どうかお願いします。あともしかしたら今月に新しい小説をだすかもしれません
「死ねぇええええええええええええ!!!!」
ヒルチャールを倒しながら、カルトはギーグに突っ込んでいった
[いきなりですか]
ギーグは腕を組んで防御の態勢をとろうとするが
「おせぇよ、拳撃・赫!!!」
[カハッ!!!]
カルトの拳がギーグに炸裂するそしてそのままギーグは数mほど吹っ飛んだ
[フフ、さすがですねぇ]
「独り言をつぶやくぐらいなら反撃した方がいいぞ」
[...!?一瞬で距離をつめ]
ギーグが着地した瞬間、カルトは一瞬で距離をつめた
「ほら、もう一発!!」
そしてそのまま、カルトの拳はギーグの顔に炸裂した
[グッ...!ナメるなぁ!!!]
反撃としてギーグは大きく拳を振り、カルトの顔に当てようとするがカルトはその攻撃を避けることなく迫りくる拳に自分の額を当てた
[グ...なんという硬さ]
人間の額、それは本来弱点でありここに今のギーグの攻撃が当たれば勝負は決していた。だがそれは相手が普通の人間の場合だ。カルトは「超人体質」。人体の硬さは並みのものではない。そのため本来弱点であるはずのカルトの額には傷ひとつなく、逆にギーグの拳は出血してしまっている
「随分軽い拳だな、まだそこら辺のネコのパンチの方がいてぇぞ」
[ほんとに貴方は人間、なのです、か!]
フィジカルでは勝てないと踏んだギーグは風元素の斬撃をカルトに向けて放った
「ああ、純度100%の人間だよヴァーカ!!!」
だがそんな斬撃もカルトが足を軽く振るっただけで消えてしまった
[こうなったら、私の最強の技で...!]
「おい、もう奥の手かよつまんねぇな」
[フフ、その余裕いつまで持つか見ものですね]
そういってギーグは上空へ浮かび、右手に風元素を集約し巨大な剣を生成した
「...!」
[これが私の奥の手です、くらいなさい!!深淵大裂斬!!!」
清泉町
ここには避難していたモンド住民やそれを護衛する者がいる、そして彼らは上空に現れた巨大な剣に不安を覚えていた
「おい、あれやばいんじゃあねぇか?」
「あんなのどうやって止めるのよ」
「もうだめじゃ、モンドは終わってしまう」
「まずいな、あれは」
巨大な剣をみて、ボレアスはそうつぶやいた
「ボレアス様?」
「我の視界を与えているお前には見えているだろうがあの剣を小僧に向けて振り下ろすつもりなのだろう」
「ええ、でもカルト様ならきっと」
「ああ避けることならあの小僧にとっては容易だろうだが、避けた瞬間後ろにいる騎士団の連中やモンド城に甚大な被害をもたらすだろうな」
「じゃあ、つまりカルト様はあの巨大な剣を受け止めなければならいないのですか...?」
「すべてを守るにはな」
「そんな...!」
モンド城正門
「なんですか!?あの巨大な剣は」
「あんなのがもし、振り落とされたらモンド城が破壊されちゃうよ!それに」
モンド城壁の上で騎士たちを支援していた壁上部隊のアンバーとモナは巨大な剣をみて動転してしまっていた。また、アンバーは別の心配もしていた
(カルト、アンタ大丈夫だよね?)
