼルは動かず、一誠が不思議がる。

 

「あれ、二人は降りないのか?」

 

「ああ、アザゼルはこのまま魔王領へ向かって会談。俺は呼ばれてるってのもあるし、名目上は護衛だからな。このまま乗って行く。用が済めば俺もそっちに向かうさ」

 

「そっか、じゃぁ後でな」

 

「お兄様によろしくね、天魔、アザゼル」

 

 疑問の溶けた一誠とリアスが手をふるのに天魔が返し、下車していくのを見送ると、外から怒号にも似た声に続いて、音楽や銃声など様々な音が鳴り響く。

 

 次期当主の帰省を歓迎するためのものであったが、初めて見る光景に一誠たちは面食らっていた。そして、荷物の運び出しが終わる頃には音楽が止み、リアス達が馬車で出発すると同時に列車も出発するのだった。

 

 

 

 グレモリー本邸前を出発して数十分。列車は魔王領に到着していた。

 

「ようこそおいでくださいました、アザゼル様、白龍皇殿。どうぞこちらへ、我らが魔王がお持ちです」

 

 アザゼルの指示で天魔が鎧を顕現させて列車を降りるとメイド服姿の女性が待っていた。女性の案内に従い進んでいくと、大きな扉の前へとたどり着いた。

 

 左右に兵士が立つその扉は緻密ながら禍々しい装飾が施されており、地獄の門という言葉がぴったりだった。

 

 天魔とアザゼルが扉の前に立つと、扉がゆっくりと開き始める。女性に見送られ部屋に入ると、その中には円卓が置かれており、席が二つ開けられていた。

 

「席があるってことは、こいつも座らせるってことでいいんだよな?」

 

「ああ、彼もこちらが呼んだ客人だからね。席を用意するのは当然だ。そう堅苦しい格好はせず、ゆるりとしてくれたまえ」

 

 アザゼルの確認にサーゼクスは肯定すると天魔にも席を勧める。勧めに応じ、天魔は席に向かうと禁手状態を解除して座り込む。天魔の素顔があらわになった瞬間、座っていた最上級と目される悪魔だけでなく、周囲で控えていた悪魔もわずかにざわついた。

 

 そんな様子にわずかに顔をニヤつかせるアザゼルにこれが狙いかと小さくため息をつくと同時に自身に何があるのかとわずかに眉をひそめた。

 

「さて、此度の出席者は揃ったわけだ。会談を始めようか」

 

 小さくざわめき続ける旧き悪魔たちをたしなめるようにサーゼクスが会談の開始を告げ、ようやく静まることとなったのだった。

 

 

 

(……鬱陶しいな)

 

 会談が開始して数十分が経過し、天魔は完全に集中を切らせていた。周囲は悪魔ばかりでつい最近まで陣営的に敵であったもの達ではあるが、サーゼクスの人となりは知っているし、何より一方的な不意打ちならまだしも、位置についての戦いでは旧き悪魔たちに勝てると天魔は考えていなかった。

 

 奥の手をつかえばその限りではないが、周囲のものを見境なく殺戮することになるので天魔としては使うことはできないのだった。それ故、結界を貼られてもそれを突破できるように特殊な儀礼を施した転移陣の維持と行動を起こそうとする際の殺気のような気配の変化にのみ気を配り、構えを解いていた。

 

 そして、何より天魔の集中を削いでいたのは周囲の視線だった。

 

 会談前のようなざわめきこそないものの、天魔のことをちらちらと見たり、目配せで護衛を動かし外に送り出したりと天魔からすれば意味不明な行動を繰り返しているのだ。

 

(全くなんだってんだ……人のことを滅多に見られない珍獣でも見たように……)

 

 この場に来たことを後悔しかけていた天魔だったが、自身にもここに来た役割があるため避けるわけにはいかず、早く終わることを祈り続けていた。

 

 そんな天魔の心中を察したのか、サーゼクスが話を向けた。

 

「さて、天魔君。例の件の説明をしてもらえないだろうか」

 

「はい、サーゼクス・ルシファー様。では、私の麾下にあった「逸れもの」を元にした策について説明させていただきます」

 

 これが天魔の役割。早い話が独断専行の後始末である。堕天使陣営の承認―本来のトップであるアザゼルには内密であったが―の上で行ったことではあるが、直接の指揮官が天魔であったため、その作戦内容の説明に適任であると送り出されたのである。

 

「まず、事前にお送りした資料に記載された者たちが「逸れもの」のメンバーになります。ご確認頂いた通り、その大部分は「はぐれ悪魔」が占めており、カバーストーリーである裏切りを信じやすい環境にあったものでもあります。それ故スパイとしてかの組織に潜み、その情報を得ることで、表からは確認し辛い構成員を判別、排除することが可能となり、組織の弱体化に貢献できると考えております。また」

