ケータとソラは王様と王妃様が眠っている部屋にやって来る。部屋にはましろ、ツバサ、ウィスパー、ジバニャン、フユニャンの姿もあった。
「ケータくん、ソラちゃん…」
「ましろ姉…王様と王妃様は?」
「…全然目を覚まさないよ…」
「ニャン…」
『マスター』
するとどこからともなく声が聞こえてきた。
「今の声って…」
「あ、そういえばましろ姉達には言ってなかったね」
ケータはスカイブレードを取り出す。
するとスカイブレードから光が出てきて人の姿になっていく。
そして光は純白のドレスを身に纏った水色の髪の少女に姿を変えた。
『えぇぇぇぇーー!?』
ソラ、ましろ、ツバサ、フユニャンは驚いてしまう。
「ケ、ケータくん!その子は誰ですか!?」
ソラは驚きながら少女の事を聞く。
「スカイブレードに宿ってる精霊だってさ」
「お初にお目にかかります。私はレイと申します」
レイは丁寧に自己紹介をする。
するとレイは王様と王妃様に触れる。
「レイ、何かわかった?」
ケータはレイに王様と王妃様が眠っている原因を聞く。
「…このお2人はアンダーグ・エナジーに蝕まれているようです」
「アンダーグ・エナジーに?」
「それって、カバトンとバッタモンダーがランボーグを出す時に使ってる奴だよね?」
「はい。アンダーグ・エナジーによりお2人は眠りから覚めなくなってしまったのです」
「まるで呪いだよ…」
「いったいどうすれば良いんでウィス…?」
「ソラシド市に戻りましょう」
ソラがソラシド市に戻る事を提案する。
「ソラシド市に戻って、ヨヨさんに治す方法を調べてもらいましょう」
「…それが良いだろう。バッタモンダーがエルちゃんを狙っている以上、バラバラになるのは危険すぎるしな」
ソラの提案にフユニャンも賛同する。
「そうだね…ソラシド市に戻ろう!」
「うん!」
こうして一同はスカイランドを離れ、ソラシド市へと戻っていった。
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「そっか、そんな事があったんだ…」
ソラシド市に戻ったケータ達はこれまであった事をあげはとヨヨに話した。
「っていうか…そのバッタモンダーって奴、許せないね!」
「まったくだニャン!」
「…そういえばケータくん、妖怪ウォッチスカイとスカイブレードをどこで見つけたの?」
ましろはケータに妖怪ウォッチスカイとスカイブレードをどこで見つけたのか聞いてくる。
「実はこれ、ソラさんちにあったんだ」
「えっ!?」
「私のおうちにですか!?」
なんと、妖怪ウォッチスカイとスカイブレードが隠されていたのはソラの家なのだそうだ。
「うん。俺達がうんがい鏡でワープした後…」
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ツチノコを連れ、うんがい鏡でワープした先は誰かの家の前だった。
「ここ、どこニャン?」
「誰かのおうちみたいだけど…」
「あれ?お兄ちゃん誰?」
すると家の近くで遊んでいた青色の髪の男の子が話しかけてきた。
「君、この家の子?」
「うん!僕はレッド、レッド・ハレワタール!」
「ハレワタール?」
「ウィス?どこかで聞いたような…」
「あっ!もしかして、ソラさんの弟くん?」
「ウィス!?ではここは!」
「ソラのおうちニャン!?」
「お兄ちゃん、ソラお姉ちゃんの事知ってるの!?」
「うん。ともだちなんだ!」
「レッド、どうしたの?」
家の中から女性と男性が出てくる。おそらくソラとレッドの両親だろう。
「あら、あなたは?」
「あ、俺は天野ケータです!もしかして、ソラさんのお父さんとお母さんですか?」
「そうだけど…ソラのおともだち?」
「はい!あの…」
「…とにかく中に入りなさい。話は中で聞こう」
ソラの父親に言われ、ケータ達は家の中に入っていった。
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「お城で今、そんなことが起きているのね…」
