星の呪術師と星漿体   作:ムスビイ

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筆者は小説を書くのが初めてで書くスピードも遅く更新も遅めですがどれだけ時間がかかってもちゃんと完結させるつもりなので首を長くして待っていただけると幸いです。
では本編をどうぞ。


第一話 一目惚れ?

「日本家屋」

その名を聞くと大半の人間は木材で作られ畳やふすまなど和の雰囲気が盛り込まれた古き良き

一軒家を思い浮かべるだろう。

しかし目の前の「日本家屋」は一軒家などという次元をとうに超えていた。それこそまるで...

 

 「マジか...こんな大屋敷だったのかよ。もっといい服着てくればよかった。」

 

豪邸の壮大な長屋門の前でTシャツを着た少年がつぶやく

するとその少年を見つけた屋敷の使用人らしき男性が話しかけてくる。

 

 「星影(ほしかげ)(てる)様ですね。話は伺っておりますどうぞお入りください」

 「あっ、すみません。...では、お邪魔します」

 

星影輝と呼ばれた少年は使用人に連れられ、屋敷に入る。

外からはあまりよく見えなかったが屋敷の中には巨大な池まであり家というよりかは旅館に近い雰囲気がした。

玄関で靴を脱ぎ「彼女」が待っているであろう部屋まで案内される。が、思ったよりも建物が広く使用人の方と雑談をしながら歩く。

 

 「星影様はまだかなりお若いようですが今おいくつなんですか?」

 「10歳ですね一応まだ小学生です。」

 「なんと...その年で呪術師をしておられるとは。ご立派ですね。」

 「まあいつも呪霊を祓いに出張しているせいでほぼ友達がいないんですけどね。」

 「それは...どうかお気に留められませんようにまだ若いのですからこれからどうにでも

  なりますよ。」

 「そうだといいんですけどね...」

 

それ以降は会話が無くなり気まずさに耐えられなくなってくるとちょうど目的の部屋に着いた。

一気に気が引き締まる

 

 「お嬢様ただいま護衛の方がご到着されました。」

 「あっ!ほら来られましたよ理子様、いいですか?ちゃんと丁寧に話すんですよ!はい。どうぞお入りください」

 

使用人が部屋に呼びかけると中から女性の声が聞こえてくる。情報にあったもう一人の護衛のひとかな?

 

 「では失礼します。」

 

俺はふすまに手をかける。

 

呪術師

呪術師とは呪術を用いて呪霊を祓い人々を陰ながら守り続ける人間。

社会の秩序を守るため俺たち呪術師は戦っている。

呪霊というのは人の負の感情から生まれた怪物。

一般人にはほとんど見ることが出来ず、人の形をしているものから形容し難い姿をした呪霊も存在しているまさに邪悪の権化

そんな化け物と戦っている呪術師だが一般人にはその存在が公表されていない。理由は簡単だ

一般人の恐怖を煽らないため。呪霊は人間の負の感情から生まれる。その中には無論恐怖も入っている。もし呪霊の存在が世間に公表されれば呪霊への恐怖が呪霊を生み出すという負の連鎖が起きてしまう。

だが呪術師と呪霊が日本全国で戦っているならばいつか一般人に見つかってしまうのではないか。その疑問の答えの一つが「帳」だ。帳とはそれの中と外を分ける結界術のひとつでこれを張ることで外から一般人に戦闘を見られることを防いでいる。そんな呪術界の縁の下の力持ち的な存在である帳を含む結界術はとある人物により強度が底上げされている。

 

 「天元」

 

不死の術式を持った術師であり1000年もの間呪術師を支え続けてきた呪術界の中心人物である。結界術を巧みに操り日本中の結界の強度を底上げしている。

もし天元がいなくなったら現在の呪術界は崩壊してしまうだろう。

しかし不死の術式を持った天元も不老というわけではなく「星漿体」と呼ばれる人間と同化しなければ体が勝手に進化し自我を失ってしまうらしい。

つまり星漿体との同化の失敗は呪術界の崩壊を意味している。

 

そして今回の俺の任務内容は「星漿体の護衛」だ。天元様との同化は2006年の7月6日に行うらしいので4年間もの間一人の人間を護衛をする訳だ。

そして星奬体の護衛には呪術界の未来がかかっているわけで...

しっかりと気を引き締めなければいけないな。

覚悟を決めた俺はふすまを開ける。その先にいたのは20代くらいの女性と少女が...

 

 

息が止まる

 

 

 

その少女は長めの黒い髪を後ろで結っており女性の隣で座布団にちょこんと座っていた。

だが俺が目を奪われたのはそこではない。

彼女の「瞳」だ

その少女の瞳はまるで宇宙のように深い青色で外からの光が反射し美しく輝いていた。

その瞳のビー玉のような美しさに見とれてしまっていた。

 

後から考えてみたらこれは一目惚れだったのだろう

人生で初めて人に恋をした。美しいと思ってしまった。

 

 「初めまして私は理子様の従者の黒井美里と申しますそしてこちらが...」

 

隣の女性、黒井さんが自己紹介をしたのち少女に自己紹介を促す

俺は彼女の声を聴くために耳をすませる。

少し心臓の鼓動が速くなっているのは気のせいではないだろう

ああやはり俺はこの子に一目惚れしてしまったんだn

 

「妾の名は天内理子!天元様と同化をし、呪術界の要となる者!」

天内は座布団から立ち上がりこちらに指をさしてくる

それに呼応するように黒井さんと使用人の方があきれたように頭を抱える

 

「たかが10才程度の端役術師のくせに()が高いぞ!(こうべ)を垂れんか!」

 

「は?黙れお前もまだガキだろ?」

 

やっぱり気のせいかもしれない。




豆知識
・星影輝は煽り耐性が皆無
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