エルから名前を呼ばれ、一同は驚いていた。
「エルちゃん…ましろって…!」
「プリンセスが…僕の名前を…!」
「エ、エルちゃん…!」
「エルちゃんが、ワタクシの名前を~!」
ましろ達は感動していた。
「…エルちゃんを励ますつもりだったのに、逆に励まされちゃったね」
「そうですね…」
ケータとソラはそんな会話をしていた。
するとヨヨからスカイランドから通信が入ったと聞かされる。ミラーパッドには青の護衛隊のアリリ副隊長とベリィベリーが映っていた。
『スカイランドの事は任せてくれ!皆希望を胸に、前に向かって進もうと頑張っている。こちらの事は心配するな』
『ソラ!フユニャン!ケータ!私達は私達のやるべき事をする。そっちもプリンセスの事を頼んだよ!』
「うん!」
「はい!」
「任せてくれ!」
ケータ、ソラ、フユニャンの一言にましろ達も頷く。
スカイランドとの通信を終えると窓の外にたくさんの鳥たちが集まっていた。
「何でウィスこの鳥たちは?」
「僕の鳥友達です!」
ツバサは鳥の姿になり、鳥たちの話を聞く。
なんでも公園に怪しい人物が現れたとの事だ。
嫌な予感がし、公園まで行ってみるとそこにはバッタモンダーの姿があった。
「やぁ、待っていたよ」
「バッタモンダー!」
「またエルちゃんを狙ってきたんだな!」
ケータからの問いにバッタモンダーは首を振って否定する。
「僕の狙いは…プリキュア!ウォッチ使い!君達だよ!カモン!アンダーグ・エナジー!」
「ランボーグ!」
バッタモンダーは鬼の人形にアンダーグ・エナジーを注ぎ込み、ランボーグにする。
「行きましょう!」
ソラ、ましろ、ツバサはミラージュペンを構え、ケータはスカイブレードを手に持った。
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「無限にひろがる青い空!キュアスカイ!!」
「ふわりひろがる優しい光!キュアプリズム!!」
「天高くひろがる勇気!キュアウィング!!」
「「「レディ・ゴォー!」」」
「「「ひろがるスカイ!プリキュア!!」」」
『スカイドッキング』
ソラ、ましろ、ツバサはプリキュアに変身し、ケータはスカイブレードにコアユニットをドッキングし、衣装も戦闘服に変わった。
「行くぞ!」
「はい!」
まず、スカイとフユニャンがランボーグに攻撃をする。
しかし2人はランボーグの金棒で吹き飛ばされ、ウィングに受け止められる。
しかしランボーグは続けてスカイ達に攻撃を加えようとする。
「「させないぞ(よ)!」」
ケータとプリズムが斬撃と光弾をランボーグに当て、攻撃を阻止する。
その隙にスカイ、ウィング、フユニャンがランボーグに攻撃しようとする。
「オレっちも行くニャン!ひゃくれつ肉球!!」
ジバニャンもひゃくれつ肉球で反撃しようとする。
しかしスカイ達は金棒で吹き飛ばされてしまった。
「ハァーッ!!」
プリズムが光弾でランボーグを攻撃するがランボーグはそれを跳ね返し、それはケータとスカイ達に直撃してしまった。
さらにランボーグの攻撃が続き、ケータ達は地面に倒れてしまい、辺りは滅茶苦茶になってしまう。
「みんな!」
「マ、マズイでウィス~!」
エルと一緒に隠れていたあげはとウィスパーは思わず叫んでしまう。
「あぁ…滅茶苦茶だ…これじゃあまるでスカイランドのようじゃないか…王と王妃が倒れ、護衛隊の隊長も消えてしまって…弱いって、なんて可哀想なんだ…」
バッタモンダーはわざとらしくそう口にする
するとスカイとケータが立ち上がろうとしていた。
「スカイランドは…弱くありません!みんな希望を胸に、前に進もうと頑張っています!」
「そうだ…だから俺達も…前に進まないといけないんだ!」
ケータは妖怪メダルを取り出した。
