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今回は怒涛の展開が待ち受けています。是非最後までご覧ください!
アンダーグ帝国の新たな刺客、バッタモンダーが生み出したランボーグと戦った次の日、青の護衛隊の一同は王様の元にやって来ていた。
「これで10体目!バッタモンダーとアンダーグ帝国もそろそろ懲りた頃であろう。よくやってくれた、ヒーロー達よ!」
王様は青の護衛隊にお褒めの言葉を贈る。
実はこの日、バッタモンダーが生み出した10体のランボーグを青の護衛隊が討伐したのだ。
「これからも力を合わせ、スカイランドの国民達を守ってほしい!」
『はい!』
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「イタタ…」
「痛むか?」
「ぜんっぜん痛くありません!これくらい…アイタタタ…」
ソラはシャララ隊長と一緒にとある村までパトロールに来ていた。
その際ソラが村で走り回っている動物を捕まえたのだが勢い余って木にぶつかってしまった。
シャララ隊長の提案でソラは休む事にした。
「お手柄だったな」
「でも、カッコ悪いです…」
「だが、村のみんなが助かった」
「…はい!そうですね!護衛隊って色んな仕事をしているんですね」
「ああ。都を襲う危険な敵と戦うのも大事だが、パトロールも同じくらい大事な仕事だ。辺境の地には助けを求める人が大勢いるからな…」
「…あの時の私もそうでした」
ソラはシャララ隊長に助けられたあの日の事を思い出す。
お守りとしてシャララ隊長にスカイジュエルの欠片を渡した事を…。
「あんなスカイジュエルの欠片、どこにだってあるのに…」
するとシャララ隊長はそのスカイジュエルの欠片をペンダントにした物を取り出した。
「それは…」
「君とまた出会えたのは、このジュエルの導きかもしれないな…」
「…はい!」
ソラは嬉しそうに返事をする。
「…私もあの時のソラくらいの年の頃、ある人に助けてもらったんだ」
「えぇっ!シャララ隊長もですか!?」
「ああ…”世界はトモダチ、ゼンブ守るぜ”…私を助けてくれたヒーローが言っていた言葉だ」
「良い言葉ですね!」
ソラは今の言葉を手帳にメモをする。
「私もあの人に憧れてヒーローを志したんだ…君と一緒だな、ソラ」
「…はい!」
ソラとシャララ隊長は空を見上げながらそう口にした。
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「「「はぁ…」」」
スカイランドの遺跡からケータ、ウィスパー、ジバニャンがタメ息を吐きながら出てくる。
「ここにもありませんでしたね…」
「じいちゃん、どこに妖怪ウォッチスカイとスカイブレードを隠したんだよ…」
「オレっちもう疲れたニャン…」
ケータ達は朝からスカイランドにある有名な遺跡をくまなく探したがどこにも妖怪ウォッチスカイとスカイブレードはなかった。
「ケータくん、少し休みませんか?ソラシド市に帰るまでまだ時間はありますし」
「そうニャン…」
「…じゃあ休もっか」
3人は近くの草むらにレジャーシートを敷き、ましろ作のくもパンを食べる。
「おいし~!」
「うまいニャン!」
「これは…まさにプロ級の味でウィス!」
「うん!ソラさんもそう思う…」
ケータはソラにくもパンの味を聞こうとするが、ソラがこの場にいない事に気づく。
「ケータ?どうしたニャン?」
「…最近、ソラさんやましろ姉、ツバサくんと一緒にいる事が多かったから、ちょっと違和感があるな~って…」
「確かにそうでウィスね…この前もワタクシやジバニャンを差し置いてましろさんとおデートに行っていたみたいですし」
「だ、だから!あれはただのお出かけだってば!」
「そうニャン!ケータにはフミちゃんがいるニャンよ?」
「確かにそうでウィスね!…ケータきゅん?」
ウィスパーはケータが反論すると思っていたので何も反論しなかったケータに違和感を覚える。
「ちょちょ、ケータきゅん!そこは”俺にはフミちゃんがいるし!”、って言うとこでしょーよ!」
「…実は俺、わかんないんだ」
「何がニャン?」
「…俺、確かに今もフミちゃんの事が好きだよ。でも、最近ましろ姉かソラさんと一緒にいると、フミちゃんに会った時と同じくらいドキドキするんだ…」
