歌姫と錬金術とライダー   作:ボルメテウスさん

140 / 370
愛の力で

「ファイク、その姿は」

「あぁ、成れたよ、俺にも」

 

ケミカルの、その新たな姿を見て、笑みを浮かべるマリア。

だが、同時にゴールドも既に変身をしており、その斧を彼らに向けていた。

 

「なるほどなるほど、パワーアップは成功したようだけど、それで解決出来るのかなぁ!!」

 

そう、ヴェライブのヴェラアックスが襲い掛かる。

その一撃に対して、2人は瞬時にその場で避ける。

同時に最初に仕掛けてきたのは、ケミカルだった。

新たな姿に変わった事もあるが、その手には武器はなかった。

 

「素手で、勝てると思うのか!!」

 

そう、ヴェラアックスは、そのまま振り下ろしてくる。

だが、その一撃に対して、ケミカルは、すぐに後ろに避ける。

 

「武器なんて、必要ない!今の俺にはなぁ!!」

 

それと共にケミカルは、素早く懐に入り込むと同時に殴る。

その一撃に対して、ヴェラアックスは予想外であったのか、すぐに後ろに下がる。

だが。

 

「マリアがいる!」「っ」

 

マリアが、同時に攻撃を仕掛けた。

すぐにヴェラアックスでの防御が間に合わず、後ろへと吹き飛ばす。

ヴェライブは、すぐにヴェラアックスを銃モードへと変形させ、そのまま攻撃を仕掛ける。

 

「ふんっ」

 

それに合わせるようにマリアがアガートラームのバリアでその攻撃を防ぐ。

同時に、ケミカルの背中から翼を大きく広げ、そのまま宙に飛び、そのまま蹴る。

既に銃モードへと変えていた事によって、ヴェラアックスによる防御は間に合わなかった。

 

「グォオオオオォォ!!!」

 

だが、それでもヴェライブは、攻め込む事は止めなかった。

その手にあるヴェラアックスで、そのまま連射していく。

 

「ファイク!」「あぁ!」

 

それに対して、ケミカルに投げ渡らされたアガートラームの短剣を受け止め、そのまま受け流していく。

連射されるビームを反射させながら、そのまま、腰にあるガッチャードライバーを操作する。

 

「これで、終わらせる!」ビクトリーズキュンパイアシャイニングフィーバー

 

鳴り響く音声と共に、その足には蝙蝠を思わせる翼を足に纏いながら、真っ直ぐと走る。

 

「はあぁぁぁ!」「ぐっ」

 

その一撃を、ヴェライブは正面から受け止める

その羽は、まるで意思を持つように、次々とヴェライブにダメージを与えていく。

それに対して、完全に耐えきる事が出来なかった。

 

「ガァ」

 

そうして、ヴェライブは吹き飛ばされた。

それによって、ゴールドは完全に倒せただろう。

 

「これで、1人はなんとか出来たのか」「えぇ」

 

そうして、そのまま近づく。

 

「なぜ、ここまで」

 

そう、ゴールドは心底分からないように、問いかける。

 

「今、ここで言うつもりはない」

 

それと共にファイクの視線が、隣にいるマリアの方へと目を向けていた。

マリアは、未だにゴールドを睨んでいるので、それに気づいていないようだ。

 

「投降しなさい」

「へっ、嫌だね、こんな楽しい仕事、止められるかよ、なぁヴェラアックス!」

「っ」

 

なんと、その言葉と共にヴェラアックスは、動いた。

同時に、なんとテレポートジェムを吐き出した。

 

「それは一体っ」

「さぁ、今度は、お前達全員をボロボロにしてやるよぉ!!」

 

その叫びと共に、ゴールドは、完全にその姿を消した。

それが未だに戦いが終わらない事。

それでも。

 

「少しでも進む事が出来たかもな」

 

そう、俺は思わず呟いた。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。