 

「彼らが裏切らないという根拠はあるのかね?」

 

 天魔の説明に口を挟んだのは席に座る悪魔の一人だった。話を切るような質問出会ったため本来なら多少の注意を受けても仕方のないことではあったが、他のものもその疑問はあったのか視線は天魔に集中する。しかし、天魔にとってもそれは織り込み済みのことであった。

 

「御歴々の不安は最もです。相手が味方することで利することのないテロリストであるとはいえ、つい最近まで敵であった組織のものからもたらされる情報。その上、情報元は排斥された者たちであり、恨みつらみを買っている。ですが、だからこそ、こちらの提示した「報酬」が楔となるのです」

 

 天魔の断言するような言葉に声を上げた悪魔は口をつぐむ。その様子に天魔は出そうになるため息を押し殺し、サーゼクスに目線をあわせた。

 

「ふむ、問題はないとみて良さそうだ。では、我々も本件を承認するということで決定しよう」

 

 そして、サーゼクスの回答に反論するものは現れず。会談は終局を迎えるのだった。

 

 

 

 会談が終了し、天魔、アザゼル、サーゼクス、セラフォルー以外のものが去り、広さを持て余さないよう狭い部屋に移ると早速と言わんばかりに天魔が口を開いた。

 

「あれも込みで仕込みってことだったのか?」

 

「まぁな。真っ先に声を上げたやつが引き下がるとそれ以上は突っ込みづらくなる。特にああいう奴らはメンツが大事だからな。周りの流れに反して問い詰めることはできん。お前の顔に関してはうまく行けばいいなって程度のもんだ。思った以上に効いたようだがな」

 

 天魔の問に答えたのはアザゼルだった。心底おかしそうに答えるアザゼルの様子に天魔は自分の顔になんの意味があるのかと疑問は深まるばかりだが、これまで通り答える様子のないアザゼルを見て口をつぐんだ。

 

「まぁまぁ、もうすぐ明らかになることなのだし、そう慌てなくともいいじゃない。まずは天魔くんの案が通ったことを喜びましょ」

 

「そうだ。結果としてはこちらの目論見通りとなったのだから、今は気にしないほうがいいだろう。しかし、本当に「報酬」はそちらの提案したもののみでいいのかい?」

 

 不満そうな天魔をセラフォルーがなだめ、サーゼクスが後押しする。天魔はトップ3人が結託する様子に小さくため息をつくと、自分のことを考えるのをやめた。

 

「ええ、はぐれ判定の見直しと一時的とはいえテロ組織に加担する事実を不問に付すこと。これ以上は望めませんよ。その後のことは全部終わってからなんとかします」

 

 内容は行き当たりばったりではあるが、自信満々といった風に言いう天魔にアザゼルは呆れたようにため息をついたが、サーゼクスとセラフォルーは面白そうに笑う。

 

 その後、しばらくの談笑していたが、来るはずだった残りの出席者が来れなくなったという連絡を受け、解散することとなったのだった。

 

 

 

「またね、天魔君。今度は全員でお茶しましょうね」

 

「リアスによろしくたのむよ」

 

 サーゼクスとセラフォルーに見送られ、天魔は魔方陣の上に立っていた。アザゼルは数日はこのあたりで過ごすためすでに今夜の宿泊先へ引っ込んでいた。護衛の存在意義を疑う天魔である。

 

「はい、また後日お会いしましょう」

 

 見送りが魔王二人という無駄に豪華な状況に苦笑しつつ、別れを告げて転移すると、眼の前には巨大な城がそびえ立っていた。

 

「天魔様、ようこそ、グレモリー本邸へ。出迎えが私だけで申し訳ございません」

 

「お久しぶりです、グレイフィアさん。むしろありがたいですよ。あとから来て大人数で出迎えられたら申し訳ないですし」

 

「お気遣い頂きありがとうございます。どうぞこちらへ。皆様お待ちになっております」

 

 天魔が城の大きさに面食らっていると、すぐそこから声がかかり、正面に向き直るといつの間にかグレイフィアが立っていた。リアスが駅で降りたときのような派手な出迎えではなかったことに安堵していると、グレイフィアが案内を始め、天魔はそれに続いて城へと入っていった。

 

 いくつもの門をくぐり、その道中にある庭を眺めつつ歩いていくと、それなりの時間をかけて玄関へとたどり着いた。

 

 扉の先の空間はとても広い空間になっており、競技場ほどと言っても過言ではないと感じるほどだった。

 

 廊下を歩く最中も通りかかる使用人たちに礼をされて恐縮していると、グレイフィアが一つの扉の前で立ち止まった。

 

