同時に4箇所に現れた最上は、そのまま眼前にいるライダー達へと戦い始めた。
多少の戦いの疲労はあるが、それでも、ライダー達は、すぐに戦闘を行い始めた。
だが
「ぐっ」「どうなっているっ」
グドスとローグ。
2人の防御力を軽々と潜り抜け、吹き飛ばしていた。
まるで、その防御が無意味なように。
彼らだけではない。
グリスとシークンの多彩な攻撃を全て対応。
クローズの攻撃力も、ケミカルのスピードも。
「くそっどうなっていやがるんだ」
「俺達の動きの対応、これはもしかして」
同時に、その答えに辿り着いた彼らに対して、最上達は笑みを浮かべる。
「正解、これまでのガーディアンは、全て、邪魔な仮面ライダー達を確実に始末する為の刺客」
「生半可な力を持つガーディアンでは、力を見る事が出来なかったから、レベル10のケミーを素材にした」
「その結果、お前達はやはり予想外の力を手にしていた。だからこそ、こうして、対応する事が出来た」
最上達は、そう呟きながら、ゆっくりと近づく。
「そして、ここで、お前達は終わる」
そう、俺の前にいる最上は、そう呟く。
既に最上は、俺と戦兎さん達の居場所も突き止めていた。
確かに、このままでは危なかった。
「そう、昨日の俺達だったらな」
「なに?」
そう、戦兎さんは、笑みを浮かべていた。
「見せてやれ、一ノ瀬」
「えぇ、分かりました」
戦兎さんからの言葉。
それに合わせるように、俺は戦兎さんから今朝受け取ったアイテムを、見せる。
同時に眼前にいる最上は、それを見て、驚きを隠せなかった。
「それはっ」ガッチャーイグナイター!ターボオン!
まるで、それを知っているように驚きを隠せない様子であったが、気にせず、俺は新たなアイテムであるガッチャードイグナイターをドライバーに装填する
「桐生戦兎っ、貴様余計な事を」
「んっ?」
最上の、その一言に対して疑問に思うが、それよりも早く、俺はすぐにドライバーを操作する。
ガッチャーンコ!ファイヤー!スチームホッパー!アチーッ!
鳴り響く音声。
同時に、スチームホッパーに新たな力が宿る。
炎を思わせる装甲に、背中には巨大なブースター。
「うぉぉ!!燃えてきたぁ!!」
燃え上がる炎。
全身から湧き上がるような炎が、俺の力を引き出す。
「俺は今、燃えている!これはまさしくファイヤーガッチャードだ!!」
それと同時に、俺は真っ直ぐと最上へと突っ込む。
その攻撃に対して、すぐに対処する事が出来なかった最上は、受け止めるしかなかった。
「ぐぅ!!」「なっ」
そのまま、俺は突っ込みながら、別の場所へ。
次々と移動していく。
それらは、全て、他の最上達がいる場所であり、そのまま最上を一箇所へと集めた。
「どうなっているっ、まさか奴がっ」「まだ、慌てる時ではない、今ならば」「あぁ、あの姿ならば」
こちらを見て何やら話し合っているが。
「悪いが、今の俺は、止められないぜぇ!!」
燃え上がるような炎。
その勢いのまま、俺は最上達に突っ込む。
先程までの言葉から、数多くのデータを持って対処しているようだったが、それ以上に、俺はまさしく力任せに、素早く叩き込んでいく。
「一気に叩き込むぜ!!」スチームホッパー!バーニングフィーバー!
俺は同時に、ガッチャードライバーを素早く操作する。
瞬間、俺は炎を纏いながら、ワイルドモードとなりながら、そのまま加速。
同時に4人いる最上に全てライダーキックを放つ。
『ぐっ』
4人は、そのまま身体に電撃を放ちながら、倒れる。
「よっしゃ、ガッチャ!」
そう、俺は構えるが。
「あっ!?」アチー
すると、ガッチャードイグナイターが外れて、通常のガッチャードへと戻ってしまう。
「うぅ、戦兎さんに言っていた通り、まだ試作品だからな」
「ぐっ、それを聞いて、安心した」
すると、最上は立ち上がった。
「あの時のように、お前に邪魔されたら困るからな」
「おかげで、俺達は不死身の身体を手に入れる事が出来なかったからな!!」」
「んっ?何を言っているんだ?」
その一言に対して、俺は思わず首を傾げてしまう。
あの時とは?そもそも、疑問に思うに、なぜ、最上が4人?
「奴が、暁になる前にな」
それと共に奴らは、その手にあるネビュラスチームガンの引き金を引く。
合わせて、その姿が大きく変わった。
「その姿は」
それは、映像で見た事のあるバイカイザーとヘルブロス。
その二体を合わさったような姿。
「これこそが、ヘルカイザー、地獄の皇帝の力を、恨みを籠めて殺そう」
「だから、何の恨みだよ!!」