自分の思い人があの剣を作り出した元凶と戦っている、そんな状況にアンバーは不安をおぼえていた。
「お前たち!!カルトを信じろ!!」
動揺している周りの騎士にジンは喝をいれる
「あの攻撃はカルトが必ず防ぐ、だから今は自分にできることに全神経をそそげ!!!」
その言葉をきいた瞬間、この場にいる全員の顔から不安が消えた
「そうだ、そのとおりだ!」
「ああ、アイツの腕っぷしは俺たちがよく知っている!!!」
「ええ、そうですね。彼がいるんです。不安になった自分がバカみたいですよ。こんなの未来を見なくてもわかったことですのに!」
そういってモナは騎士団の援護を再開した
(そうだよね、カルトならきっといや絶対大丈夫だよね)
「よし!行くよ~、雨のような矢をくらいなさい!!!」
アンバーも大量に矢を打ち出し、援護を再開した
「さすがは、我らが代理団長サマだぜ」
「無駄口を叩くくらいなら、少しでも敵の数を減らしたらどうだ」
ジンによって騎士たちの士気が上がった様子を見てガイアは感嘆の意をのべていたが、そんな彼にディルックは辛辣な言葉をかける
「はいはい、わかってるよ!」
ガイアは襲ってくる敵を氷元素を纏った剣で屠っていき
「判決を下す!!!」
ディルックは巨大な炎の鳥を敵にぶつけ燃やし尽くしていった
「オズ、いきなさい!!」
フィッシュルはオズと共にヒルチャールに雷をあびせていった
(カルトなら大丈夫!!今は私にできることを!でも...)
ジンの言葉を聞いてフィッシュルは果敢に攻めていくが妙な胸騒ぎを感じていたそれ故迫ってきているヒルチャールの存在に気が付かなかった
「お嬢様!!」
フィッシュルの従者オズがヒルチャールの存在に気づき攻撃を防ごうとするが距離があるため間に合いそうになかった
[GUgxya!!!!!]
(しまった...!)
ダメージを覚悟した時フィッシュルの横をある人物が超スピードでとおりすぎ、ヒルチャールを吹っ飛ばした
「大丈夫か?」
「はい、ありがとうございます。ジンさん」
「どうした?あまり戦いに集中できていないようだが」
「すみません、大丈夫です」
「そうか、ここからは私も援護する。はやくコイツらを倒してカルトにお節介をかけに行こう」
「はい!!」
そういって二人は攻撃を再開した。
(カルト待ってて...!)
[これが私の奥の手です、くらいなさい!!深淵大裂斬!!!」
そういい、ギーグは剣を振り下ろした。巨大な剣が迫ったくる中カルトは笑っていた
「やっとマシな技がでてきたか」
カルトは天逆鉾を取り出しそれを両手で持ち、構えた
(いったい何を...あの剣で元素を吸収するかと思ったが違うのか、それにあの構えは...いや)
[どんなことをしても無駄です!!モンドと共に消し去ってやる!!!]
「やってみやがれ!!できるもんならよぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」
カルトは天逆鉾を思い切り振りとてつもない衝撃波を放った。いわゆる空気砲。その威力はトワリンのブレスと同等かそれ以上のものだった。ギーグの剣とカルトの空気砲、互いにとんでもない規模の攻撃がぶつかりあい拮抗していた
[馬鹿な!!私の切り札、深淵大裂斬がこんなふざけた技に!!!それにこのままでは....]
だがそんな均衡ももうじき崩れようとしていた、
「くたばれ!!!!」
カルトはもういちど剣を振るう構えをとり、そしてそのままフルスイングしたもうひとつの空気砲がさっき打ち出した空気砲を助け、ギーグの剣を押し上げていきギーグは空気砲の餌食になり体がボロボロになっていく
[グァアアアアアアアアアアアア!!!そんな馬鹿な、こんな...こんな!!!!]
