バカとテストと召喚獣 ~if~   作:カミト

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5話

いつも通り空き教室で向かい合って勉強していると不意に教室の扉が空いた。ここは普段使われてないし人も来ることが無いから自然と扉の方に目が向いてしまった。

 

「よう、明久」

 

「ゆ、雄二!?それに秀吉やムッツリーニも!?」

 

いきなり入ってきた3人に驚いてしまった。だって3人にはこの事は伝えていないし場所だってもちろん言ってない。

 

「どうしてここがわかったの!?」

 

「ムッツリーニ」

 

「アッハイ納得」

 

確かにムッツリーニならこれくらいこのと簡単だよね。そこを忘れていたよ。

 

「はぁ、騒がしいのが来たわね」

 

「ずいぶんな挨拶だな」

 

3人を見た木下さんは煩わしそうに言った。

 

「でだ、どうしてお前は木下姉と2人でしかもこんなところで勉強なんかしてんだ?」

 

「あ~、それはね」

 

僕はどうにか誤魔化そうと言い訳を考えていたらその前に木下さんが答えた。

 

「簡単よ。この人の進級のためよ」

 

「木下さん!?」

 

「進級だぁ?」

 

答えてしまったものは仕方ない。僕は観念したように全て話した。進級の事、教育係の事、勉強の事を。それを聞いて納得したようにうなずく雄二。

 

「なるほどな。だがわからねぇ、どうして教育係が木下姉に行く。同じクラスのオレに来ると思うが」

 

確かにそうだ。なぜだろ?

 

「さぁ、信頼が無いんじゃない。問題児の代表さん」

 

「・・・それについては仕方ないがなら姫路でもいいはずだ。あいつなら教師の信頼はオレよりあるはずだ」

 

「それこそ分からないわ。ただ決めたのは学園長と高橋先生だから知ってる生徒を選んだだけじゃない?」

 

それを聞いても納得できない表情の雄二だったがおもむろに深いため息を吐いた。

 

「まぁ別にいいだろ。それにコイツの学力が上がればオレらにも利益はあるしな。せいぜい利用させてもらうさ」

 

つまり雄二は今年中にもう一度試召戦争をやるつもりなんだ。それがいつになるかは僕には分からないけど。

 

「理解したのなら早く帰ってくれるかしら。勉強の邪魔よ」

 

「そう睨むなよ。せっかくだ、オレらも参加させてくんねぇか」

 

雄二の言葉を聞いて僕らは驚いた。

 

「へぇ!?雄二たちも!?」

 

「あぁ、構わねえだろ。もうすぐで試験だしな。ちょうどいいだろ。お前らはどうする?」

 

秀吉とムッツリーニに問いかける雄二だが、2人は嫌そうに顔をゆがめる。けどそうなるよね。僕だってこんな事情が無ければ進んで勉強なんてしないし。

 

「秀吉、アンタもやってきなさい」

 

「姉上・・」

 

「アンタも部活ばかりじゃなくて勉強も少しはしなさい。じゃないと彼みたいな状況になるわよ」

 

「・・はぁ~、仕方がないのぅ。了解じゃ」

 

仕方なく席に着く秀吉に続くように座るムッツリーニ。どうやら彼も参加するようだ。

 

「・・・1人だけ帰るのもつまらない」

 

結局全員で勉強会が始まった。

 

 

「しかし明久よ、よく2週間も続けられたのぅ」

 

しばらくして秀吉が話しかけてきた。確かに前の僕なら絶対逃げだしてたし、相手が木下さんではなく鉄人だったら脱走してたかも。

 

「まぁ状況も状況だし。それに木下さんも優しかったし」

 

めっちゃくちゃスパルタだったけど。

 

「優しい?姉上が?」

 

秀吉の顔が驚きを通り越して驚愕の表情をしていた。あれ?僕何かおかしなこと言ったかな?

 

「あ、あり得ないのじゃ・・あの粗忽で乱暴の姉上が優しい?確かに姉上は筋金入りの見栄っ張りじゃがあの明久相手に何日も。脅迫されているようにも見えんし、ただ明久が気付かんだけかそれとも・・」

 

秀吉がなんかブツブツ言ってるけどどうしたんだろ?そしてその後ろに居る木下さんがすごくイイ笑顔を浮かべてるけどどうしたの?そのまま木下さんに引きずられていく秀吉。

 

『あ、姉上ま、待っておくれ。こ、これはその・・あぁぁ!姉上!無言のまま腕を捻り上げんでくああああぁっぁぁ!ち、ちが・・人間の構造上そっちには上がら・・・!!』

 

「「「・・・・」」」

 

秀吉・・キミも姉で苦労してるんだね。

 

 




おひさしぶりです。


長い事離れていましたが久々に書きたくなり投稿してみましたが、やはり上手くいきませんね。書いていて”あれ?こんなキャラだったかな”なんてことが多々ありました。バカテスの雰囲気や性格も上手く出せませんでしたし、書いていて本当に文才が無い事を実感しました。もう一度原作読み返したほうがいいかな・・。


次話もがんばって書いてみます。最後になりますが、駄文でごめんなさい。
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