妖怪マスターとヒーローガール   作:のぞむ

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妖怪ウォッチの新作とか発表されないかな~、と思う今日この頃…。
一応妖怪ウォッチの流れを継承した新作を開発中みたいなことは聞きましたが…。

何はともあれ、本編をどうぞ!


えるたろうの鬼退治

ケイゾウと一緒にアンダーグ帝国と戦っていた…。

フユニャンから語られた事実にケータ達は驚いてしまう。

 

 

「ホ、ホントなの!?フユニャン!」

 

 

ケータの質問にフユニャンは頷いて答える。

 

 

「そもそもアンダーグ帝国とは、スカイランドの対になる暗黒の国…俺とケイゾウは50年前、アンダーグ帝国の存在とスカイランドに攻め入ろうとする計画を知り、アンダーグ帝国のボスと戦ったんだ」

 

 

「それで、どうなったんですか…?」

 

「苦戦はしたが何とか倒す事が出来た。しかし…」

 

「どうしたニャン?」

 

「…アンダーグ帝国が未だ健在である以上、おそらくそのボス…カイゼリン・アンダーグは今も生きている筈だ」

 

「カイゼリン・アンダーグ…」

 

「それがアンダーグ帝国のボスの名前…」

 

 

ソラとケータがそれぞれ呟く。

 

 

「私もアンダーグ帝国の事を色々調べてみたけれど、何故今になってスカイランドを襲い、プリンセス・エルを狙うのか…たくさんの書を紐解いても、その答えは見つからなかったわ」

 

 

ヨヨはそこから王様と王妃様にかけられた呪いを解く方法を説明する。

 

 

「ランボーグを浄化した時に現れるキラキラエナジー…それをミラーパッドに集めれば、王様と王妃様にかけられた呪いを解く薬を作ることが出来るわ」

 

「そっか…やったねエルちゃん!その薬が作れたら、パパとママを目覚めさせることが出来るかもしれないよ!」

 

「パパ、ママ…ウワ~~ン!!パパ~!ママ~!」

 

 

両親の事を思い出したのか、エルは泣き出してしまう。あげはがすぐさまエルを抱っこする。

 

 

「…まずは、エルちゃんの笑顔を取り戻しましょう!」

 

「そうだよね!」

 

「でも、どうすれば良いんでウィス?」

 

「子供が喜ぶ、あれしかないでしょ!」

 

『あれ?』

 

 

ケータ達はあげはの提案を聞いた。

 

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「むかしむかし、ある所に、小さな雲がフワフワと降りてきました」

 

「桃じゃないんですか?」

 

「だよね?」

 

「アレンジしちゃった!」

 

「いや、アレンジしすぎじゃない?」

 

 

あげはのアレンジ発言にケータがツッコミを入れる。

 

あげはの提案とは人形劇をしてエルを元気づけようというものだった。ちなみに内容は桃太郎を元にしている。

 

 

「そして、舞い降りた雲がパカっと開くと、中から元気なえるたろうが出てきました」

 

 

桃太郎はえるたろうとして登場する。もちろんえるたろうはエルをモチーフにしている。

 

 

「えるたろうはミルクを飲み、すくすくと育っていきました。しかしある日、えるたろうの大好きなあげは姫が悪い鬼に連れ去られてしまいました…」

 

 

するとあげはをモチーフにした人形、あげは姫が鬼に連れ去られてしまう

 

 

「あ~れ~!助けて!えるたろう様~!」

 

「だいぶ桃太郎の物語とズレてきましたね…」

 

「うん…」

 

 

ウィスパーとケータが小声でそう口にする。

 

 

「えるたろうはおばあさんからくもパンを貰い、あげは姫の弟、ケータ王子と一緒にあげは姫を助けに行くことになりました」

 

「えるたろうさん!必ず姉上を助け出しましょう!」

 

 

王子様の恰好をしたケータ王子はそう言ってえるたろうと一緒に鬼ヶ島に向かい始めた。

すると2人の目の前にソライヌが現れた。

 

 

「待ってくださいワン!そのくもパンをくださいワン!そうしたらえるたろうさんにお供しますワン!」

 

 

こうしてソライヌをお供に加えたえるたろう達。

 

 

「ちょっと待ってウキ!くもパンをくれたら、えるたろうさんと一緒に鬼ヶ島に行くウキ!」

 

「ちょっと待ってくださいケン!僕もプリンセス…じゃなくて、えるたろうさんについて行きますケン!」

 

 

ましろサル、ツバサキジもお供に加え、えるたろう達は鬼ヶ島へと向かっていった…。

 

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えるたろう達は長い旅を経て、ついに鬼ヶ島に近づいてきていた。

 

 

「あれが、鬼ヶ島…」

 

「嫌な感じです…まるでアンダーグ帝国…」

 

「えるたろうさん…僕はあなたの為なら、どんな敵が相手でも、戦ってみせます…」

 

「私も…みんなを悲しませるような人達に、負けてなんていられないから…」

 

「私は…強く、誇り高いヒーローにならなくては…シャララ隊長のように…」

 

 

ソラ、ましろ、ツバサは自分の思いが強くなり、物語と脱線した事を言い始める。

 

 

「あげは姉…みんなの雰囲気、ちょっとヤバくない…?」

 

「そうだね…」

 

「ウィス…」

 

「…」

 

 

ケータとあげは、ウィスパー、ジバニャン、フユニャンは心配そうに3人を見る。

 

 

「えるぅ~!」

 

 

するとエルが突然泣き出してしまった。

 

 

「エルちゃん!」

 

「大丈夫ニャン!?」

 

 

あげは、ジバニャン、フユニャンがエルに駆け寄り、あげはが抱っこをし、エルをあやす。

 

 

「不安な気持ちって、不思議と伝わっちゃうんだよね…」

 

「ごめんね、エルちゃん…」

 

「笑顔になってもらおうと思ったのに…」

 

「自分の心を抑えられず…未熟でした…」

 

 

ソラ、ましろ、ツバサは申し訳なさそうにそう口にする。

 

 

「えるたろうは大丈夫!ね?」

 

「そうだよ!えるたろうなら鬼に勝てるって!」

 

 

あげはがえるたろうの人形を見せ、ケータと一緒にエルを励ます。

 

 

「える…える!」

 

 

エルは笑顔になる。

気を取り直し、ケータ達は人形劇を再開する。

 

 

「ガーッハッハッハッハー!!えるたろう!よくぞここまでたどり着いたな!」

 

 

えるたろう達はついに鬼ヶ島にたどり着き、あげは姫を攫った鬼と対峙する。

ちなみに鬼役はウィスパーだ。

 

 

(ウィスパーノリノリニャン…)

 

 

あまりに役にハマっているウィスパーを見てジバニャンが呟く。

 

 

「まずは私から行きますワン!」

 

「グォーッ!?」

 

 

ソライヌのパンチが鬼ウィスパーに当たる。

しかし勢い余って幕が崩れてしまった。

 

 

「あちゃ~…」

 

「み、未熟です…つい力が入ってしまって…」

 

「だ、大丈夫ですよ、プリンセス…」

 

 

ツバサはエルにそう言う。

するとエルが立ち上がり、ケータ達の所まで歩いてくる。

 

 

「ソラ…ましお…ちゅばさ…あげは…ケータ…ジバニャン…フユニャン…ウィスパー…!」

 

 

エルはケータ達の名前を呼んだ…。




今回は少し短めではありますがここまでです。
それとケータをひろプリの絵柄風に描いてみました!

【挿絵表示】



次回も楽しみに待っていてください!
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