「妖怪メダル、セットオン!」
『キズナメコ!』
スカイブレードのコアユニットにセットしたのはキズナメコの妖怪メダルだった。
「ヤァーッ!!」
ケータはスカイブレードを振り、スカイ達に斬撃を放った。
「ケ、ケーくん!?」
「フッ、どうやら自棄になってしまったみたいだね。あぁ、弱いってなんて悲しいんだろう…」
「…あれ?」
スカイブレードの斬撃を喰らったスカイ達は傷つくどころかこれまで受けた傷がなくなり、軽々と立ち上がっていく。
当のケータも傷が無くなり、全快していた。
「治ってるよ!?」
「今のはキズナメコっていう妖怪の力だよ」
「えーっと、キズナメコは、どんな傷も治しちゃう妖怪でウィス!」
妖怪Padでキズナメコの情報を見るウィスパーをあげはがジト目で見る。
「…ねぇ、メダル持ってるって事はケーくんのともだち妖怪だよね?なんであんたが知らないわけ?」
「し、知っていますとも!あくまでも今のは確認でウィス!」
「いや、嘘くさいって…」
「える…」
あげはの言葉にエルもジト目で頷く。
一方バッタモンダーは全快になったケータ達を見て驚いてしまう。
「はぁ!?ダメージを治すとかズルじゃねぇか!」
「俺達を弱いとか言ってる癖に自分で戦わないお前に言われたくないんですけど~」
「そうニャ~ン!おし~りぺんぺ~ん!」
「うるせぇ!弱い癖にいい気になりやがって!ランボーグ!さっさとやっちまえ!」
「ランボーグー!」
あっさりとケータとジバニャンの煽りに乗ってしまったバッタモンダーはランボーグに命令する。
プリズムが光弾を放ち、当たる直前で光弾を弾けさせ、目くらましをする。
その隙にスカイ、ウィング、ジバニャン、フユニャンがランボーグに攻撃を加えていく。
そしてランボーグは地面に倒れる。
『今ですマスター。ランボーグの浄化を』
スカイブレードの中にいるレイがケータにそう言う。
「えっ?出来るの!?」
『はい。スカイブレードを使えばランボーグを浄化することが出来ます』
「そっか!わかった!」
「浄化モード、オン!」
ケータはコアユニットのボタンを2回押す。
するとスカイブレードが光を纏った。
「スカイブレード・一刀両断!!」
ケータが放った斬撃はランボーグに直撃した。
「スミキッタ~…」
ランボーグは浄化され、周りにキラキラエナジーが出てくる。
「ミラーパッド!OK!」
スカイがミラーパッドにキラキラエナジーを集め、ゲージが少し溜まった。
「ありえねぇ!こんな弱い奴らに負けるなんて!ぜってぇ俺の前に跪かせてやるからな~!…おっと、僕としたことが…君達の奮闘ぶり、とても素晴らしかったよ!また会おう。バッタモンモン!」
そう言ってバッタモンダーは撤退していった。
「…変な奴」
「ウィス…」
ケータ達は呆れた顔をしていた…。
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夕方になり、ケータ達は家に帰ろうと歩いていた。
「ケータくん…」
「どうしたの、ましろ姉?」
「久しぶりに、手を繋いでも良いかな?」
「え?う、うん…」
ケータはましろと手を繋ぐ。
するとソラもケータの手を握ってきた。
「え?」
「ソ、ソラちゃん!?」
「ご、ごめんなさい!なんだか、ケータくんと手を繋ぎたくて…良いですか?」
「う、うん…良いよねましろ姉?」
「う、うん…」
「あ、ありがとうございます!」
動揺しながらもケータとましろは承諾する。
「も、もしやこれは…!」
「ああ…!」
「もしかするニャン…!」
「はい…!」
「ケーくん達、青春してるね!」
「える!」
ウィスパー、フユニャン、ジバニャン、ツバサが驚いている中、あげはとエルは楽しそうに3人を見ていた…。
次回も楽しみに待っていてください!