「…と、いうわけなの」
「スカイランド…」
虹ヶ丘家に着いたケータ達…
ケータ、ウィスパー、ジバニャンはヨヨから異世界、スカイランドの事、ソラとヨヨがスカイランド人だという事を聞かされた
ちなみにヨヨは妖怪が見えるビー玉を持っていた為、ウィスパーとジバニャンが見えていた
「…凄ーい!まさか妖怪達の世界の他に異世界があるなんて!」
「ちょ、ちょっとケータくん!あーたあっさり信じすぎでウィスよ!」
「だってさ、妖魔界だって似たようなもんでしょ?」
「確かにそうニャン」
「それを言われてしまうと…」
「…」
「おばあちゃん?」
驚いている様子のヨヨを見てましろが話しかける
「あ、ごめんなさいね。ケータさんがケイゾウさん…ケータさんのおじいさんと同じことを言ってたものだから…」
「じいちゃんと?」
「えぇ。この世界に来て最初に出会ったのがケイゾウさんだったの。私が異世界から来た事を言ったら、今のケータさんと同じ事を言って興奮してたの」
「へぇ~!」
「ましろさん、ソラさん。ケータさん達を部屋に案内してあげて」
「うん!」
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一同はケータの自室となる部屋に向かっていた
「そうでした!ケータくん達に会わせたい子がいるんでした!」
「会わせたい子?」
そう言われケータ達はソラの自室に行く
「えるぅ?」
ソラの部屋には紫色の髪色の赤ちゃんがいた
容姿的に女の子みたいだ
「わぁ~!赤ちゃんだ~!」
「可愛いニャン!」
「この子はエルちゃんだよ」
「エルちゃんか~!」
「何を隠そうエルちゃんは、スカイランドのプリンセスなんです!」
「へぇ~。ってことは、スカイランドのお姫様なんだ!」
「…あんまり驚かないんですね?」
ソラはケータがあまりリアクションを取らないことを不思議そうにする
「だって俺、エンマ大王とも友達だし」
「今さらっととんでもない事言ったよね!?」
ケータのとんでも発言にましろが大きなリアクションを取ってしまう
「エンマ大王様…というのは誰ですか?」
「エンマ大王っていうのはね、この世界では地獄にいる王様だって言い伝えられてるけど…」
「フッフッフッ…ましろさん。ワタクシ達の言うエンマ大王様と言うのは、妖怪のトップオブトップ!キング的!社長的!店長的!バイトリーダー的な!」
「もういいニャン!」
「える…」
するとエルがハイハイしながらジバニャンに近づく
「える…えるぅ~!」
エルはご機嫌になり、ジバニャンを触る
「ニャハハ!くすぐったいニャン!」
「エルちゃん、ジバニャンが見えてるの?」
「そうみたいだね…」
「凄いですエルちゃん!」
「いやいや~!いくらなんでもそんなご都合展開あるわけないでウィスよ~!」
「え…えるぅ~!」
ウィスパーがエルに近づくとエルは泣き出してしまった
「ちょ、ちょっと~!なんで泣いてるんでウィスか~!」
「多分ウィスパーがキモすぎて泣き出したニャンね…」
「ワタクシそんなにキモイですか~!?」
「ってかやっぱ見えてるじゃん…」
ケータはウィスパーをジト目で見ながらそう言う
「エルちゃん。大丈夫だよ」
「える…」
ましろはエルを抱っこしてあやす
エルは安心したのか泣き止んだ
「ウィスパー、もうエルちゃんには金輪際近寄らないでよ」
「あーたそれいくら何でも酷すぎません!?」
傍から見たらケータのあんまりな発言にウィスパーはツッコミを入れる
しかしこの妖怪ウォッチという作品においてのウィスパーの扱いは通常通りなので問題はないのだ
「いやいや!問題大アリでしょうよ!」
「事実ニャン」
「んだとジバ野郎!!」
「ケータくん達は仲良しなんですね!」
「あれって仲良しなのかな…?」
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「ここがケータくんの部屋だよ」
ソラとましろに案内され、ケータ、ウィスパー、ジバニャンはケータの自室にやって来る
「ケータさん。お待ちしていました」
するとクローゼットの中からコウモリのような妖怪がひょっこり出てきた
「クローゼットが勝手に開きました!?」
「あれ?ヒキコウモリ、もう来てたんだ!」
「もしかして…」
ソラとましろはヨヨから貰ったビー玉を覗いてヒキコウモリを見つける
「初めまして。私はケータさんのお部屋のクローゼットに引きこもらせていただいている、ヒキコウモリです…」
「どうも!私、ソラ・ハレワタールです!」
「虹ヶ丘ましろだよ。よろしくね」
「はい」
「でもヒキコウモリ、よくケータの部屋がわかったニャンね」
「ケータさんの住む家とお部屋を予め調べて先にお引越しさせていただきました」
「あーたホントに引きこもるだけの妖怪でウィスか?」
「それじゃあ、もうちょっとしたら夕ご飯だからそれまでゆっくりしてて大丈夫だよ」
「ありがとうましろ姉!」
そうしてケータ達はしばしの時間ゆっくり休むことにした
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しばらく経った頃、エルはベッドの上に置いてあるおもちゃを取ろうとする
「え…」
しかしエルはおもちゃを取れず、倒れそうになる
すると誰かがエルを支える
支えたのは茶髪の少年だった
「大丈夫?」
「える…」
「エルちゃん!夕ご飯の時間ですよ!…あれ?」
ソラが部屋に入るとそこにはおもちゃを持ったエルしかいなかった
ソラはベッドの上に置いてあったはずのおもちゃをエルが持っていることに違和感を覚えていた
「あれ?ソラさん。どうしたの?」
そこにケータとウィスパーとジバニャンが入ってきた
「あ、ケータくん。実は、誰かが部屋にいたような気がして…」
「え?…エルちゃんしかいないよ?」
「気のせいじゃないニャンか?」
「う~ん…」
するとソラは窓の外を見る
窓の外には黄色の鳥しかいなかった
「鳥さん。誰か見かけませんでしたか?」
ソラの質問に鳥は案の定何も言わなかった
「いやいや。妖怪じゃない普通の鳥が喋るわけないでしょーよ」
「あはは…スカイランドには言葉を話せる鳥がいるのでつい…」
「そうニャンか!?」
「私の世界では人間と鳥は大の仲良しなんです。背中に乗せて飛んでくれたり、荷物を運んでくれたり、中にはモデルの仕事をしている鳥もいるんです!」
「へぇ~!それだけ聞いたらスカイランドってファンタジーの世界みたいだね!」
「私としては、妖怪達やそんな妖怪達を見ることが出来る妖怪ウォッチの方がファンタジーです!こんな素晴らしい時計を作れる人がいるなんて凄いです!」
「それ、俺のじいちゃんだよ」
「なるほど!ケータくんのおじいちゃんが…えぇ!?ホントですか~!?」
「うん!俺、じいちゃんには感謝してるんだ。妖怪ウォッチのおかげで、毎日が結構楽しいから!」
「そうなんですね…私も妖怪ウォッチが欲しいです!」
「じゃあ今度買いに行こうよ!妖魔界っていう妖怪達の世界のお店で売ってるから!」
「そうなんですか!?楽しみにしています!」
その後ケータ達は夕ご飯を食べにリビングに行ったのだった
ヨヨさんがこっちの世界に来たのは50年前なので映画第1弾及びゲームの2の舞台になった60年前の世界から10年後にケイゾウじいちゃんとヨヨさんが出会ってます