野蛮な騎士   作:鴨凹

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今回某忍者漫画の要素を取り入れてみました
そして今回あるキャラの超強化が入ります


暗雲切り裂く風

モンド城側門

 

「「はぁあああ!!」」

「蛍たちに続けぇ!!」

「「「おおお!!!」」」

 

モンド城側門の戦い、この戦場もカルトたち正門と変わらず激しい戦いが繰り広げられていた

 

「来い!」

 

蛍とエウルアが先頭に立ちアビスの使徒に攻撃を仕掛け、それにベネットたち冒険者たちが続く。エウルアと蛍はそれぞれの元素を纏いながら攻撃するがどちらの攻撃も使徒の両手の剣で完璧に防がれてしまった。だが両手で防いでいることで使徒には隙が生まれその隙を狙いベネットたち冒険者は攻撃を仕掛けていく

 

「今だ!!!」

 

ベネットは炎をまとった剣で

 

「「「おおお!!!」

 

冒険者たちはそれぞれの武器で使徒に攻めていくが

 

「ふん、アビスの潮鳴!!!」

 

使徒は体をその場で回転しエウルアと蛍を弾き、ベネットたち冒険者を切り裂いてしまった

 

「「「うわあああああ!!!」」」

「...クソッ!」

 

ベネットはなんとか防御したがそれでもところどころ斬られてしまっており、防御ができなかった冒険者たちは重傷を負ってしまった

 

「みんな!!」

「死ね!アビスの大波!!!」

 

使徒は大量の水の斬撃を放ちやがてそれは一つに集約され一つの大波のような形になりベネットたちに襲い掛かる

 

「まずい!」

「...!」

 

ベネットたちにその波が迫る中エウルアが氷元素を纏った大剣を構え前に立つ

 

「やらせない!!!」

ローレンス流 守護結界 氷牙の城壁

 

エウルアが大剣を地面に刺すとそこから氷の巨大な城が生成され斬撃の波を受け止めた

 

「今の内よ!!負傷者は今すぐに後ろに下がって!!」

 

だが氷の城はもうすでにボロボロで崩壊寸前で斬撃の波を完全に止めるまでには至らなかった。それにまだほとんどの負傷者の撤退が済んでいない、そして氷の城は完全に崩壊してしまった

 

「!ウィンドター...」

「行かせん!」

「...ッどいて」

 

その様子を見て蛍はエウルアたちを援護しようとするが使徒に阻まれてしまう

 

「エウルア!!!」

「はぁああああああ!!!」

 

エウルアは襲い来る斬撃の波を大剣一つで受け止めている

 

「うおおおおおお!!!」

 

それにベネットが助太刀する

 

「ベネット、貴方もケガをしてるんだから、早く...」

「こんぐらい、へっちゃらだって!」

「傷、増えても知らないわよ!」

「大丈夫!傷には慣れっこだ!!」

はぁああああああ!!!

うおおおおおお!!!

 

そして二人は傷だらけになりながらも斬撃の波を完全に止めることに成功した。だが二人とも膝をついてしまう

 

「ほう、止めたか。だが!」

 

使徒は膝をついている二人を始末しに向かいに行くが蛍がそれを阻止した

 

「二人は休んでいて、コイツは私がやる」

「無茶よ、こんなやつ一人でなんて」

「そうだ、いくらお前が風魔龍を止めたといっても」

「大丈夫。今の私なら多分倒せるから」

 

蛍は笑顔でそう二人に言った

 

「大きく出たな、あの時ギーグに一撃で沈められたやつの言葉ではないな」

「へぇ~、見てたんだ。でもね今の私は」

「な!?」

 

蛍は一瞬で使徒に近づきそのまま使徒の体を切り裂いた

 

「ぐぁあああ!!!、な、なんだと!?」

「あの時の10倍は強いよ」

 

蛍の剣には薄く鋭利な風が纏っていた

 

 

 

 

 

 

蛍side

「薄く鋭く?」

「ああ」

 

私はいまカルトに修行をつけてもらっている真っ最中だ。

 

「アイク曰く、風元素を極限にまで研いだら岩だろうが鉄だろうがなんだろうがなんでも斬れるようになるらしい」

 

