去年も、様々な小説を書かせて貰いました。
今年も、色々と小説を書かせて貰いますので、よろしくお願いします。
「さて、という事で、俺達のこれまでの戦いについては理解したか」
そう言いながら、俺達はこの世界で助けてくれた仮面ライダービルドこと桐生戦兎さんから、これまでのあらすじを教えてくれた。
火星で発見されたパンドラボックスが引き起こしたスカイウォールの惨劇から10年。地球外生命体エボルトの暗躍によって、日本は3つに分かれ、混沌を極める。仮面ライダービルドであり、天才物理学者の桐生戦兎は、地球殲滅を目論むエボルトの野望を阻止して、もう一つの地球と融合する新世界を作るため、パンドラボックスを再起動させる。光の切れ目でエボルトを倒し、新世界を創造した。
その新世界では、死んだ人間もまた蘇った。
だけど、この新世界でも新たな地球外生命体キルバス、旧世界の記憶を持ったテロリストダウンフォールとの戦い。
それらを俺達に教えてくれた。
「なるほど、とんでもない事が起きたんですね」
「・・・確かに、かなりシリアスなのは分かったけど」
「これ、かなり緊張感ないけど」
そう、クリス達は、桐生さんが、これまでの事を教えてくれた際に、見せてくれた映像に対して、思わず突っ込んでいた。
「それで、先程の、その」
「ケミーを取り込んだガーディアンの事か?」
求めていた答えを既に知っていたように、桐生さんはすぐに答えてくれた。
「奴らに関しては、だいたい検討をついている。
何よりも、奴らの目的も、既に理解している」
「目的?」
既に桐生さんは、今回の黒幕を知っているようだ。
「あぁ、さっき、二つの地球を一つにした話をしただろ。その時に死んだ人間も生き返った事を」
「えぇ、確か、桐生さんの仲間達も」
「あぁ、だが、厄介な奴も同時に蘇った」
「厄介な奴?」
その言葉と共に、桐生さんは、そのまま新たに出した画像。
そこには二人の人間の画像が映された。
「この二人は?」
「最上魁星だ」
「2人共なのか」
「あぁ、そうだ。この二人は正確には平行世界の同一人物だ」
まさかの言葉が出てきた事に、俺達は驚きを隠せなかった。
「あぁ、奴はかつて二つの世界をぶつけて、自分自身を不老不死にしようと計画を立てていた」
「二つの世界をって、桐生さんとは違うのか?」
「二つの世界を一つにするというのは同じだが、過程も結果も全く異なるからな。
その辺の説明は少し面倒だからな」
「それで、もしかして、その最上魁星は、またそれを行うとしているのか」
「あぁ、そして」
それと共に、クロスウィザードは立ち上がった。
「あぁ、思い出した!こいつ、僕達を攫った錬金術師とそっくりだ!」
「それって、つまりは」
「私達の世界の最上魁星が手を組んだ、けどいつ」
「・・・ゼインの1件だろうな、予想する限りだと」
同時に、俺達は最悪な想像をしてしまう。
「この新世界と私達の世界をぶつけて、不老不死を叶えようとしたという事なのか」
その予想に対して、桐生さんは頷く。
「俺達も、奴らが使っていた力がなんなのか、謎だったが、君達のおかげで、把握出来た。
これで反撃は出来るが、どちらにしても奴らの居場所を見つけなければ、動く事が出来ない」
「そうだけど、もどかしいわね」
そう、マリアさんは言っていると。
「という事で!そのガッチャードライバーとシンフォギアに、ケミーカードだったけ!見せてくれないか!」
「ええ!?」
桐生さんが、そのまま、こちらに近付きながら、各々のガッチャードライバーにケミーカード、さらにはクリスとマリアさんのシンフォギアをひったくる。
「いや、えぇ、そんな事をしている場合なのか!」
「大丈夫大丈夫!俺達の仲間も警戒しているから、にしても、これが錬金術師に別世界の技術か!!」
そのまま、桐生さんは次々と解析を初めていく。
その様子を見ていたキャロルはジト目でその様子を見ていた。
「こいつ、信用しても良いのか」
「あはははぁ」
その言葉に俺達は答える事は出来なかった。