「こちらが天魔様にご利用していただくお部屋になります。なにか不足したものがあれば、内線がございますので何なりとお申し付けください」

 

「あ、ハイ。ありがとうございました」

 

「では、夕餉の時間になりましたらお呼びいたします」

 

 天魔があてがわれた部屋を確認し、その広さと豪華さに圧倒されていると、グレイフィアは一礼して去っていく。

 

 それを見送り、暇を持て余した天魔が運びこまれた荷物や調度品の観察などをしていると、扉がノックされる。それに応じて扉を開けると、部屋の前にはアーシアとゼノヴィアが立っていた。

 

「天魔さん、この部屋にいてもいいでしょうか? あれほど広い部屋では落ち着かなくて……」

 

「右に同じだ。先ほどまではアーシアといっしょにいたんだが、アーシアがこちらに行くと言ってね。私もついてきてしまった」

 

「ああ、構わない……というか、俺も落ち着かなくてな。助かるよ」

 

 天魔の言葉に二人はホッとしたように息をつくと、すぐに荷物を持ってきた。移動の最中を見つけ、気を利かせた使用人によって荷物も全て移され、アーシアとゼノヴィアも天魔の部屋で過ごすことになるのだった。

 

 

 

 広すぎる部屋ではあるが、人数が増えたことで一旦の落ち着きを得てしばし、再び扉がノックされ、夕食の時間であると知らされた。案内に従いダイニングルームへたどり着くと、そこには豪華な料理が並べられていた。

 

「天魔、おつかれさん。三人とも一緒に来たのか」

 

「一人だと落ち着かないってことでふたりとも俺の部屋にいたんだ。お前も来るか?」

 

 会談に参加していた天魔を一誠が労いつつ三人一緒だったことを気に留め、返ってきた回答に納得といった表情になる。その後に続いた提案にはわずかに気を惹かれつつも固辞し、軽く談笑していると、扉が開きリアスの家族が入ってきた。

 

 主の家族が入室したことを受けて立ち上がる眷属達に合わせて天魔も立ち上がると礼をする。そして、紅髪の少年が自身を見ていることをに気付くと改めて礼をし、自己紹介をすることにした。

 

「お初にお目にかかります。白龍皇、兵藤天魔と申します。この度はお招き頂き恐悦至極でございます」

 

「初めまして、リアスの母、ヴェネラナ・グレモリーですわ。そしてこの子は孫の」

 

「ミリキャス・グレモリーです。はじめまして」

 

 天魔に応じ、リアスによく似た亜麻髪の少女と紅髪の少年が名乗る。似ている理由に納得しつつも自身と年の変わらないように見える少女から孫という単語が出てきたことによる衝撃を表情に出さないように苦心していると、ジオティクスが笑いながら告げる。

 

「堅苦しいのはこれぐらいでいいだろう。さぁ、遠慮なく楽しんでくれ給え」

 

 その一言で晩餐が始まり、各々が食事を取り始めた。天魔は舌鼓を打ちつつも周囲を確認していると、全く動けていないものが二人いることに気がついた。

 

 一人は一誠。その表情は困惑に彩られており、マナー面に置いて不安があるため動けていないことが察せられた。一誠の隣にはリアスが座っているためフォローを任せ、視線をそらし、もう一人へと目を向ける。

 

 問題のもう一人は小猫だった。普段であれば誰よりも健啖であり、以前からリアスの眷属であったために一誠と違いマナーに疎いとは思えない彼女が動かないことに眉を潜めていると、ジオティクスが話しだした。

 

「リアスの眷属諸君、兵藤天魔君もここを自分の家と思ってくれていい。冥界に来たばかりで勝手がわからないだろう。わからないことや欲しいものがあったら、遠慮なくメイドに言ってくれたまえ」

 

 その言葉に一誠が僅かに反応し、なんとなく考えの読めた天魔はジト目を向け、それを感じ取ったか一誠は表情を正した。

 

 そうこうしていると、ジオティクスが一誠と天魔へと視線を向けた。

 

「ところで兵藤一誠君、兵藤天魔君」

 

「は、はい!」

 

「何でしょうか?」

 

「ご両親はおかわりないかな?」

 

「は、はい。ふたりとも元気です! 家のリフォームに浮かれまわってますけど……」

 

「リアス様のご実家に御厄介になると聞いて土産の催促はされましたが」

 

 ジオティクスからの問に二人が苦笑しつつ答えると、顎に手を当てて考えはじめた。

 

「ふむ、お土産か……そうだ、ちょうどいい金鉱山が見つかったのだった。帰る際にでも包ませよう」

 

「どうやって包むんですか⁉」

 

「ありがとうございます、頂きます!」

 

「頂いちゃだめってことは流石にわかるよな⁉」

 