そう言われたため私は剣に風元素を薄く研ぐイメージで纏った

 

「マジか...」

その様子を見てカルトは若干ながらも驚いていた

 

「元素の形態変化ができる奴は神の目の所有者の中で一握りしかいないはずなんだが、さっきの"ウィンドターボ"といいお前は元素の扱いが結構うまいらしい」

 

そう言ってカルトは立ち上がり私に剣を向けた

 

「総復習だ。その状態でもう一度俺と戦え。」

「わかった」

 

私たちはお互いに剣を構えた

 

「オラァ!」

「はぁあ!」

 

カルトは猛スピードで私に斬りかかってきて私はそれを受け止めた。私は剣に纏ってある風元素の出力を上げカルトの剣を弾こうとしたがそれが災いして風元素が暴発してしまった。その隙を見逃すはずがなくカルトは私の腹に蹴りを入れた

 

「アホ、お前本番に絶対にそれするなよ。死ぬぞ。ほら立て」

「う、うん」

 

私はもう一度剣に風元素を薄く研ぐイメージで纏わせた

 

「今度はお前から来い」

「うん、行くよ!」

 

今度は私がカルトに斬りかかったがカルトは簡単に私の剣を止めそのまま私は弾かれてしまった

 

「だったら...!」

私は剣に纏った風元素を斬撃としてカルトに飛ばした。だがその攻撃もカルトは簡単に弾いてしまった。けど私の狙いはその一瞬の隙!!

 

ウィンドターボ!!」

 

弾いた時ほんの少しだけど体制が傾いたその隙を狙って私は剣に風元素を纏ってカルトに近づく

 

「なるほど、僅かな体制の傾きを見逃さなかったのは褒めてやる。けどな動きがまだ直線...!?」

 

カルトは私の動きが直線的なことを読み、横に避け私に一撃を加えようとしたけど私の狙いはまさにこの状況だった。"ウィンドターボ"は本来足に風元素を圧縮し弾くことでスピードを得る技、じゃあそれを手でやったらどうなる?

 

答えは私の動きは本来ありえない軌道をしカルトの後ろを取ることができた

 

「コイツ...!」

「行くよカルト!!」

 

そしてそのまま私はスピードに乗りながらカルトに斬りかかった

 

「な~んつって」

「へ」

 

けどカルトはその攻撃すらも簡単に避けてしまった。これ避けるの!?ていうかどんな反射神経してんの!?そして私は腕を掴まれそのまま地面に打ち付けられ、剣を首に向けられてしまった

 

「ぐっ!?」

「はい、また死んだ」

「なんで今の攻撃避けられんの?」

「そりゃ俺が強いからとしか言いようがないな」

「答えになってない」

「だが、今のは中々よかったぞ」

「え?」

「ほら見ろここ」

 

そう言ってカルトは私に頬を見せてきた。そこには小さなかすり傷があった

 

「最後の一撃は多少いや少し、1ミリぐらいヒヤッとした」

 

私はこの結果をみてこの短期間で確かな成長を感じた

 

「おい、なにニヤニヤしてんだ?」

「いや~べつにぃ~」

「へぇずいぶん余裕じゃねぇか。だったら今よりさらにきつくしていいよな?喜べ地獄が見れるぜ」

 

そこから私は地獄を味わい今日に至る。そしてカルト、絶対いつか泣かす(# ゚Д゚)

 

 

 

 

 

時は戻って現在

第三者視点side

 

(なんだ今のスピードと切れ味は!?)

 

使徒は目の前にいる蛍の成長に驚いていた

 

(この短期間でここまで成長しているとは...)

