「エクスドライブだと」
俺の姿を見て、ゼインは呟く。そんな奴に対して、俺はそのまま走り出す。
エクスドライブ、この姿になった事で、身体から溢れ出る力を止める事は出来ない。
「だが」『ガングニール』
それと共にゼインは、その手にはガングニールの槍を手に取り振り下ろす。
しかし、それよりも早くその一撃を止めた。
『ガッチャーンコ!バットキングロボ!』「はぁ!!」「っ!」
その攻撃を止めたのは、拳。
こちらに向かって、振り下ろされた槍を受け止める。
その隙を狙い、俺は真っ直ぐと蹴り上げる。
「よっと」「ほら、どんどん行くぜ!」
それと共に、俺達は同時に言う。
ゼインは、そのまま俺達を見つめ驚きを隠せない。
「これは、一体っ」『天羽々斬』『ガッチャーンコ!アッパレスケボー!』
同時にゼインもまた巨大な剣を取り出すが、それに対してガッチャートルネードで斬り上げる。
それに合わせて、そのまま拳と蹴りのコンビネーションをゼインに叩き込む。
そうして、俺達3人は、そのまま並び立つ。
「やはり、これは幻ではなく、実体!それも」
「あぁ、そうだ。どうやら、これが俺のエクスドライブみたいだぜ」
そう言いながら、俺は横に立つ黄色いバットキングロボ、青いアッパレスケボーのガッチャードと共に構える。
各々が確かな意識を持っている。
「エクスドライブによって生み出される無尽蔵のエネルギー。そのエネルギーを使い、ケミー達に身体を与え再構築する。つまりは」
「俺達は一緒に戦っている訳だ!」『ガッチャーンコ!ゴルドメカニッカー!』
それと共に俺達は同時に横に避けると、その後ろにいた赤いゴルドメカニッカーの銃弾の嵐がそのままゼインに向かって降り注ぐ。
すぐに対応しようとするゼインだったが
『ガッチャーンコ!オドリマンティス』「はあぁぁぁ!!」「っ」
緑とピンク色が同時にあるオドリマンティスの俺が、その行動を阻害する。
それによって、次の攻撃を移す事が出来なかったゼインは、そのまま銃弾の嵐を正面に受けて後ろに下がる。
「ならばっ」『アガートラーム』
その音声と共に、こちらに向かってその巨大なレーザーが再び襲い掛かる。
だが。
『ガッチャーンコ!ライトニングジャングル!』
同時に、俺達の前に新たに現れたガッチャード。
それは、無数のケーブルが絡まった柱のような機械がそれを防いだ。
これによって、シンフォギア装者達の力が揃った状態となった。
「行くぜ!」『アッパレスケボー!フィーバー!』
それが合図だった。
アッパレスケボーの俺が、その手に持つガッチャートルネードの刃を巨大化させながら回転してゼインを斬り裂く。
同時に。
『オドリマンティス!フィーバー!』
それに合わせるように、オドリマンティスの俺がゼインを閉じ込めるように巨大な竜巻となる。
ゼインは、身動きが取れなかった。
『ゴルドメカニッカー!フィーバー!』『ライトニングジャングル!フィーバー!』
そして、ゼインに向かって放たれる無数の弾丸と雷。
それらが、周囲を回っている。
そして、ゼインの視線は自然と竜巻の上へと目を向けていた。
「っ!」
そこには、ワイルドモードとなって空を飛ぶ俺。
同時に、すぐにライダーモードへと元に戻ると同時に。
『エクスドライブ!シャイニングフィーバー!』『バットキングロボ!フィーバー!』
それに合わせて、俺の脚は巨大な足へと変形したバットキングロボと共にライダーキックを放つ。
それは、まるで虹を思わせる蹴りであり、真っ直ぐとゼインに向かって放つ。
対抗するように、ゼインもまた再び光を放つ。
激突する力。
それらの攻撃は、やがて。
「はああぁぁぁ!!」
そのまま、ゼインを貫く。
貫かれたゼインは、その身体から火花を散らす。
「・・・どうやら、本当に正義というのを相手にするのは、厄介のようだな」
その言葉を最後に、ゼインは消えていった。
「終わったのか」
同時に、分身となっていた俺は、そのまま一つへと戻った。
それが、戦いの終わりだと分かった。