「ファイク、その姿は」
「あぁ、成れたよ、俺にも」
ケミカルの、その新たな姿を見て、笑みを浮かべるマリア。
だが、同時にゴールドも既に変身をしており、その斧を彼らに向けていた。
「なるほどなるほど、パワーアップは成功したようだけど、それで解決出来るのかなぁ!!」
そう、ヴェライブのヴェラアックスが襲い掛かる。
その一撃に対して、2人は瞬時にその場で避ける。
同時に最初に仕掛けてきたのは、ケミカルだった。
新たな姿に変わった事もあるが、その手には武器はなかった。
「素手で、勝てると思うのか!!」
そう、ヴェラアックスは、そのまま振り下ろしてくる。
だが、その一撃に対して、ケミカルは、すぐに後ろに避ける。
「武器なんて、必要ない!今の俺にはなぁ!!」
それと共にケミカルは、素早く懐に入り込むと同時に殴る。
その一撃に対して、ヴェラアックスは予想外であったのか、すぐに後ろに下がる。
だが。
「マリアがいる!」「っ」
マリアが、同時に攻撃を仕掛けた。
すぐにヴェラアックスでの防御が間に合わず、後ろへと吹き飛ばす。
ヴェライブは、すぐにヴェラアックスを銃モードへと変形させ、そのまま攻撃を仕掛ける。
「ふんっ」
それに合わせるようにマリアがアガートラームのバリアでその攻撃を防ぐ。
同時に、ケミカルの背中から翼を大きく広げ、そのまま宙に飛び、そのまま蹴る。
既に銃モードへと変えていた事によって、ヴェラアックスによる防御は間に合わなかった。
「グォオオオオォォ!!!」
だが、それでもヴェライブは、攻め込む事は止めなかった。
その手にあるヴェラアックスで、そのまま連射していく。
「ファイク!」「あぁ!」
それに対して、ケミカルに投げ渡らされたアガートラームの短剣を受け止め、そのまま受け流していく。
連射されるビームを反射させながら、そのまま、腰にあるガッチャードライバーを操作する。
「これで、終わらせる!」ビクトリーズキュンパイアシャイニングフィーバー
鳴り響く音声と共に、その足には蝙蝠を思わせる翼を足に纏いながら、真っ直ぐと走る。
「はあぁぁぁ!」「ぐっ」
その一撃を、ヴェライブは正面から受け止める
その羽は、まるで意思を持つように、次々とヴェライブにダメージを与えていく。
それに対して、完全に耐えきる事が出来なかった。
「ガァ」
そうして、ヴェライブは吹き飛ばされた。
それによって、ゴールドは完全に倒せただろう。
「これで、1人はなんとか出来たのか」「えぇ」
そうして、そのまま近づく。
「なぜ、ここまで」
そう、ゴールドは心底分からないように、問いかける。
「今、ここで言うつもりはない」
それと共にファイクの視線が、隣にいるマリアの方へと目を向けていた。
マリアは、未だにゴールドを睨んでいるので、それに気づいていないようだ。
「投降しなさい」
「へっ、嫌だね、こんな楽しい仕事、止められるかよ、なぁヴェラアックス!」
「っ」
なんと、その言葉と共にヴェラアックスは、動いた。
同時に、なんとテレポートジェムを吐き出した。
「それは一体っ」
「さぁ、今度は、お前達全員をボロボロにしてやるよぉ!!」
その叫びと共に、ゴールドは、完全にその姿を消した。
それが未だに戦いが終わらない事。
それでも。
「少しでも進む事が出来たかもな」
そう、俺は思わず呟いた。