「なるほど、多少はできるようになったみたいだな」

「そっちはあまりできないみたいだね?」

「図に乗るな!!」

 

使徒は蛍に斬りかかるが蛍は再び使徒の目の前から消え今度は後ろから蹴りを食らわせた。それに反応し使徒は反撃として斬りかかるが蛍は最小限の動きでその攻撃をかわし使徒に斬りかかる。だが使徒はそれをギリギリ受け止めた

 

「ぐっ...!アビスの潮鳴!!!」

 

使徒は両手に水元素の剣を生成し回転しながら蛍に迫っていく

 

「ふっ!」

 

蛍は両手で剣を持ちその攻撃を弾いた

 

「ならば!アビスの大波!!!」

「やばい!蛍!」

「...!」

 

ベネットとエウルアは先ほどの技が来るとわかると蛍を支援しに向かおうとするが蛍は右手を横に出しベネットたちを制止した

 

「蛍一体何を...」

「一体何するつもり」

 

迫りくる斬撃の波それを目の前にして蛍は慌てることもなく体制を低く構えた。すると蛍が持つ剣の風元素の勢いが増していった

 

(なんて量の風元素なの、あんなのジン並じゃない)

 

エウルアは蛍が纏わせている風元素の量をみて内心驚いていた

 

風切太刀(カゼキリノタチ)!!」

 

蛍が剣を思い切り振ると巨大な風元素の斬撃が放たれ使徒が作った斬撃の波は全てのまれてしまい

 

「なんだとぉおおおおおお!!!!」

 

そのまま使徒も斬撃にのまれてしまった。そしてその斬撃はモンド城外の森林までのび、ほとんどの木をほとんど伐採してしまっていた

 

「はは、少しやりすぎたかも、ぐっ」

 

そういって蛍は膝をついてしまった

 

「おい!大丈夫か?」

 

そんな蛍にベネットたちは駆けよってきた

 

「うん、大丈夫。少し疲れただけだから」

「あれだけの量の風元素の形態変化を行ったのだから当然ね」

 

蛍はカルトとの修行で基礎身体能力を大きく向上させたが元素の形態維持と形態変化はまだ素人のそれだった。そのため大量の風元素の形態維持と変化を行い、それを放出したため肉体的疲労が蛍を襲った。

 

「元素の形態維持?難しいことはよくわかんねぇけどとりあえずすげぇな!!」

「はぁ、確かにすごいけどあれはどうするつもり?」

 

エウルアはため息をつきながら伐採された森林を指さした

 

「それは~、はい。あとでできる限りの謝罪と行動をさせていただきます」

「まぁあいいわ。私もなにかできることがあれば手伝うわ。ここの戦場を制することができたのは貴方のおかげだもの」

「俺ももちろん手伝うぜ!!」

「ありがとう」

「ふん、この恨み覚えておくわ」

 

そう言いながらもエウルアは蛍に肩を貸したとき

 

「二人ともあぶねぇ!!ぐっ...!」

「「ベネット!!!」」

 

後ろから水元素の槍が飛んできたがベネットがいち早くそれに気づき二人を庇い、肩を貫かれてしまった

 

「まさか...」

「はぁ、はぁ、はぁ...!!!」

 

すると後ろにはいたるところがひび割れ、ボロボロの使徒がいた

 

「ウソ、間違いなく直撃したはず」

「したさ、だが私は直撃する瞬間水元素の障壁を5枚張らせてもらった。そのおかげで私は消滅せずすんだ。」

 

使徒は斬撃に直撃する瞬間5枚の水元素の障壁を張りダメージを軽減していた

 

「もう力はほとんど残っていないが今の疲弊しきったお前たちを倒すには十分すぎる!!!」

 

使徒は蛍たち3人に向かっていき、蛍たちはそれを迎撃するべく構えるがエウルアとベネットは蛍の前に立った

 

「二人とも?」

「残念だけどアイツを倒せるのは貴方だけ、だから貴方の体力が回復するまで」

「俺たちが時間を稼ぐ!!はぁ!!!」

 

ベネットは炎元素を纏った拳を地面に打ち付けフィールドを展開した

 

(すごい、どんどん体力が回復していく)

 

フィールドの中にいた蛍は自分の体力が回復していくのを感じた

 

「よし!行くぜ!!」

「頼んだわよ!旅人」

 

迫りくる使途の刃をエウルアとベネットが受け止め、それを使徒が弾いた。モンド城側門の戦いはクライマックスに突入した

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




蛍、超強化です。そのためこれから出てくる既存のキャラクターもどんどん超強化していきます。(一応璃月の結末までの構想は完成してます)
あとカルトの超人体質は甚爾より全然弱いです。
読んでくださりありがとうございました。評価・感想などもよろしくお願いします。
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