ケータはソラの父、シドと母、レミとレッドにスカイランドのお城で起きている出来事を話した。
「でも、お姉ちゃんが悪い奴と戦ってるんだよね?じゃあ大丈夫だよ!」
ソラの勝利を信じているレッドはそう口にする。
「シドさん!レミさん!この家にこの時計に似た物と水色の剣とかありませんか?どうしても今必要なんです!」
「そう言われても、心当たりが…」
レミは困った表情でそう口にする。
するとシドが椅子から立ち上がった。
「ケータくん、ついてきなさい」
シドに案内されてケータ達は家の倉庫にやって来る。
「君が探しているのはこれじゃないのか?」
倉庫から出てきたシドは大きめの木箱をケータに渡す。
木箱を開けると中には水色の妖怪ウォッチと水色の剣が入っていた。
「こ、これはぁ!?」
「妖怪ウォッチスカイと…スカイブレード…!」
「やっと見つけたニャンね!」
「うん!」
「それは俺の親父が若い頃、ある友人から預かっていた物らしい」
シドの父、もといソラの祖父の友人とはおそらくケイゾウの事だろう。
「…2つとも君にあげよう」
「良いんですか?」
「俺にはどういった物かわからないからな。おそらく君が持っていた方が良いのだろう」
「ありがとうございます!」
ケータはさっそく妖怪ウォッチ零式から妖怪ウォッチスカイに付け替える。
それからケータ達はシド、レミ、レッドに別れを告げ、家から離れていった。
うんがい鏡を通ろうとしたその時、突然スカイブレードから光が飛び出て、形を変えていく。
「な、なに!?」
光は少女、レイに姿を変えた。
「だ、誰ニャン!?」
「君は?」
「私はレイ。スカイブレードに宿りし精霊です。お初にお目にかかります。ケータ様、ウィスパー様、ジバニャン様」
「ワタクシ達を知ってるんですか!?」
「はい。50年前、スカイブレードの創造主であるあなたのおじい様、ケイゾウ様から教えていただきました」
「じいちゃんから?」
「その通りです。ケータ様、今よりあなたを我がマスターと認めます。妖怪ウォッチスカイのコアユニットをスカイブレードにスカイドッキングしていただければ契約完了です」
「コアユニット?」
ケータは妖怪ウォッチスカイの時計部分を外す。
「外れたニャン!」
「妖怪ウォッチドリームみたいでウィスね…」
「…スカイドッキング!」
『スカイドッキング』
コアユニットをスカイブレードの窪みにセットするとレイと同じ声が聞こえてきた。
それと同時にケータの衣装が変わっていく。
赤の衣に青のマント、白ズボンとブーツは装着された。
「えぇっ!?なにこれ~!?」
自身の服が変わり、ケータは驚いてしまう。
「それは戦いに適した衣です。とても丈夫で防御力もあり、マスターの身体能力を上げる効果もあります」
「そうなんだ…レイ、俺達今から戦わないといけない奴らがいるんだ!だからスカイブレードの…君の力を貸してほしいんだ!」
「理解しました。マスターの仰せのままに」
レイはスカイブレードの中に戻り、うんがい鏡の力で城までワープしていった…。
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「っていう訳なんだ」
ケータは妖怪ウォッチスカイとスカイブレードを見つけた経緯をソラ達に話した。
「私のおうちに妖怪ウォッチとスカイブレードがあったんですね…」
ケータの話を聞いたソラはそう呟いた。
「…おばあちゃん、どうしてアンダーグ帝国はスカイランドを襲うの?色んな人を傷つけて…どうして平気でそんな事が出来るの?」
「そこからは俺が話そう」
するとフユニャンがそう言ってくる。
「フユニャン?」
「…落ち着いて聞いてくれ」
そう言ってフユニャンは衝撃の事実を口にした。
「俺は50年前、ケイゾウと一緒にアンダーグ帝国と戦っていたんだ…」
レイ
CV:花澤香菜
次回も楽しみに待っていてください!