ゲゲゲの鬼太郎なTS転生者   作:のぞむ

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ふと思いついたので書いてみました。

※2023年11月27日追記。
『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』に合わせて水木さん関連の話を加筆修正しました。


プロローグ
幽霊族の少女(挿絵あり)


突然だが、俺には前世の記憶がある。所謂転生者だ。

 

 

高校からの帰り道、誤って階段から足を踏み外し、そのまま死んでしまった…

気が付いたら俺は赤ん坊になって産まれ落ちた…筈なんだけど!

どういうわけか俺は土の中にいた…。

 

いやいや!なんで産まれたばかりの赤ん坊が土の中にいるんだよ!?俺の両親はどういう神経してんだよ!

 

 

うげぇ!土が口の中に入っちまった!早いとこ出ないと俺の精神が持たねぇな…

くそ~!何でこんなか弱い赤ん坊(自分で言う?)が土から這い出ないといけねぇんだよ~!

 

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「オギャーッ!!(出れたーッ!!)」

 

 

やっとのことで土の中から出ることが出来た。

いや~、転生したばかりなのに危うく窒息死するとこだった…。

 

ってかここって誰かの墓か?

ずいぶん古臭い感じの墓だなぁ…

 

…ってか寒っ!?めっちゃ雨降ってんじゃん!

 

「は、墓穴から赤ん坊が産まれた!?」

 

おっ!良いとこに男の人がいたぞ!

なんか俺が墓穴から出てきたとこを見られたけど…そんな事より今は助けを求めなきゃな。

 

「こ、この子は、バケモノの子だ!生かしておいたら、どんな災いが起こるかわからない…!」

 

いや失礼だな!いきなり赤ちゃんをバケモノの子呼ばわりするなんてさ!

ってかこの人、俺を殺そうとしてね!?

 

「…ダメだ!俺には殺せない!」

 

そう言って男の人は逃げていった…

何とか殺されずに済んだけど、これからどうしよ…?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「わが子よーーっ!!」

 

するとどこからともかく高い声が聞こえてきた。

俺の母さんか父さんかな…?

 

「ここじゃここじゃ!」

 

「あぅ…?(え…?)」

 

声は下から聞こえ、俺は下の方を見る。

 

 

 

 

そこには身体が付いた目玉がいた…

 

 

ちょっと待てよ?この目玉って、もしかして”ゲゲゲの鬼太郎”に出てくる主人公の父親、”目玉おやじ”じゃないか?

 

原作やアニメはちゃんと見た事ないからうろ覚えだけど…

 

「よくぞ…よくぞ産まれてきたなぁ…鬼太郎よ…!」

 

…号泣しているこの人?に名前を呼ばれ、確信した。

 

 

 

俺は、ゲゲゲの鬼太郎の世界に、主人公の鬼太郎として転生したらしい…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「き、鬼太郎!お前、女子(おなご)だったのか?」

 

「あぅ!?(なにぃ!?)」

 

あと、俺は女の子らしい…

 

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「ふ、ふわぁ~…!」

 

 

【挿絵表示】

 

 

朝になり、()はあくびをしながら起き上がる

 

「おはよう鬼太郎!」

 

「おはよう父さん」

 

父さんから挨拶され、俺も挨拶をする。

 

 

転生したあの日から10年ほどの月日が経ち、俺と父さんは”ゲゲゲの森”に家を構え、生活している。

 

赤ちゃんの頃はあの男の人、水木さんに育てられた。

父さんの話では俺が生まれる前、行方不明になっていた俺の母さんを探してとある村に訪れた際に父さんは水木さんと出会ったらしい。

どういう訳か水木さんはその村での出来事を忘れてしまったらしいけど…

 

ある時期に父さんと一緒に水木さんの元を去り、放浪の旅の末、この森にたどり着いたわけだ。

 

「きったろー!」

 

「うわっと!」

 

すると家の中に入ってきた女の子が抱きついてきた。

 

「ちょっ、猫娘!近いって!」

 

「いいでしょ?女の子同士なんだからさ!」

 

女子同士ってこんなにスキンシップ激しいんだな…

 

この女の子は猫娘。

前に妖怪に襲われているところを助けてから仲良くなった猫の妖怪だ。

 

ちょっと…いや、かなりスキンシップ強めなところがあるがそれを踏まえても猫娘は滅茶苦茶可愛い。俺が男のままだったら確実に惚れてたな…(俺が)。

 

「どうしたの?あたしの顔に何かついてる?」

 

「あ、いや、今日も猫娘は可愛いなって思っただけだよ」

 

「ニャッ!?///あ、ありがとう…///」

 

猫娘は何故か顔を赤くして礼を言ってきた。

 

「そうだ鬼太郎!妖怪ポストに手紙が届いてたよ」

 

「そっか。ありがとう」

 

猫娘から手紙を渡された。

手紙は妖怪に困っている人間から届いたものだった。

 

「では、行くぞ鬼太郎!」

 

「うん!父さん!」

 

 

俺と父さんは助けを求めてる人間が待っている場所へ向かう…

 

 

 

 

 

 

 

 

カランコロンと下駄の音を響かせて…




鬼太郎ちゃんは美少女です!


次回からは60年代編に入ります
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