なんで泥田坊が復活してるんだ!?
確かに雨に当たらないようにビニール袋に詰めて宿に置いといた筈なのに…
「あんた!何てことしてくれたの!?」
「いててっ!だから悪かったって!」
あそこにいるのは猫娘と…ねずみ男!?
なんであいつがいるんだよ!
「猫娘!ねずみ男!」
「鬼太郎!一反木綿!」
「あ~、鬼太郎ちゃん?これはその…」
「…何があったか話してくれる?」
「実は…」
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鬼太郎が一反木綿と一緒に出掛けてからしばらく経った頃、ねずみ男が猫娘が泊まっている宿の一室に入ってきた
「よぉ猫娘!」
「ゲッ!?なんであんたがいんの…?」
「そんなに嫌がんなよ。偶々この町に立ち寄ったらよ、この宿に入っていったお前が見えたからちょっと会いに来たってわけ。ってか鬼太郎は?お前ら確か一緒に旅してたんだろ?」
「鬼太郎なら一反木綿と一緒に出掛けたよ。用が済んだらさっさと帰って」
「ちぇ、相変わらず可愛くねぇ奴…ん?」
ねずみ男は部屋に置いてある泥田坊の欠片が入っているビニール袋を見つけた
(なんだこの泥のかたまり…わざわざビニール袋に入れてんだ。もしかしたら金になるかも!)
欲に目が眩んだねずみ男は泥田坊の欠片が入ったビニール袋をそっと手に取る
「そうだ!あんたに聞くのも癪だけど、おやじさん元気に…ちょっとあんた!何勝手に持ってこうとしてんの!?」
「やべっ!」
「あっ!逃げんな!」
猫娘は泥田坊の欠片を持って逃げたねずみ男を追いかける
「さーて!さっそく出してみっか!」
ねずみ男はビニール袋を開ける
すると雨が降ってきた
「うわっ!降ってきやがったな…」
「田を返せ…」
「ん?」
「田を返せー!」
「わぁーーーーーーーっ!!」
ビニール袋の中には小さな泥田坊がたくさんいた
欠片が雨に当たったことで泥田坊は生命を取り戻したのだ
ビニール袋から出てきた泥田坊達は合体していき、元の大きさに戻っていった…
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「そういう事だったのか…まったくねずみ男、君って奴は…」
「わ、悪かったよ…」
「過ぎた事だしもういいよ…とにかく今は泥田坊を止めなくちゃ!」
俺は泥田坊の元に走っていった
「泥田坊落ち着いて!君の田んぼが…」
「田を返せー!」
泥田坊は口から泥を出して攻撃してきた
まずは落ち着かせないとダメか…!
「霊毛ちゃんちゃんこ!!」
俺は霊毛ちゃんちゃんこを泥田坊の顔目掛けて投げつけた
泥田坊がちゃんちゃんこを顔から引きはがそうとする
「リモコン下駄!!」
次にリモコン下駄を泥田坊の両足にぶつける
泥田坊は膝をついて倒れる
「よーし!今だ!」
俺は泥田坊の口から体内に入った
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「鬼太郎!」
鬼太郎が泥田坊の体内に入っていき、猫娘が声を上げる
「おいおい!鬼太郎の奴、自分から食われちまったぞ!」
「鬼太郎には何か考えがあるんだよ!」
すると泥田坊が起き上がり、猫娘は戦闘態勢に入る
しかし泥田坊は襲ってこず、どこかに向かって歩き始めた
「あら~?あいつどこ行くんだろ…」
「追いかけてみよ!一反木綿!」
「あいよ!」
「あっ、待てよ!」
猫娘とねずみ男は一反木綿に乗って泥田坊を追いかけていく
しばらくすると泥田坊は学校の田んぼにたどり着いた
泥田坊はしばらく田んぼを見た後、田んぼに中に入っていった
その直後、田んぼの中から鬼太郎が出てきた
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「フゥーッ!」
泥田坊をこの田んぼまで連れてきた俺は田んぼから這い出る
あちゃ~…泥だらけになっちまった…
「きたろ~!」
すると猫娘が抱きついてきた
「ちょ、猫娘!泥ついちゃうよ!?」
「大丈夫だよ!気にしないから!」
「気にした方がいいと思うけどな~…」
「鬼太郎ちゃん。泥田坊の中に入っていったい何したばい?」
「泥田坊の脳神経を操縦したんだよ。泥田坊、綺麗な田んぼだって喜んでたよ」
「それはよかったばい!」
「ちぇ!金になる泥だと思ったのによ…」
すると猫娘がねずみ男の顔を引っ掻いた
「あんた!ホントに反省してんの!?」
「し、してる!してますって!」
「ハハハ…それにしても、猫娘も泥だらけになっちゃったね…」
「あ、ほんとだ…鬼太郎!一緒にお風呂入ろっか!」
「えっ!?一緒に?」
「だって鬼太郎ってば、いっつもあたしと別で入るんだもん!一緒に背中流しっこしようよ!」
「う、うん…」
俺は猫娘と手を繋いでこの町の銭湯に向かいはじめた
大丈夫…今の俺は女の子…女の子なんだ…
「鬼太郎、顔が赤いよ?もしかして、照れてる?」
「そ、そんなことないよ!///」
「鬼太郎ってば!可愛い~!」
「もう…///」
お風呂に入った次の日、俺達はゲゲゲの森に帰り、父さんと一緒に親子水入らずの時間を過ごした…
今回で泥田坊はおしまいです
次回も楽しみに待っていてください!