歌姫と錬金術とライダー   作:ボルメテウスさん

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錬金術師の力

「キャロルちゃんなの」

「何っ!?」

 

俺の目の前に突然現れたキャロルに対して、各々の反応は様々だ。

だが、そんな彼らを余所に、俺にキャロルは手を差し伸ばした。

俺もまた、それを手に取り、立ち上がる。

 

「にしても、その姿はどうしたんだ、ガッチャードなのか?」

「いいや、この姿はガッチャードじゃないな」『あえて言えば、マジェードです!』

「エルフナインも、そうか一体化していたからな」

 

それに対して、俺も頷く。

そのままキャロルは、そのままヴェライブの方へと目を向ける。

 

「さて、試運転と行くとするか」

「まさか、仮面ライダーになるとはな、だが良いのか?」

「何が?」

「これから行おうとしている計画は、本来ならばお前が行う計画!ならば、俺達と一緒に行うのが道理じゃないのか?」

「そんな事か」

 

それに対して、キャロルはつまらなさそうに言う。

 

「記憶を取り戻し、今のノエルの奴が行おうとしている事も理解出来た。

本来ならばダインスレイブの役割をレプリケミー達に担わせるんだろうな。

そして、あれが出ている以上は既に計画は最終段階という訳か」

「ならば」

「あぁ、だからこそ、失敗するだろうな」

 

そう、確信に近い宣言をした。

 

「なに?」

「さて、雑談はここまでだ。

まずは、邪魔になるお前をさっさと倒す」

「だったら、倒して見せろよ!!」

 

それと共に、ヴェライブは、その手に持ったヴェラアックスを真っ直ぐとこちらに振り下ろす。

以前の戦いでも既に分かっていたが、その一撃は受け止める事は難しい。

だが、キャロルは、その手に持ったエクスガッチャリバーを構えると共に。

 

「さて、まずはお前からだ、ファラ」『お任せを』

 

どこからともなく聞こえた声と共に、エクスガッチャリバーには風を纏った。

同時に迫るヴェラアックスを受け流した。

まるで風のように軽く受け流すと共に、達人を思わせる動きでヴェライブを斬る。

 

「なっ」「撃ち抜け、レイア」『派手に行かせて貰う』

 

そして、一瞬の隙で、ヴェライブに向けて、生成されたコインでヴェライブを吹き飛ばす。

 

「これはっ、まさか噂で聞いたオートスコアラーのっ」

「さて、お前達、さっさと拘束しろ、ガリィ、ミカ」『マスターってば、本当に人形遣いが荒いですねぇ』『ミカは仕事をやるぞぉ!』

 

ヴェライブを、そのまま追撃するように氷の刃と炎の結晶。

それによって、拘束される。

それは、ヴェライブの武器であるヴェラアックスもだ。

 

「お前の武器の厄介さも分かっている。

だからこそ、そのヴェラアックスごと、破壊する」アルケミスリンク

 

それと共に、エクスガッチャリバーを地面に突き刺し、その腰にあるドライバーに指輪を翳す。

そのまま、俺達が行う必殺技を行う動作を行う。

 

「『はああぁぁぁぁ!!!』」サンユニコーン!ノヴァ!

 

それと共に、エクスガッチャリバーから飛び出たのは、炎・土・水・風。

4つの球体が、キャロルを囲みながら、真っ直ぐとヴェライブへと向かって行く。

 

「『ハァァ!』」

 

舞うように飛び上がり両足から連続で蹴りを放つ。

蹴りを放つ度に、属性は変わっていき、ヴェライブに当たっていく。

そのダメージは、その鎧は耐えきれず。

 

「がぁぁぁ」

 

それと共にヴェライブも、その武器であるヴェラアックスも破壊される。

 

「凄い」

「当たり前だ」

 

それと共に、キャロルはそのまま変身を解除させる。

すると、キャロルだけではなくエルフナインも同時に分離された。

キャロルの腰には先程までのマジェードの時のドライバーが。

エルフナインの腰にはガッチャードライバーが。

 

「一ノ瀬さん、これを」

「おぉ、ありがとう、にしても、あれはどうする」

 

目の前には巨大な城があった。

このまま、放っておけば、危険だ。

 

「なに、奴の計画は、あれを破壊するだけだ」

「だったら、急いで止めないとな」

「うん」

 

それと共に、俺も響も頷く。

 

「お父さん」

 

それと共に、響はそのまま彼の父の方へと目を向ける。

 

「行ってきます」

 

それを聞いた彼は、そのまま頷く。

 

「今度は、俺は待っているから」

 

そこには、確かな親子の仲が戻っている事が分かる。

 

「それじゃ、行こうか!」トップビークル

 

それと共に、俺はガッチャードライバーにエクスガッチャリバーを装填する。

 

「変身!」ガッチャーンコ!X!エクシードファイター!スーパー!

 

鳴り響く音声と共に、俺は、そのままエクシードファイターを思わせるアーマーを身に纏う。

それと共に、スーパーガッチャードとしては珍しいワイルドモードがあり、そのまま飛行機を思わせる姿へと変わる。

同時に、響とキャロルとエルフナインと共に、真っ直ぐと向かう。

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