「ケ、ケータ…お前…!」
「ソラさんとましろさんの事も好きになったんでウィスー!?」
「それはない!…って言い切れないかも…」
ケータはそう言って俯く。
「…焦ることなんかないニャン」
「え?」
「ゆっくり考えて、ケータがホントに好きな女の子を好きになれば良いと思うニャン」
「ジバニャン…ありがとう」
そう言ってケータはくもパンを食べ終える。
「じゃあ行こっか!」
「ニャン!」
「ウィスー…!?」
するとウィスパーは町の方を見て驚愕してしまう。
「ウィスパー?」
「どうしたニャン?」
「あ、あれを!」
「あれ?」
ケータとジバニャンは町の方を見る。
なんと、その上空に巨大ランボーグの姿があった…。
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ケータ達は急いで城に戻って来る。
「あっ!ソラさん!シャララ隊長!」
城に戻るとちょうどパトロールから戻って来ていたソラとシャララ隊長に出くわす
「ケータくん!」
「君達も戻っていたのか!」
「はい!ソラさん!これってどうなってんの!?」
「私達も何が何だか…とにかく王様たちのところに急ぎましょう!」
「うん!」
ケータ達は王様と王妃様がいる部屋にやって来る。
「王様!これはいったい…」
「実は…」
王様はこれまでに起こった事をケータ達に話す。
突如上空に巨大ランボーグが現れ、更に城にバッタモンダーからの脅迫状が張られていた。脅迫状にはランボーグが1時間後に爆発する事が書かれていた。エルを渡せばそれをやめる事も書かれていた。
「そんなの信用できないでウィス!」
「そうニャン!」
ウィスパーとジバニャンはそう言う。
「ツバサくん!フユニャン!しっかり!」
そこへましろがボロボロになっているツバサとフユニャンを抱えてやって来る。
「ツバサくん!フユニャン!」
「どうしたニャン!?」
「ツバサと一緒にランボーグの所に行って、このザマだ…」
「役に立たなくてすみません…うぅ…!」
「無理しちゃダメだって!」
「いったいどうすれば…!」
ソラはどうすればこの状況を打破できるか考える。
「…ソラ、プリキュアの力であのランボーグを浄化できないか?キュアスカイとキュアプリズム、2人が手を繋いで放つ最強の技…」
「アップ・ドラフト・シャイニング…」
「それなら確かに何とかなるかも…」
「…やってみます!」
「ソラちゃん…私もやってみるよ!」
「…ウィスパー!ジバニャン!俺達も行くよ!」
「行くってどこにです?」
ウィスパーはケータにどこに行くか聞く。
「妖怪ウォッチスカイとスカイブレードを探しに行くんだ!ソラさんとましろ姉も頑張るのに、俺だけ何もしないなんて出来ないよ!」
「でもどうやって見つけるんでウィス!?」
「こういう時は、運任せだ!」
そう言ってケータはツチノコとうんがい鏡のメダルを取り出す。
「俺のともだち!出てこいツチノコ、うんがい鏡!妖怪メダル、セットオン!」
『オット!ショウカンノカマエ!』
『ヨウカーイ!』
『ヨウカイ、ショウカンデアリマス!』
「ツチノコ!」
「うんがい鏡!」
ケータはツチノコとうんがい鏡を呼び出した。
「ツチノコ!君の幸運を呼ぶ力で妖怪ウォッチスカイとスカイブレードを見つけたいんだ!力を貸して!」
「キュピーン!」
ツチノコはうんがい鏡に入ってどこかにワープした。
「ソラさん!ましろ姉!頑張ってね!」
「はい!」
「ケータくんも気をつけてね!」
「うん!」
ケータ、ウィスパー、ジバニャンもうんがい鏡に入ってどこかにワープしていった。
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「スカイブルー!」
「プリズムホワイト!」
「「プリキュア!アップ・ドラフト・シャイニング!!」」
巨大ランボーグはディスクに吸い込まれていく。いつもならここで浄化されるのだが今回のランボーグは違う。
なんと巨大ランボーグいくつかの手を伸ばし、ディスクを破壊しようとする。
「うぅ…!」
「クッ…!」
スカイとプリズムは苦しそうにしていた。
「え…?」
するとスカイはある人物が鳥に乗って巨大ランボーグに向かっていくのが見えた。
その人物とは、シャララ隊長であった。