[こんなにも早くお見せすることになるとは!!!!!!!!!!!アッハッハッハッハッハッハ]
そしてギーグを中心に巨大な紫色の竜巻が形成されたそしてギーグはその中で怪しく
笑っていた
[アッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハ]
ギーグの笑い声はモンド中に響いており、その笑い声に多くの者が不安を覚えていた。そんな中ギーグが笑い出してからヒルチャールに変化が訪れた
「なんだ!?」
「アイツ等様子が変だぞ!...苦しんでいる?」
「なにボーっとしてんだ!!今がチャンスだろうがとっととこいつらやっちまうぞ!!」
戦っていたヒルチャールたちはギーグが笑い出してから苦しむようになり、頭を抱えたり、地面にのたうち回る個体がでてきた。その隙を逃すまいと騎士たちはヒルチャールを次々に撃破していく、そしてヒルチャールの数は残り七匹になった
「へへ、案外楽勝だったな」
「これで残りはあの使徒だけだな」
「ああ、じゃあさっさと残りの雑魚どもも処理しちまおうぜ!」
「「おう!!」」
「あ、おい!俺も行く!!」
「俺も俺も!!手柄は俺がいただくぜ!!」
周りの騎士たちはこの様子に安堵しており、もうヒルチャールたちを警戒する者はいなかった。だがジンやディルック、ガイアなどの実力者はこの現状に違和感を覚えている
(なんだ、この違和感は)
そしてフィッシュルこの現状に誰よりも強い不安を覚えていた
(
なにこの寒気...それに胸騒ぎもさっきより強く)
彼女が不安を感じているとある中年の騎士がフィッシュルの肩を叩いた
「大丈夫だ、あとは俺たちがやるから心配するな。」
そういって残りのヒルチャールを処理しに走っていった5名の騎士たちに合流しに行った
「待って!!!」
「へへ、これで俺も昇進だ!!!」
そういいながら中年の騎士はヒルチャールの首に剣を振り下ろしたが、その剣はぼっきりと折れてしまった
「え...」
なぜならヒルチャールが巨大化しており細い剣では太くなった首を切断することが叶わなかったからだ。そしてそのヒルチャールはその剛腕で中年の騎士の頭を握りつぶしてしまう
[gigixyaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!]
その瞬間他のヒルチャールたちも叫びながら体を巨大化させていった
「総員一時退避!!!!」
その様子を見て、ジンは騎士を全員退かせようとしたがさきほどの5名の騎士たちは恐怖で動けずにいた。そして各々が首を握りつぶされたり、体に穴をあけられたり、頭を踏みつぶされたりと凄惨な死を遂げた
「クッ、」
「少し変わっただけのヒルチャールだと思っていたがまさか、王者になっちまうなんてな、しかもあれは見たことない個体だな」
そういってガイアは冷や汗をかいていた。このテイワット大陸で確認されているヒルチャール王者は岩兜、雷兜、霜鎧であるが、いま目の前にいるのは緑色の鱗をもち風元素をまとっている個体だった
「gigixyaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
強大な力を持つ王者七匹がモンドの騎士を蹂躙しようとしている。つまり一気に戦況が変わってしまったのである。最悪の方に。そしてヒルチャールの変化が終わった後すぐにギーグの笑い声は止まり、竜巻も収まった
「てめぇ、その姿...」
竜巻が消えて現れたのは緑と紫が混ざった鱗に覆われ、背中に四本の羽が生えていたギーグだった
「ええ、トワリンの血を少しばかり体内に注入しました。ですが龍の力は素晴らしいものですね、先ほどのダメージはほとんど完治しましたし何よりこの...」
ギーグは右手上にかかげ、そのまま緑色の小さな光弾を打ったそしてその光弾は爆発し景色を緑色に染めてしまった
「この圧倒的なパワー!!!すばらしい...!」
ギーグは右手を思い切り握りその手をカルトに向けた
「ではラウンド2に参りましょうか」
「少しは楽しませろよ偽トワリン!!」
モンド城正門前の戦い、いま混沌極まる
技
カルト 拳撃・赫 ただのストレート。ただ威力がおかしい
ギーグ 深淵大裂斬 ギーグが作り出した巨大な風元素の剣
イメージはベジットのスピリッツエクスカリバー
図鑑
ヒルチャール王者・風龍 ギーグがヒルチャールに無理やりトワリンの血を注入し
ギーグの変化によって血が暴走した姿。自我はなくただ
本能で敵を蹂躙する。常に風を纏っている
ギーグ(風龍) トワリンの血の力を完全にコントロールした姿
その強さは未知数