星の呪術師と星漿体   作:ムスビイ

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夜の1時とかいう意味わかんない時間に投稿したにもかかわらず、
色んな人に読んでいただいてとても嬉しいです!
これからも毎秒投稿目指して頑張ります!()

では本編をどうぞ。


第二話 呪力式ジェットコースター

星雲操術

 

それが俺の術式。

術式効果は呪力で形成した「星」を操作するというもの。「おいコラ!」

それだけ聞くとあまり強くないように聞こえるかもしれないが星雲操術の真価は

「星」への能力の付与にある。

一番わかりやすいものは重力だろう。どんな星も大小様々なれど重力を持っている。

その力の大きさはバカにできるものでは無く、「聞いておるのか!」実際俺たちがこうして地面に

立っていられるのも地球の重力のおかげであり、その地球ですら太陽の重力に捕らわれている。

俺はそんな天体の性質を「星」に付与することで、戦闘に役立てている。

例えばこんな風にな。

 

 「早く降ろせ!この愚か者!」

 「というのが俺の術式です。なにか質問はありますか?」

 「え、はい。あのなんでそんなに冷静に話してるんですか?」

 

つまり、俺は星に重力を付与してあの小娘を引っ付けて、池の上で絶叫マシーン顔負けの

大回転で振り回しているのである。

 

 

なぜこんな事態になってしまったのか説明するには3分ほど時を戻さなければいけない。

 

 

 「たかが10才程度の端役術師のくせにが()高いぞ!(こうべ)を垂れんか!」

 「は?黙れお前もまだガキだろ?」

 「ガキっ!?貴様!私が星奬体である天内理子と知っての狼藉か!」

 「同い年相手に礼儀もクソもないだろ?」

 「ええい!うるさい!というかなぜこんなガキがわたしの護衛なのだ!?もっと他にいい術師は

  おらんかったのか?」

 「俺が星漿体サマの護衛に足りうる実力があったからに決まってんだろ。」

 「ハッ!よく言うわこの三流術師!」

 

ピキッ!

俺の中の何かがちぎれる音がした

 

 「もし妾の護衛をさせてもらいたいのなら力を証明してみせるんじゃな。」

 「ああ、わかった。つまり俺の術式を見せればいいんだな?」

 「そうじゃ!わかったら早くみs ん?なんじゃこの球は?」

 

星雲操術 起動

 「言いたいことはたくさんあるが、まずは」

重力を持った星が天内を引き付け、 

 

                 「調子に乗るな!小娘!」

そのまま庭へとぶん投げた。

 

 

そして現在へと至る。

 

 「貴様!覚悟しておけよ!絶対に許さないからな!」

星に抱き着いた状態で天内が叫ぶ。まだ遠心力が足りなかったか、もう少し強く回そう。

 

 「あの...そろそろ天内様を降ろしていただけないでしょうか?天内様には後でしっかりと

  言いつけておきますので。」

 

 困ったように黒井さんが俺に頼んでくる。

 しまった、まだ俺の自己紹介が終わってなかった。

 

 「わかりました。急に暴れてすみません。」

 

さすがにやりすぎたかもしれない、まあこれであいつも少しは反省しただろう。

星を操作しゆっくりと天内を庭へと降ろす。

 

 「やってくれたなこのエセ術師!お前はクビじゃ!」

 

前言撤回。この小娘ぜんぜん反省してないわ。

次は池に落としてやろうかと思い術式を起動しようとすると、

 

 「ほら天内様、話が進みませんから一旦落ち着いてください。夕飯抜きにしますよ。」

 「な、なぜじゃ!元はといえばこいつが、」

 「もう一度言いましょうか?」

 「...ああ!もうわかったのじゃ!静かにすればよいのだろう!?」

 

黒井さんが一瞬で天内を黙らせる。母は強しというやつだ。

まあこれでやっと俺の自己紹介ができる。

 

 「それでは改めて自己紹介を、俺の名前は星影輝。本日付で星漿体、天内理子の護衛の任に

  あたる準1級術師です。これからどうぞよろしくお願いします。」

 

真剣に俺の自己紹介を聞いてくれている黒井さん。

騒ぎを聞きつけてこちらを見に来た使用人の人たち。

そして

 

 「...」

 

不機嫌そうにこちらをにらみつけてくる小むすm、天内理子。

屋敷中の人間の視線が注がれる中、俺は、

 

 

 

 

 

 

 呪術師やめようかな...

 

まじめに転職を考えていた。




豆知識
・天内理子と星影輝は同い年
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