シークンとグリスは、そのまま眼前にいるエクシードファイター・ガーディアンに向かって行く。
エクシードファイター・ガーディアンもまた、二人の存在を感知すると同時に、その身体から二つの巨大な腕を展開する。
同時に放ったのは衝撃波。
腕を高速で振るう事で放たれた衝撃波が、二人に向かって襲ってくる。
「そんなので、止められると思うなよ!!」
だが、グリスは両肩に展開した赤い盾で、シークンは左腕のロボットアームで正面から受け止め、弾き返す。
衝撃波を正面から止められた事で、驚きを隠せないエクシードファイター・ガーディアンだったが、その次に狙ったのは、自身を拘束している武器を持つ4人だった。
4人に向けて、すぐに攻撃を行おうとした時だった。
「そんなの許すと思っているのかよ!!」『イエロー!』
だが、それに対して、グリスは既に黄色い閃光を思わせる動きで、エクシードファイター・ガーディアンに向かって、突っ込む。
その衝撃は凄まじく、遙か先へと飛ばされる程だった。
同時にエクシードファイター・ガーディアンを拘束していた鎖は千切られる。
それを好機と思ったエクシードファイター・ガーディアンはすぐにその場から離れようとした。
だが。
「逃がすと思っているのか!」
そのエクシードファイター・ガーディアンの腕を掴んだ腕。
それは、シークンのロボットアームだった。
「よくやったぜ!斬り刻んでやるよ!!」『ブルー!』
同時に、エクシードファイター・ガーディアンが展開している巨大な二つの腕の付け根に向かって、グリスの斬撃が放たれる。
放たれた斬撃によって、エクシードファイター・ガーディアンはそのまま斬り裂かれる。
「おらぁ!!」
そして、そのまま地面に向かって、エクシードファイター・ガーディアンをシークンは叩きつける。
それによって、地面に大きな穴が開く。
拘束も既に解かれ、その穴から飛べば、逃げる事が出来る。
その僅かな時間があれば。
「これでぇ!!」『レッド!』
「終わりだぁ!!『グリスX!フィーバー!』
同時に両肩の盾が稼動して砲口が正面を向き、赤いビームを発射する。
それに合わせて、シークンの右腕のツインブレイカーと共に、真っ直ぐにエクシードファイター・ガーディアンに向かって行く。
赤いレーザーに包み込まれながら、シークンのその姿は巨大なカブトムシを思わせるエネルギー体へと変わる。
そのまま、エクシードファイター・ガーディアンを正面から突っ込み、突き破る。
「「これが祭りだぁぁぁ!!」」
その二人の叫びと同時にエクシードファイター・ガーディアンはそのまま爆散。
まさしく二人の勝利だった。
同時に、ガーディアンから解放されたエクシードファイターは、そのまま近くにあったケミーカードへと入っていく。
「さてっと、これで「お前の番じゃぁ!!」えぇ!?」
それと同時にグリスの視線は、シークンへと変わっていた。
「なんで、俺なんだ!?」
「お前が彼女とか自慢するからだろうが!!」
「いや、それ俺じゃないから!」
「あぁ?」
シークンの言葉に対して、グリスは首を傾げる。
「と言っているが」
「まぁ、あたしが好きなのはあいつじゃないからな、けど、あぁ」
「どういう事、どういう事?」
「あのクリスという子が好きな男には、他にも二人いて、さらにはかなり面倒な関係にって」
そうしていると、グリスと、三人は集まっていた。
「お前ら、次の敵は、男の敵であるハーレム野郎だ!!」
「「「おおおおおぉっぉぉ!!!」」」
その単語を聞いた瞬間、グリスだけではなく、まさかの三人も同調して叫んでいた。
「・・・やっちまった」
「お前、本当にどうするだよ、この状況!!」