より力を求める為に
「まさか、そのような事が起きていたとは」
俺達が、無事に元の世界へと帰ってきた。
その間、ノエルからの攻撃はなかった。
それと共に、互いの報告を行いながら、今後の事について話し合っていた。
「それで、これが桐生戦兎という人からのデータですが」
「これは、本当に凄い。こちらの方が詳しく研究されているはずなのに、既にここまでの設計図を」
「了子君のように2000年の知識はなく、本当に1人で、既に天才の域を超えている」
見ていくと、俺の持つエクスガッチャリバーを元に他のライダー達のパワーアップアイテムの設計図があった。
同時に、俺がこれまで謎とされていたカードについての解析も既に行われた。
その結果。
「これは、凄い数だ」
そこには、ライダー達のカード。
おそらくは、レジェンドが使っていたケミーカードと同じだろう。
だけど、調べた結果、どうやら俺の持っているケミーカードと比べたら、出力が低いらしい。
「だけど、これでこれからの戦いを大きく進む事が出来るけど」
「使いこなさなければ、意味はない。どうする」
そう言っていた時だった。
「だったら、提案があります!!」
「提案?」
「そう、名付けて、ケミーと仲良くなろう特訓!」
「おおぉぉ!!」
立花さんからの提案に対して、俺は思わず叫んでしまう。
「それは、良い考えだ!」
「いや、ケミーと言っても、そんなの、普通に「いや、丁度良いかもしれない」えっ?」
そう、否定しようとしたクリスだが、それに関しては弦十郎さんが何か案がある様子。
「実は、とある敷地にて、こちらが管理している場所がある。そこであれば、ケミー達の姿が目撃される事はないだろう」
「そこって、もしかして」
「海だ」
「「よっしゃぁぁ!!!」」
それと同時に俺達は思わずハイタッチをする。
「おいおい、そんな事をしても良いのかよ」
「この馬鹿共を止める事は出来ないだろ、それに全部が馬鹿げているとも限らないぞ」
「えっ?」
すると、キャロルは設計図を見せる。
「このエクスガッチャリバーを元にした武装は、どれもがライダー達とケミー達の心をこれまで以上に強くシンクロする事で、発揮される。
だとすれば、ケミーとの絆を深めるという意味でも、この機会は必要だろう」
「・・・そう言われたらまぁ」
そうして、キャロルの言葉で一同は納得する様子。
「という事で、俺はすぐに開発にかかる。お前達は「おっと、キャロル、逃がさないぞ」なに?」
そこから去ろうとしていたキャロルの肩を掴む。
「お前、最近、外でほとんど運動していないだろう」
「・・・だからなんだ」
「これを機に、少しでも運動しないとな」
「・・・断ると言ったら」
「立花さん!!」
「ふふっ、任せてよ」
そのまま、俺と立花さんは、キャロルの手を各々が持ち上げる。
「それじゃ、さっそく水着を買いにレッツゴー!!」
「あっ、おい、立花響!一ノ瀬!降ろせ!降ろせ!私は、開発があるんだぞぉ!海になんか、絶対に行くかぁぁぁ!!!」