「お父様、そういう気遣いはむしろあちらにご迷惑ですわ。お二人はあまり物欲の強い方ではありませんから」

 

 ジオティクスの提案に一誠が驚愕し、天魔が快諾する。二人の軽い態度に一誠が突っ込み、リアスがたしなめたことで話が流れ、一誠は胸をなでおろした。

 

「兵藤一誠君」

 

「は、はい!」

 

 ジオティクスによって再び目を合わせられ、名を呼ばれたことで緊張しつつ返事をする。しかし、それに続く言葉に理解が及ばないといった顔をした。

 

「今日から私のことをお義父さんと呼んでくれて構わない」

 

「お、お父さんですか……? そんな、恐れ多いですよ!」

 

「あなた、性急すぎですわ。まずは順序というものがあるでしょう」

 

 以前サーゼクスが兵藤家に寝泊まりした時のような事をいうジオティクスに天魔がこっそりとため息をつき、ヴェネラナがたしなめる。それを受け、ジオティクスはわずかにひるんだ。

 

「う、うむ。しかし、紅と赤なのだ、めでたいではないか」

 

「あなた、浮かれるのはまだ早いということですわ」

 

「そうだな、私はどうにも急過ぎるきらいがあるようだ」

 

「兵藤一誠さん。一誠さんでよろしいかしら」

 

「は、はい! もちろんです!」

 

「しばらくはこちらに滞在するのでしょう?」

 

「はい、部長……リアス様がこちらにいる間はいます……けど、それがなにか?」

 

「そう、ちょうどいいわ。あなたには紳士的な振る舞いも身につけてもらわなくてはいけませんから。しばらくマナーのお勉強をしてもらいます」

 

 ジオティクスの様子にわずかに頭をふると、ヴェネラナは一誠に今後の予定について詰められ、一誠は不思議そうなかおをしていた。そこにリアスが激昂したように立ち上がり両親へと声を上げる。

 

「お父様! お母様! 先程から黙って聞いていれば、私を置いて話を進めるなんてどういうことなのでしょうか!?」

 

 リアスの怒りの形相にも怯むことはなく、ヴェネラナはわずかに目を細める。その雰囲気は張り詰めて降り、先程までの優しいものではなかった。

 

「お黙りなさい、リアス。貴方は一度ライザーとの婚約を解消しているのよ? それを私達が許しただけでも破格の待遇だと思いなさい。お父様とサーゼクスがどれだけ他の上級悪魔の方々へ根回ししたと思っているの? 一部の貴族には『わがまま娘が伝説のドラゴンを使って婚約を解消した』と言われているのですよ? いくら魔王の妹とはいえ、限度があります」

 

 ヴェネラナの言葉に一誠と天魔が僅かに顔を歪ませる。当時はそれがベストの選択肢だと考えていたが、実際の評判を聞くと、なにか他の手段があったのではないかと考えてしまった。

 

「私はお兄様とは」

 

「サーゼクスが関係ないとでも? 表向きはそういうことになっています。けれど、誰だってあなたを魔王の妹として見るわ。三大勢力が協力体制になった今、貴方の立場は他の勢力の下々まで知られたことでしょう。以前の様に勝手な振る舞いはできないのです。そして何よりも今度の貴方を誰もが注目するでしょう。リアス、貴方はそういう立場に立っているのですよ? 二度目のわがままはありません。甘えた考えは大概にしなさい。いいですね?」

 

 リアスは言い募ろうとしたが、ヴェネラナは言葉の途中で切り捨てる。その言葉に納得はできないものの言葉を返すことはできず、苛立ちを隠すこともないまま勢いよく座り込んだ。

 

 それを見てヴェネラナはわずかに息を吐き、笑みを浮かべると一同に向けて話しだした。

 

「リアスの眷属さん達にお見苦しい所を見せてしまいましたわね。話しは戻しますが、ここへ滞在中、一誠さんには特別な訓練をしてもらいます。少しでも上流階級、貴族の世界に触れてもらわないといけませんから」

 

「あ、あの、どうして俺なのでしょうか?」

 

 自分の意思を介さないままに話しが決まったことで一誠が不思議そうに尋ねると、ヴェネラナは笑みを止めまっすぐと一誠に向き直った。

 

「貴方は次期当主たる娘の最後のわがままですもの。親としては最後まで責任を持ちますわ」

 

 その言葉の真意を考えきれず、一誠がリアスに視線を向けると、リアスは視線があった途端顔を赤くして黙り込んだ。

 

 その様子に一誠は再び首をひねるのだった。




感想・評価・お気に入りありがとうございます。

前回投稿時には気づいていませんでしたが、お気に入りが200件を超えていました。

ありがとうございます。
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