シャララ隊長は剣で巨大ランボーグの手を全て切っていく。しかしシャララ隊長に雷が落ちてしまう。
「ソラ…」
シャララ隊長は剣を握っている手を伸ばし、呟いた。
「ヒーローの…出番だ…」
そう言った直後、シャララ隊長は巨大ランボーグが放ったエナジーに呑みこまれてしまった。
「「…プリキュア!アップ・ドラフト・シャイニング!!」」
「スミキッタ~…」
スカイとプリズムは最後の力を振り絞り、ランボーグを浄化することが出来た。
しかし、力を使い果たした2人はその場に倒れ、気を失ってしまった…。
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「お、お前は!」
その頃、フユニャン達の目の前にバッタモンダーが現れていた。
「ざっけんなよ!弱い癖に!弱い癖にぃ!強い俺に逆らうなんてありえねぇ!」
バッタモンダーは一瞬でツバサの元まで行き、殴り飛ばした。
「ツバサ!」
バッタモンダーは次にフユニャンを蹴り飛ばした。
「…僕とした事が、つい取り乱してしまった…ごめんね…これで喧嘩は終わり!じゃあ、プリンセスをこっちに…」
「決して渡すものか!」
「この身に代えても、プリンセスを守ります!」
王様と王妃様はエルを守ろうとする。
「バッタモンモン」
すると王様と王妃様は黒いエナジーに包まれ、倒れてしまった。
「えるぅ…!」
「さぁプリンセス、僕とお散歩の時間だよ」
バッタモンダーはエルを捕らえようと近づいてくる。
「そ…そらぁぁーーー!!」
その時、斬撃のような物が飛んできて、バッタモンダーの右腕に切り傷を作った。
「そこまでだ!バッタモンダー!」
そう、うんがい鏡の力でケータ、ウィスパー、ジバニャンが戻ってきたのだ。
ケータの左腕には水色の妖怪ウォッチがつけられており、両手で水色の剣を握っていた。
これぞケイゾウが完成させた妖怪ウォッチスカイとスカイブレードだ。
更にケータの衣装も赤の衣に青のマント、白ズボンにブーツと言ったものに変わっていた。
「お、お前!何でここに!?」
「王様!王妃様!」
「フユニャン!ツバサ!しっかりするニャン!」
ウィスパーとジバニャンは倒れているツバサ達に駆け寄る。
「…これ、お前がやったの?」
バッタモンダーに問うケータ。そんな中、スカイブレードを握るケータの手の力が強くなる。
「ああそうさ!弱い癖に俺に逆らったのが悪いんだよ!さぁ!さっさとプリンセスを…」
そう言っている内に目を覚ましたスカイもこの場に駆け付ける。
「ク、クソ!また邪魔な奴が…」
「「動くな!!」」
「ヒッ!?」
ケータとスカイの怒号が響き、バッタモンダーは怯んでしまう。
「「そこからエルちゃんに1ミリでも近づいたら、絶対に許さない!!」」
「う…うぅ…!」
ケータとスカイはバッタモンダーにジリジリと近づいていく。
「バ…バッタモンモン…」
バッタモンダーはその場から撤退していった。
「そらぁ…けーたぁ…ウワ~ン!!」
エルはケータとスカイに泣きながら近づいてくる。
ケータとスカイはエルを抱きしめ、頭を撫でる事しか出来なかった…。
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その日の夜、ソラは城の廊下を歩いていた。先程まで青の護衛隊と一緒にシャララ隊長を探していたが見つからず、ベリィベリーに休むように言われ、今に至る。
「ソラさん…」
廊下を歩いていたソラはケータと出くわす。
「ケータくん…」
「…ましろ姉から聞いたよ、シャララ隊長の事…」
「そう、ですか…」
「…ムリ、しなくて良いと思うよ」
「ムリ…?」
「今のソラさん、泣きそうに見えるから…」
「私は大丈夫です。私は…っ」
そう言っていたソラの目からは涙が流れていた。
「…私は、未熟です…シャララ隊長を助けられなかった…フユニャンも、ツバサくんも、王様と王妃様も…私は!」
するとケータはソラを抱きしめる。
「ケータくん…?」
「ごめん…何を言って良いかわからなくて…これしか思い浮かばなかった…泣きたい時は、泣いたって良いんだよ…」
「ケータくん…うわぁぁぁぁーーー!!」
ケータに抱かれているソラは泣き出し、ケータはソラの背中を優しく撫でた…。
ケータの衣装は某任〇堂ゲームの主人公が着ていた衣装が元ネタだったりします。
次回も楽しみに待っていてください!