参考元は 某最強の人です
蛍side
「ご無事ですか?バル...ウェンティ殿」
「...その名前で呼んでくれてありがとう、ジン。ごめんね僕のせいでカルトが」
そうカルトはウェンティをかばい、トワリンのブレスをまともに受け、吹き飛ばされてしまった。あの濃度の風元素のブレスを食らったカルトは恐らくもう....
「僕が不甲斐ないばっかりにカルトはもう...」
「いえ、大丈夫でしょう」
「そうだな、彼があの程度でくたばるわけがない」
ジンさんとディルックさんはそうウェンティに告げた。まるでカルトが生きているのを確信しているように
「確かにトワリンは腐食の影響を受けているとはいえ力そのものが落ちているわけでn」
私たちが話していると突如目の前に何かが降ってきた
「ったくあの龍野郎、逃げ足速ぇな」
「...ウソ」
「ええ!?」
「ほんと、どうなってんの?」
振ってきたのは所々血がでているカルトだった。だが負っている傷に見合ないほど彼はピンピンしていた
「その..カルト大丈夫なの?」
「あの程度の攻撃で俺が死ぬと思ってんのかよナメンな」
「ハハハ...ホントすごいね君」
いくら、カルトが超人体質とはいえ規格外過ぎない?
「カルト、よくウェンティ殿を守ったな」
そう言いながら、ジンさんはカルトの頭を撫でた。それをカルトは
「おい!子供扱いするんじゃねぇ!てか褒められる筋合いなんてないんだよ!俺が勝手にやったことなんだからよ!」
顔を赤くしながらジンさんの手を払った
「いや、本当にありがとうカルト。君がいなかったら僕はきっと...」
「だから!俺が勝手にやったことだ!礼を言われる筋合いはねぇ!」
「じゃあ、僕も勝手に君にお礼を言うことにするよ。本当にありがとうねカルト」
「...チッ、どいつもこいつも...!勝手にしやがれ」
そういいカルトはそっぽを向いてしまった、そこにパイモンが
「なんだ~、カルトもしかして照れてんのか~?」
とニヤケながら彼にちょっかいを出しにいった
「トワリンの前にてめぇをぶん殴ってやろうか?」
「ヒッ」
そしてパイモンは私の後ろに隠れた
「やっぱ、アイツ怖いぞ!」
「今のはパイモンが悪いよ...」
でも、やっぱりカルトは優しいんだなと私は思った。始めてあった時も私のことを助けてくれたしそんな彼を「災害」と呼んでいる人たちに対し少し怒りを抱いたのは内緒だ
「おい、ジンそれに吟遊..いや風神サマ、さっきのトワリンの反応を見たよな?」
「ああ」
「うん」
「あんな状態では会話もクソもあったもんじゃねぇ一回アイツぶっ飛ばして無理やり治す。これが今後の方針でいいか?」
「そうだな、あんな状態では私たちの言うことも聞いてはくれないだろう、だが...」
「正直、彼の言っていることは正しい。トワリンはさきほどのアビスの魔術師に惑わされ、僕たちに殺意を抱いている。そんな奴が僕たちの話を聞くとは思えない」
「ディルック...」
「私もカルトやディルックさんの言うことに賛成かな」
正直もうトワリンは私たちの言葉を聞いてはくれないだろう。だったらもう、荒療治しかない
「もっともそれを決めんのはそこの風神だがな」
ディルックさんはそういったあと、皆の視線がウェンティに集まる
「...そうだね、もうそれしかないよね」
「これで決まったな」
「トワリンは今、旧モンドつまり風龍廃墟にいる。さっそく向かおう」
そうして私たちはトワリンを救うために再び行動を開始した
行動を開始してしばらくたち、私たちは風龍廃墟に到着した
「ここが風龍廃墟だよ」
「なんだ!?暴風で前が見えないぞ」
「風龍廃墟はこの暴風の障壁に囲まれているんだ。でも僕はその障壁をなくすことができる」
そういってウェンティは障壁の前にライアーを構えて立ったが
[イカセハシナイ]
アビスの魔術師がヒルチャール数匹を連れて襲い掛かってきた
「敵襲だ!総員戦闘じ...」
「遅ぇ」
