歌姫と錬金術とライダー   作:ボルメテウスさん

11 / 370
瞬きの共闘

 もう一人のガッチャードライバーの持ち主と会った事に対して、驚きを感じながらも、俺達はすぐにノイズが現れた場所に向かっていた。

 前回のグレイムとは、違い、ノイズを倒すというのは共通の目的である事は、俺は嬉しく感じた。

 そうして、道路に辿り着くと、そこには既に多くのノイズが、姿を見せていた。

 

「行くぜ、乱れ撃ちだぁ!!」

 

 それと共に、両腕にある銃を、真っ直ぐとノイズに向ける。

 すると、両腕から次々と発射されていくのは弾丸だった。

 

「うわぁ、凄い数! そう言えば、さっきバレッドバーンって、ケミーがいたから、その能力か」

 

 俺の声に対して、まるで肯定するようにユウゴットのガッチャードライバーに装填されていたバレッドバーンの声が聞こえる。

 

「だったら、俺も少しは見せるか、頼むぜ、スケボーズ! ゴルドダッシュ!」

 

 俺はそれと共にガッチャージガンに2体をスキャンさせる。

 

『スケボーズ! ゴルドダッシュ! ガッチャージツインバスター!』

「行くぜぇ!!」

「えっ、なんだ、その武器はっ!」

 

 そうしている間にも、俺はそのまま引き金を引く。

 すると、銃口からスケボーズとゴルドダッシュのエネルギー体が飛び出し、そのまま目の前にいるノイズを蹴散らしていく。

 それと共に、残ったノイズは、巨大な一体のノイズだけだった。

 

「あとは、あいつだけか。

 だったら、ここは、俺が決める!」『ゴリラバレット! フィーバー!』

 

 それと同時に、ユウゴットの腕にエネルギーが集まると同時に、そのまま拳を振り上げる。

 すると、腕を模したエネルギーが、真っ直ぐとノイズへと向かって行く。

 それは、まさしくマシンガンを思わせ、瞬く間に穴だらけになったノイズは、そのまま消滅する。

 

「ふぅ、なんとかなった」

「ありがとうな、まさか他にもノイズを一緒に倒してくれる奴がいるなんて!」

「俺も正直に言うとびっくりだ。

 だけど、まぁ、協力できるのは、たぶんあまり出来ない」

「そうなのか」

 

 その一言に対して、俺は少し驚く。

 先程の戦いを見れば、ノイズを倒す事には積極的な様子だと思ったが。

 

「確かにノイズは倒さないといけない。

 けど、俺には俺の仕事がある。

 だから、本当にたまにしか、出来ないから」

「そうか」

 

 その理由を聞いて、確かに納得できた。

 この人助けだって、俺がやりたくてやっている事だ。

 それを、無理矢理付き合わせるのは、違うかもしれない。

 だから。

 

「だけど、もしも次に会ったら、一緒に戦ってくれるか?」

「あぁ、勿論だ、えっと、そう言えば、名前は」

「俺か? 俺は仮面ライダーガッチャードって、あぁ、もぅ転移が始まっている!」

 

 そうしている間にも、俺は瞬く間に転移してしまう。

 ユウゴットとは、別れの挨拶は満足には出来なかった。

 だけど、この時には、気づかなかった。

 

「……あれがフィーネが言っていたガッチャードライバーか。

 今は様子見をしておけって言っていたが」

 

 その戦いを見られていた事に。

 

「……けど、なんだ、あの仮面ライダーっていう奴、どこかで?」

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。