ジンさんが私たちに呼びかけたと同時にカルトはアビスの魔術師に走っていき、首を手刀ではねた。そしてそのままヒルチャールたちも絶命させてしまった
「相変わらず、すごいスピードだね」
「てめぇらが遅いだけだ」
正直力を封印される前の私より早いかもしれない
「おい、風神サマまだかよ?」
「はいはい、あともう少し待ってね~」
そう言いながらウェンティはライアーを弾いた。すると暴風の障壁が離散し風龍廃墟へと続く道が現れた。そして私たちは風龍廃墟の中央にある塔を目指すことになった
私たちは襲い掛かってくる魔物を蹴散らしながら塔のてっぺんに到着した。けれどそこには導光装置というものがあり
ディルックさん曰くこの装置を起動しなければトワリンの元へは行けないみたい。そのため私たちはその導光装置を起動させるために動いた。カルトは「めんどくせぇ」と言いながら、結局付き合ってくれた。もしかしたら一緒に行動していくにつれある程度の信頼は得られたのかな?そして私たちはすべての導光装置を起動させ再び塔に登ってきたのだった
「これが最後の戦いだな」
ジンさんが気合を入れている
「龍災を終結させ、アビス教団の奴らに思い知らせてやる人間の力を」
ディルックさんは手袋をつけなおしながらそう言う
「トワリン待っててもう少しだから」
ウェンティは手を胸に当てている
「ハハ、楽しみだ」
カルトはトワリンとの再戦を楽しみにしているのか笑みを浮かべながら準備体操をしている
「蛍!頑張ろうな!」
「うん!」
私もパイモンもトワリンとの最終決戦に向けて気合を入れる
「じゃあ行くよみんな」
そうして全員が道光装置を起動させたことで出現した床の中央にたったら突然暴風がしたから吹き私たちを上空へ押し上げた
「グッ...!」
「任せて!」
上空へ押し上げられた私たちをウェンティは風の力で私たちを浮かせてくれた
すると
[グオオオォォォオオ!!!!]
さっき会った時より凶暴性が増してるトワリンが私たちの前を飛んでいた
「トワリン...もはや正気ではなくなっているか」
「おい風神サマァ!!俺だけあの龍野郎まで吹き飛ばせ!」
するとカルトがウェンティにそう叫んだ
「なにをする気だい?」
「お前の風と俺の脚を使ってあの結晶をぶっ壊す。それで終いだ!!」
「ええぇ!?」
「いいから早くしやがれ!!」
なんて無茶苦茶な...でもそれでトワリンが救われるんだったら
「ああ~もう!わかったよ!!」
ウェンティはカルトだけをトワリンのもとへ吹き飛ばした
カルトside
「グッ...!!!さすがは風神サマ、すげぇ風だな。でもこの勢いがあれば」
俺は風の勢いに乗りながら蹴りの構えをとった。そして
「"蹴撃" 赫ァ!!」
そのまま結晶に回転蹴りを入れたが先ほどの結晶よりも固く、少し罅が入っただけだった
「クッソ!さっきよりも固ぇッ..!
けどトワリン本体にはどうやらダメージが通ったようでそのままのたうち回りながら進んでいき、足場があるところまでそのまま飛んで行ったため、俺はその足場に着地した、その数秒後にジンたちもこの足場に着いた
蛍side
「...!今のでも割れないのか、ごめんみんな。スピードをあげるね」
そうウェンティが告げた後、風が私たちをカルトがいるところまで運んでくれた
「カルト!無事か!?お前はいつもなんで無茶を!」
「ジン、今はそんな場合ではないだろう」
カルトと合流し、ジンさんは第一声にカルトを怒鳴った。そんなジンさんをディルックさんは宥めていた
すると突然竜巻が発生し、その中からトワリンが現れた
[グァアアアアアアアアアアアア!!]
そしてトワリンは咆哮をあげながら私たちのところへ突撃をしてきた
「オラァ!!!」
[グゥッ!!]
だがその突撃にカルトは拳をぶつけトワリンにダメージを与えた
「ハハ!そんなもんじゃねぇだろ!!!」
そうして私たちとトワリンとの最終決戦が始まった
読んでくださり、ありがとうございました!
次回で風魔龍編はラストにしたいと思っています。
...多分